元弁護士の著者ならではの、女性弁護士が奔走する傑作本格推理! 夫の浮気相手にたいして妻が起こした損害賠償請求を受け持つことになった、弁護士の横手皐月。

ある夫婦が営む古書店がある。鎌倉の片隅にひっそりと佇む「ビブリア古書堂」。

『白澤』の脅威は、ついに杵松にまで及ぶ。親友を救うため手掛かりを探す絶対城と礼音は、郊外にある国立文書館へとたどり着く。

オーダーメイドのビストロが、スペシャル料理で謎めく人々をおもてなし! 三軒茶屋にある小さなビストロ。

人として一番大切なものは何か。若き心臓外科医に課された困難を極めるミッション。

戦後の動乱期、横浜のドヤ街で当たり屋稼業をして暮らす「テン」こと小柴俊太は、幼馴染と偶然再会した縁で、料亭の下足番として雇われる。

ひとりで店を切り盛りすることになったお瑛。兄が残した仕入れ先を訪ね歩くが・・・・・・。

警視庁に死神あらわる!? 強盗殺人、偽装殺人、痴漢冤罪、誘拐……。

六月という半端な時期に夏流に転校してきたミチル。

三人の大学生が互いに殺し合う不可解な事件が発生した。

姉への依存症を克服した中葉悠介は、名探偵・蜜柑花子と親交を深め刑事になる夢の実現に邁進していた。

就職を前に何も変わらない灰色の日々。

多額の被害が出た盗難事件を巡って、南町奉行から喧嘩を売られた曲淵甲斐守。

伝えなきゃいけない想いと、 どうしても聞きたい言葉がある。

天才発明家の藤村が急逝した。芝野に事業再生家として歩むきっかけを与えた恩人だった。

十年前の転落事故でクレバスに置き去りにしてしまった親友・樋口を迎えに、シウラ・グランデ峰を登る真山道弘。

お告げの意味にきづいたとき ふわっと心があたたかくなる―― 失恋のショックから立ち直れないミハルは、ふと立ち寄った神社で、お尻に星のマークがついた猫―― ミクジから「ニシムキ」と書かれたタラヨウの葉っぱを授かる。

