満潮に乗って

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満潮に乗っての評価:

3.93/5点 レビュー 27件。 B ランク

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平均点3.93pt

Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全62件 21〜40 2/4ページ
No.42
(4pt)

骨肉相争う愛憎劇が人間ドラマとして充実している隠れた秀作

クリスティの作品というと、超有名作品(アンフェアぎりぎりのものが多い)を除くと、語り口・物語構成の上手さで読ませるものが多いが、本作の充実度には感心させられた。ミステリ的仕掛けこそやや弱いものの、大富豪の未亡人を巡る骨肉相争う愛憎劇が人間ドラマとして充実しているのである。

クリスティの作品中の登場人物の造形は類型的な場合が多い(その方が本格ミステリにとっては好都合)のだが、本作ではその登場人物の造形に凝っていて、関係者の誰が犯人でもおかしくない状況を自然かつ巧みに創り出している。最初は、大勢の人物が登場するので、その関係の整理に追われていたが、その整理後はストーリー展開に惹き込まれた。動機の創り方と男女間の愛憎の機微の描写が優れているのである。

隠れた秀作と呼んで差支えない出来だと思った。クリスティの作品は殆ど読破していると思い込んでいたが、まだまだこうした秀作があるかと思うと、その発掘が楽しみである。
満潮に乗って (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 満潮に乗って (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J91DW6
No.41
(4pt)

骨肉相争う愛憎劇が人間ドラマとして充実している隠れた秀作

クリスティの作品というと、超有名作品(アンフェアぎりぎりのものが多い)を除くと、語り口・物語構成の上手さで読ませるものが多いが、本作の充実度には感心させられた。ミステリ的仕掛けこそやや弱いものの、大富豪の未亡人を巡る骨肉相争う愛憎劇が人間ドラマとして充実しているのである。

クリスティの作品中の登場人物の造形は類型的な場合が多い(その方が本格ミステリにとっては好都合)のだが、本作ではその登場人物の造形に凝っていて、関係者の誰が犯人でもおかしくない状況を自然かつ巧みに創り出している。最初は、大勢の人物が登場するので、その関係の整理に追われていたが、その整理後はストーリー展開に惹き込まれた。動機の創り方と男女間の愛憎の機微の描写が優れているのである。

隠れた秀作と呼んで差支えない出来だと思った。クリスティの作品は殆ど読破していると思い込んでいたが、まだまだこうした秀作があるかと思うと、その発掘が楽しみである。
満潮に乗って (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 満潮に乗って (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300236
No.40
(4pt)

骨肉相争う愛憎劇が人間ドラマとして充実している隠れた秀作

クリスティの作品というと、超有名作品(アンフェアぎりぎりのものが多い)を除くと、語り口・物語構成の上手さで読ませるものが多いが、本作の充実度には感心させられた。ミステリ的仕掛けこそやや弱いものの、大富豪の未亡人を巡る骨肉相争う愛憎劇が人間ドラマとして充実しているのである。

クリスティの作品中の登場人物の造形は類型的な場合が多い(その方が本格ミステリにとっては好都合)のだが、本作ではその登場人物の造形に凝っていて、関係者の誰が犯人でもおかしくない状況を自然かつ巧みに創り出している。最初は、大勢の人物が登場するので、その関係の整理に追われていたが、その整理後はストーリー展開に惹き込まれた。動機の創り方と男女間の愛憎の機微の描写が優れているのである。

隠れた秀作と呼んで差支えない出来だと思った。クリスティの作品は殆ど読破していると思い込んでいたが、まだまだこうした秀作があるかと思うと、その発掘が楽しみである。
満潮に乗って (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-9)) Amazon書評・レビュー: 満潮に乗って (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-9))より
4150700095
No.39
(4pt)

人間の悲劇は、全然変わらないところにある

ポアロ作品でドラマのような流れなので読みやすく、あっというまに読み終えることができると思います。トリックやミステリーな真相はイマイチと思いますが、人間の心理の面白さはよくでています。恋愛ミステリーとして読むとおもしろいです。
満潮に乗って (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 満潮に乗って (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J91DW6
No.38
(4pt)

人間の悲劇は、全然変わらないところにある

ポアロ作品でドラマのような流れなので読みやすく、あっというまに読み終えることができると思います。トリックやミステリーな真相はイマイチと思いますが、人間の心理の面白さはよくでています。恋愛ミステリーとして読むとおもしろいです。
満潮に乗って (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 満潮に乗って (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300236
No.37
(4pt)

人間の悲劇は、全然変わらないところにある

ポアロ作品でドラマのような流れなので読みやすく、あっというまに読み終えることができると思います。トリックやミステリーな真相はイマイチと思いますが、人間の心理の面白さはよくでています。恋愛ミステリーとして読むとおもしろいです。
満潮に乗って (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-9)) Amazon書評・レビュー: 満潮に乗って (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-9))より
4150700095
No.36
(5pt)

