大炊介始末
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「なんの花か薫る」。このタイトルを聞くだけで鳥肌が立つ。 文庫本「大炊介始末」という短編集、読むうちに周五郎も大衆向けのご都合主義的なハッピーエンドを増やしたかと失望さえあった時、この7番目の作品を読んで思いを改めた。 題名もいい。深く哀切のある、ほのかな余情。展開と喜びと、あまりに薄情な残酷さ。いや、これは男の私自身にもある身勝手な性根だ。これを描ききった周五郎に畏敬を感じる。短編の傑作ではなかろうか。 | ||||
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山本周五郎の作品に外れなし! | ||||
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・表題作はもとより、収められている10篇全てに、魅了されました。武家もの、市井もの、問わずです。 周五郎の短篇創作、その力量には、感嘆しかありません。ちょっとした気付き、思い、縁の行く先に、訪れる細やかな幸せ、或いは行き違い、ずれが生んでしまう思わぬ不幸、様々な人生の断面が、納得の筆さばきで、描かれています。 戦後昭和の中程、20代初期での出会いが、良かったのでしょうか。この本により、自身を離れて、人生の様々な面と味を、知ることが出来たようです。 中に剣豪宮本武蔵を揶揄した、「よじょう」が収められていますが、この作品などは、物事を斜めにも観る周五郎ならでは、傑作と云えるでしょう。 今の若者たちにも、この本を、是非手に取って頂きたい、そして感想を伺ってみたい気がしています。 | ||||
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黄ばみ、かび臭さがひどく、これは手にして読もうという本ではありませんでした。良品は期待していませんでしたが販売するものにもある限界があろうかと思います。送料を捨てたようなものになりました。残念です。 | ||||
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表題作だが、これを原作とした映画があることだけをお伝えしときたい。それは、「続・道場破り 問答無用」という、この題だけでは決して「大炊介始末」が元ネタだとはわからない作品です。長門勇が主役というのも珍しいし、その相手が丹波哲郎というのも―「三匹の侍」とは全然違うゆえに―おもしろい共演です。また、この正編「道場破り」は続編とまったく関係ないのですが、しかし、そちらも山本周五郎=原作で、こっちはなんと「雨あがる」なのですぞよ。いずれもプライム・ヴィデオで観れます。 | ||||
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