大石内蔵助ら赤穂浪人四十七士の吉良邸討ち入りを目の当たりにした雨宮蔵人。

大石内蔵助ら赤穂浪人四十七士の吉良邸討ち入りを目の当たりにした雨宮蔵人。

一七世紀オランダで、陶器の名産地として栄えた港町・デルフト。

工藤ちづるは、資産家の伯父を持つ安井努と交際している。

陽気なギャング一味の天才スリ久遠は、ひょんなことからハイエナ記者火尻を暴漢から救うが、その正体に気づかれてしまう。

森の中の『ハーフウェイ・ハウス』という閉ざされた学園には二十二人の大人びた美しい子供たちが暮らしていた。

欧米では、世界の短編推理小説の傑作集を編纂する試みが、しばしば行われている。

公園から忽然と姿を消した三歳の琴美。両親は必死に捜すが、一向に見つからない。

九月の朝、風ヶ丘図書館の開架エリアで死体が発見された。被害者は常連利用者の男子大学生。

郊外の町で、幼稚園児の遺体が発見された。被害者は死後に性的暴行を加えられていた。

サッカー部引退を間近に控えた高校三年生の宮島大地は一度も公式戦に出場したことがない。

縁切寺慶光寺の御用宿「橘屋」に、醤油問屋「紀州屋」の番頭がやってきた。

恋のライバルは草でした(マジ)。洋食屋の見習い・藤丸陽太は、植物学研究者をめざす本村紗英に恋をした。

1964年元旦、長崎は老舗料亭「花丸」―侠客たちの怒号と悲鳴が飛び交うなかで、この国の宝となる役者は生まれた。

1964年元旦、長崎は老舗料亭「花丸」――侠客たちの怒号と悲鳴が飛び交うなかで、この国の宝となる役者は生まれた。

天下の剣客、千葉周作道場に突如現れた一人の美貌の剣士。

自然環境が激変、人間は死に絶えるのか? 滅びる運命の中、人はいかに生きるのか? 空に浮かぶ雲の中に古代から存在してきた微生物。

警察内で「悪魔」と噂される刑事、阿久津誠、彼の周辺では、不可解な死が起きている――という噂があった。

「週刊千石」の事件班に異動になった入社二年目の信田日向子２４歳。

あれから六年。早苗は結婚し、香織は指導の日々だったが、玄明先生が倒れ道場が存続の危機に。

吉法師は母の愛情に恵まれず、いつも独り外で遊んでいた。長じて信長となった彼は、破竹の勢いで織田家の勢力を広げてゆく。

半七、銭形平次、顎十郎らが追う謎が鮮やかに収斂する「黎明篇」。

時は明治。銀座は南紺屋町に「静修館」という古いけれど居心地の良い下宿屋がある。

遠藤正樹は嘘がわかる特異体質で、川端小百合は決して嘘をつかない少女だった。

電車内で女子高生に痴漢を働いたとして会社員の武本が現行犯逮捕された。

ついに明かされる、将軍を狙う黒幕の正体! 御広敷番医師の矢切良衛は、将軍綱吉の命を永年狙ってきた敵の正体に辿りついた。

逼迫した戦況を一変させるという陸軍の軍事機密「カンナカムイ」をめぐり、 軍需工場の関係者が次々と毒殺される。

推理小説の名探偵に憧れて探偵事務所を開いたけれど、依頼は大抵浮気調査。

『出版禁止』は第2弾も、やっぱり、すごかった! 幼児ふたりを殺した罪で、確定死刑囚となった男。

駅前のコインロッカーから見つかった女性の左腕。

韓国の原発がハッキングされ、放射性廃棄物をつり下げたドローン制御の気球が100基、空に浮かんだ。

我々の殺しのターゲットがことごとく別の誰かに殺されていく。

誘拐犯の要求は警察に電話をしろ!? 奇妙な要求に従ったミスター刑事・浜中康平とクールな相棒・夏木大介は誘拐された女の子を救うべく捜査を開始する。

幕末の江戸。

明治二十三年、ミナこと皆川真次郎は西洋菓子店を開いた。

「料理に必要なのは、夢と愛!」TVで大人気の料理研究家・夢崎愛美。

「その願い、全て俺が叶える」 業火の中で花魁と交わした約束――。

インド洋上で原油を満載した巨大タンカーが炎上沈没した。

戦国時代には数々の合戦の舞台裏で、徳川の治世にはその政の背後で、彼らは密かに戦い続けていた―。

側室一派の謀略により廃嫡され、幼時より国許で幽閉同然の身となっていた 大吉田藩の正嫡順二郎は美々しくも無力な若君に育つ。

東名高速道路の裾野バス停付近で、高齢男性の遺体が発見された。

最新型特殊装備“龍機兵"を擁する警視庁特捜部は、警察内部の偏見に抗いつつ、国際情勢のボーダーレス化と共に変容する犯罪に立ち向かう――由起谷主任が死の床にある元上司の秘密に迫る表題作、特捜部入り前のライザの彷徨を描く「済度」、疑獄事件捜査の末に鈴石主任が悪夢

順調に進む菩提寺改築の一方で、あちらこちらで一揆、 打ち壊しの話を聞くようになった。

桑名十一万石の若殿、松平千代三郎。

お調子者の弥太郎が岡っ引きになろうとして起こる騒動や、狛犬をめぐる石工の師弟の感動話など、笑いと涙の人気シリーズ第十一弾！

2009年、ハゲタカと呼ばれた世界的な企業買収者・鷲津政彦は、原子力発電所を建設する民営会社の株を買収に失敗。

官邸は迷走し、首都電が責任回避に奔走するばかり。原発メルトダウンの危機は確実に進行する。

安房国で漁師をしていた見助は、京に遊学していたという僧侶と出会う。

日蓮が唱えた「立正安国論」の中にある「他国侵逼」とは、大陸の蒙古による九州侵攻を意味する。

夫婦になること。夫婦であること。

昔、文字は本当に生きていたのだと思わないかい? 秦の始皇帝の陵墓から発掘された三万の漢字。

ずっと、わたしのそばにいて――。 海の近くの小学校に通う6年生の福田悠海と中園紬は親友同士。

言うのか、言わないのか。産むのか、産まないのか。

『このミステリーがすごい! 』大賞受賞後第一作、文庫化! 内閣金融局の秘密部門SIIに所属する二礼茜の仕事は、依頼人の“もっとも大切なもの"と引き換えに、 経営危機に直面する会社に対して株取引によって資金作りの協力をすること。