こんなに完成度が高いとは思わなかった

このタイトルは実は知らなかったのですが、未読のクリスティ作品と言う事で読みました。
爆撃による悲劇に始まり、その後の兄弟姉妹たちの骨肉の争いと対比される遺産相続人の関係、
個人の寵愛を受けた女性の孤独といつもの作風に捻りを利かせたうえ、それぞれの背景に
納得できるだけの説得力を生む筆力、大したものです。真相は十分に意外性がありましたし、
物語も全体的にうまくまとまっていると感じました。『ナイルに死す』と同等の傑作ではないでしょうか。
満潮に乗って (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 満潮に乗って (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J91DW6
No.35
(5pt)

こんなに完成度が高いとは思わなかった

このタイトルは実は知らなかったのですが、未読のクリスティ作品と言う事で読みました。
爆撃による悲劇に始まり、その後の兄弟姉妹たちの骨肉の争いと対比される遺産相続人の関係、
個人の寵愛を受けた女性の孤独といつもの作風に捻りを利かせたうえ、それぞれの背景に
納得できるだけの説得力を生む筆力、大したものです。真相は十分に意外性がありましたし、
物語も全体的にうまくまとまっていると感じました。『ナイルに死す』と同等の傑作ではないでしょうか。
満潮に乗って (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 満潮に乗って (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300236
No.34
(5pt)

こんなに完成度が高いとは思わなかった

このタイトルは実は知らなかったのですが、未読のクリスティ作品と言う事で読みました。
爆撃による悲劇に始まり、その後の兄弟姉妹たちの骨肉の争いと対比される遺産相続人の関係、
個人の寵愛を受けた女性の孤独といつもの作風に捻りを利かせたうえ、それぞれの背景に
納得できるだけの説得力を生む筆力、大したものです。真相は十分に意外性がありましたし、
物語も全体的にうまくまとまっていると感じました。『ナイルに死す』と同等の傑作ではないでしょうか。
満潮に乗って (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-9)) Amazon書評・レビュー: 満潮に乗って (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-9))より
4150700095
No.33
(5pt)

こんなに完成度が高いとは思わなかった

このタイトルは実は知らなかったのですが、未読のクリスティ作品と言う事で読みました。 爆撃による悲劇に始まり、その後の兄弟姉妹たちの骨肉の争いと対比される遺産相続人の関係、 個人の寵愛を受けた女性の孤独といつもの作風に捻りを利かせたうえ、それぞれの背景に 納得できるだけの説得力を生む筆力、大したものです。 真相は十分に意外性がありましたし、 物語も全体的にうまくまとまっていると感じました。 『ナイルに死す』と同等の傑作ではないでしょうか。
満潮に乗って (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 満潮に乗って (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300236
No.32
(5pt)

こんなに完成度が高いとは思わなかった

このタイトルは実は知らなかったのですが、未読のクリスティ作品と言う事で読みました。 爆撃による悲劇に始まり、その後の兄弟姉妹たちの骨肉の争いと対比される遺産相続人の関係、 個人の寵愛を受けた女性の孤独といつもの作風に捻りを利かせたうえ、それぞれの背景に 納得できるだけの説得力を生む筆力、大したものです。 真相は十分に意外性がありましたし、 物語も全体的にうまくまとまっていると感じました。 『ナイルに死す』と同等の傑作ではないでしょうか。
満潮に乗って (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-9)) Amazon書評・レビュー: 満潮に乗って (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-9))より
4150700095
No.31
(3pt)

もはや犯人探しではなく

クリスティーのビッグタイトルは別として、
本書を含み、中堅作の
あれや、これや、それら(ネタバレになるから書けませんが)は、
もはや犯人を推理することよりも、
最終的に誰と誰がにカップルになるかを当てるという
スリリングな結末が待っています。

色々クリスティーを読んだ方ならわかってもらえるでしょうが、
まー、これが難しい!
誰が誰を殺害したかというよりも
こっちの方がむしろ手ごたえのある謎ですよ。

メインの話は、動機を持った人間が沢山、
あやしい人物も沢山いる中で、
散りばめられているヒントや失言をうまく拾うと
パズルが完成する、といった感想を持ちました。
満潮に乗って (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 満潮に乗って (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J91DW6
No.30
(3pt)

もはや犯人探しではなく

クリスティーのビッグタイトルは別として、
本書を含み、中堅作の
あれや、これや、それら(ネタバレになるから書けませんが)は、
もはや犯人を推理することよりも、
最終的に誰と誰がにカップルになるかを当てるという
スリリングな結末が待っています。

色々クリスティーを読んだ方ならわかってもらえるでしょうが、
まー、これが難しい!
誰が誰を殺害したかというよりも
こっちの方がむしろ手ごたえのある謎ですよ。

メインの話は、動機を持った人間が沢山、
あやしい人物も沢山いる中で、
散りばめられているヒントや失言をうまく拾うと
パズルが完成する、といった感想を持ちました。
満潮に乗って (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 満潮に乗って (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300236
No.29
(3pt)

もはや犯人探しではなく

クリスティーのビッグタイトルは別として、
本書を含み、中堅作の
あれや、これや、それら(ネタバレになるから書けませんが)は、
もはや犯人を推理することよりも、
最終的に誰と誰がにカップルになるかを当てるという
スリリングな結末が待っています。

