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蜜蜂と遠雷



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蜜蜂と遠雷の評価: 4.01/5点 レビュー 736件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.01pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全736件 381~400 20/37ページ
No.356:
(2pt)

割と普通な感じ

本屋大賞と直木賞のダブル受賞で評価が高いので読んでみた。
ピアノのコンクールが舞台になっていて、出場する4人のピアニストにスポットが当てられている。
それぞれ特徴があるが、3人の天才ピアニストと1人の中堅ピアニストである。
クラシック音楽好きな人には読んで面白いのかもしれないが、それぞれの演奏のすばらしさを言葉で延々と
書いていてもなかなか伝わらない。途中走り読みしてしまった。
コンクールの結果も予定調和な感じで驚くようなことも起きないし面白いとは思わなかった。
蜜蜂と遠雷Amazon書評・レビュー:蜜蜂と遠雷より
4344030036
No.355:
(4pt)

小説はテレビよりも奇なり。

直木賞受賞作であることは知っていたが、この本を買ったのはNHKのテレビで浜松国際ピアノコンクールの特集番組を見てからであった。音楽好きの私としては、やはり音楽ネタの小説は面白かった。読んでいて、知っている曲は頭の中でその曲が鳴り出すのは快感である。まったく知らなかったプロコフィエフのピアノ協奏曲は、CDを買う羽目となった。小説を読んでから、必要に迫られてCDを買ったのは、村上春樹の「色彩を持たない・・・」以来である。音楽好きなら誰しもが楽しめるだろう。ただ一点、「芳ケ江」という地名の響きに、やや違和感を覚えたが・・・。
蜜蜂と遠雷Amazon書評・レビュー:蜜蜂と遠雷より
4344030036
No.354:
(1pt)

疲れる。

天才ピアニスト3人の神懸かった演奏シーンが延々と描かれてます。
伏線なし、山場なし、最初から最後まで
ひたすらクライマックスが続く感じ。
これじゃ読む方は疲れます。
蜜蜂と遠雷Amazon書評・レビュー:蜜蜂と遠雷より
4344030036
No.353:
(5pt)

これからこの本を読む人たちを羨ましく思える作品

話題になってたのを知っていたから読み終わってしまうのが怖くて、敬遠していました。
ですが、勇気を持って数ページ読んだ瞬間に
震えるほど面白いってこう言うことかと…
ページをめくるのが惜しい
終わりに近づくのが惜しい
これからこの本に出会える人を羨ましくおもいました。

恩田陸は個人的にすごく好きな作家さんです。
いままでの作品の中には不穏な空気すぎたり
ダークファンタジーが過ぎる部分もありますが
この作品は、いい塩梅で作者の良さが出ており気負わずに読むことができました。
蜜蜂と遠雷Amazon書評・レビュー:蜜蜂と遠雷より
4344030036
No.352:
(2pt)

おもしろいと思いませんでした。※ネタばれあり

恩田陸さんの小説は未読でしたが、話題になっていたので読んでみました。
私はクラシックに詳しくないので、ピアノコンクールという題材は新鮮でした。
舞台裏の描写は興味深かったです。
目に見えない音楽というものを言葉で表現しようと苦心されているのも伝わりました。
しかし、同じような表現の繰り返しで文体も軽すぎると思いました。
ストーリーもコンクールの経過を追っているだけで単調。
途中で読むのを挫折しそうになりました。
クラシックファンの方が読むとまた違うのかもしれませんが…

※以下ネタばれ
最もないなと思ったのが登場人物の設定です。リアリティーや魅力を感じない。薄っぺらい。
風間塵は年齢に比べて言動が幼すぎる。
天才だから普通の少年と違うというキャラ作りなのかもしれないが、天才性とキャラが結びつかない。
亜夜とマサル。同じピアノ教室に通っていた幼馴染が偶然コンクールで出会って、好意を抱きあうって…
フィクションにしても出来すぎじゃない?
一番共感できたのは高島明石。でも「きっとこの人は○次予選で落選して○○賞を取るんだろうな」と予想したらその通りになりました(笑)予想を裏切ってほしかったです。
明石と女性ディレクターが高校の同級生で、明石と奥さんも同級生らしき描写があるのに、ディレクターと奥さんに面識がないの不自然じゃない?
そして明石と奥さん幼馴染…幼馴染恋に落ちすぎ。

