(短編集)
菊月夜
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「差し上げればわかります」 手渡した柿に秘め言霊を隠す。 引きすぎず、足しすぎずの表現が心地いい。 時代劇に機知の味をつける。 軽快な短編集である。 | ||||
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舞台朗読に使用 | ||||
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表題作「菊月夜」は完成度の高い珠玉の一品です。主人公信三郎がかつての許嫁小房の父の潔白を張らす物語。小房が信三郎夫婦に宛てた手紙が何より感動的です。母の愛をテーマにした「花宵」「おもかげ」は、どちらも若年層向けに書かれたものなので読みやすく素晴らしい短編です。他では周五郎作らしい爽やかな読後感が得られる「柿」が良かったです。ルポルタージュ風の小説であるラスト2作品も、人情時代物とはまた違った面白さが出ていると思います。 | ||||
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収録作品は以下の通り。 「其角と山賊と殿様」(昭和9年) 「柿」(昭和14年) 「花宵」(昭和17年) 「おもかげ」(昭和18年) 「菊月夜」(昭和19年) 「一領一筋」(昭和21年) 「蜆谷」(昭和22年) 「忍術千一夜」(昭和23年) 「留さんとその女」(昭和10年) 「蛮人」(昭和11年) どれも周五郎らしい作品で楽しい。表題作「菊月夜」は二人の女性の心の綾が綴られ感動的。「忍術千一夜」は、戯作調でエンタテインメントに徹した痛快読み物。楽しいです。 「留さんとその女」「蛮人」は、後の「青べか物語」に採録される原型となった作品。 | ||||
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