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蜜蜂と遠雷
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蜜蜂と遠雷の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全747件 401~420 21/38ページ
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| 芳ヶ江のピアノコンクールを舞台として繰り広げられる人間ドラマです。 コンクールの優勝をかけた勝負の行方、落選したものと入選したものの心情、恋愛、友情、ハラハラドキドキの展開、挫折からの復活劇など、まるで楽曲が進行していくかのように物語が展開されていきます。 一流のピアノ演奏者が一音一音に意味を込めて丁寧に演奏するように、著者もキャラクター一人一人が抱えている思いや言動を丁寧に意味を込めて描いています。 驚かされるのが、その取り扱うキャラクターの多さです。 コンテスタントの面々は勿論のこと、それに寄り添う友人や先生であったり、審査員やステージマネージャーの内情までもを妥協なく表しています。 それによって、物語に複雑な彩りが生まれ、キャラ同士が触れ合ったときに大きな爆発力となって読者の感情を揺さぶります。 恐らく多くの人は小説の中でコンテスタントが演奏している楽曲を聴きながら読んでいると思います。 私には、著者が文章で表現していることがそのまま音として耳に入ってくるように感じました。 それは、その表現力に対する驚きであり、活字と音楽とが合致したときの快でもありました。 もっとも私が興味深く感じた部分は、「風間塵」というピアノ演奏者が周囲に与える影響です。私はその影響力に、音楽の新たな可能性を感じました。 風間の演奏に触れることによって、腹を立てる審査員が現れます。しかしやがてその審査員は風間の演奏の虜となっていきます。審査員は風間の演奏を分析します。 “彼の音は、聴く者の意識下にある、普段は押し殺している感情の、どこか生々しい部分に触れてくるのだ。 しばらく忘れていた、心の奥の柔らかい部分。 それは、誰もが持っている、胸の奥の小部屋だ。 プロになると、その小部屋の存在は、なかなかに微妙なものとなる。子供の頃から抱いていた、「本当に」好きな音楽のイメージ。音楽に対する青臭い憧憬が、小さな子供の顔をしてそこにいるのだから。 いっぽう、音楽家として立つと、好きな音楽と素晴らしい音楽は違う、という業界内の常識が身体にしみこんでくる。仕事としての音楽、商品としての音楽を提供することに慣れるにつれ、自分が本当はどんな音楽が好きなのかは公言しにくくなる。自分で自分に満足できる演奏、自分の理想とする演奏など、決してできないことが痛いほど分かってくる。プロとしてのキャリアが長くなればなるほど、ハードルは上がる一方で理想は遠くなり、胸の小部屋はますます神聖な場所となる。下手をすると、自分でもその小部屋を開けること自体、めったになくなるし、普段はその存在をあえて忘れているようになる。 しかし、風間塵の演奏は、本人も忘れていたその小部屋を突然訪れ、いきなり乱暴に扉を開け放つ。 それが、扉を開け放ってくれたことに感謝する熱狂か、いきなりプライベートルームの戸を開けやがって失礼なという拒絶かという、極端な反応になって顕れるのだ” 風間の演奏には、人が内に閉じ込めてしまった葛藤を解放させる力がある。という解釈を私はしました。 その風間の影響力を、この物語の中でもっとも良い意味で受けた「栄伝亜夜」という登場人物がいます。 彼女は段階的に挫折を乗り越えていきます。そのどこかの段階でシンパシーを受けることができた読者は、挫折からの解放を疑似体験することができるでしょう。私もその例外ではありませんでした。 果たして音楽というものに、この小説に書かれているほどの力が本当にあるのか、私には分かりません。もしかしたらこの小説に書かれていることはファンタジーなのかもしれません。 もしこれがファンタジーではなくリアルであるなら、著者は音楽の素晴らしさを、利用価値を、この小説を通して提示したことになります。 | ||||
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| とても良かったです。まるでそこに一緒にいるようなピアノが聴こえてくるようでした。 | ||||
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| ピアノ国際コンクールを舞台に、コンテスタントの成長を描いた物語。随所に曲の心象風景が描かれ、実際の曲を聴いてみたくなる。そして、あらためて日々の生活に埋もれている音楽に耳を傾けてみようと思った。心にゆとりを持ってデジタルから流れる音楽ではなく、自然の音楽。生の音楽。読むと心が豊かになるような一冊。 | ||||
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| 厨二感あふれるキャラ設定や描写が恥ずかしく、後半はほとんど斜め読みで終わらせました。特にマサル主観の部分はほぼスルー。亜夜の部分もできない速読を駆使してグングン読み進めました。少年マンガが好きな人は好きだと思います。もしくは厨二的な部分は飛ばして、著者の取材まとめとして読めば、それなりに読み応えあるかもしれません。 | ||||
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| 年末から年始にかけて、恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」を読んでおりました。物語は、3年ごとに開かれる芳ヶ江国際ピアノコンクール。このコンクールでの入賞は音楽界への飛躍ができるというコンクールです。 物語のはじめは、フランスでのオーディションから始まります。前回のコンクールでもオーディションから勝ち上がった者が優勝するという前例があり、新人発掘の期待がかかります。そこに現れる手を土で汚した少年、彼の演奏は審査員に大いなる熱狂と、その反対の大いなる拒絶を引き起こします。彼には稀代のピアニストの推薦状が。彼の演奏は何を人々に与えるのか、という下りから始まります。 そして迎えたコンクール、ここにはジュリアードの王子マサル、生活者の音楽を求めるサラリーマンの高島明石、天才少女と言われてコンサート活動途中で、母の死で弾けなくなった栄伝亜夜、そして上述の少年、養蜂家の息子である風間塵。彼らの1次審査が始まります。 その中で多くのピアノ曲が出てきます。それを作曲家の制作意図の解釈で譜面を読み込んで演奏するのでなく、彼ら自身がそれからインスパイアされた物語、風景として演奏します。ピアノの音に、風景が、物語がのって、聞く者の原風景に迫ります。 それぞれが2次、3次、本選と進んでいくとともに、それぞれの生き方、考え方を進化させていきます。 美というのものは,それを見たり感じたりすることで、人そのものの生き方、考え方を変える物なんだ、ということを感じさせます。演奏家は、作曲家が見たであろう美を、そのまま再現するのではなく、その上に自分の美をかぶせて再構築する物なんだ、一瞬は永遠で、永遠は一瞬という物語の台詞が思い出されます。 それぞれの音楽を聴きたいとプレイリストを作ろうとしてたら、すでにそのプレイリストは存在していました。でも物語のコンサートで聞きたいと熱望します。コンサートに行きたくなりました。それとたまたまNHKの衛星放送で、「ショパン。時の旅人たち 第一回国際ピリオド楽器コンクール」というドキュメントも偶然見ることができ、コンテスタントの心理を知ることが出来ました。これも見てドキドキです。 それから、この物語、映画となるそうです。どんな映画になるのか、映像化出来るのか、演奏はと気になるところです。 | ||||
