■スポンサードリンク
(短編集)
夜市
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
夜市の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.12pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全337件 141~160 8/17ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
初めてこの著者の作品を読みましたが、2つの話とも独特な世界観がありながら少し切ない雰囲気がありとても面白かったです。 終わり方も良かったと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
短編が2本入っています。どちらも面白かったです。 美しく感動的とありますが、切なくなります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
短編2編で短く読みやすいです。 以下、ややネタバレ 他の方のレビューに、ホラーじゃない。心がほわっとする。等があったので最後は丸く収まると思っていましたが、私的にはこれでお終い!?とビックリしました。 物語がファンタジーよりなのに終わりは急に現実的で、ここからの巻き返しが本番なんじゃないの!?という感じでした。 ハッピーエンド好きにはオススメしません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
日本的異世界往還小説、とでも言うべきだろうか。 こう書けばまるで子供向けのライトノベルを連想するが、登場人物の心の機微が人生の艱難辛苦を知った人特有の慈愛に満ちた表現で書かれており、大人向けである。 抒情的だが感傷に浸るような自己陶酔もなく、読了感は気持ち良い。 筆致も、解説で林真理子氏が ”幻想的な美しさをかもし出す無駄のない文章、抒情的ではあるが、余分なセンチメンタリズムに陥らない知的な文章である” と評している通り、とても軽やかで読みやすい。 惜しむらくは、一緒に収録されている「風の古道」が同じような異世界往還もので、スッキリしない終わり方であったこと。 できれば全く違う作風にして、筆者の表現力の幅を見せてほしかった。 久しぶりに心を動かされる物語でした。 老若男女におすすめします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読後感が素晴らしい。 ホラーですが恐さはあまりありません。 この本には二編の違う話が収録されていますが どちらも、すごく面白いです。 和ホラーのノスタルジックな雰囲気を上手く文章で表現されていて読んでいて気持ちが良い作品です。 是非読んでください。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読んだのはずいぶん前だけれど、この作品を読んだときの最後は今でも忘れられない。 こういう読書体験はあまりない。 ネタバレは書きません。 これから読む方、ぜひとも最後まで見届けて下さい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
だが良くも無いと言うか。だってホラーじゃないもの。 ☆三つって言うのは悪い意味では無くて、まあいい意味でかな。決して悪い小説では無いと思うんですよ。 変に気取った文章ではなく、独特だが分かりやすい文章で独自の世界を表現しようとするのは良い姿勢だと思います。 ただ、間違いなくホラーじゃないし、この作者ホラーが描きたかったわけでもないでしょう。他で落ちたからここに送ったのでは・・などと考えてしまいます。 ちょっと不思議なファンタジー小説読みたくて読んだなら☆四つかな。ファンタジーとして傑作と言える程素晴らしい作品でも無かった。 審査員が何を考えてこれを選んだか良く分からずあとがきの選評を読んだが、あの辛口の荒又宏が絶賛していた。林真理子も高橋克彦も。 うーん。理解できない。そう言えば、バトルロワイヤル落選させたのはこの3人組だったなあ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読み終わりは「優しいホラー」という感想です。 極端な殺人や恐怖描写はなく どこか違う世界なのに、その世界の雰囲気や情景がすっと頭の中に浮かぶ様な書き方で、すいすいと読めます。 伏線回収もしっかりとしているし 物語自体もとても綺麗なお話で、読了後は爽やかな喪失感と満足感を得られると思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ホラーだと思って今まで読むのを敬遠していたのが悔やまれます。死や闇の匂いの濃い、暗めのファンタジーでとっても私好みでした! 「夜市」と「風の古道」の2編。どちらの話も読み始めると一気に恒川さんの作り出す妖しい世界に連れて行かれます。 様々な世界に繋がっている空間や、妖たちが歩く古道。そこには私たちの世界とは違うルールがあって、そのルールは決して主人公たちにとって優しくなくて。 ハッピーエンドではないけれど、落ち着くところに落ち着くようなラストで良かったです。 これからも何回か読むだろうな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最近知ったばかりですが、この本を読んで以来、 すっかりハマッてしまい、他の作品も読み漁っています。 非常に中毒性がある作家です。 独特の世界観に魅了され、読み始めると止まりません。 店頭で恒川氏の本を見つけると宝を見つけたような気持ちになり、 気付いたらレジに持って行ってしまいます。 ある意味これが一番ホラーです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
