■スポンサードリンク
蜜蜂と遠雷
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
蜜蜂と遠雷の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt | ||||||||
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全747件 361~380 19/38ページ
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 瞬間の(そして聴覚を通して入ってくる)芸術である音楽の素晴らしさを、(視覚から入ってくる)文字で表現し、伝え、あるいは記録するという試みは、音楽の持つ琴線に働きかける芳醇な作用の前ではただただ敗北するしかない絶望的な試みであり、しょせん「良かった」というようなレベルの感想文にしかならないと凡人である私は思うのですが、小説という形式でその絶望的な試みに挑み、見事に成功させているのが、本当にすごいと感じ入りました。 この小説(文章による音楽の表現・伝達・記録)を、映画でどう見せ、聞かせるのでしょうかね。そのまま映画にしても良いものができるとはとても思えませんが、どんな工夫が施されるのか、楽しみです。 タイトル(書名)は風間塵又はその師匠からとられているのだと思いますが、私の印象としては、ストーリー的には栄伝亜夜が主役・主演で、風間塵は助演。サポーティング・ロール。助演が良いと、作品に広がりが出たり作品が引き締まったりといった様々な効果が得られるという非常に良い例だと思いました。 助演者を通して主役(主人公)が成長する、という分かりやすい構図なのですが、奏、明石などの他の登場人物の成長、というのか心境の変化が織り交ぜられているので、また別の深み・厚みも出ており、最後まで飽きずに読めました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 序盤から中盤にかけてはとても面白く、ぐいぐい引き込まれたけど終盤にかけてはストーリーの新鮮さが感じられず、物足りなく思えた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 圧倒的な描写力で最後まで読まされました。 当たり前だがリアリティがあるわけではない。演奏を聴いただけで演奏者の持つ背景を読み取ったり、空想上で会話することはいくら天才と言えども不可能だと思う。でもこれはエンタメ小説である。面白く読めたらそれで良い。音という目には見えないものをこれだけの文字で文章で言葉で表現できることが素晴らしい。 評価が分かれる作品ではあると思うが、個人的には直木賞本屋大賞も納得の一冊。 あと、解説は必見です! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| クラッシック音楽の世界は詳しくないので、 あまり興味がわかなかったのですが、ピアノコンクールを通して、教える人、支える人、戦う人、主催する人、審査する人など、たくさんの人の生き方が描かれていて、心に響きました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 本選までの曲名まで示されていた4人のアーティストが好結果を収める完全予定調和のエンタメ作品。4人や関わる人々との人間ドラマ的内容もあったが、それはあくまでオマケに過ぎない。この作品のキモは音楽そのものを文字にして描写し尽くした凄さだと思う。膨大なクラシック音楽の知識を読んでるだけでも、作者の労力に敬意を表したいが、それをどう解釈し、実際に聞こえるであろう音をどのように表現するか。私は音楽の素養はまるでないけれど、作者を信用し素直に書かれた文章を鑑賞して濃密な楽しさを満喫した。 むしろ音楽好きな人の方が違和感を感じ、素直に楽しめない作品であるような気がする。普段音楽自体ほとんど聴くことのない私は十二分に楽しませてもらった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 漫画「ピアノの森」が好きだったので読んでみた。 ストーリーは「ピアノの森」と「のだめ」を掛け合わしたような、予想どおりの内容。 予想どおりだったけど悪くない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 通勤途中に文庫で読もうと思って上巻を購入しました。 読み終わって我慢できなくなり、下巻をkindle版で一気読みしました。 某ピアニストミステリーをすぐに思い出しましたがそこまでピアノ演奏に深い描写はなく むしろ天才の人間性や関連性などに重点をおいたストーリーで、最後まで結末に ドキドキできる内容です。 しかし下巻中盤の情景描写等は少々冗長で、読んでいて注意力が途切れるところもありました。音楽に興味のある読者としては抽象的な感覚論より音楽性の専門領域にも踏み込んで描かれていたら、と感じました。 全体的にはこの長文を一本のコンクールストーリーで完結させて読者を飽きさせない点には卓越した力量を見る思いです。終盤はアップテンポで後味スッキリ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| クラシック音楽にとりつかれてほぼ半世紀。音楽を聴きながらこんな妄想をする人がいるのだろうか。 この作家は「ピアノの森」や「ガラスの仮面」を越える人ではない。真似し漫才だけで2冊の本が書ける才能の持ち主が書いた本。 こんな本は読まないほうがいいですよ! 直木賞はともかく,本屋大賞はよい本なのに売れない本を,良心的な書店員が売れるようにするための賞でしょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 直木賞と本屋大賞の同時受賞作品。浜松国際ピアノコンクールを原案にしたコンテスタント達の苦悩や背後の人生がピアノコンクールを舞台に描かれている。読みやすく次々にページを繰りたくなる、そんな文体でピアノコンクールというものをコンテスタントの立場で描いた労作。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| クラシック音楽にとりつかれてほぼ半世紀。