柳橋物語/むかしも今も
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山本周五郎得意の、江戸下町人情シリーズものだ。読みながら、ふと現代の若者たちには理解、感動できないものがあるだろうと思う。江戸時代の世の中の仕組み、社会に対しての考慮がゼロの人たちにはわからない社会なり、生き方なのかと思う。宗教観なしの表面的なアメリカ文化を聞きかじり、ファーストフード(添加物いっぱい)に慣れしたんだ若者(今は中年、年寄りも含む)には、無用な小説か。まともな人には必読書だ。 | ||||
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・この2篇は、何度も読んで、もう筋は分かっているのに、泣かされます。「おせん」にしろ、「まき」にしろ、一途なるがゆえに痛ましい曲折を経て、愛のあり方に気付く、それは真実の愛への気付きであり、真実の愛の自分なりの成就となる、それへの過程が丁寧に描かれていて、毎度うんうんと頷きながらの、読書となっています。 | ||||
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山本周五郎の作品の中でも、双璧といってもよい名作だと思います。 もちろん、これに比肩する周五郎の作品はたくさんありますが。 | ||||
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表題の中編二作を収録した本だ。恋愛小説はあまり読まないが、周五郎の有名作なので読んだ。 読んで正解だった。恋愛がテーマではあるが、いわゆる恋愛小説ではない。 周五郎にしか書けない正調時代小説である。 「柳橋物語」おせんは上方に修業に行った庄吉を待ち続ける。 だが洪水の折に命がけで助けてくれたのは、報われぬ愛を捧げる幸太だった。 残酷な運命に翻弄される若い女を、息詰まるような緊密なタッチで描き出す。結末がまったく読めない。傑作だ。 「むかしも今も」直吉は指物師だ。職人仲間から見下されるほど、要領が悪い。 幼児のころから世話してきたお嬢さん・まきは、年頃になると二枚目の清次と親しくなり結婚した。 直吉は旦那の頼みに従って、一貫してまきを守ることを誓う。 朴訥な男の純愛に心打たれる。本作もプロットの起伏が激しく、 どこへ連れて行かれるか気になって中断できない。これも傑作だ。 傑作二連発の本書は、お買い得でお勧め。 | ||||
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面白かった。 | ||||
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