若い方にはいいのかもしれませんが、ひねくれた大人には厳しかったです。
賞を取ったからといって自分に合うとは限りませんね。勉強になりました。
蜜蜂と遠雷Amazon書評・レビュー:蜜蜂と遠雷より
4344030036
No.351:
(5pt)

気持ちが揺さぶられる作品

ここ何年か本から遠ざかっていた。集中力が続かないのだ。集中力が低下するのは歳のせいだから昔のように本を心から楽しむのはもう無理なのだろうと思っていた。 ところがこの本、3日で読み切った。次のページを読みたいという久々に感じる快感。夕食を取りながら読んだのも久しぶりだった。 まだ本を楽しむことができると教えてくれたこの本、お勧めだ。
蜜蜂と遠雷Amazon書評・レビュー:蜜蜂と遠雷より
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No.350:
(5pt)

本が奏でるとき。

音楽が無限にときめく言葉に置き換えられて心の中に伝わってくる。
楽譜は話しかけてくる。
演奏の様子が隅々に渡って伝わってくる。
コンテスタントの心模様と成長していく姿が伝わってくる。
本が躍動し、クラシック音楽が臨場感たっぷりに楽しめる。
堅苦しくなく表現されていく言葉に従って、音楽の世界が宇宙のごとく広がっていく。
音楽をもってきもちを共有し、人として成長していく姿が見える。
本書を読めば、無性にクラシックが聴きたくなる。
音楽を聴くと日常とは違った世界が広がる。
その中で見えてくるものを純粋なきもちで受け止めていきたい。
蜜蜂と遠雷Amazon書評・レビュー:蜜蜂と遠雷より
4344030036
No.349:
(4pt)

誰が主人公を

誰が主人公を演じられるのかなと、想像して読みました。ピアノの世界、コンテストの世界、苦しくも美しい世界。
蜜蜂と遠雷Amazon書評・レビュー:蜜蜂と遠雷より
4344030036
No.348:
(5pt)

恩田陸氏の奏でる音楽

読みながら美しい音楽が心の中で奏でられたかのような体験。
素晴らしい体験だった。
蜜蜂と遠雷Amazon書評・レビュー:蜜蜂と遠雷より
4344030036
No.347:
(5pt)

中盤以降ネタバレ要素満載です!ご注意を!

芳ヶ江のピアノコンクールを舞台として繰り広げられる人間ドラマです。
コンクールの優勝をかけた勝負の行方、落選したものと入選したものの心情、恋愛、友情、ハラハラドキドキの展開、挫折からの復活劇など、まるで楽曲が進行していくかのように物語が展開されていきます。

一流のピアノ演奏者が一音一音に意味を込めて丁寧に演奏するように、著者もキャラクター一人一人が抱えている思いや言動を丁寧に意味を込めて描いています。
驚かされるのが、その取り扱うキャラクターの多さです。
コンテスタントの面々は勿論のこと、それに寄り添う友人や先生であったり、審査員やステージマネージャーの内情までもを妥協なく表しています。
それによって、物語に複雑な彩りが生まれ、キャラ同士が触れ合ったときに大きな爆発力となって読者の感情を揺さぶります。

恐らく多くの人は小説の中でコンテスタントが演奏している楽曲を聴きながら読んでいると思います。
私には、著者が文章で表現していることがそのまま音として耳に入ってくるように感じました。
それは、その表現力に対する驚きであり、活字と音楽とが合致したときの快でもありました。

