ABC殺人事件

評判

ABC殺人事件の評価:

4.21/5点 レビュー 106件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.21pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全188件 21〜40 2/10ページ
No.168
(4pt)

精神疾患の患者による犯罪とみせて、実は…。

これこれの日にこれこれの場所で、殺人を犯すという挑戦状が、ポアロのもとに届き、実際にその日にその場所で、殺人事件が起きる。……それが4回続いて起きる。……4回目で、犯人が特定され逮捕され、めでたしめでたし……と思ったら、何と……という話。……今読んでも、発想とか、十分新しいです。
……こういう本を読むと、さすが推理小説の女王と言われるだけのことはあると思います。
……推理小説好きな人なら、読んで損はないでしょう。

※ネタバレ
推理小説というのは、まず犯人が意外な人物であるというのが、原則ですが、その”意外である”と言うのは、最初に事件が起きたときに、関係者が一通り出揃う、その中の”意外な人物”でないと、つまらない。……いくら意外でも、事件のあとに出揃うメンバー以外に、あとから登場した人が犯人だというのは、読者が推理する余地がないから、推理小説としてはつまらないし、質が落ちる。……だからこの話も、最初に犯人とされた人物は、あとから登場しているので、この人物ではないということが、大体分かります。……いやしくも”ミステリーの女王”であるアガサが、そんな話を書くわけないから。
ABC殺人事件 (偕成社文庫) Amazon書評・レビュー: ABC殺人事件 (偕成社文庫)より
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No.167
(5pt)

偉大な先行作で、納得の名作。

小学校低学年の息子が、子供向けにリライトされた、この作品を持っていた。いかにも子供に受けそうな趣向だが、大人が読んでも、納得の名作であった。
  ポアロに犯行予告状を送り付け、ABCの順で殺人が行われたのはなぜか。犯人は決して精神異常者でなく、計算づくであったわけだが、なるほど、と合点がいった。
  作品の構成が巧みで、あえて精神異常な容疑者を描く事によって、なかなか真相を悟らせない。本作で、クリスティーが編み出した、トリックを先行作として、多くのバリエーションが生まれたようであるが、やはりオリジナルは偉大で、最大限の評価をしたい。
ABC殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: ABC殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
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No.166
(5pt)

今や、推理小説の古典です❗️

大昔、読んだ時にはとっても感銘を受けました。理由は簡単!初めて読んだ本格的な推理ミステリーでしたので、まだミステリーの王道とかよく分かっていませんでした。この後、クリスティーの作品も含めて、ミステリーを多読しましたが、こういう作品の犯行のノウハウがなんとなく分かってきました。ネタバレになりますが、本当に殺害したい人間だけ殺せば、直ぐに容疑者になり、犯行がバレます。コレを避けるため、一風変わった連続殺人にして警察を撹乱し、自らへの容疑を逸らし、愉快犯の犯行として迷宮入りにするという大胆極まりない犯行です。
 本当に犯人は悪質極まりない冷酷な殺人鬼です。本件もよく読むと第3番目のcの犯行が本命であり、殺害動機の一番強い人間が犯人に違いないと分かるものなのですが、それをうまく撹乱するところがプロ。クリスティーのうまさですね。
 だから、ある程度、この種のミステリーに親しんだ読者は犯人が誰か?察しがついたかもしれません。当時の私はど素人でしたので、クリスティーの撹乱戦術に騙されました。最後まで読んで納得。悔しい思いをしたひとりです。
 今なら、私も成長したので、もう騙されませんよ。こういう強がりで論評を終わりたいと思います。ちょっと強がったかな!許してくださいね。
 私と同じ思いを共有する方は、私自身、エルダリー世代になったので、みんな、この手の小説にはそれなりの免疫のある方ばかりかな。
 でもまだまだミステリーは底が深い。あっと驚くものが次から次に出ているようです。いい時代に生まれました。ワクワクドキドキを楽しみましょう。
 拙い書評に付き合わせてすみませんでした。ありがとうございます。深謝あるのみです。
ABC殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: ABC殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
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No.165
(5pt)

