Lilith
- 転生もの (41)
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川野芽生は1991年生まれ。東京大学でファンタジー文学を専攻する学究。 2018年に「Lilith」で29回歌壇賞を受賞した。 栞には水原紫苑、石川美南、佐藤弓生が文章を寄せ、帯文には山尾悠子が 言葉を寄せている。これだけでも著者に対する期待の高さが伺える。 「Lilith」に収められた歌のように、現代日本で女性が受けるさまざまなハラスメント、 女性という性の生きづらさを華麗な比喩や古語を駆使して歌う短歌は 美しいのみならず〈塚本邦雄をどこか彷彿させる)これまでの短歌になかった迫力に満ちている。 馬手と云へり いかなる馬も御さずしてさきの世をもをみななりしわが馬手 〈男みなかつて狩人〉その嘘に駆り立てらるる猟犬たちよ うつくしき沓を履く罪 踊り出す脚なら伐れ、と斧を渡さる 真情にあふれた「あとがき」もぜひ読んで欲しい。 個人的には、若い女性歌人に対し「相聞歌を作れ」と迫るなどといった 男女差別をいまだに引きずっている旧弊な短歌界に現れた超弩級の新人だと思う。 | ||||
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