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蜜蜂と遠雷
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蜜蜂と遠雷の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.01pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全736件 321~340 17/37ページ
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それほど深く考えずノリで読んでしまえば、読後感の良い作品。 ラストの軽やかさを「尻すぼみ」と言う人もいるので好みは分かれるかもしれない。 ストーリーに不満はないが、夢見がちな中学生女子が描いたような拙い表現が気になった。 後半はエモーショナルな独白が多くなり、キャラクターの幼稚な考えが「だだ洩れ」になってくる。 ただ、それすらも周到に計算されたものなのかもしれない。 大勢の人が面白いと感じているのは確かなので、「君の名は。」同様に”作戦勝ち”したということなのか。 普段本を買わない人に買ってもらうにはこれくらいレベルを下げないといけないのか。 我々消費者はよっぽど本を売る側の人間に馬鹿にされているんだなぁと感じる。 エンターテインメント性において信頼していた直木賞作品を、今後安心して手に取れなくなった。 音楽をテーマにした、全く音楽的でない作品。 天才たちを主人公にした非常に凡庸な作品。 綺麗な文章を楽しみたい人には絶対にお勧めしない。 | ||||
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久しぶりにどっぷりと、小説の世界に浸ることができました。音楽を文章でこんな風に表現できるなんて、、、。「春の修羅」想像が膨らんでいます。 | ||||
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夜のピクニックで出会った恩田陸が書いたピアノコンクールの小説、こんな認識でそれほど期待せずに読み始めましたが、コンクールが進むに連れてグイグイと引き込まれていきました。楽曲は聴いた事のない曲も多々ありましたが、曲が判らなくても、参加者の熱気がどんどん伝わってきました。秋には映画化されるようですので、製作されるであろうサントラ盤とともに、映像を楽しみたいと思います。音楽を志すプロの方々にも紹介しました。 | ||||
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音楽から惹起するイメージの表現が優れている。音楽だけでこんなに深い解釈ができるのか・・・と感嘆する。文章の表現がすぐれている。終わりは、みんなハッピー! でも、中には不幸に落ち込む人もいていいと思う。それと、天才が並はずれすぎている。まったく恵まれていない環境から、悩むことも知らぬ神のような天才が出てくる。主役ではないからいいようなものの、ちょっと、無理があると思う。アニメ「森のピアノ」の影響が大きい。 | ||||
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何度も読み返しています。 図書館でも古いのに相変わらず人気のようです。 | ||||
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刊行当時に読みそびれ、読むタイミングを待って、ずっとキンドルのなかに眠らせていた。 2年半以上が経って、やっといま読んだ。 ……すばらしかった。 恩田氏は小説がエンターテインメントであることを理解していて、読者の「読むよろこび」のツボをくいくい押してくる。読書中、ずっと楽しかった。星6つつけたい。 登場人物がよい。コンテスタントはもちろん、出番は多くないがその友人、家族、故人となったかつての師、調律師、ステージマネージャー、そして審査員たち。 こうしたコンクールの物語を読むと、スポーツや舞踊の世界でもそうだが、圧倒的ではない、中途半端な才能をもってしまった人の苦しさを思って胸が痛くなる。なまじ才能があるがゆえに、退くこともできず、でも大スターになれないことにどこかで気づいてしまっている。 映画化されるそうだ。出演者の写真を見てみたら、風間塵のイメージがぴったりで驚いた! | ||||
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音楽の世界観を表現するということが、読み進めるまであまりわかりませんでしたが、 読めば読むほど、本物のクラシックをコンサート会場で聴いたような感覚になる不思議な小説でした。 | ||||
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物語の出だしから、私には音楽が聞こえるような気がしました。先が気になり、夜寝られなくなってしまう程、本の中の世界へ引き込まれてしまいました。 映画化されるようですが、この文章が醸し出すリズムのようなものを、どう映像で表現するのか…できるのか?…。 楽しみです。 | ||||
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面白すぎます。勝負の世界に生きるものとして考えさせられました。 | ||||
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ピアノをやってる人だけでなく全ての音楽人が読むべき。 | ||||
