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(短編集)
夜市
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夜市の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.13pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全350件 261~280 14/18ページ
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| 美しく、幻想的でかつ残酷な物語です。 語られない細部を想像すると闇がさらに濃く感じられるようでした。 理想郷と異世界をこれだけ見事に描き切って最後にあっと言わせてくれる。 この筆者だけの世界にずっと怖いけれど浸っていたいと思いました。 | ||||
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| これはホラーだろうか? 読み終わったあとに残るのは恐怖よりも清涼感に近いものだった。 「夜市には3度しか行くことができない」 これは強烈だ。 人はこのチャンスを生かすことができるのか? 夜市は,余市で開かれているのかもしれない。そこには良い血が流れているのかもしれない。 でも,できることなら行かなくてすむように生きていきたいのだ。 | ||||
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| 面白いのかな、これ。 プロットのひねりはお見事。雰囲気もある。 でも、結局、それだけじゃないのかな。作者の主張というか、この作品を通じて伝えたいことがわからない。 主人公の裕二自身、何をしたいのかよくわからない、ぼうっとした性格で、弟を売るほど野球に執着していたのかと言えば、そうでもない。ずっと良心の呵責に苦しめられてきたと言う割には、弟を取り戻すためにしゃかりきになったかと言えば、そうでもない。(しゃかりきになれば、もうちょっとお金たまりますよ)弟の方にしても、自分を売った兄を一心に恨むかといえばそうでもない。代わりに赤の他人を恨み、反省し、恩を施し、その話が発展するかというと、それはそれでおしまい。 夜市で再び兄に出会い、知らぬ振りをして近づき、偶然の機会を捉えて、昔自分を買った人攫いを切り捨てる。弟は夜市から戻ってくるが、兄はそのまま残る。 それで?だから、どうしたっていうの? 長編小説の第一章だけ読まされたような、そんな気がする。 ファンタジーが好きなだけに、フワフワした雰囲気のある異世界が出てくれば、それでもうファンタジーと思われるのが残念です。 | ||||
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| 著者が繰り広げる不思議な世界での 出来事や、そこで登場人物が感じる 恐怖感や罪悪感は、そんな経験は したはずがないのに、どこか 「根っこ」のほうで身に覚えが あるような気がしてしまう。 だから・・・・怖くて、面白い。 | ||||
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| 著者が繰り広げる不思議な世界での 出来事や、そこで登場人物が感じる 恐怖感や罪悪感は、そんな経験は したはずがないのに、どこか 「根っこ」のほうで身に覚えが あるような気がしてしまう。 だから・・・・怖くて、面白い。 | ||||
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| 2005年、第12回ホラー小説大賞を受賞した「夜市(よいち)」と、「風の古道(こどう)」、二つの中篇を収めた一冊。 両作品とも、普段は見えないし行くこともかなわないけれど、この世界と隣り合わせに存在している場所を舞台に、話が進んでいきます。幽明のあわいのエアポケット的空間に引っ張り込まれて、ふと気がついたら、ゆらゆらとたゆたう蜃気楼の世界を旅していた、みたいな・・・。作品のそんな空気感を感じましたね。 この世ならぬ妖しい売り買いがそこでは行われている夜市と、ドラえもんのどこでもドアをつないでいる目に見えない通路みたいな古道。長いこと離れていた故郷に久しぶりに帰った感じ、とでも言ったらいいかな。不思議になつかしい気持ちに誘われました。 殊に、その世界独自のルール設定が、作品世界の魅力をいや増している表題作「夜市」が面白かった。百鬼夜行の化け物が跳梁し、店主を務めたりしている夜市の雰囲気は、昔読んだ諸星大二郎の怪奇コミック『諸怪志異(三) 鬼市』の「鬼市(きし)」に通じるものがありました。 表紙カバーの中で泳ぐ三匹の金魚が、本書の風情に錦上花を添えているのもいいですね。印象的なこの装丁は、片岡忠彦。 | ||||
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| ホワホワいいよ、これは不思議なホラー小説だと思います。 ホラー小説でありながら、幻想的で、ほんわりした不思議さを感じる本である。 もう一つの話である、風の古道は確かに千と千尋のような物語でもある。しかし、千と千尋のように主人公の少年が物語を通して成長していったとはいえなく、頑張ったのに報われない不条理さがある。 話の構成も無駄がなく、この幻想的な感じを保てたのはすごいと思います。 | ||||
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| ゆったりとずっと中をただよっていたくなるような、 心地いい幻想小説です。 決して甘いだけじゃなく、むしろ厳しい状景のほうが多いのですが、 それでもずっとこの小説を読んでいたい、とそう思わせるような心地よさがあります。 展開やストーリーもおもしろいのですが、なによりその心地好さが、 この作品の凄さではないかと、そう思います。 | ||||
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| 本好きにとって、自分好みの本と出会える事は幸運だ。 そうゆう意味で、この本との出会いはまさに幸運だった。 正直、改行の多さが少し不安だった。 物語の展開に、少し失敗したかなとも思った。 だけど読み進めるうちに、物語の世界にどっぷりと入り込んだ。 読了後は言い様のない満足感があった。 また読み返したとページを捲った。 この本のお陰で有意義な時間を使えた。 唯一の不満といえば、他の人も言っているけどホラーではないところだろう。 身の毛がよだつようなホラーが読みたくて買った身としては、かなり物足りなかった。 | ||||