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| 音楽の話ではあるが、所謂天才と呼ばれる人しか入れない部屋がある。ゾーンとも呼ばれるが、この本を読んで自分もゾーンに入れてあっという間に読み終えた。昔、自分もそんな感じな時あったなと懐かしく感じた。天才ではないが。 | ||||
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| 序盤からグイと引き込まれ、その勢いのまま読み終えた作品。 読みながら音楽が聴こえてくる、圧巻の筆力。 昨年の直木賞、本屋大賞の二冠も納得。 | ||||
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| 恩田陸さんの小説はあまり好きでなかったので、先延ばしにして、やっと読了。読み始めると、いきなり引き込まれて、一気読みだった。ピアノコンクールを舞台に3人の鬼才と、ひとりの秀才、この4人がコンテストを通じてどんどん成長していく話。コンテストの、一次審査、2次審査、3次審査、そして決勝と、演奏についての描写が事細かく、youtubeで曲を検索しながら、こんな曲なんだと確認しながら読んだ。今の世界は便利。映画化決まって、2019秋みたいです。絶対見たいな。 | ||||
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| 単行本と電子書籍で2度読みました。コンクールを通して様々な人の思いも伝わってきます。音楽が詳しくなくても魅力が伝わるコンクールの演奏の描写など、何度も読みたい作品です! | ||||
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| 計算なのか素でやってるのか 文の構成、中盤の表現力は凄いの一言 | ||||
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| 本を読んでいるのに音楽が聞こえました。 | ||||
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| 面白かったですが、もう少し曲が浮かべばいいなーと思いました。自分の問題です。 | ||||
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| 年末年始のお休みに長い本を読んでみようと思い、この本を読み始めました。 ピアノのコンクールのお話ですが、あまりピアノには縁がないため、登場人物たちが何に怒り戸惑っているのかがさっぱり分かりませんでした。 初めからピアノを長年やってる人にしか感じることのできないであろう独特の雰囲気を感じました。 この先もコンクールの同じような描写ばかりが長々と続くため、読むのをやめました。 | ||||
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| 音楽を文章で表現しようとすること自体、原理的に不可能なことだと思いますが、ストーリーの展開は面白く、一気に読了できました。ただし映画化されても、あまり観たいとは思いません。 | ||||
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| 音楽がわからなくてもおもしろい 読みながら音楽を想像するのが楽しい | ||||
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| とうとう読み終わってしまった。まだまだ読んでいたいのに。言葉の力をまざまざと見せつけられ、今は放心状態です。 | ||||
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| 凄いボリュームです。まず、1ページが上下段に分かれていて、字が小さいです。別に私は、30代なので老眼ではありませんが、ページ数もあり、読んでいて本の重みと、字の小ささ、これで疲れてしまいました。クラッシックが好きだったり、演奏会に行く人間にとってみると楽しめますし、その世界観は本当に静寂な夜と灼熱の太陽へと静から動へと、移り変わる瞬間、すごく楽しめますが、あまりに突飛なギフトの純粋無垢さが、また、その彼を取り巻く、それぞれの主人公たち。かなり期待して購入したからか、ちょっと、後半に向けて中だるみしてしまい、途中で、ラストが、なんとなく分かってしまって、正直、疲れました。 | ||||
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| 音楽が全くわからない私ですが、まるで最初から音楽の知識があるような錯覚をした上で最後まで読むことができました。 これはすごい技術だと思います。 なんとなく、読後には音楽にすごく詳しくなった気がして 蘊蓄を語りたくなってしまいます笑 わかる人多いのではないだろうか。 | ||||
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| この本の影響でしょうか、今年の浜松国際ピアノコンクールは大盛況です。女性の方の来場が多く見られました。 それだけ読まれている作品です。是非一読してみてください。 | ||||
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| 素晴らしかった。 風間塵、マサル、アヤという3人の天才ピアニストが、ピアノコンクールという舞台を通じて、さらに成長をしていく物語。 ピアノコンクールのルールも、ピアノコンクールに出るということ自体も、ピアノに対してどのくらいの時間と労力をかけているということも全く知らなかったけど、読み終わった瞬間に、私もピアノを弾いてみたくなるくらいに心が打たれて暖かくなった。 | ||||
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