今風のサスペンス小説に馴れた人には受けは悪いだろうね…

クリスティのその作品がいつ書かれたのかということを考えないと評価は難しい。というより「推理小説」そのものが日々洗練され、進化しているわけで、それらの下敷きというか土台に本作のような作品がある。サイコパスによる連続殺人が読みたいのなら、他にもっと説得力のある作品もあるし、既に読んでしまっていたりするから、それ以上を本作に望むのは、第1次世界大戦の戦場にジェット戦闘機を望むようなもの。むしろ本作あっての、後の世の進化した作品なわけ(その進化が正しいものかどうかは判んないけど)。
 さて、本作は「サイコパスによる殺人もあるかも…」と思わせた作品のかなり早い段階の例。この頃から精神医学も進歩してるから、今ではトンデモな説明もあったりするんだけど、小説としての語り口やテンポは今見ても絶妙だと感じる。犯人についても、常識的な線におさめる辺り品が良いと思う。今風のショッキングフルな結末をお望みの方には満足できないんだろうけど、推理小説としては洗練されたラストだと思うんだけど、どうかな?
ABC殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: ABC殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300112
No.164
(5pt)

評価

面白かったですよ。
ABC殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: ABC殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300112
No.163
(4pt)

定番ですので。

有名なタイトルですので、好き嫌いはあっても外しません。
ABC殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: ABC殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
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No.162
(5pt)

大好評!

小学生5年生の娘に購入。すごく面白い!と大好評でした。
名探偵ポアロ ABC殺人事件 (ハヤカワ・ジュニア・ミステリ) Amazon書評・レビュー: 名探偵ポアロ ABC殺人事件 (ハヤカワ・ジュニア・ミステリ)より
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No.161
(5pt)

推理小説の王道。

カササギ殺人事件に触発されて読みました。推理小説の王道でしょう。マルコヴィッツ出演のテレビドラマも秀作です。
ABC殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: ABC殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
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No.160
(5pt)

全ての布石が一つに繋がる快感

「ある日ポアロ宛に一通の手紙が届く、差出人はABCを名乗る人物からの犯罪予告だった
ヘイスティングズはよくある悪戯だと決め付けるが、ポアロは嫌な予感を感じていた
犯罪が起きると予告された日、アンドーヴァーでアリス・アッシャーという老婦人が殺害される
現場に落ちていたのはABC鉄道案内、そして再びABCからの犯罪予告がポアロの元に届く…」

もうあらすじだけでわくわくしますよね。ABCを名乗る犯人、奇怪なルールに則った殺人、犯罪予告と犯罪証明書とも言うべきABC鉄道案内…全てが先への期待感を否が応でも高めます。
そして真相が明かされるクライマックス、犯人の行動、「偶然」起こった不運、人々の人間模様全てが一本の糸にまとまり綺麗に論理づけられ整頓される様は鳥肌が立つほどです。
全ての因子が数式に綺麗に当て嵌まりそれしかないというほど見事な解が、ポアロによって導きだされる美しさはクリスティの作品でもトップクラスだと思います。
勿論有名な作品ですし後世にも多大な影響を与えた作品なので、トリックを知っているという人は多いでしょうが、それでもこの美しさは全く色褪せません。名作です。

個人的にはこのハヤカワ版の表紙がおしゃれで凄く好きですね。
ABC殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: ABC殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
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No.159
(4pt)

収集

文庫がほしかったので
買いました
ABC殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: ABC殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
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No.158
(5pt)

人間の欲深さを感じる連続殺人

児童書で読んだことをかすかに記憶している。トリックも少し覚えていたので、読んだ当時はかなり自分にとってインパクトがあったのだろう。ABCの順番であったり、予告状がポアロに送り付けられたり、少年の心をくすぐるものがあったのも印象に残っている理由に違いない。改めて作品に触れて感じたのは、人間の欲深さだ。ネタバレになるので書かないが、連続殺人犯の動機がひどい。そんな目的のために人を殺せるのかと驚いた。

AとB、Cの殺人で、事件の関係者というだけで、その理由以外では会うことがない人々が力を合わせる場面がある。関係者から漏れなく話を聞くのは困難なことが分かる。最後の方で決定的にミスリードさせる証言が飛び出てきたのも良かった。
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No.157
(4pt)

古典的推理小説

数年ぶりに読み返しました。

トリックも犯人も覚えてはいましたが、
楽しく読むことができました!

