ヒッコリー・ロードの殺人
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
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評判
ヒッコリー・ロードの殺人の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 B ランク
ヒッコリー・ロードの殺人の総合評価:
7.68/10点 レビュー 19件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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本書『ヒッコリー・ロードの殺人』の原作のタイトルは、“ HICKORY DICKORY DOCK ”
なんのこっちゃ?
タイトルを直訳すれば、「ヒッコリー、ディッコリー、ドック」(292頁、381頁)
意味の無い、マザーグースの童謡の一節だそうです。チック、タック、ボン。
童謡の一節を推理小説のタイトルにするなんて、アガサも粋ですね。
本書は、最後の最後で、ポアロがこの童謡の一節を口ずさんで終わります。
「時計が一つ鳴り、
ねずみが駆けおりる
ヒッコリー、ディッコリー、ドック」(381頁)
私立探偵のポアロは、エンターテイナーです。
本書巻末には、女性漫画家の JET さんによる漫画の「解説」がありました。
漫画の「解説」は初めてでしたが、楽しかったです。
特に「解説」の結論。
「年相応の本を読みましょう」(386頁)
くくく。笑っちゃいました。
小学高学年で JET さんは『ヒッコリー・ロードの殺人』を初めて読んだそうです。
そして英語の Dock を「アヒル」(386頁)と訳しています。
アヒルは duck ですよ。かわいい間違いですね。「グワッ」
本書の訳者「高橋 豊」は、 Dock を「被告席(ドック)」(292頁)と訳していました。
「『ヒッコリー、ディッコリー、ドック、ねずみが時計を駆けのぼる……』と、ナイジェルがいった。『警察はいった――とどのつまりはブーが――(だれかしら?)――被告席(ドック)に立つことになるだろう』」(292頁)
「ねずみが駆けおりる / ヒッコリー、ディッコリー、ドック」(381頁)
このポアロの最後の口ずさみは、ナイジェルのいったことと対(つい)になっています。
「ねずみが時計を駆けのぼる」に対して、「ねずみが駆けおりる」。
ナイジェルとポアロの知恵比べ。
「ナイジェル」とは、ナイジェル・チャップマン。
「歴史学専攻の学生」(「登場人物」より)だそうです。
「ブー」って、だれでしょう?
「登場人物」リストには、「ブー」で始まる名前の人物はいません。
本文の中に、気になる言葉がありました。ナイジェルの言葉です。
「あのおやじは、ぴんぴんしてたって死にかかっていたって、豚であることには変わりないよ」(315頁)
もしかして「ブー」って「豚」のこと?