虚空遍歴
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★3.2/累計2166冊目/2024年121冊目/9月6冊目/『虚空遍歴(上)』(新潮文庫/新潮社)/山本 周五郎/P.432/1966年/542円+税 #読書 #読書2024 #読了 #読了2024 今年読んだ本の中で読了に一番時間がかかった。文字は小さめ、改行がほぼないページもある、余白もない。しかしながら、内容は薄いと感じた。本作を通して山本周五郎が何を言いたかったのか、全く見えてこない。強いて言えば「大切なのは減りもせずなくなすこともできないものだ。人によってそれぞれ違うけれど、見つけようとすれば誰にでも、一つだけはそういうものがあるはずだ」(p102)あたりがメッセージだろうか。切った張ったシーンは若干ヒヤッとしたが、それ以外は印象に残っていない。下巻を読むのが億劫だ。 | ||||
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山本周五郎の傑作というが全般的に暗い! 進めば進むほど暗くなって行くので、下巻は読むのを止めている。 | ||||
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山本周五郎は短編の方が良い | ||||
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古本の割には状態も良く価格が安かった。 | ||||
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読み進めながら、息苦しくなるような思いをするのはいつ以来だろうか? 予備知識はなかったが、将来を嘱望された端唄の師匠が、より高みを目指し、 独自の浄瑠璃のふし付けに挑む。 一切妥協せず、過酷なまでに自分の心と体を追い込むその姿勢に、自然と 感情移入してしまう。 自分はここまで仕事に没入はしていないと、感じ、どうか、大成してくれと、 願わずにはいられなくなった。 当初はハッピーエンドを予想したが、あれよあれよと残りのページ数が減り、 読みながら、まさか、このままなのかと。 生ききる、という言葉がある。人生の炎を燃やし尽くす、でもいい。 他者から見れば、主人公中藤冲也は不幸かもしれない。 しかし、彼はまさに命懸けで仕事に没頭し、炎を燃やし尽くした。 彼に、後悔はないであろう。 ヘミングウェイの「老人と海」と似たものを感じた。 結果的には、第三者的には、徒労に見えるかもしれないが、その時その時に 全力でぶつかっていくことが、生の証しなのだ。 | ||||
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