言葉で表せないのが悔しいですが、
長く愛されている作品にはやはり
その原因となるものがあるのではないかと
感じる作品です。
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4151300112
No.156
(5pt)

何度読んでも面白い

ずっと昔に読んで、犯人もわかっていましたが、それでも改めてkindelで読んで、楽しめました。さすがクリスティです。
ABC殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: ABC殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300112
No.155
(5pt)

訳者がいいのかな?

一気に読めました。
ヘラクレスの方は、なんだかザラついた飲み物を飲むような、ヘンな引っかかりを終始感じながら読み終えましたが、こちらはとてもすんなりと、スッと飲める自分好みのお茶のような……
もしかしたら、ポアロとヘイスティングスの口調が馴染み深い「です」「ます」調だったからかもしれませんが。
とにかく一気に読めました。
もう3度目とは言え、人生長いと前に読んだ内容なんて忘れてしまっているものですしねw
ABC殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: ABC殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300112
No.154
(4pt)

後世のミステリー作家に大きな影響を与えたアイデア作品

ネタバレで真相を知っていたため、これまで未読だった作品。真相を知ったうえで読んでも楽しめた。
クリスティーはアイデアの作家であり、いくつもの新発明があるが、ABCパターンと言われるほどに模倣されてきたこのアイデアは、変化発展させる余地が残されていて、後世の作家に与えた影響は計り知れない。
それ以外にも、ポアロあてに犯行予告の手紙が送られてきた理由や、第4の殺人が行われた理由も面白い。
「まえがき」に書かれているように、いくつかの章が三人称で書かれているが、そのことにも意味があった。

(ネタバレ)
ある人物が犯人に利用されているわけだが、そんなにも思いどおりに操れるのか、ちょっと無理があるのではないかと感じた。
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4151300112
No.153
(4pt)

う〜ん

クリスティの作品はどれも読者のウラをかく展開ばかり、読後にやられたぁという感想になる。
この作品も同様だが、無理があるように思った。
とはいえ、クリスティの展開力、ポアロのキャラクターといい読んで損はない。
ABC殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: ABC殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300112
No.152
(4pt)

推理小説は楽しい。

古典的な推理小説。
結構面白いですね。あっと言う間に読んでしまいました。
少し都合が 良すぎですが、評価が高いのは分かります。
またクリスティー読んでみたいです。
ABC殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: ABC殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300112
No.151
(5pt)

推理小説最高

犯人がわかり辛くとても悩みました。そして犯人を聞いてトリックを聞いたら納得しました。
ABC殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: ABC殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300112
No.150
(5pt)

年末にいい気分

もしもしブックスから中古で購入したがとても美品で嬉しかった。何度も中古で購入しているが今迄で一番状態が良かった。本の内容と合わせ、とてもお買い得だった。
ABC殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: ABC殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300112
No.149
(5pt)

ABC予想を文学的に表現した金字塔

ABC予想は1985年に提起されているが、数学者はABC予想が直感的に正しいと思っている。直感的だから、現在はその証明を待っている段階である。つまり、アガサ・クリスティの時代にも、ABC予想の命題は既に存在しており、ただ直感によってのみ、その存在が確認されるに止まっていたが、1985年にJoseph Oesterlé と David Masser によって、具体的な命題として提示された。
ABC予想とは、「a + b = c を満たす、互いに素な自然数の組 (a, b, c) に対し、積 abc の互いに異なる素因数の積を d と表す。このとき、任意の ε > 0 に対して、c > d 1+ε を満たす組 (a, b, c) は高々有限個しか存在しないであろう」、という数論上の予想である。
「積 abc の互いに異なる素因数の積d」を殺人動機の推測をかく乱させるABC鉄道旅行案内書などの証拠品とすれば、真犯人を見抜くことができる名探偵ポワロの存在は「c > d 1+ε を満たす組 (a, b, c) 」ということになり、高々有限個しか存在しないならば、真犯人が見抜かれることはない、という完全犯罪が成立する公算は高い。自分が殺人犯であると見抜かれることなく多額の遺産を相続できる可能性が高いならば、冷酷な計算を行う心は、危険な冒険をしたいと思うだろう。
説明は難しくなってしまったが、数学者を志すならば、ぜひとも一読してほしい作品である。
ABC殺人事件 (ポプラポケット文庫 (702-1)) Amazon書評・レビュー: ABC殺人事件 (ポプラポケット文庫 (702-1))より
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