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蜜蜂と遠雷



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蜜蜂と遠雷の評価: 4.01/5点 レビュー 736件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.01pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全736件 461~480 24/37ページ
No.276:
(5pt)

クラシック音楽

クラシックはBGMとして聞くことしかなかったのですが、弾く人によるのでしょうが、ストーリーがあるのをとても感じた本でした。今度は、この本で主人公たちが感じていた、その曲のストーリーを読みながら曲を聴いてみたいと思いました。
とても、心が温かく、嬉しくなる内容の本でした。
蜜蜂と遠雷Amazon書評・レビュー:蜜蜂と遠雷より
4344030036
No.275:
(5pt)

ストーリーがどーのではなく

登場人物の『感覚』を恩田陸さんの表現を介してシンクロし感じて楽しむ本なのだと思う。
ストーリーはとあるコンクールが始まって終わるまでの期間を描く、要はゴールを読み手も分かっていて読むというもの(もちろん、ゴールである『コンクールの結果』は分からないが)。
ではなにを楽しむか、どこが素晴らしかったかというとやはりその描写。コンクールでの演奏時の描写が素晴らしい。時にコンテスタント、時に審査員、付き人、そして聴衆の目線で描かれる。素人にも分かりやすく、時にステマネや調律師もその描写の調味料的に登場する。クラシックも聴くし、コンクールにも出場経験もあるし、コンクールを主催する会社で働いた経験もある自分にとっては、想像を更に掻き立てられたし、とはいえリアリティよりもドラマチックさを前面に出したストーリー展開(要はコンテストの結果)にフィクションに浸かる楽しさも感じられ、極上の音楽を「聴いた」感覚になった。
この本を題材にした『ひかりを聴け』を聴きにいきました。千住明さん作曲、恩田陸さん作詞、両名がぜひとオファーしたソロ歌唱に三浦大知さん、オケが東京フィル。その名の通り、音(三浦さんの声含む)がキラキラと輝いていて、「ひかりを聴く」という稀有な体験ができました。素晴らしかった。
蜜蜂と遠雷Amazon書評・レビュー:蜜蜂と遠雷より
4344030036
No.274:
(2pt)

スーパーマンのお話でした

なんとなく、田舎の高校生ががんばって努力して吹奏楽コンクールに出て優勝するみたいな青春小説を期待していたのですが、全然違う話でした。(表紙のせい?)
才能あふれるスーパーマンがたくさん出てきます。努力を描かずにここまで読ませる作品を書けるのはさすがだと思いますが、凡人の私には登場人物のだれにも共感できず、最初に出てくるヒステリックな審査員にもずっとイライラさせられるし…。
「本屋大賞」がどんどん自分の好きな本とずれていくのでちょっと寂しいです。
蜜蜂と遠雷Amazon書評・レビュー:蜜蜂と遠雷より
4344030036
No.273:
(2pt)

ピアノの森は良かった

最近NHKで「ピアノの森」の放映が始まり、それが契機で原作を一気に読んでしまいました。読後感に浸っている間に巡り合ったのが本書でした。仕事柄(大学で理論物理学を研究しています)、雲の上を走り抜ける天才の生き様には大変関心があるところです。ピアノの森の二人の天才(一の瀬、阿字野)と本書の三人の天才(風間、栄伝、マサル)を比較してしまいました。前者には、二人の壮絶な個の背景があり、互いに相関しながら、開花していく様が感動的に描写されています。後者は、タイトルからして、風間の天才性の物語りを期待していましたが、最後まで彼は何者かも語られず、読後感がスッキリせず、中途半端は感は否めません。伏線を大いに張ったはいいが、それらを全て回収しきれていない安っぽい推理小説を読まされた残念感に苛まれてしまいました。努力により秀才にはなれても、天才と言われた人間には、その飛躍した発想力に超えがたい一線があるのかのしれません。しかし、天才と言われる人間には、人一倍努力する才も備わっているのも事実です。神童も二十歳過ぎればただの人は、何人か見てきたように思いますが、彼らは天才ではありません。本書には、三人の天才を登場させてしまったため、如何なる葛藤を乗り越えて現在に至ったかの人間の物語りが希薄なため(栄伝にはある程度物語り性はありましたが)、ピアノの森と比較して落胆が少なからずありました。もっと掘り下げた人間の深部の描写が欲しかった!
蜜蜂と遠雷Amazon書評・レビュー:蜜蜂と遠雷より
4344030036
No.272:
(1pt)