第12回日本ホラー小説大賞受賞作(短編部門)。 読者は主人公?の女子大生いずみの視点でこの物語を体験するのだが、彼女の背景や人物造形は全く書かれておらず、非常に無個性的なキャラクターである。だからこれは小説、とういうよりは怪談話に近い。怪談話も登場人物はA,B,C,Dと名前すら与えられなくてもいいくらいに徹底的に登場人物の個性が排除されている。それは簡潔にして聞き手を飽きさせないため、恐怖のストーリーのみを感じてもらうため、なのかと思うが、この小説もそんな物語に感じた。 また、小説全体に漂う独特な雰囲気も良い。異形の者たちが夜市で店を開き不思議な売り文句と共にものを売る様は、単純に魅力的だ。同時収録されている『風の古道』には『夜市』内で登場する「永久放浪者」も売り手として出てくる(同一人物ではないだろうけれども)。『夜市』を読んだ時は不思議な世界を演出するための不思議な固有名詞でしかなかった「永久放浪者」が『風の古道』では意味のある、厚みを持った存在として甦る。ひょっとして、夜市でものを売っていた他の異形の者たちにも一人ひとり物語があるのではないかと想像を膨らませることができて、愉快な気持ちになった。 また、二つの短編、それから先の「永久放浪者」にも関連すると思うが、この作者は思わせぶりなことを思わせぶりなまま終わらせず、つまり不思議な世界や変わった人間を演出するための思わせぶりはしないで、必ず種明かしをしてくれるところに特徴があると思った。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
タイトル通りです。 別にホラーっぽくはなく、「夜市」も同梱の「風の古道」も、異世界ファンタジーに足を踏み入れました、的な話。 テキストは読みやすい。シナリオも地に足のついた、どっしりとした中に爽快さもある。 また、起承転結もあり、複雑ではない数奇な運命のめぐり合わせ的な伏線の回収もあり。 非常によくまとまった小説です。 オヌヌメ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
どこかで読んだことのあるような懐かしい感じ、それでいて新しさのある作品です。 ホラーに分類されていますが、物の怪が出ること以外にホラー要素はあまりなく ホラー系が苦手な方でも安心して読める作品です。 童話作家の安房直子さんのお話しや今市子さんの百鬼夜行抄、千と千尋の神隠しなどと 似た雰囲気を持っているところが懐かしい感じがするのかも知れません。 色々なお話の良い部分を残し更に新しい作品になっているところが大変評価すべきところだと思います。 特に「風の古道」は物語で終わるところにミステリー要素を加え、最後に驚くべき 事実が!というトリックがあり大人が十分楽しめる作品になっています。 斬新な世界観で他の作品も読んでみたいと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
凡作。 文章力がないので、 書きやすい(書くことができる)題材・ストーリーを選んで書いてるという印象。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
のような、子供だったら怖い物見たさで開いてしまうような本でした。紙芝居なら闇芝居ですかね(笑) ホラーと書いてありますが全然怖くはないですし、すぐオチもわかってしまいます。にもかかわらずワクワクしながら読んでる自分がいました。この作者の作品は二冊目ですが、前回よりは多いに楽しめました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
むかし話って、浦島太郎、おむすびころりんなど、時空を超えて異界に紛れ込むというパターンが多い。 子供の頃のむかし話を読んでいるような感じで楽しかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
沢山の方がレビューしていますが、私も 「風の古道」が印象的でした。 たまたまお彼岸の中日に読んだのもありますが 日本独特のあの世とこの世の境目の世界を感じさせる不思議で素敵なお話でした。 「夜市」を含めホラー的な要素はあまり感じませんでした。 ほんわかと心に残る作品で、また時が経って 思い出したら再読したいと思える小説です。 夏のお盆休みにのんびり読めたらまた楽しかったかなと思います。そんなお話でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
表題作の夜市、そして風の古道ともについついページをめくってしまう不思議な魅力があります。 最初の1ページで「読み応えがなさそうな文章」という印象を抱きましたが、これは間違い。 簡素且つ美しく、優れた文章であることがすぐにわかります。 著者の他の作品も買って応援したくなる、そんな作品でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
他の方がレビューで触れているとおり、表題の「夜市」、もう一作の「風の古道:ともにホラーというよりはファンタジーに近いような印象を受けました。 どちらの作品も捕らえようによってはまさしくホラーになりうるエッセンスがありながら、それを敢えて出さないのはそういった手法なのかもしれませんが、どことなく藤子不二雄Aのホラー短編に似通った雰囲気が感じられました。 「夜市」は尊い犠牲を引き換えに望むものを得る、望まぬものに帰ることは許されないといったルールが常にあり、そのおかげでシンプルな話の展開を楽しむことができました。 「風の古道」は昔ながらの自然が残るロケーションということもあり、妙なリアリティがありました。その一方で都会に「途中下車」するあたりの描写がもうひとつかな、という印象を受けましたが。 ただどちらの作品もこの一作で終わらすには少しもったいない気がします。 「夜市」も「風の古道」も、別な人のエピソードで違う物語があるのでは、と読者に思わせる要素がありました。 続編を書けというつもりはないですが、それぞれ一冊になったとしても十二分に面白い一冊になり得る作品だと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
気になっていた本のひとつです。私の場合は読みたい本をまとめて注文して一冊約2日間で読みます。ホラー文庫は秋でも読みます。夜市は内容が気持ち悪いと聞いたことがあり、まだ、最初なので大丈夫? | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!