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蜜蜂と遠雷
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蜜蜂と遠雷の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.01pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全89件 1~20 1/5ページ
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話に登場するピアノ曲は、心象風景と共にとてもきれいな文章で描かれます。どの曲も美しく、どんな曲なんだろう、どんなふうに弾かれているんだろうと、想像が膨らみます。 読みながら、実際の曲をサブスクで聴くことが、とても楽しかったです。 | ||||
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映画をみて本当に良かったので、これが文字になったらどんな感じなのかと、俄然興味が湧き、読みました。 はじめは期待通りでぐいっと引き寄せられ、感動したのですが… レビューにもあったように、延々と素晴らしさを繰り返していくところが、だんだん飽きてきてしまい、最後は飛ばしながらと。 すごく残念で、疑問ものこりました。 そして、あとがき?を読んで、自分なりにすべて府に落ちました。 この本は、長期間連載されてたものが、本になったからだと。 あの繰り返される内容も、連載で読むなら違和感がないかもです。 作者が「繰り返されてるのを読者は面白いんでしょうか(だったかな?)」と、途中で疑問になって話しているんです。 当たりです。編集者は、その感覚をちゃんと受け止めるべきでした。 でも、長年の編集者のかたが、ものすごいファンなんだなぁと、思い至りました。 それを捉えて編集されてたらどんな感じになったのだろうと思います。腕の見せ所でしたね。残念でした。 | ||||
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音楽の仕事をしている娘の気持ちを理解できるようになるかなと思って読み出した。 「本屋大賞っぽいな」というのが今のところの感想。 | ||||
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これから読ませていただきます。 | ||||
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「中古」ではなく、「新品」として購入しましたが、カバー痛みと本文痛みが多数ありどう頑張っても新品とは言えないものが届きました。(写真は一部ですが、カバー折り込み部分のへたりや小口への引っ掻き傷、本文折れは少なくとも配送によって付くものではないと思います。) Amazonで書籍を買ってこんな事は初めてだったので驚きました。改めて見たら定価より若干安く、“そういうこと”なんだなぁと。 元々この作品が好きで、近くの書店には文庫版しかなかったため人へのお勧め兼プレゼントでこちらで購入しましたが、これでは渡せないのと、急いでいたため改めて大型書店へ買いに行きます…お急ぎ便した意味…。 美本を求める方は実書店での「新品」購入・もしくは中古の状態の良い本のが満足できるかもしれません。お気をつけください。 出品者(書店?)には☆1の気持ちですが、作品は好きなので☆3にしておきます…。 | ||||
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文章は読みやすい。題材も少し音楽に興味のある人ならすんなり入れる世界だと思った。しかし同じような場面の繰り返しでドラマ性に欠けている。 前編ピアノコンクールの話で、500ページもあるその殆どは、誰かが誰かの演奏を聞いて感想をあれこれ想っている、もしくは、作者が音楽を文章で表現している場面なので、私は150ページほど読んで、飽きた。最後まで、やはり同じような内容が続いていた。 序盤で審査員が、何日にも及ぶコンクールで何人ものコンテスタントを見たり審査するのは疲れる飽きる、と発言する場面があるが、この本がまさにそれだなと思った。 | ||||