私にとっては退屈な作品でした

冒頭部分で、今後どんな展開になるんだろうと引き込まれ読み進めましたが、すぐに退屈になってしまいました。
著者は感動的な音楽を文字にして伝えようとしていますが、まどろっこしいだけで私には全く共感できませんでした。
小説というより、音楽の批評本みたいで、ストーリーを楽しみたい方にはお勧めできません。
蜜蜂と遠雷Amazon書評・レビュー:蜜蜂と遠雷より
4344030036
No.271:
(4pt)

大変面白かった。

久々の読書だったけど、
読み進めて行くのが楽しかった。
曲はさすがに本からは聞こえないので、
音も聞いてみたい。
蜜蜂と遠雷Amazon書評・レビュー:蜜蜂と遠雷より
4344030036
No.270:
(5pt)

電子版は、文字が大きくてストレス無しです。

文字が大きく、スマホでいつでもどこでも読めるので、とても嬉しいです。iCloudが同じなら家族中で、ダウンロードできるので、順番待ちが無く、満足です。
蜜蜂と遠雷Amazon書評・レビュー:蜜蜂と遠雷より
4344030036
No.269:
(4pt)

いい本です。事件好きな人は少ししんどいかも。

ある番組で紹介されていて気になっていましたが、ようやく読むことができました。
評価が高いのが分かります。
きれいな言葉を使われており、主人公かと思っていた風間塵が良い意味でスパイスと
なって物語を引き立ててくれます。
自分には音楽の才能がないのでは音楽は聞こえてきませんでしたが(笑)、最後も
非常にきれいな終わり方をしており、読み終えた感が味わえました。
4点にしたのは、物語がきれいすぎて途中で読むスピードが遅くなった事です。
事件が起きて解決するような物語が自分には合っている事が再認識された感じです。
相性の問題であり、本書は非常に良い本だと思います。
蜜蜂と遠雷Amazon書評・レビュー:蜜蜂と遠雷より
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No.268:
(2pt)

少女マンガです。

決してマンガを私はバカにしておりません。ダメな少女マンガだと思いました。なぜこれがこんなにも売れるのでしょうか? でも、最後まで読ませたので、星二つです。
蜜蜂と遠雷Amazon書評・レビュー:蜜蜂と遠雷より
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No.267:
(5pt)

素晴らしい

今は関連CDも出てるので、聴きながら読むというのもひとつの醍醐味では」ないでしょうか。
本当に迫るものがあり、良かったです。
蜜蜂と遠雷Amazon書評・レビュー:蜜蜂と遠雷より
4344030036
No.266:
(5pt)

心が震えるくらいいい本でした

最初の出足から、何か謎めいた話だなぁと思っていたら、そこからぐいぐい引っ張りこまれて、途中で辞められなくなり、
しかもあまりの感動に心が震えるという表現がぴったりなくらい、ノンフィクション以外の小説で久しぶりにいい本に出合いました。

ピアノの新人を発掘する世界的なコンテストを中心登場人物の4人がどのように勝ち残っていくのか…が描かれている。
一人目は。亡くなった世界的なピアノ奏者の愛弟子。今までのピアノ界の常識を覆すレベルなのだが、あまりにも企画外れなので、評価が分かれる。
二人目は、天才少女として一度はプロデビュー。しかしマネージャー的役割の母親が突然の病死。そのためにコンサートの会場から突然失踪しコンサートをすっぽかしてしまった女の子。ある理由でもう一度音楽学校に行くことになり、その流れでそのコンテストに出場することに。
三人目は、その女の子の幼馴染でたまたま一緒にピアノを習っていたハーフの男の子。父親の都合でヨーロッパに行ってしまうのだが、向こうでもピアノを続け、このコンテストの決勝大会で奇跡的な再会。お互いに恋心も芽生えるが優勝を争う事にもなる。
三人目は音楽家を目指していたがね中途半端な形で一度断念。普通のサラリーマン生活を送っていたが、どうしても夢を捨てきれず、奥さんに「最後にチャレンジさせてくれ」とお願いし、このコンテストに挑んだ最年長の男。