色々クリスティーを読んだ方ならわかってもらえるでしょうが、
まー、これが難しい!
誰が誰を殺害したかというよりも
こっちの方がむしろ手ごたえのある謎ですよ。

メインの話は、動機を持った人間が沢山、
あやしい人物も沢山いる中で、
散りばめられているヒントや失言をうまく拾うと
パズルが完成する、といった感想を持ちました。
満潮に乗って (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-9)) Amazon書評・レビュー: 満潮に乗って (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-9))より
4150700095
No.28
(4pt)

こいつ極悪人だなっていう奴が犯人って珍しいじゃん

いつもならまさかこの人が犯人っていう人が犯人だけど、これは違う。
車いすのポーター元少佐がポワロに話しかける。
2年前のガス爆発事故について話してる。自分の足がダイナマイトで吹っ飛ばされたとか言ってる。
周りの人はみんなこの話を聞かされていたから又話してるよ、話くどいぞ、おしベリ男だな等と思ってる。
この小説で気になるのはデビットの妹ロザリーンか召使いと入れ替わりってどう考えても無理だろうよ。
満潮に乗って (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 満潮に乗って (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300236
No.27
(4pt)

こいつ極悪人だなっていう奴が犯人って珍しいじゃん

いつもならまさかこの人が犯人っていう人が犯人だけど、これは違う。
車いすのポーター元少佐がポワロに話しかける。
2年前のガス爆発事故について話してる。自分の足がダイナマイトで吹っ飛ばされたとか言ってる。
周りの人はみんなこの話を聞かされていたから又話してるよ、話くどいぞ、おしベリ男だな等と思ってる。
この小説で気になるのはデビットの妹ロザリーンか召使いと入れ替わりってどう考えても無理だろうよ。
満潮に乗って (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-9)) Amazon書評・レビュー: 満潮に乗って (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-9))より
4150700095
No.26
(4pt)

アガサの傑作

まず様々な人物像が描かれ、最初の展開がまったく読めなかったが、最後に見事につながる。小説を書く前によっぽど丁寧に構想を練って作られたのだと感心します。
クリスティー好きのわたしが、いままで何故かこの小説を読んでいなかったので、こんなに面白い話があったんだと思いました。純粋に推理小説として読むと、?的な解決と言われるかもしれませんが、小説としてはとても良くできていて、はまるべきピースがきちんと塡まるようにできています。個人的に好きな小説です。
満潮に乗って (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 満潮に乗って (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J91DW6
No.25
(4pt)

アガサの傑作

まず様々な人物像が描かれ、最初の展開がまったく読めなかったが、最後に見事につながる。小説を書く前によっぽど丁寧に構想を練って作られたのだと感心します。
クリスティー好きのわたしが、いままで何故かこの小説を読んでいなかったので、こんなに面白い話があったんだと思いました。純粋に推理小説として読むと、?的な解決と言われるかもしれませんが、小説としてはとても良くできていて、はまるべきピースがきちんとまるようにできています。個人的に好きな小説です。
満潮に乗って (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 満潮に乗って (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300236
No.24
(4pt)

アガサの傑作

まず様々な人物像が描かれ、最初の展開がまったく読めなかったが、最後に見事につながる。小説を書く前によっぽど丁寧に構想を練って作られたのだと感心します。
クリスティー好きのわたしが、いままで何故かこの小説を読んでいなかったので、こんなに面白い話があったんだと思いました。純粋に推理小説として読むと、?的な解決と言われるかもしれませんが、小説としてはとても良くできていて、はまるべきピースがきちんとまるようにできています。個人的に好きな小説です。
満潮に乗って (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-9)) Amazon書評・レビュー: 満潮に乗って (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-9))より
4150700095
No.23
(5pt)

知る人ぞ知る傑作

「アクロイド」や「オリエント急行」などと比べるとあまり注目されていない部類に入る作品ですが、私はクリスティの傑作の一つだと思います。推理小説というのはこうやって書くものだと、先生みずから――惜し気もなくノウハウを公開して――お手本を示してくれているような作品ではないでしょうか。
 推理小説も小説ですから、とにかく読んでいて面白くなくてはいけません。いくら「トリック」が秀抜でも、読んでいて退屈では困ります。その点、この作品は読者をぐいぐい引っぱっていく力があります。ストーリーのその面白さそのものが、全体として実はトリックになっている――というのだからすごいです。
 殺人の“動機”に関連して文句をつけたがる読者がいるかもしれません。まあ、推理小説の歴史に照らしても、いちおう許容範囲ではないかと思います。少なくとも、私は(あっさりダマされましたけど)まったく不満は感じませんでした。
 ちなみに、登場人物の眼を形容した箇所で、訳者が逃げているように思えた訳文がありました。
 原文は「Irish blue eyes put in with the smutty finger」。
 これは、睫毛の長い美しい眼を表現しているんじゃないでしょうか。
満潮に乗って (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 満潮に乗って (1976年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J91DW6