SNS炎上、不倫スキャンダル、借金まみれ。人生崖っぷちの人々を攫って匿って問題解決!それが、誘拐屋。

松吉の義姉、お律が「おけら長屋」にやってきた。

「知られざる傑作がある」と言い残し、世界的に有名な画家・山岡がこの世を去った。

檻の中に囚われ、折檻される美青年の不条理な日々に、どんでん返しが待ち受ける「悦楽園」。

人の心は、 鬼よりも不可思議で恐ろしい 恐怖、哀切、妖艶、感嘆―― 鬼にまつわる説話を大胆に脚色した、奇想と怪異の短編集。

日本屈指の歌劇団の主宰・原さくらが、東京公演を終え大阪公演を控えたわずかな間に姿を消した。

広島県呉原東署刑事の大上章吾が奔走した、暴力団抗争から2年。

警視庁捜査一課内に新設された強行犯特殊捜査班、通称「SM班」。

年の瀬が迫り、慌ただしくなる東京駅。新人女性警察官の恵平は、置き引き犯からスーツケースを押収する。

東京出張篇、ついにクライマックス! 引き裂かれた小春と澪人の運命は!? 東京に災厄をもたらそうとする黒幕に拉致されてしまった小春。

五輪出場に人生を懸けた体操選手に向けられる愛と憎悪。今、運命の跳馬がスタートする。

『消失グラデーション』の著者が放つ、探偵アクション&ミステリー! 元敏腕刑事の遊佐龍太が営む探偵事務所「ドラゴン・リサーチ」。

今は亡き父が凶悪犯だったために高校のクラスメイトからいじめの標的にされた優莉結衣は、沖縄への修学旅行中、ついに我慢の限界に達しホテルを飛び出した。

名門・師団坂法律事務所。しかし創設者を喪って以来、事務所の経営は下降の一途。

密室状況の第一美術準備室で、何者かに襲われた女子生徒が発見された。

「御指を、いただきたく存じます」洗足伊織のもとに現れた老婦人は、妖人“鬼指”と名乗る。

北海道、小樽。男子高校生のルカの世界は「あやかし」だらけ。

5年前まで、凄腕の宝石泥棒だったエンジェル。

小説『昏い天使』で新人賞を受賞した、フランス帰りの美青年作家・宗像冬樹は、予告した第二作『黄昏の館』を書きあぐね、酒浸りの日々を送っていた。

医師の辰史のもとに父が死んだという知らせが届いた。名家出身の父の後継者として雪深い山に建つ屋敷を訪れた辰史。

こんな逸話ばかり集められたら死んでもいい! 実話怪談作家 川奈まり子 いきなり文庫! 恋愛小説家のいつきは、旧知の元編集者から怪談の収集を依頼される。

「死香」を食べ物の匂いとして認識する桜庭潤平。潤平の特殊体質に興味を抱く分析学のエキスパート・風間。

本アンソロジー第2巻では、1920年代から50年代にかけて書かれたさまざまなジャンル―都会小説、ハードボイルド/私立探偵小説、謎解きミステリ―の逸品を通し、短編ミステリの発展と多様化を概観する。

本アンソロジー第2巻では、1920年代から50年代にかけて書かれたさまざまなジャンル―都会小説、ハードボイルド/私立探偵小説、謎解きミステリ―の逸品を通し、短編ミステリの発展と多様化を概観する。

