満潮に乗って

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満潮に乗っての評価:

3.93/5点 レビュー 27件。 B ランク

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平均点3.93pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全62件 41〜60 3/4ページ
No.22
(5pt)

知る人ぞ知る傑作

「アクロイド」や「オリエント急行」などと比べるとあまり注目されていない部類に入る作品ですが、私はクリスティの傑作の一つだと思います。推理小説というのはこうやって書くものだと、先生みずから――惜し気もなくノウハウを公開して――お手本を示してくれているような作品ではないでしょうか。
 推理小説も小説ですから、とにかく読んでいて面白くなくてはいけません。いくら「トリック」が秀抜でも、読んでいて退屈では困ります。その点、この作品は読者をぐいぐい引っぱっていく力があります。ストーリーのその面白さそのものが、全体として実はトリックになっている――というのだからすごいです。
 殺人の“動機”に関連して文句をつけたがる読者がいるかもしれません。まあ、推理小説の歴史に照らしても、いちおう許容範囲ではないかと思います。少なくとも、私は(あっさりダマされましたけど)まったく不満は感じませんでした。
 ちなみに、登場人物の眼を形容した箇所で、訳者が逃げているように思えた訳文がありました。
 原文は「Irish blue eyes put in with the smutty finger」。
 これは、睫毛の長い美しい眼を表現しているんじゃないでしょうか。
満潮に乗って (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 満潮に乗って (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300236
No.21
(5pt)

知る人ぞ知る傑作

「アクロイド」や「オリエント急行」などと比べるとあまり注目されていない部類に入る作品ですが、私はクリスティの傑作の一つだと思います。推理小説というのはこうやって書くものだと、先生みずから――惜し気もなくノウハウを公開して――お手本を示してくれているような作品ではないでしょうか。
 推理小説も小説ですから、とにかく読んでいて面白くなくてはいけません。いくら「トリック」が秀抜でも、読んでいて退屈では困ります。その点、この作品は読者をぐいぐい引っぱっていく力があります。ストーリーのその面白さそのものが、全体として実はトリックになっている――というのだからすごいです。
 殺人の“動機”に関連して文句をつけたがる読者がいるかもしれません。まあ、推理小説の歴史に照らしても、いちおう許容範囲ではないかと思います。少なくとも、私は(あっさりダマされましたけど)まったく不満は感じませんでした。
 ちなみに、登場人物の眼を形容した箇所で、訳者が逃げているように思えた訳文がありました。
 原文は「Irish blue eyes put in with the smutty finger」。
 これは、睫毛の長い美しい眼を表現しているんじゃないでしょうか。
満潮に乗って (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-9)) Amazon書評・レビュー: 満潮に乗って (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-9))より
4150700095
No.20
(5pt)

アガサ 大好き

面白い。アガサの文庫本 殆ど持ってます。

みんな 三回以上読み返してます。
満潮に乗って (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 満潮に乗って (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J91DW6
No.19
(5pt)

アガサ 大好き

面白い。アガサの文庫本 殆ど持ってます。

みんな 三回以上読み返してます。
満潮に乗って (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 満潮に乗って (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300236
No.18
(5pt)

アガサ 大好き

面白い。アガサの文庫本 殆ど持ってます。

みんな 三回以上読み返してます。
満潮に乗って (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-9)) Amazon書評・レビュー: 満潮に乗って (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-9))より
4150700095
No.17
(5pt)

taken at the flood

英語の表題だと分かりやすい。
taken at the flood
floodというと、洪水かと思っていたが、
波が押し寄せる、満ち潮もの状態なのかもしれない。

潮の満ち引きに関するいろいろな言葉が引用されていた。
どれも読んだことがない文献なので、いちど確かめようと思う。

ロザリーンが、性格がよいことになっていたので、読み進みやすかった。
味方したくなる人間と、味方したくない人間とがあるのは仕方がないことなのでしょうか。

結果としては味方していた2人は犯人でなかったのでよかったが、
結果はハッピーエンドとはいえないのだろう。

遺書が結婚で無効になるが、その場合は全額相続ではなく、
信託財産になるという仕組みなど、こまめに読んでいると
イギリスにおける遺産相続の法律に詳しくなりそうです。

動機がなさそうに見ることが、ある制約条件が成り立つと、
動機そのものだったりすることも知りました。
満潮に乗って (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 満潮に乗って (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J91DW6
No.16
(5pt)

taken at the flood

英語の表題だと分かりやすい。
taken at the floodfloodというと、洪水かと思っていたが、
波が押し寄せる、満ち潮もの状態なのかもしれない。
潮の満ち引きに関するいろいろな言葉が引用されていた。
どれも読んだことがない文献なので、いちど確かめようと思う。
ロザリーンが、性格がよいことになっていたので、読み進みやすかった。
味方したくなる人間と、味方したくない人間とがあるのは仕方がないことなのでしょうか。
結果としては味方していた2人は犯人でなかったのでよかったが、
結果はハッピーエンドとはいえないのだろう。
遺書が結婚で無効になるが、その場合は全額相続ではなく、
信託財産になるという仕組みなど、こまめに読んでいると
イギリスにおける遺産相続の法律に詳しくなりそうです。
動機がなさそうに見ることが、ある制約条件が成り立つと、
動機そのものだったりすることも知りました。
満潮に乗って (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-9)) Amazon書評・レビュー: 満潮に乗って (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-9))より
4150700095
No.15
(5pt)

