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(短編集)

ぼっけえ、きょうてえ



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【この小説が収録されている参考書籍】
ぼっけえ、きょうてえ
ぼっけえ、きょうてえ (角川ホラー文庫)

ぼっけえ、きょうてえの評価: 3.98/5点 レビュー 174件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.98pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全174件 41~60 3/9ページ
No.134:
(2pt)

ぼっけえ、きょうてえ

「教えたら旦那さんほんまに寝られんよになる。……この先ずっとな」時は明治、岡山の遊郭で醜い女郎が寝つかれぬ客にぽつり、ぽつりと語り始めた身の上話。残酷で孤独な彼女の人生には、ある秘密が隠されていた……。岡山地方の方言で「とても、怖い」という意の表題作ほか三篇。文学界に新境地を切り拓き、日本ホラー小説大賞、山本周五郎賞を受賞した怪奇文学の新古典。
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No.133:
(3pt)

思っていた怖さとは少し違っていた

表現は巧みだと思うが、いわゆるホラーとはちょっと違う気がした。
個人的には怖いというよりも切ない。悲しさの方を感じる。
ぼっけい・きょうてい=本当に怖い
岡山の方言らしいけど、読者にしてみればそうでもない気がした。
主人公のような生い立ちで、そこに生きなければならないがんじがらめな苦しさがそこにはある。
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No.132:
(5pt)

読者を選ぶが完成度の高い作品

どう言えば良いのだろう?面白いし上手い、見事に最後まで引っ張られる。
ホラーと言うのとは少し違うが恐ろしい物語で、悲しい女の物語ばかりであった
しかしどうにも物語に救いがない、グロテスクで悲しいばかりである。
私は小説に非日常を求めるので、日常に帰って来れないとなにか残してしまう。
だから悲しいままではどうにも収まりが付かないのである。
もちろん起承転結が有る物語が全て良いとは思わないし、そうでなくとも良い
モノは良いのだがどうにも・・・・・・・・・。
 はっきり言って私の好きな小説のジャンルではない、だが筆者の力量と物語の完成度
は非常に高いと思う、読者を選ぶが好きな人にはたまらなく面白い物語だろうとも思う。
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No.131:
(5pt)

怖さと悲しさ

日本の夏のような湿度があるなんとも言えない怖さを感じると同時に、所々に人の悲しさが伝わってくる場面がありました。
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No.130:
(3pt)

作者のビジュアルからは信じられない筆力です。

ねっとりと、まとわりついて、ずっと記憶に残るような恐怖です。凄い作家さんです。
テレビで見る作者とのギャップに眩暈がします。
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No.129:
(1pt)

怖い、じゃなくてグロい

間引きの話、奇形の話……
とにかく吐き気がするほど気持ち悪い話を長々と読まされ、結末も微妙。
「きょうてぇ(怖い)」を作中人物が連呼するので益々興がそがれる。
こんな汚い話は、ホラーじゃない。
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No.128:
(3pt)

読みにくい

方言がきついというのもありますが、もし全て標準語だったとしても、少し読みにくい文章だとは思います。しっかりと読まないと意味が解らず、しばらく読み進めてから、ああそういうことか…という感じが何度もあったので。
ただ表題の「ぼっけえ、きょうてえ」は読みにくくてとても面白かったです。全く怖くはないのですが、一昔前のタブーがてんこもりといった感じで、インパクトがありました。
その他3作は「ぼっけえ、きょうてえ」ほどの面白さもなく、暗い話が延々と続いて正直、読んでいて苦痛でした。
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No.127:
(4pt)

確かに面白かった

女の怖さと田舎の陰鬱さって感じでしょうか?
筆者の内面の怖さを感じもしました
ぼっけえ~に関しては締め方が微妙な気もしますが
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No.126:
(4pt)

ぞっとする本

随分と昔に売れたホラー本という印象でしたが、何かの書評で興味を持ち、手に取りました。
土俗的なグロテスクさとおどろおどろしさがにじみ出るストーリー。表題の作品でお腹いっぱいになったので、他の話は読んでいません。
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No.125:
(4pt)

日本の陰湿な部分をよく描写している

岡山の津山付近というと、真っ先に浮かんだのが「津山さんじゅうにん殺し」だった。あれは「夜這い」という因習が絡んでたけど、この話もそんな日本のジメジメ感、腐敗臭が漂う閉塞感を漂わせた短編。
横溝正史とか、小松左京の「くだんの母」とか、丸尾末広とか陰惨な世界が好きな人はいいかも。
面白かったけど、もういっぺん読もうとは思わない。
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No.124:
(5pt)