2020年7月。

30代、女の人生の分かれ道。

沖縄南部開発の利権を求め、暗躍するいくつもの影。

どんな時代でも、惑星でも、世界線でも、最もSF的な動物は人間であるのかもしれない…。

人類が宇宙へ広がってから6000年。

詩帆17歳の誕生日デートは岡山の「大原美術館」、ピカソ〈鳥籠〉のまえ。それからふたりはいつも一緒だった。

世界一の名探偵ポアロは、豪華寝台列車オリエント急行に乗りこんだ。車内にはさまざまな国籍・階級の人々。

ヴェラはある島のお屋敷に向かっていた。新しい仕事につくためだ。

『學藝員9010』と称する人物が、ウェブ上に爆破予告動画を投稿した。猶予は9時間。

刑事であった夫が殉職後、強行犯係の刑事として、また一人娘の母親として日々を過ごす羽角啓子。

ようこそ旧人類ども。これは結城ぴあの―人類の恩人、科学の歌姫、最後のアイドル―の物語だ。

結城ぴあのは無理解な箪笥の群れを押し退け、超光速粒子推進を実用化した「ピアノ・ドライブ」の開発に成功した。

その木に祈れば、願いが叶うと言われているクスノキ。

正確な鑑定のためにはあらゆる手を尽くす――日本有数の精神鑑定医・影山司の助手に志願した新人医師・弓削凛は、犯罪者の心の闇に対峙していく。

最下位低迷中の新興球団「新潟アイビス」の監督に就任した、元スラッガー宇恵康彦。

人気推理作家・雨宮縁。執筆時、作品ごとに主人公に成りきる姿は多重人格さながらで、憑依作家と呼ばれていた。

東京都内の雑居ビルの放火事件で、若い男性ガードマンが焼死する。

君の罪は許されない。 だがぼくはまた会いに来る。

味見方の魚之進は南町奉行から密命を受ける。

日本橋の裏店に集う、一癖もふた癖もある住人たち。

友人に部屋を貸した翌朝、見知らぬ女がベッドで寝ていた。その上、彼女はとある理由で「俺」の部屋に居座り始め…。

ユコが店の金を持って逃げた。

妻・唯を殺害した罪で服役後、三十七歳の吉川森二は、他人との交流を拒み孤独に生きることを決めた。

累計54万部突破の「エンマ様」シリーズ、最新刊です! 人気YouTuberが殺害され、加害者である暴力団員は道端でぶつかっただけで被害者とは面識がないというが……。

芥川賞受賞第一作『おはなしして子ちゃん』に収録された衝撃作「ピエタとトランジ」が、長篇になって帰ってきた!天才的な頭脳を持つ女子高生探偵トランジと、彼女の才能に惚れ込み助手に名乗り出たピエタ。