ガレージや車が燃やされるなど17件続いた放火事件。

その物語は、人を殺す――。

紀州雑賀崎を発祥の地とする一本釣り漁師船団。

大人気シリーズ、待望のシリーズ最新刊! 宇宙(そら)から大地へ。

箱根に出かけた病弱若だんなの身に、一体何が? 累計800万部を超える「しゃばけ」シリーズ最新刊! 自称「若だんなの生まれ変わり」という死神が、三人も長崎屋に乗り込んできちゃった! その上、前世の若だんなに会ったことがあると言い出す妖が続出? 前世の若だんな

天保の改革から二十年。闕所物奉行を辞した扇太郎は、御家人として平穏な日々を暮らしていた。

マスター、工藤、山内のヤクドシトリオと、酔えば酔うほど推理の冴える桜川東子さんに、アルバイト店員(でも店での立場はマスターより上)のいるかちゃん。

二十歳の夏、僕は一度も出会ったことのない女の子と再会した。架空の青春時代、架空の夏、架空の幼馴染。

眠ると記憶を失う名探偵・掟上今日子。彼女のもとに最先端の映像研究所で起きた機密データ盗難事件の依頼がもたらされる。

群馬県死ノ字村。通称「方程式を使うことを禁じられた村」で、気味の悪い数え歌をなぞるように連続怪死事件が起きた。

「援交探偵」上木らいちの元に、名門企業の社長から「メイドとして雇いたい」という手紙が届く。

直参旗本の森川家だが、昨今の窮状から富家の山崎家から直三郎を養子に迎えた。その持参金は五千両とも言われる。

欧米では、世界の短編推理小説の傑作集を編纂する試みが、しばしば行われている。

ヒロ君はお父さんとお母さんと三人で仲良く暮らしています。 でも、お母さんにはお父さんが見えないのです。

大学病院の総合診療科から、「むさし訪問クリニック」への“左遷"を命じられた37歳の水戸倫子。

藩政の刷新を願い脱藩した天羽藩上士の子・伊吹藤士郎は、人が行き交い、物が溢れる江戸の大地を踏み締めるー。

大学二年生の五月。二十歳の誕生日の記念に、清貴と葵は“九州・超豪華寝台列車の旅”に行くことになった。

便利屋でアルバイトをしている省吾はある日、古びたボクシングジムの前に佇む女性、優香に出くわす。

昼寝とデートに明け暮れながらも、なぜか依頼人を 次々と満足させる凄腕の復讐屋、成海慶介。

将軍徳川吉宗に直々に命じられて道中奉行副役となった水城聡四郎。

大企業の過重労働を特別捜査する東京労働局「カトク」班の城木忠司は、今日も働く人びとのために奮闘する!ブラック住宅メーカー、巨大広告代理店、IT系企業に蔓延する長時間労働やパワハラ体質。

ロケットエンジンのバルブシステムの開発により、倒産の危機を切り抜けてから数年―。

この熱量はすべての読者を圧倒する。 衝撃の松本清張賞受賞作。

中学生のユキコさんとシンスケ君が活躍する表題連作ほか、日常の謎あり、スリラーありと、多彩な推理が冴え渡る。

「待たんかい。

葬儀屋の矜持、刑事の矜持が絡み合う、衝撃&慟哭のサスペンスミステリー! 廃ビルで中年男性の死体が発見された。

4人の関係者、3つの遺体、2人の刑事、1人の女。

私を誘拐したあの人に、もう一度だけ会いたい。色鮮やかな青春ミステリ。

夢も目標も見失いかけていた大学３年の春、僕・小鳥遊公生の前に、華怜という少女が現れた。