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(短編集)
夜市
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夜市の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全337件 121~140 7/17ページ
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読了後にはいろいろな気持ちが押し寄せてきました。本当に素晴らしい作品です。 | ||||
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妖怪たちが様々な品物を売る不思議な市場「夜市」。ここでは望むものが何でも手に入る。小学生の時に夜市に迷い込んだ裕司は、自分の弟と引き換えに「野球の才能」を買った。野球部のヒーローとして成長した裕司だったが、弟を売ったことに罪悪感を抱き続けてきた。そして今夜、弟を買い戻すため、裕司は再び夜市を訪れた――。奇跡的な美しさに満ちた感動のエンディング! 魂を揺さぶる、日本ホラー小説大賞受賞作。 | ||||
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読み始めてすぐにM氏の作風に良く似ていると感じた。あの、取る取ると毎年巷で騒がれながらいつまでもノーベル文学賞を取れないM氏だ。ファンタジー的色合い、登場人物の名前の付け方、そつの無い巧みな文章など実はかつてM氏のゴーストライターをやっていたのではないかと疑うぐらい似ている。ただし明らかに違うところが一点だけある。それはM氏の作品に散見される筋書きに関係なく無駄としか思えない猥褻表現がこの著者の作品には皆無であること。 いずれにせよ自分には退屈な作品であった。 | ||||
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怖くなく、想像をかきたれられる。2作があるが、オチというかネタが何となく似ている気がした。最後は狭い世界という点で。 | ||||
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奇怪・妖怪・物の怪など妖しい世界観がお好きな方は是非にもオススメです。わたしのお気に入り作家の一人に加わりました。 | ||||
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ホラーの分類に入っていますが、ファンタジー要素が強いです。 映像化したら面白位だろうからなと思います。 | ||||
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直木賞の候補作にもなった、日本ホラー小説大賞受賞作。 不思議な「夜市」で「野球選手の才能」を手に入るために、 弟を売り飛ばしてしまった兄・・・・・・。 中編ぐらいの読みやすい小説なのに、非常に濃い中身です。 兄弟のある人なら、切なくてボロボロ泣けてきます。 | ||||
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この本は2作入っています。どちらも非常に読みやすく、珍しいのに現実にあったら行って見たいとさえ感じる夜市に引き込まれます 絶対に読むべき一冊です | ||||
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日本ホラー小説大賞と言えば「リング」や「パラサイト・イヴ」などを思い浮かべるが本書は全く趣を 異にする。何と表現したらよいのか適当な言葉が見つからない。強いて言えば主演堺雅人氏、ヒロイン 高畑充希氏出演の「DESTINY鎌倉ものがたり」のようなメルヘンテイストの作品か。私の錆びついた感 受性では全く恐怖を感じなかった。しかし読了後、子供のころの思い出をたどれば秘密の基地や死の世界 の一歩手前、事故寸前まで足を踏み出していた懐かしくもゾッとした記憶をよみがえらせるものを感じる。 | ||||
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ストーリーの発送は良いのですが、無駄な会話で尺を稼いでいる印象がありました。無駄を省けばきっと傑作になっていただけに、残念です。 | ||||
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男の子の好奇心の先に、迷い込んでしまいそうな、ありそうでないような空想世界で、ちょっと恐ろしくて、すごく切ない物語が繰り広げられます。 おもしろくて一気に読んでしまったオススメの本です。 | ||||
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2005年発表。第12回日本ホラー小説大賞受賞作。第134回直木賞候補。 世にも不思議な兄弟愛の物語といったところだろうか。『千と千尋の神隠し』のような異境探訪の話で、異世界への憧れと恐れを抒情的に描いている。著者が作品の中で独特の世界を構築しようとしていることは十分に伝わってくるし、一応の成功はしていると思う。だが、夜市のルール(夜市には3回しか行けない等)がファンタジー特有のご都合主義とでもいったものばかりで、どこか話としての落ち着きの悪さを感じた。 ファンタジーに「なぜ?」を追究するのは、野暮なのかもしれない。唐突な展開に動揺することなく、目の前の世界を「そういうもの」と素直に受けとめられる読者であれば、十分楽しめる作品だろう。この小説はホラー小説という位置づけらしいが、怖さは微塵も感じなかった。 主人公の裕司には、かつて夜市に紛れ込み、弟を売ってしまった過去がある。弟を売った代わりに手に入れたのは、野球の才能だった。夜市を出た後、裕司は野球が以前よりも格段にうまくなり、リトルリーグのエースになった。だが、裕司の気持ちは晴れない。どんなに野球がうまくなっても、弟への罪悪感が拭えなかったからだ。青空に向かって飛んでゆく自身のホームランボールを見て、泣きたくなってしまったりする。 ある夜、裕司は決断する。再び夜市に行き、弟を買い戻そう、と。裕司はまだ弟が夜市にいて、自分の帰りを待っているものとばかり思っていた。だが…。 兄には兄の、弟には弟のその後の人生があった。兄と弟の人生が交錯するとき、この小説は兄弟それぞれの救済の物語だったことに気づかされる。 | ||||
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レビューの評価がよかったので、よんで見ました。 独特の雰囲気があり面白かったです。 | ||||
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どこか懐かしくなるような描写に感動しました。 細かいところまで全部輪のように繋がっていて、ストーリーの中にルールがあると言うよりもストーリーそのものがルールのような感覚でした。 | ||||
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世界観がとても素晴らしいです。ほの暗い中に灯りがほっと灯っているような世界観です。短編でサックっと読めるけど、読後の余韻はずっと続きます。 | ||||
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梗概より、すっきりした二編でした。特に二話目が印象的です。齟齬もあります。が、久しぶりに爽快感を感じた活字に感じます。なにかもやもやした心があるなら、手にとっても良い作品だと思います。 | ||||
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あんまりジャンル自体に詳しくないですが、思っていたようなホラーではなかったです、 幽霊が嫌がらせしてくるような、怖い話を想像していたのですが、妖怪の世界が~、みたいな 話で特に怖いとか思わなかったです、童話読んでる気分でした、面白かったです | ||||
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星の数は「風の古道」のものです。「夜市」は星3つです。 古道のもつ切なさロマンいいなあ。これからウォーキングで散策する時には古道に繋がるっぽい場所を探してみようと思う | ||||
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やはり何度読んでも物語の世界が美しく雰囲気に飲み込まれる。兄の弟を想う気持ちが辛い。 | ||||
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2005年の日本ホラー小説大賞受賞作。昔、魔界に迷い込んだ主人公は、弟を置き去りにして野球の才能を得る。大学生になり、再び女友達とそこへ迷い込んだ主人公は・・、というような話。短編だが、確かにぞくぞくする。 もう一編収録されているお話「風の古道」も同じ路線の作品。悪くはないけれど、もう少し違う味わいのものを読んでみたかった気もする。短編のホラーは、個人的にはこの作者よりも朱川湊人の方が趣味。 | ||||
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