一人の自殺志願者が、多量の血痕を残し姿を消した。

作家の元に集まった五つの幽霊屋敷話。

数百年続く、凄惨なる呪いの戦い――。至高の恐怖と異形の謎に挑め。

雨の日には、読まないでください。

奥多摩の山村、媛首村。淡首様や首無の化物など、古くから怪異の伝承が色濃き地である。

ーー決して解かれえぬ謎と共に炎に包まれ、この世から消え去った「大樹館」。

無明大学にある「怪異民俗学研究室」（怪民研）は、作家であり探偵である刀城言耶の研究室で、膨大な書籍と曰くある品で溢れている。

神々櫛村。谺呀治家と神櫛家、二つの旧家が微妙な関係で並び立ち、神隠しを始めとする無数の怪異に彩られた場所である。

希望も潰える恐怖がここに。全編書き下ろしの超豪華アンソロジー! 「考えうる、最大級の恐怖を」。

自殺する間際にメッセージを録音して残す人がいる。

学生時代に一度だけ公募型アンソロジーに採用され、ミステリ作家デビューを夢見る小松立人は、学生時代にとある犯罪に手を染めた。

忌み山で続発する無気味な謎の現象、正体不明の山魔、奇っ怪な一軒家からの人間消失。

”最恐”&”最強”、ここに大集結! 究極の作家陣、全編最新作。

忌名は、いわば生贄だと? 「この忌名は、決して他人に教えてはならん……もしも何処かで、何者かに、この忌名で呼ばれても、決して振り向いてはならん」 生名鳴(いななぎ)地方の虫くびり村に伝わる「忌名の儀礼」の最中に起きた殺人事件に名(迷)探偵刀城言耶が挑む。

取扱注意！ 変な死体×本格ミステリ 作家デビュー30周年記念作品 不謹慎だがガチ本格の死体ミステリ！ 「本格・オブ・ザ・リビングデッド」 夏の山荘で起きた惨劇。

瀬戸内海の兜離の浦沖に浮かぶ鳥坏島。鵺敷神社の祭壇“大鳥様の間”で巫女、朱音は神事“鳥人の儀”を執り行う。

人の心は分かりませんが、 それは虫ですね――。

畳は腐り梁は限界、崩れ落ちそうな巨大な襤褸屋敷ー姑の世話をするため、文子は単身赴任の夫と離れ、娘と姑の３人でこの家に暮らし始めた。

みなさまがここで一堂に会したのは、 ある方のファイナル・ウイッシュ(最後の願い)を叶えるため、です。

奇妙な同人誌「迷宮草子」の恐怖！恐怖！　古書店で主人公は奇妙な同人誌を入手する。

高層ビル建設現場で大型クレーンが倒壊し、作業員が死亡、周囲に多大な損害をもたらした。

ホラーミステリーの名手による、素人探偵「物理波矢多(もとろいはやた)」シリーズ第3作。

奇妙な原稿が、ある新人賞に投稿された。“私”は友人から応募者の名が「三津田信三」だと知らされるが、身に覚えがない。

いま、もっとも注目されるミステリ作家による短編集。

作家・三津田信三のもとに届いた1冊の古びたノート。

新人賞を獲ったばかりの作家の卵が殺された。若手刑事の高千穂は、作家兼業の名物刑事・毒島と捜査を開始する。

碆霊様を祀る、海と断崖に閉ざされた強羅地方の村々。

加持祈祷、悪霊払いなどを請け負う「拝み屋」郷内心瞳。

なにもできない二人が、 逃げ、考え、罠にかける! 頭脳戦の楽しみに満ちた爽快な復讐譚! 黒羽烏由宇は、ビルから墜落し死につつあった。

「一編でも読者が心から怖がってくれれば、編者冥利に尽きる」 怪異の名手・三津田信三が自ら選んだ、国内外のホラー名作十三篇。

十三歳で遊女となるべく売られた少女。“緋桜”と名付けられ、身を置いた世界は苦痛悲哀余りある生き地獄だった。

目を奪う美貌と、小学生とは思えぬ色香。転校生の目童たかりは、謎めいた美少女だった。

押し花を受け取った著名人が連続で殺される事件が起きた。

民俗学のフィードワークの手法を用いて、取材を元に怪談を執筆してる呻木叶子が遭遇する四つの事件。

行者に祟られ、座敷童子に守られているという古い屋敷に、 後継者選びのため親族一同が集められた。

視界を遮る巨大迷路、異形の彫像、そびえたつ塔。

「完全なる密室」の謎を解け。横溝賞作家による衝撃不可避の本格ミステリ! 富山県の沖合に浮かぶ油夜島。

父の冤罪をすすぐため、　 青年は身命を賭して復讐を誓った。

作家兼編集者の三津田信三が紹介された男、龍巳美乃歩が語ったのは、旧家、百巳家での迫真の実話怪談だった。

奇っ怪な分身、“生霊”の目撃談が語り継がれる奥多摩の旧家、谷生家。

旧家の猪丸家に現れた記憶のない謎の女・葦子は、開かずの間だった蔵座敷で“狐狗狸さん”を始める。

奈良の山奥、波美地方の“水魑様”を祀る四つの村で、数年ぶりに風変わりな雨乞いの儀式が行われる。

敗戦に志を折られた物理波矢多は、九州で炭坑夫となる道を選ぶ。

「浮かびゆく男」 冒頭を飾るのは、リチャード・マシスンの名作「縮みゆく男」、そしてバックマン名義の自作「痩せゆく男」を想起させる好作品。

「変な怪談を聞きに行きませんか？」会社の部下に誘われた大学のオカルト研究会のイベントで、とある怪談を聞いた日を境に高山カレンの日常は怪現象に蝕まれることとなる。

「まだ誰にも、一度も喋ってへん話がある」 拭えども魍魎(あやかし)は肌に滑り憑く。

八十四日後、満願の日。箸(おはしさま)が願いを叶えてくれる。

目覚めた場所は硬くて冷たい床の上だった―。“私”は自称ミステリ作家の富豪、火照陽之助の屋敷を取材する。

「お嬢様の素晴らしすぎるお考えは、 残念ながら『休むに似たり』でございます」 1笠原邸の殺人　 自宅にて、絞殺死体で発見された資産家の老人。

神紅大学ミステリ愛好会会長・明智恭介。

「日本のバンクシー」と耳目を集めるグラフィティライター界の新鋭・ブラックロータス。

奇妙な文様が刻まれている魔偶――土偶の骨董――は、所有する者に福と禍をもたらすという……。

幼い頃、引き取られた百巳家で蛇神を祀る奇習と怪異の只中に“私”は過ごす。成長した“私”は訳あって再びその地を訪れる。

6歳の奈津江には、不思議な能力があった。誰かが失くしたものを探し出すことができるのだ。

本格ミステリ大賞受賞作家が綴る、”最凶”の家ホラー。 山の中腹に建つ家に引っ越してきた、小学四年生の日々乃翔太。

黒術師の右腕とついに直接対決!シリーズはいよいよ佳境へ! 超能力者を極秘で養成するダークマター研究所。