音楽を聴きながらこんな妄想をする人がいるのだろうか。 この作家は「ピアノの森」や「ガラスの仮面」を越える人ではない。真似し漫才だけで2冊の本が書ける才能の持ち主が書いた本。 こんな本は読まないほうがいいですよ。 直木賞はともかく,本屋大賞はよい本なのに売れない本を,良心的な書店員が売れるようにするための賞でしょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 途中まで、いやほぼ最後の辺りまではすごく面白かった。音の無い小説というメディアで演奏を表現するチャレンジに見事に成功しています。でも残念なのが本選のネタ切れ感、息切れ感…。著者の「もうコンクール結果なんてどうでも良くね?みんなすごいで良くね?」って投げやりな態度が登場人物全員の声となって溢れ出てしまうのが本当に残念。いやいや、そこ一番大事だから!ってツッコんだのは私だけではないはず。優勝者も、良く言えば読者の予想を裏切ったんでしょうが、悪く言えば読者の期待を裏切ったと思います。 息切れの理由は分かりきっていて、著者の思い入れのある天才が多すぎて収拾がつかなくなったことと、一次予選からしっかり描きすぎて、三次予選までで音楽描写のバリエーションを使い果たしたこと。連載形式で発表されたために、過去に遡って修正がきかなかったという事情は分かるのですが、描くべき人物、場面と、端折る部分をちゃんと取捨選択できていれば…。本戦をクライマックスにできていれば…。もっと納得できる作品に仕上がったと思うだけに、返す返すも残念。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| タイトルがどういう意味があるのか。ピアノコンクールの臨場感や音の表現がどうなるのか。読み進めるうちに聞こえてくるピアノの音が素晴らしい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| まず音楽に疎く、ピアノに対して苦手意識を持っている自分のような人間でも、ストーリーに引き込まれた事自体 凄いことで、読み終わるのが惜しいと思えました。筆者の音楽コンクールに対しての取材・研究も垣間見ることが できました。本の終わりにある、編集者と恩田陸さんとのこの作品を発売するまでの裏の話しも面白かった。 風間塵と亜夜のお互いに影響を受け、成長していく姿はいいなと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ずっと文庫化を待っていました。 音楽を文字で表現するのは難しいだろうなぁと思いながら読み始めたのです…が、気づけば耳元で音楽が鳴っている気になる凄い作品でした。読了後の爽やかさと少しの切なさは安定の恩田先生作品だと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 私はもちろんこの作品が直木賞と本屋大賞を受賞した事を知っていて手に取ったのだが、間違いなく期待を裏切られないだろうと確信出来る上巻だった。もともと恩田陸自体、キャラクターなどをガッチリ設定してから書く戯曲のような創作をする作家と思うのだが、王道エンタメ作品を期待させる出色の出来。最終審査まで残るであろう4名は既に明示されており、演奏曲まで書かれているのだが、それでいいのだ。この設定を決める段階が、作者の腕の見せどころで恩田陸の得意分。又、私のような門外漢でも感心させるクラシック音楽の細かい知識も、しっかりした下調べを感じさせてくれるものだった。 失礼ながら後半失速する事もある作家だが、この絵に描いたような王道エンタメ作品を立派に締めてくれる事を祈る。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ノイズが音に変わり物事を動かし始める。 塵はまさにそんな存在なのだ。 彼の巻き起こす旋風はコンテストを生き生きとさせていく。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 話の内容なんかは、読めばわかる。 クラシックコンクールの模様が描かれており、思った通りの清涼感。登場人物にも割合個性があってわかり易い。ただ全員良い奴なのはどうしたものか。でも悪くは無いと思う。 文体は著者独特のもので、綺麗で軽い形容詞をふんだんに使い世界を表現している。 ただ、凄いものを表現するにあたり、両極端な存在を据えて、それらを共に備えていると。。ここで星をひとつ減らした。 もっと重い方が、私は好み。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 語られない譜面や聞こえないはずの音が小説によって語られる。 春と修羅では音楽が流れてきた。 冨田先生のシンセサイザーかもしれないけれど、そこには宮沢賢治の世界が広がっていた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 少年ジャンプに、車田正美の人気ボクシング漫画「リングにかけろ」というのがあった。毎回、登場ボクサーの天才エピソードが描かれ、最後に大ゴマで必殺技が一つだけ繰り出される。この小説の構成は、この「リンかけ」そのものです。 様々な背景を背負った登場人物が、コンテストの一次審査、二次審査に臨み、それぞれの必殺の曲を演奏するのだ。盛り上がることこの上なし。わかっちゃいるけど面白い。出ました、塵のビックリ箱カデンツァ!天才少女の帰還!超絶トリル!てな具合。この構成は、絶対に面白くなるのだ。 だがしかし、誰でも思いつくこの展開と構成は、相当の力量が無ければ書けない。その点、いやになるほど直木賞候補に挙げられながら落ち続けた恩田陸なればこそ、この力技小説を書き上げることができたのだ。編集者さんが発案したのかなあ。もう、ずるいよ恩田センセイ! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 音楽の素晴らしさが文章から伝わってきました。心が動かされて涙が出てくるシーン、小説の中の観客と一緒に演奏を聴いている気分になりました。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!