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※上・下巻をまとめたレビューです。 この私自身がピアノをある程度弾けることもあって(クラシック音楽はさほど詳しくないですが)、今作を手に取ったのですが、「分かりやすいまでの『音楽小説』だな」といった印象を受けました。作中のピアノコンクールの演奏の描写がかなり細かく、「人物」よりも「楽曲」の方が主人公然としている雰囲気で、ここまで「楽曲至上主義」な小説は結構珍しいかもしれません。 なので、こういった作品によくある「ヒューマンドラマ」的な要素はそこまで強調されていません。登場人物の設定自体は結構細かいのですが、それが大きなドラマ性に繋がっているという印象は受けませんでした。また、今作は「優勝者を含んだコンク-ル本選の順位を発表する」というかなり盛り上がるであろう場面があえて省略されており(順位自体は読者に明かされますが)、そういった描写も「あくまでも楽曲が主人公である」という面を強調させるための演出のように感じられます。 そして、肝心な演奏の描写についてですが、最初のうちはそれなりに興味深く読むことができました。オーディションの参加者の一人、風間塵の演奏を「おぞましい」「悪魔のよう」等と表現するシーンがあり、「一体どんな演奏なんだ?」と読者を早い段階で引き込んでいく展開は結構良くできていると思えます。 ところが、話が進むにつれて次第に作者の暴走気味な描写が目立っていく印象があり、どうもいまいち乗り切れないところがありました。特に、第三次予選で「ベタな19世紀のグランドロマン」というものに例えた数ページにも渡る描写が出てくるのですが、個人的には「ベタ」というよりも「何だかよく分からない」という感想の方が先に来てしまいました。また、所々で間の抜けたような文章表現が見られ、良く言えば堅苦しさはありませんが、悪く言えば緊張感に欠けるところがあります(演奏中の描写に限った話ではありませんが)。 私は「さほど興味の無い物事を題材にした物語であろうと、演出次第では面白く感じ得る」という持論を持っているのですが、そういう考え方からすると、今作の「演出」は私には合いませんでした。ただ、ある意味作者の熱い思いが伝わってくる作品であることは事実なので、それに呼応できる方ならば今作は傑作になり得るかもしれません。 | ||||
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映画の時、本屋さんで毎日プロコフィエフのピアノ協奏曲が流れていました。 はい、私はプロコフィエフ・オタクです。そしてピアノ音楽オタクです。あのころは毎日本屋に寄るたびウキウキした気持ちになったものです「わかってるじゃん~!」 しか~し、本作の目次を開くとどこにもプロコフィエフの気配がありません。 目次で章の名前になっている曲名はだいたい見た途端に頭の中で鳴り出すわけですが、あの映画のプロモーションに感じた高揚感はぜんぜん再現されない。あれっ...。 やっぱり映画って大勢のスタッフや監修者の叡智が得られるので、小説より本物らしくなるのかも知れない、特にこういう専門性の高い世界を描く話の場合。 というわけで、目次を見ただけで本編にたどり着くための気持ちが上がらなかった邪道な私の戯言を書かせていただきました。 | ||||
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内容は面白い。けれど視点が前触れもなくコロコロと変わるので今誰の感情が書かれているのかが分かりにくく、読みづらかった。 | ||||
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良い点 1.誰も不幸になる人がいない 例えば誰かを落選させ、音楽の道を諦めさせ、絶望させたほうがドラマ性は出るが、安易にそれをせず構成させている。1本の単調なヒーローズジャーニーではない。素人が恩田陸にいうことではありませんが直木賞で、ストーリーテリングこういうのもあるんだなと思った。 2.さらっとしている どろどろせず、ほほえみながら読める。 3.悲しみより喜びに焦点をあてている 天才である3人の悲しみ、凡人(ではないと思うがあえて3人と比較すると)である明石夫婦や奏の寂寥感、そこに焦点をあてればどろどろになるが、でも自分はこうであることの喜びもあるし、前向きに生きていくよという姿勢、いいなと思った。しかし、2009年から2016年の連載を2016年に出版した本。2021年だったらここまで前向きだったか。ある意味時代を表しているといえる。 4.外に連れ出す人とは 塵は「音を外に連れ出す」演奏がしたいと。音を他の単語におきかえると、どの分野でも外に連れ出せる人は貴重なのですよね。どの成熟した頭打ちの分野でも。 5.浜松ばんざい コンクール開催都市のモデルは浜松かと思われますが、いいところですよね。はい。 | ||||
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漫画や小説で音楽の話を書くのはつくづく難しいと思いました。 というか、そういう小説漫画で面白いと思った作品て本当に少ないです。 のだめカンタービレは好きですが、あの漫画は音楽以外の部分もすごく面白かったのが大きかったように思います。 この小説に関して言うと、そこまで変わったストーリーではありませんでした。 よくある産まれながらの天才が成功する話という印象で、 こちらとしては実際に演奏が聴けるわけではないので、 過剰に周りの人間が褒める描写だけ読んで、すごさが伝わらず、 どんどん冷めてしまいました。 あと結局才能が評価されるような展開なら読まなくても結論が分かってしまい 面白さがない。 