この四人とそれを取り巻く家族や恩師、審査員、観客、仲間、ファンや他のコンテスト参加者の人間模様がこれでもか…と言うほど繰り広げられます。コンテストは世界各地で予選があり、そこの優秀者が日本に集まり開催されます。一次二次予選があり最終予選で順番が付けられます。その経緯をずっと描いてあるのですが、課題曲を奏でる前からその真っ最中を音ではなく文字で表現してます。その表現がまるで音楽を聴いているかのように入ってきます。さすがプロの作家。ちょっとくらい文章が好きとか美味いとかでは太刀打ちできないセンスと技術。もうお手上げでした。
音楽をやっていない私がここまで感動するのだから、実際にやっている人が読むとどうなるのだろうと心配するくらいいい本でした。
最終コンテストのシーンでは、私もYouTubeで曲を探し出し、それを流しながら読みました…。結果は本の方がよかった(笑)
蜜蜂と遠雷Amazon書評・レビュー:蜜蜂と遠雷より
4344030036
No.265:
(5pt)

音楽を見事に言語化した小説

音楽をここまで言葉で語り得たことに感心させられた。
ピアノの音、曲のイメージ、表現の深まり、音楽に取り組む意味、音楽に接する喜び、それらがまさに音として聞こえてくるように語られている。
バックグラウンドの異なるコンテスタントたちが縁あって集まり、予選が進んでいく緊張感とともに成長を遂げ、まわりを巻き込んであたたかい連帯感が生まれていくあたりは長さを感じさせない。
小説としては設定に現実感が希薄だったりどんでん返しの事件に乏しかったり、曲を知らなければピンとこないといった難点はあるのかもしれないが、音楽についていろいろと考える材料を提供したことについて高く評価したい。
蜜蜂と遠雷Amazon書評・レビュー:蜜蜂と遠雷より
4344030036
No.264:
(5pt)

図書館で順番待ちしなくてもよくなりました

図書館で借りて、間をあけて2回読んだのですが
、面白すぎて好きなときに読みたくて購入しました。

これでいつでも好きな時に読めます
蜜蜂と遠雷Amazon書評・レビュー:蜜蜂と遠雷より
4344030036
No.263:
(5pt)

これは大当たり

30ページほど読んだところでなんて面白いんだろう、と思いました。
感動するあらすじのところを読んでいるわけでもないのに、文章に感動することもしばしば。
人物も魅力的で、かなり多い登場人物でしたが、一人ひとりにちゃんと感情移入することができました。特に感情移入したのが栄伝亜夜と、高島明石。この二人の葛藤を読んでいると、胸に熱くこみ上げてくるものがありました。
ただ、3次予選くらいから少し飛ばして読むことも出てきて、読み始めのときの感動はなかったのですが、全体的に満足感のある作品でした。
蜜蜂と遠雷Amazon書評・レビュー:蜜蜂と遠雷より
4344030036
No.262:
(3pt)

ほほーん?

読書数の少ない自分が言うのもおこがましいが、ページ数の多いライトノベルという感想です。
何というか、私が面白いと思う作品は、抑圧/緊張から解放への描写が深く書かれている作品なのだけれど、こちらの作品はそれが薄めなので、がっつり読みたいと思う人にはお薦めはしません。
ただ、そうでないのであれば、登場人物達の音楽との向き合い方や、奏でられる音楽の色鮮やかな心象風景を楽しめることかと思います。個人的にはとても読みやすく、音楽の表現がとても旨い作品だなと感じました。
蜜蜂と遠雷Amazon書評・レビュー:蜜蜂と遠雷より
4344030036
No.261:
(3pt)