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| 読みながらなぜか夏の涼しい夜に風鈴を聞いてる風景が思い浮かびました。 暗い場所にいるのに綺麗で、逆にそれが切なくて。 和風な感じがまた良かったです。 風の古道も同じくらい面白かったです。 | ||||
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| 初恒川作品でした。 全篇にわたる、憂い、物悲しさ、優しさ、刹那さ・・・。 ノスタルジックな風情を感じさせる物語は、余韻を残して次の作品を読みたくなる衝動に駆られます。 | ||||
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| 夏ごろに書店で見かけて、ずっと気になっていたのですが やっと購入しました。 「夜市」「風の古道」ともに世界観に引き込まれました。 どちらも、他の話(別Ver)があったら読んでみたい気がします。 夜市がいつでもそばにあるように、レンの旅が永遠に続くように、 物語もいろいろな形が考えられるように思います。 あと、二つとも映画で見てみたいです。 原作が好きな場合、映像化でがっかりすることが多いので微妙ですが、 この話を彩る色や光を見てみたいのです・・・。 | ||||
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| 構成が面白かった。 ただ怖がらせる話だと思うと、拍子抜けするかも。 何が怖いって、ストーリーの芯が怖い。 ひょっとするとだれにでも起こりえそうで、怖い。 | ||||
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| 私が恒川氏の小説を読んだのはこれが初めてです。 なぜこの本を購入するに至ったかといいますと、最近書店に並んでいる氏の最新刊『草祭』がきっかけでございます。ページをパラパラとめくってみますと、なんとまぁわかりやすいこと。恒川氏の美しき文体に惚れたといいましょうか、何だか氏の小説を買わずにはいられなかったのです。安価な文庫版でとりあえずはと思い、『夜市』を購入した次第ですが、やはり氏の文章は読みやすい。氏の描く"異界"へとすぐに感情移入できます。ぜひおすすめしたい本だと思います。本小説に載ってある二つのお話のうち、私はどちらかというと『風の古道』の方が好きですが、『夜市』と『風の古道』、どちらも面白かったです | ||||
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| 子供のころに感じた、懐かしい匂いのようなものを感じつつも 寓話のように淡々としつつも恐ろしい夜市 そして美しくも悲しい世界風の古道 どちらもちょっとそちらの世界へとちょっと行きたくなってしまうような、 蠱惑的な幻想譚 | ||||
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| ホラー作品ということですが、妖怪がでてくる点がホラーというだけで、怖いわけではありません。 ただ、読んでいくとすごく透明感のある文章に引き込まれます。そして不思議な空気感をもった作品で、読んだあとにさわやかな感覚になりました。 内容についてはふれられませんが、先の展開が読めなくて、飽きることもなく一気に読み通せました。 ちなみに本書には、短編が 2 編収録されていて、「読むぞっ」と気合いを入れなくてもサラッと読めますよ。 | ||||
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| 夜市のラストは良かったです。 個人的には「風の古道」の方が気に入ってます。この道での別の物語を、もっと読みたいな...などと思ってしまいました。 洗練された文章ですから、どなたでもスラスラと読み終えられると思います。 中学生から私のような中年までイケるんじゃないでしょうか。 60を超えた母に貸したのですが...コメントが無いんですよね〜...読んだのかどうかも分からないけど...ファンタジーっぽい作品って、馴染みのない方には向かないのかしらね... | ||||
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| 新人のデビュー作品集にして、第12回日本ホラー大賞受賞作、第134回直木賞候補作を収録しているということですが、私にはどうも合わないらしくて、あんまり楽しめなかった。残念です。 表題の短篇と「風の古道」の2作品とも、構成は同工異曲。日常生活と隣り合わせに存在している幻想的な異世界へと迷いこんだ主人公が彷徨ののちに帰還するという物語。文章が端正だという評価もあるようですが、私には薄味に感じられた。手垢のついた未熟な表現が目立つ。 ストーリーの展開はなかなかユニークだけど、短篇小説と呼ぶには中途半端に長い枚数。なんだか間延びしている。評価は人それぞれですね。 改まってホラーの定義をたずねられると答えに窮してしまいますが、この作品集の内容ならば、いわゆるホラー(怪奇小説または恐怖小説)よりはむしろファンタジー(幻想小説)と言ったほうが適切ではないかしら。 | ||||
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| ホラーと言いつついわゆるホラーではありません。でも闇夜に誘われるように気がつけばその異世界に踏み入れてしまっているでしょう。そういう意味で怖さは感じます。 ただ、僕は運が悪かったのか相性なのか、オチが途中でピンときちゃったんです。だから結果★3つ。もっとこの世界観の不思議さに委ねてグルんと意外すぎるラストを期待したかったのですが、、お願いそうは言わないで、ああ、やはりそうなのね。と。 装丁が好みだったので単行本で持ってますが、人に勧めるとしたら文庫版が出たなら文庫でいいかもと思います。 | ||||
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| 無駄を省いた文章なのに情感溢れる不思議な作風。 読みやすい。 | ||||
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