人生と言う地獄

日本ホラー大賞受賞作品には一通り目を通しているが、鳥肌が立ったのはこの作品だけだった。
その鳥肌の理由が、恐ろしさによるものなのか、面白さによるものなのか、作品のあまりの完成度の高さゆえなのかは自分でも判然としない。きっとその全てだろう。
疑いようもなくこの作品は本物だ。そして男性作家には書けない作品だと思う。
男性の場合どうしても作中のような女性に対して、同情や、加虐嗜好に陥りがちで、この作品のように突き放せない。要するに他人事の視線だからこそ、女と言う地獄をこの作品のように突き放し、恐怖として描く事が出来ない。
「男は女や女の穴が好きなんじゃのうて、通じとる地獄が好きなんじゃろう」
こんな凄味のある文章が書ける男性作家など何処にいようか。
少女漫画から文学小説に至るまで、女性作家と言うのは人生を地獄として描くことに長けてるものだと思うが、この作品はそれを究極と言えるところまで突き詰めている。
最後が絶望でも恐怖でもなく、ブラックなユーモアで終わるのも素晴らしい。
「どうされます?」とかいわれてもねえ。
何度読んでも色あせない傑作。
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No.123:
(5pt)

五時に夢中

東京MXでお馴染み、下ネタの志麻子さんの作品。
ほんとに作家だったんだー、と妙に感心。
内容はオリジナリティ満載、何が怖いって人間が一番怖いんだなと納得。
そして「オカイチョウ」連発の志麻子節も生きてます。
おすすめです。
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No.122:
(4pt)

全然怖くはなかったですが

一つ一つのお話としてはなかなか面白かったです。この作者はテレビでも有名だとか・・・他のレビューで読みましたが、聞いたこともなければ見たこともなかったので、何の予備知識もなくそれはそれで楽しめました。怖いと言うか、どの話もとても悲しいものでした。あえて怖いと言うなら2話目の密告函、いつの世も病気が一番怖いですね。少しばかり読みにくかったので4つ星にしました。
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No.121:
(4pt)

泥や磯の臭いがする

しっちゃかめっちゃかなおばさん、というTVのイメージだけど、
面白くて一日で全部読んでしまいました。
方言がねちょっと粘性のある緊張感を出しています。
千鳥の漫才よりも「くせ」が強い方言ですが、岡山弁そんなに知らないけど、すんなり読めました。コレラの話は恐かった。
これだけ迫力のある小説は、滅多に出食わさないでしょう。土臭い生臭い巧妙な文章がとてもいいです。
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No.120:
(5pt)

文芸作品です

この分野では、素人の作文程度の作品が多いなかこの方の文章力は抜きん出ていると思います。
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No.119:
(1pt)

きょうてえ?いや、全然。

全く怖くはありませんでした。ただ延々とグロいだけ。後半の「衝撃の真実」的な感じを狙ったと思われる部分もかなり早いうちから予想できてしまうので、「あー、やっぱりそうきたのね」という感じでした。新鮮味がないというか。たまたまAudibleで見かけて聞いてみたのですが、声も登場人物のイメージに全く合わない気がしました。まだ活字で読んだ方がマシだったかも。でも、活字だったら途中で放棄していた可能性もありますが。
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No.118:
(1pt)

声がどうにも……

大好きな1冊、Audibleで聞くのを楽しみにしていました。
とてもかわいい声の女性が朗読されていますが
残念ながら作品のイメージとはかけ離れている気がしました。
六本木のキャバ嬢的な声としゃべり、
岩井さんの世界観に合わないのではないでしょうか。
結局、物語に入っていけず途中で断念しました。
もっと落ち着いたしゃべりで聞きたかったです。
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No.117:
(5pt)

じっとり和風ホラー

「怖てえ」と書いてきょうてえと読むそうな。真夏の夜にぴったりの、なんともおぞましい話。やはり表題作がずば抜けておもしろいし、怖い。じっとり、どろどろとした土着性が坂東眞砂子を思わせる。「ムラ」の閉塞感と現代日本では想像できないような貧困の日々が、「地獄にいるのが当然といった諦観」の一文で生き地獄に、村人たちは無力な亡者に変わるのが、なんともきょうてえ。
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No.116:
(2pt)

一番怖いのは表紙の顔

キャンペーンの50%オフで購入。 ホラー小説ではありませんのでご注意を。
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No.115:
(5pt)

なんとなく

読んでみましたが。 素晴らしかったです。 ホラーで涙を流すとは思わなかった。 楢山節考を思い出しながら読みました。 昔の貧しさと苦しさがありありとしてて・・・ あまぞわいが一番好きです。 ラストでは悲しくて泣きました。 全く救いがないのですけどなぜか読み切れる、引き込まれる感じです。
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