明石さんのような意外なキャラクターの方が読んでいて共感もできるしグッときました。 演奏シーンは作者のイメージを羅列しているだけな気がして、 その曲を知らないとイメージしづらい…というか、多分聞いたら自分とはイメージが違うと思うので 共感しづらかったです。 想像の中で演奏者たちが会話したり、だいぶスピリチュアルな展開もちょっとついていけず。 7年もかけて書いたとあり、なんだか批判的な意見は書きづらいのですが、 作中でも「努力が見えるような演奏は聞きたくない」というような ニュアンスのことが書かれていたので、 小説も同じで、面白さを時間や努力で判断することはできません… なので正直な感想を書かせていただきました。 | ||||
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風間塵 ピアノを持たないピアニスト 音楽に対しての向き合い方に、私欲がない。ただ音楽と戯れたいという、超ニュートラルな姿勢が、らしさとなっている。 英伝亜夜 消息を経った伝説の天才ピアニスト 母親の死をきっかけに、オモテ舞台から姿を消したが、音楽が好きということは変わらなかった。周りからの、目を気にする、相手の心を妄想する、被害妄想に共感した。自問自答ばかりだと、視野狭窄に陥る。対話しながら、発散させる、そして収束するには。やっぱり対話という発散も必要だと感じる。 高島明石 夢を努力で追い求める、会社員ピアニスト 会社員、子供を持つ親としての共感があった。天才や秀才ではないけど、自分にしかできないことは何かを問いかけて、表現している様がらしさとなっていた。 コンテスタントと比較するから、凄くなさそうに見えるけど、実際は天才である。 天才の中でのランクがあることを痛感させられた。 | ||||
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ピアノコンクールの話なので、音楽の知識を持ち合わせないと読めないかと思っていました。が、読んでなぜこれだけこの本が売れたかを納得。難しい描写もなく、知識を必要とせず、深く考えることもなく、でも先が気になり読み進んでしまうのです。これだけ厚い本なのに、読んだ後にも特に深い感慨はなく、漫画を読み終えたかのようでした。これが現代の大衆に好まれる本なのだと、人が読書に求めるものが変わってきたことを実感しました。 | ||||
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前半の描写はスケル大きくて、テンポもよかった。ただ終盤に近づき、だんだん軽くなり、特に最後の終わり方があまりにもサラッとしていて、なんだか物足りない感じがあった。ただ全体的にクラシックの入門としては良い作品だろう。 | ||||
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がさつな構成とがさつな、独りよがりな文章。。。。なんだかなあと思いました。 | ||||
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がさつな構成とがさつな、独りよがりな文章。。。。なんだかなあと思いました。 | ||||
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音楽を題材として, 様々な登場人物の視点を絡ませながらストーリーが進んでいきます,, 小説を読んでいるというよりも,漫画を読んでいるようなスピード感で読めます。 少し古いですが漫画の「ヒカルの碁」が好きな人なら好きそう,,という不思議な感想を覚えました (ストーリー的には「ヒカルの碁」の方が面白いのですが,,, 重いストーリーではなく軽いタッチのストーリーを読みたい人にお薦めです | ||||
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大作であることは認める。 ただ、終盤で多くの頁を割いている過剰な演奏の描写は、「私、こんなに勉強したのよ」という著者のアピールとしか思えない。 主人公も、マンガから出てきたように現実離れしていて興覚め。 救いは高島明石の存在か。 | ||||
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作品のボリュームは凄いけど、一気に読めました。 コンクール期間のみの設定で、音楽の世界、 演奏家の曲を解釈する苦悩を表現しているのは凄いです。 残念なのはラストが、それまでの集中力が途切れたみたいに雑に感じました。 | ||||
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作品に出てくる曲をプライムで聴きながら読むと楽しいです でも正直何も残らなかったなぁ | ||||
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