同じことが繰り返されていたような。。

三人の天才の演奏ばかりで同じ様な場面が何回も繰り返されていた様な気がします。
個人的には高島明石の演奏の部分が鳥肌も立ち読んでて楽しかったです。
あとは長いので読書慣れていない人にはしんどいかと思われます。自分がそうでしたので。笑
蜜蜂と遠雷Amazon書評・レビュー:蜜蜂と遠雷より
4344030036
No.260:
(5pt)

人の持つ根源的な感動力をより戻してくれる一冊

音楽で奏でられたような本
小さな物語から大きな物語へ
ピアニッシモからフォルテッシモへ
楽節のように心地よく刻まれる小説
文学と音楽を見事に融合させている
男女の恋愛を題材にせず、これだけ心を揺さぶる
物語の主人公に同化するのではないのに、涙が流れるほど心が揺すられる
読後には、一切の汚れなき美しい魂が呼び戻された余韻に浸れるでしょう
蜜蜂と遠雷Amazon書評・レビュー:蜜蜂と遠雷より
4344030036
No.259:
(3pt)

面白いけど

天才達が互いに影響し合って変化していく。
音楽とは何か?

漫画のように少し大げさな表現もあるところが中山七里を思い出した。ピアニストのシリーズが好きな人は合うだろうか。事件が起こらない分こちらは刺激が足りないか?

私は下手の横好きでプロの世界は知らないが、音楽に絵や映像を見るタイプとそうでない人がいるらしい。私は見るタイプで逆にその他がわからないので説明できない。
この作品では映像を超えて幻覚並みに見てしまうため、リアリティを求める人や音楽に映像を見ない人には不可解になりがちかも知れない。
まずここまで空想する人は天才でも少ないと思う。それが数人出てくるのでリアリティがより薄くなっている。
現実として考えるとここまで空想できるのは一種の共感覚みたいなものだろうか?

中山七里の描く音楽家は映像ではなく感情が音楽とリンクしていると思う。これは当たり前だが、演奏の表現と合わさって表現される。
私個人的には感情を動かされるのは中山七里の方だった。奏者が見ている映像を説明する作品と、演奏する者と感情を映像として見せる作品の違いかな。

こちらも考えさせられる所もあったが、登場人物らが他の奏者の演奏を褒めるものの空想や考え事に浸って気付いたら曲が終わってた、という「聴いてないじゃないか!笑」な時が多い。
空想は音楽が聴こえているからこそ起こるものではないのかな…。
細かく曲の詳細を追っていくわけでもない(空想シーンが入るせい?)から、一瞬ピアノの音が聴こえて来るが音楽が二の次になるような感じがした。

もしかしたら登場人物が多過ぎるのではないかとも思った。
それぞれで物語が作れそうな人物像なので、まとめてしまうと全体は薄くなったということはないだろうか。
もっと、音楽とは何か「彼ら」の考えを知りたかった。
蜜蜂と遠雷Amazon書評・レビュー:蜜蜂と遠雷より
4344030036
No.258:
(5pt)

音楽が聴こえてきます

書かれているー言ー言が吟味されていて、ー章毎に読まなければ、心が追い付けない。
それほどに心を揺さぶられる本です。
後半のコンクールの話は、ー章節ごとに、涙が溢れて止まりませんでした。悲しい涙ではなく、生命が揺さぶられるときに出る涙です。
蜜蜂と遠雷Amazon書評・レビュー:蜜蜂と遠雷より
4344030036
No.257:
(4pt)

入院生活の楽しみになりました。

長期入院することになってしまい、何か本を…と思って購入しました。曲の描写が絶妙で、曲を知らなくてもイメージが湧くし、いろいろな情景を思い浮かべることができたので、動けないベッドの上ではとても楽しめました。
ただ、何か人生観が変わるとか、そういうレベルの感動まではないような気がします。
また、本戦の亜夜の曲も聴きたかった(読みたかった)と思うのは私だけなんでしょうか…
何がともあれ、暗い気持ちになりがちな入院生活を送る者としてはこんな感じの本は楽しかったです!
蜜蜂と遠雷Amazon書評・レビュー:蜜蜂と遠雷より
4344030036

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