taken at the flood

英語の表題だと分かりやすい。
taken at the floodfloodというと、洪水かと思っていたが、
波が押し寄せる、満ち潮もの状態なのかもしれない。
潮の満ち引きに関するいろいろな言葉が引用されていた。
どれも読んだことがない文献なので、いちど確かめようと思う。
ロザリーンが、性格がよいことになっていたので、読み進みやすかった。
味方したくなる人間と、味方したくない人間とがあるのは仕方がないことなのでしょうか。
結果としては味方していた2人は犯人でなかったのでよかったが、
結果はハッピーエンドとはいえないのだろう。
遺書が結婚で無効になるが、その場合は全額相続ではなく、
信託財産になるという仕組みなど、こまめに読んでいると
イギリスにおける遺産相続の法律に詳しくなりそうです。
動機がなさそうに見ることが、ある制約条件が成り立つと、
動機そのものだったりすることも知りました。
満潮に乗って (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 満潮に乗って (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300236
No.14
(3pt)

「まんちょう」よりも「みちしお」の方が詩的だと思う。

本書は犯人と犯人以外の人々のそれぞれの思惑が複雑に絡み合っていて、事件構成としてはなかなか面白い。
しかし、伏線はいろいろ張られていても、謎を解き明かすには手がかりが明確に示されていないため、本格物としての評価が低いのはいたしかたないだろう。

なお、本書のタイトルの「満潮」の読み方は「みちしお」だとばかり思っていたのだが、奥付には「まんちょう」とふりがなが打ってある。
「みちしお」と読む方が、響きが詩的でずっといいタイトルだと思うのだが。
満潮に乗って (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 満潮に乗って (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J91DW6
No.13
(3pt)

「まんちょう」よりも「みちしお」の方が詩的だと思う。

本書は犯人と犯人以外の人々のそれぞれの思惑が複雑に絡み合っていて、事件構成としてはなかなか面白い。
しかし、伏線はいろいろ張られていても、謎を解き明かすには手がかりが明確に示されていないため、本格物としての評価が低いのはいたしかたないだろう。
なお、本書のタイトルの「満潮」の読み方は「みちしお」だとばかり思っていたのだが、奥付には「まんちょう」とふりがなが打ってある。
「みちしお」と読む方が、響きが詩的でずっといいタイトルだと思うのだが。
満潮に乗って (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-9)) Amazon書評・レビュー: 満潮に乗って (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-9))より
4150700095
No.12
(3pt)

「まんちょう」よりも「みちしお」の方が詩的だと思う。

本書は犯人と犯人以外の人々のそれぞれの思惑が複雑に絡み合っていて、事件構成としてはなかなか面白い。
しかし、伏線はいろいろ張られていても、謎を解き明かすには手がかりが明確に示されていないため、本格物としての評価が低いのはいたしかたないだろう。
なお、本書のタイトルの「満潮」の読み方は「みちしお」だとばかり思っていたのだが、奥付には「まんちょう」とふりがなが打ってある。
「みちしお」と読む方が、響きが詩的でずっといいタイトルだと思うのだが。
満潮に乗って (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 満潮に乗って (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300236
No.11
(3pt)

トリックよりも

トリックに感嘆するか、小説の味わいに浸るか、といったら後者。
この作品の妙味は、「うたがわしき人々」の設定、つまり「動機」にある。
いくら推理小説と言っても、動機に納得いかなければ認めたくない。
悪者でもなく、普通の仕事も持ち、善良といっていい市民たちに突然、殺意が
めばえても不思議でない状況が生まれる、その設定のうまさに感心。

エンディングは、私はかなり皮肉と感じた。 
満潮に乗って (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 満潮に乗って (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J91DW6
No.10
(3pt)

トリックよりも

トリックに感嘆するか、小説の味わいに浸るか、といったら後者。
この作品の妙味は、「うたがわしき人々」の設定、つまり「動機」にある。
いくら推理小説と言っても、動機に納得いかなければ認めたくない。
悪者でもなく、普通の仕事も持ち、善良といっていい市民たちに突然、殺意が
めばえても不思議でない状況が生まれる、その設定のうまさに感心。
エンディングは、私はかなり皮肉と感じた。 
 
満潮に乗って (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-9)) Amazon書評・レビュー: 満潮に乗って (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-9))より
4150700095
No.9
(3pt)