もっとも私が興味深く感じた部分は、「風間塵」というピアノ演奏者が周囲に与える影響です。私はその影響力に、音楽の新たな可能性を感じました。
風間の演奏に触れることによって、腹を立てる審査員が現れます。しかしやがてその審査員は風間の演奏の虜となっていきます。審査員は風間の演奏を分析します。
“彼の音は、聴く者の意識下にある、普段は押し殺している感情の、どこか生々しい部分に触れてくるのだ。
しばらく忘れていた、心の奥の柔らかい部分。
それは、誰もが持っている、胸の奥の小部屋だ。
プロになると、その小部屋の存在は、なかなかに微妙なものとなる。子供の頃から抱いていた、「本当に」好きな音楽のイメージ。音楽に対する青臭い憧憬が、小さな子供の顔をしてそこにいるのだから。
いっぽう、音楽家として立つと、好きな音楽と素晴らしい音楽は違う、という業界内の常識が身体にしみこんでくる。仕事としての音楽、商品としての音楽を提供することに慣れるにつれ、自分が本当はどんな音楽が好きなのかは公言しにくくなる。自分で自分に満足できる演奏、自分の理想とする演奏など、決してできないことが痛いほど分かってくる。プロとしてのキャリアが長くなればなるほど、ハードルは上がる一方で理想は遠くなり、胸の小部屋はますます神聖な場所となる。下手をすると、自分でもその小部屋を開けること自体、めったになくなるし、普段はその存在をあえて忘れているようになる。
しかし、風間塵の演奏は、本人も忘れていたその小部屋を突然訪れ、いきなり乱暴に扉を開け放つ。
それが、扉を開け放ってくれたことに感謝する熱狂か、いきなりプライベートルームの戸を開けやがって失礼なという拒絶かという、極端な反応になって顕れるのだ”
風間の演奏には、人が内に閉じ込めてしまった葛藤を解放させる力がある。という解釈を私はしました。
その風間の影響力を、この物語の中でもっとも良い意味で受けた「栄伝亜夜」という登場人物がいます。
彼女は段階的に挫折を乗り越えていきます。そのどこかの段階でシンパシーを受けることができた読者は、挫折からの解放を疑似体験することができるでしょう。私もその例外ではありませんでした。

果たして音楽というものに、この小説に書かれているほどの力が本当にあるのか、私には分かりません。もしかしたらこの小説に書かれていることはファンタジーなのかもしれません。
もしこれがファンタジーではなくリアルであるなら、著者は音楽の素晴らしさを、利用価値を、この小説を通して提示したことになります。
蜜蜂と遠雷Amazon書評・レビュー:蜜蜂と遠雷より
4344030036
No.346:
(5pt)

ピアノが聴こえてくるようでした

とても良かったです。まるでそこに一緒にいるようなピアノが聴こえてくるようでした。
蜜蜂と遠雷Amazon書評・レビュー:蜜蜂と遠雷より
4344030036
No.345:
(4pt)

世界は音楽に満ちている

ピアノ国際コンクールを舞台に、コンテスタントの成長を描いた物語。随所に曲の心象風景が描かれ、実際の曲を聴いてみたくなる。そして、あらためて日々の生活に埋もれている音楽に耳を傾けてみようと思った。心にゆとりを持ってデジタルから流れる音楽ではなく、自然の音楽。生の音楽。読むと心が豊かになるような一冊。
蜜蜂と遠雷Amazon書評・レビュー:蜜蜂と遠雷より
4344030036
No.344:
(1pt)

少年マンガ的

厨二感あふれるキャラ設定や描写が恥ずかしく、後半はほとんど斜め読みで終わらせました。特にマサル主観の部分はほぼスルー。亜夜の部分もできない速読を駆使してグングン読み進めました。少年マンガが好きな人は好きだと思います。もしくは厨二的な部分は飛ばして、著者の取材まとめとして読めば、それなりに読み応えあるかもしれません。
蜜蜂と遠雷Amazon書評・レビュー:蜜蜂と遠雷より
4344030036
No.343:
(5pt)

コンサート行きたい、一瞬は永遠、永遠は一瞬

年末から年始にかけて、恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」を読んでおりました。物語は、3年ごとに開かれる芳ヶ江国際ピアノコンクール。このコンクールでの入賞は音楽界への飛躍ができるというコンクールです。
物語のはじめは、フランスでのオーディションから始まります。前回のコンクールでもオーディションから勝ち上がった者が優勝するという前例があり、新人発掘の期待がかかります。そこに現れる手を土で汚した少年、彼の演奏は審査員に大いなる熱狂と、その反対の大いなる拒絶を引き起こします。彼には稀代のピアニストの推薦状が。彼の演奏は何を人々に与えるのか、という下りから始まります。

