室町少年倶楽部
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
室町少年倶楽部の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
記録された歴史の隙間にファンタシーを嵌め込むのは山田風太郎の得意。人が変わるのがテーマと文中にもあるが、応仁の乱に至る、作者の作ったドラマは興味深く読めて面白い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
佐々木道誉を主人公にした「婆沙羅」は鎌倉幕府滅亡から3代将軍義満の代まで生き残った道誉の生涯をバサラという当時の時勢から読み解いたもの。今日の敵は明日の友となんでもありの南北朝時代において、その象徴ともいう道誉の哲学の一端が読み解けて面白い。一方後醍醐天皇から始まるバサラの系譜が将軍義満に受け継がれそれに道誉が降参するという展開も面白い。中編ながら南北朝時代の通史のようにもなっているのも見事。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「婆沙羅」「室町の大予言」「室町少年倶楽部」の3編所収。 「~大予言」と「~倶楽部」は『室町少年倶楽部』(文春文庫)を読んでいたのだれど、「婆沙羅」が読みたくて購入。 「婆沙羅」は佐々木道誉を狂言回しに南北朝時代を描いた作品、といってよいかと思うのだが、理屈で収まらない破天荒な時代への興味深さを沸き立たせるとともに、「~大予言」「~倶楽部」の室町時代へと繋がる破滅的絢爛さの予兆も感じられてとても面白かった。 『~倶楽部』の2編に「婆沙羅」が加わることで、足利家の物語として締まったものになったと思う。 また、『~倶楽部』を読んだ時に印象をもった、文化がただの美しいものではなく、その成り立ちには何かの犠牲やおどろおどろしさのようなものがあることも改めて感じた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ストーリーもそうだけど、山田風太郎の語り口が最高。 読んでて「気持ちいい」 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
教科書で習った歴史観 では味わえない太平記、室町期の時代の人物が目の前に現れる感じ! 山田風太郎観は楽しい! | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 19件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|