トリックよりも

トリックに感嘆するか、小説の味わいに浸るか、といったら後者。
この作品の妙味は、「うたがわしき人々」の設定、つまり「動機」にある。
いくら推理小説と言っても、動機に納得いかなければ認めたくない。
悪者でもなく、普通の仕事も持ち、善良といっていい市民たちに突然、殺意が
めばえても不思議でない状況が生まれる、その設定のうまさに感心。
エンディングは、私はかなり皮肉と感じた。 
 
満潮に乗って (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 満潮に乗って (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300236
No.8
(4pt)

かなしく、そして、せつなく

この物語の主役は、ゴードンの未亡人ではない。

主人公は、ゴードンの遺産をあてにしていた、親戚の一人である。

未亡人と同じように若く美しい彼女の眼で、わたしたちは、事件を見つめる。

金と、欲と、プライドと。

三角、いや、四角関係。

だれを信じていいのか、だれを愛していいのか、わからなくなりながら。

一気に結末まで、押し流されていく。

そして、その、結末は。

かなしくて、せつなくて、あまいだけではないけれど。

それでもやはり、こうなるしかなかったのでしょう。
満潮に乗って (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 満潮に乗って (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J91DW6
No.7
(4pt)

かなしく、そして、せつなく

この物語の主役は、ゴードンの未亡人ではない。
主人公は、ゴードンの遺産をあてにしていた、親戚の一人である。
未亡人と同じように若く美しい彼女の眼で、わたしたちは、事件を見つめる。
金と、欲と、プライドと。
三角、いや、四角関係。
だれを信じていいのか、だれを愛していいのか、わからなくなりながら。
一気に結末まで、押し流されていく。
そして、その、結末は。
かなしくて、せつなくて、あまいだけではないけれど。
それでもやはり、こうなるしかなかったのでしょう。
満潮に乗って (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-9)) Amazon書評・レビュー: 満潮に乗って (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-9))より
4150700095
No.6
(4pt)

かなしく、そして、せつなく

この物語の主役は、ゴードンの未亡人ではない。
主人公は、ゴードンの遺産をあてにしていた、親戚の一人である。
未亡人と同じように若く美しい彼女の眼で、わたしたちは、事件を見つめる。
金と、欲と、プライドと。
三角、いや、四角関係。
だれを信じていいのか、だれを愛していいのか、わからなくなりながら。
一気に結末まで、押し流されていく。
そして、その、結末は。
かなしくて、せつなくて、あまいだけではないけれど。
それでもやはり、こうなるしかなかったのでしょう。
満潮に乗って (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 満潮に乗って (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300236
No.5
(5pt)

様々な思惑。

本に書いてある概要からでは、もしかすると、
昼メロの様に、すっっごぉくドロドロとした話かと思うかもしれませんが、
そうではありません!!
 登場人物それぞれが、なかなか詳しく描写されていますし、
それなりの秘密もみんな持っています。
 もちろん、ある人は殺人の秘密も。
 しかしそれが誰なのか?どうしてそうなったのか?
 この2点が完璧にわかる人は、相当にミステリを読んでいますね~。
 人物関係が面白く、憎しみ、妬み、羨み、そして、禁断の愛☆と盛り沢山です!!
 個人的には、未亡人にも悪印象は持ちませんでしたし、終わりかたも、ミステリーには珍しく、
♪☆ハッピーエンド★♪でございます。
 中身は濃く、読後感は格別です。
満潮に乗って (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 満潮に乗って (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J91DW6
No.4
(5pt)

様々な思惑。

 本に書いてある概要からでは、もしかすると、昼メロの様に、すっっごぉくドロドロとした話かと思うかもしれませんが、そうではありません!! 登場人物それぞれが、なかなか詳しく描写されていますし、それなりの秘密もみんな持っています。 もちろん、ある人は殺人の秘密も。 しかしそれが誰なのか?どうしてそうなったのか? この2点が完璧にわかる人は、相当にミステリを読んでいますね~。 人物関係が面白く、憎しみ、妬み、羨み、そして、禁断の愛☆と盛り沢山です!! 個人的には、未亡人にも悪印象は持ちませんでしたし、終わりかたも、ミステリーには珍しく、♪☆ハッピーエンド★♪でございます。 中身は濃く、読後感は格別です。
満潮に乗って (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-9)) Amazon書評・レビュー: 満潮に乗って (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-9))より
4150700095
No.3
(5pt)

様々な思惑。

 本に書いてある概要からでは、もしかすると、昼メロの様に、すっっごぉくドロドロとした話かと思うかもしれませんが、そうではありません!! 登場人物それぞれが、なかなか詳しく描写されていますし、それなりの秘密もみんな持っています。 もちろん、ある人は殺人の秘密も。 しかしそれが誰なのか?どうしてそうなったのか? この2点が完璧にわかる人は、相当にミステリを読んでいますね~。 人物関係が面白く、憎しみ、妬み、羨み、そして、禁断の愛☆と盛り沢山です!! 個人的には、未亡人にも悪印象は持ちませんでしたし、終わりかたも、ミステリーには珍しく、♪☆ハッピーエンド★♪でございます。 中身は濃く、読後感は格別です。
満潮に乗って (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 満潮に乗って (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300236