腕利きの仕立職人・衛藤良丸には、戦争の間、外地で「特別な任務」についていた過去があった。

ある朝、川越城の外堀に浮かべられた一艘の紙の舟。

学校で噂の親友2人が大ゲンカ!見かけた彩は、びっくりするものの、その片方の女子と友だちになり、「願いがかなう腕輪」をプレゼントされる。

正紀と京のあいだに子が生まれ、正紀の親友、山野辺には許嫁ができた。

国家権力で悪を追い詰める公安0課作業班。

出羽山形からの帰路、俄雨の宿場で磐音は、追手に襲われた若い侍を助ける。

世界遺産カッパドギアで、日本人男女の誘拐事件が発生！しかも１人は現役外務省職員だった。

閉め切った部屋に出没する蝙蝠の謎。

東日本大震災に匹敵する災禍「アウターライズ」に見舞われた東北だったが、規模に比して抑えられた被害状況を公表した。

十九世紀末のロンドン。テムズ河畔で相次いで死体が発見された。

「武士が命を懸くるは、戦場ばかりぞ」流人・青山玄蕃と押送人・石川乙次郎は、奥州街道の終点、三厩を目指し歩みを進める。

万延元年（一八六〇年）。姦通の罪を犯したという旗本・青山玄蕃に、奉行所は青山家の安堵と引き替えに切腹を言い渡す。

誰かの夢の中に入り込めるとしたら? 毎晩、同じ世界の夢を見ることができるツキコ。

「鯖猫長屋」の家主で饅頭屋を営むお智の様子がおかしいと聞いた画描きの拾楽は、頼りになる猫サバを連れて店に出向く。

連続殺人、放火……脅迫犯を追って、人情刑事、薩摩路を駆ける! 松本市内の繁華街で、地元の不動産会社社長の船田慎士が刺殺された。

ドレスにヴェールに靴にコルセットに……お仕えするお嬢さまの結婚式の準備で毎日大忙しのジェイン。

東京にある名門美大の油画科に属する美大生たちの、奮闘と葛藤を描いた青春小説。

英特殊部隊がとらえた、ハッカー“フォックス”。米国家安全保障局に侵入したのは、まだ高校生だった。

エリザベス女王がイングランドを治めるなか、聖バルトロマイの虐殺以降、カトリック勢力による支配を強めたフランスは、スペインと組んでイングランド侵攻の計画を練る。

下谷、山伏町にある裏店、通称『三年長屋』。

大学院生・井森建は、ここ最近妙な夢をよく見ていた。

壬氏の一世一代の行動の結果、 とんでもない秘密を共有することとなってしまった猫猫。

国民服を着た、丸刈りの女の死体。なぜ男装していたのか、殺害現場はどこなのか、そしてこの女は何者なのか。

怪談を聞かせるか怖い話に出た場所を訪れると無代になる妖しい飯屋「古狸」に通う桧物職人修業中の虎太。

小間物屋の倅が、夜な夜な怨霊を祀る神社へ通っている。相談を受けた浮雲は、別の心霊事件との接点を見出し…―(御霊の理)。

僕の人生は無色透明だった。日野真織と出会うまでは―。

下級女官にもかかわらず突如緑峰から求婚を受けた沙夜。

京の早春を花と灯りで飾る東山花灯路にて、狐の花嫁行列が妨害される事件が起こる。

平凡な大学生の俺、七瀬浩太が暮らす『深山荘』は家賃四万五千円で夕食付き。

歌舞伎「忠臣蔵」の上演中、衆人環視の舞台上で絶命した役者。さらに客席にも男の死体が発見される。

探偵・濱地健三郎には鋭い推理力だけでなく、幽霊を視る能力がある。

画商の息子で画家を目指す僕こと緑川礼は、冴えない高校生活を送っていた。

百花は叔母に誘われて行った「紙こもの市」で紙の世界に魅了される。

奈良・日月神社のご神体である剣と鏡の調査を依頼された考古学者の藤波三次郎は、鏡がトルファン出土の「禽獣葡萄鏡」と似ていることに気づき、ウイグル出身の研究者・可敦に協力を求める。

「兜」は超一流の殺し屋だが、家では妻に頭が上がらない。一人息子の克巳もあきれるほどだ。

国家反逆罪の被疑者であるキャサリン・クーパ博士と彼女の元を訪れていた検事局の八人が、忽然と姿を消した。

兄と二人暮らしのローガンは、兄の殺害現場に居合わせるが、目撃したのは走り去る犯人の車だけだった。

レディ・ヴィクトリアの料理人、中国人のリェンが所持している大皿。それは英国で絵付けされた中国風の柳模様の磁器だった。

陰陽師 新選組 憑きもの落とし 沖田、敗北──!? 雨宿りに立ち寄った寺で白い蛇に遭遇した八十八。

大好きな彼氏に振られた!それもひどい方法で…。傷心の女子高生、岡野栄江の周辺で血なまぐさい事件が起こり始める。

若くして評価を受けるも、すでに失業気味の画家・濱松蒼。

この主人公、バカだろ。あなたはそう思うかもしれない。

幼なじみ、新しくできた友だち、異性の友だち、人間じゃない友だち…いろいろな友だちの形をたっぷり収録。

文具メーカー・ABカルチャーに勤める奈々子は、責任感はあるが惚れっぽい性格が玉に瑕。

坂本壮馬は、兄・栄達が宮司を務める源神社で働いている。

高級料亭旅館〈銀の鰊亭〉。一年前の火事で当主夫妻は焼死。

安政三年(1856年)の冬、江戸の町では銘酒「ゆきのなごり」が大流行していた。

かつては温泉客で賑わっていた岐阜県宝幢村。希子は、十六年前の地震で家族を亡くし、伯父夫婦と暮らしている。

医科大学の脳外科臨床講義初日、初老の講師は意外な課題を学生たちに投げかけた。

結婚式当日、幸せ絶頂の朝倉に連絡が入る。

東京西部の山中で立てこもり事件が発生。