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上巻は音楽の描写に感じ入っておりましたが、下巻はそれぞれの人物に共感し、応援のあまり涙が出る始末。順位の予想は外れました。 | ||||
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ピアノコンテストを通じ出会うピアニスト達を巡る物語。 音楽の神に愛されるべく、悩み、お互いに刺激を受け合う天才達、コンテストを支える人たち、天才に憧れ高みを目指そうとする人たちなど、恩田陸さんらしく、登場人物が多いのが特徴。 結構長いが、爽やかで面白かった。個人的には、天才になれず悩み続ける明石さんが好きかな。 やっぱり本屋大賞は伊達じゃ無い。秋には映画化される。オススメ出来る本。 | ||||
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以前はしっかりと綺麗に梱包されていて問題はなかったのですが、最近の梱包は雑過ぎて本の帯がビリビリに破けている事が何度もあり、楽しみに待っているのに残念な気持ちになります。 今回は大きな箱に本が4冊、固定されないままバラバラに入っていたので、箱の中で本同士がぶつかり合い、新品とは思えないほど傷だらけになってました。 上下巻を2組購入し、1組は自分用なので仕方ないかで済ませられますが、もう1組はプレゼント用にと思っていたので本当に残念です。 デリケートな商品はもう少し丁寧に扱って頂きたいです。 | ||||
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久しぶりに一気読みです。週末に読書で良質のコンサートに行った感じです。小説を読みながら音楽が鳴り響いていました。 | ||||
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始めから引き込まれました。強引にグイグイとではなく、やんわりと包み込むように。初めての経験です。コンクールを聞きに行きたくなりました。下巻が楽しみ。 | ||||
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"交差点で耳にした音を反芻した。蜜蜂の羽音。子供の頃から耳に馴染んだ、決して聞き間違えることのない音だ。"昨年、史上初の直木賞・本屋大賞のダブル受賞で賛否も含めて話題になった本書はピアノに詳しくなくても、その音の描写の豊かさ、楽しさに圧倒される。 個人的には、良い意味でそれぞれの登場人物を漫画の様にわかりやすく設定して、多くの人に関心を持ってもらう事を意図しつつ(みんな魅力的で、良い人たちばかり!)一方で著者自身が大のピアノ好きであるからこそ、それぞれの登場人物の成長を描きつつ【楽曲やコンクール自体の魅力】を確かに伝えたかったのかなあ。と感じました。うん。愛を感じましたので(笑) 音楽に興味がある人はもちろん、興味がない人にも文句なしにオススメ。また爽やかな読後感を得たい青春群像小説好きな方にもオススメ。 | ||||
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映画化も決定、直木賞、本屋大賞受賞との各書評の前評判より、一気読み間違いなしとの感触から、入院時の読書のために待っていた本。ザ天才たちの集うピアノコンクールで、文字を駆使し音楽を描写する怒涛感を味わう。クラシックの知識のあまりない私でも、曲のよさなり演奏者が考えていることなりがわかり、楽しめた。物語が緊張を保ちつつさわやかに疾走し、気持ちよい読後感の本。あとがきにもあるが、著者は何度も音楽コンクールを取材したそうで、小説完成に10年くらい要したとか。。編集者の辛抱がしのばれる。この小説を余命2年の人間の目で厳しく見ると、死ぬまでに読んでる100冊のうち、殿堂入り20冊には入らず、です。。 しかし、一般の読者のエンターテインメントとしては外れないです。 | ||||
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最初から最後までずっと面白くて、読み終えてしまうのが惜しかったです。 | ||||
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恩田さんの作品は一時期、私にとっては読みずらい感じを受けていましたが、最近の作品は昔のように物語に引き込まれるような面白さを感じています。 蜜蜂と遠雷も魅力的で面白い作品でした。 | ||||
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人気レビュアーをフォローして、その人が絶賛した本や、そのレビュー内容から読みたくなってくるってありますよね。 この物語でコンテスタントらが演奏した曲がそれに当たります。恩田さんの描写する曲を検索したり再生リストにした人は少なくないはず。 じっくり聴き込んでから演奏箇所の奥行を再確認したいと思った。 スポットライト浴びるピアニストだけでなく、審査員や調律師など、ピアノ関係者らのそれぞれの立場から書かれたブログやコラム、インタビューはいくらでも読むことができる。 クラッシック・ピアノ業界に詳しい人が日頃これらのコンテンツをザッとさらって味わっているであろう感覚や、舞台の表裏で進行する複数のストーリーの厚みを体験できた。 | ||||
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