そして迎えたコンクール、ここにはジュリアードの王子マサル、生活者の音楽を求めるサラリーマンの高島明石、天才少女と言われてコンサート活動途中で、母の死で弾けなくなった栄伝亜夜、そして上述の少年、養蜂家の息子である風間塵。彼らの1次審査が始まります。

その中で多くのピアノ曲が出てきます。それを作曲家の制作意図の解釈で譜面を読み込んで演奏するのでなく、彼ら自身がそれからインスパイアされた物語、風景として演奏します。ピアノの音に、風景が、物語がのって、聞く者の原風景に迫ります。
それぞれが2次、3次、本選と進んでいくとともに、それぞれの生き方、考え方を進化させていきます。

美というのものは,それを見たり感じたりすることで、人そのものの生き方、考え方を変える物なんだ、ということを感じさせます。演奏家は、作曲家が見たであろう美を、そのまま再現するのではなく、その上に自分の美をかぶせて再構築する物なんだ、一瞬は永遠で、永遠は一瞬という物語の台詞が思い出されます。

それぞれの音楽を聴きたいとプレイリストを作ろうとしてたら、すでにそのプレイリストは存在していました。でも物語のコンサートで聞きたいと熱望します。コンサートに行きたくなりました。それとたまたまNHKの衛星放送で、「ショパン。時の旅人たち 第一回国際ピリオド楽器コンクール」というドキュメントも偶然見ることができ、コンテスタントの心理を知ることが出来ました。これも見てドキドキです。

それから、この物語、映画となるそうです。どんな映画になるのか、映像化出来るのか、演奏はと気になるところです。
蜜蜂と遠雷Amazon書評・レビュー:蜜蜂と遠雷より
4344030036
No.342:
(5pt)

天才と凡人

音楽の話ではあるが、所謂天才と呼ばれる人しか入れない部屋がある。ゾーンとも呼ばれるが、この本を読んで自分もゾーンに入れてあっという間に読み終えた。昔、自分もそんな感じな時あったなと懐かしく感じた。天才ではないが。
蜜蜂と遠雷Amazon書評・レビュー:蜜蜂と遠雷より
4344030036
No.341:
(5pt)

文章が鳴り始める

序盤からグイと引き込まれ、その勢いのまま読み終えた作品。
読みながら音楽が聴こえてくる、圧巻の筆力。

昨年の直木賞、本屋大賞の二冠も納得。
蜜蜂と遠雷Amazon書評・レビュー:蜜蜂と遠雷より
4344030036
No.340:
(5pt)

一気読み

恩田陸さんの小説はあまり好きでなかったので、先延ばしにして、やっと読了。読み始めると、いきなり引き込まれて、一気読みだった。ピアノコンクールを舞台に3人の鬼才と、ひとりの秀才、この4人がコンテストを通じてどんどん成長していく話。コンテストの、一次審査、2次審査、3次審査、そして決勝と、演奏についての描写が事細かく、youtubeで曲を検索しながら、こんな曲なんだと確認しながら読んだ。今の世界は便利。映画化決まって、2019秋みたいです。絶対見たいな。
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4344030036
No.339:
(5pt)

何度でも読みたい!

単行本と電子書籍で2度読みました。コンクールを通して様々な人の思いも伝わってきます。音楽が詳しくなくても魅力が伝わるコンクールの演奏の描写など、何度も読みたい作品です!
蜜蜂と遠雷Amazon書評・レビュー:蜜蜂と遠雷より
4344030036
No.338:
(5pt)

凄いの一言

計算なのか素でやってるのか
文の構成、中盤の表現力は凄いの一言
蜜蜂と遠雷Amazon書評・レビュー:蜜蜂と遠雷より
4344030036
No.337:
(5pt)

非常に面白かった。

本を読んでいるのに音楽が聞こえました。
蜜蜂と遠雷Amazon書評・レビュー:蜜蜂と遠雷より
4344030036

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