白昼の悪魔

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種別
長編
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あらすじ

2025年06月03日 白昼の悪魔〔新訳版〕 (クリスティー文庫)

人里離れたリゾート地で、元女優が白昼堂々と命を奪われた! 犯人は滞在客の中にいる。名探偵ポアロが鉄壁のアリバイ崩しに挑む(「BOOK」データベースより)

評判

白昼の悪魔の評価:

5.00/10点 レビュー 1件。 B ランク

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平均点5.00pt

白昼の悪魔の総合評価:

6.93/10点 レビュー 46件。

感想一覧

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Amazonレビュー

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No.45
(5pt)

クリスティの最高傑作『白昼の悪魔』の3番目の日本訳。

クリスティの最高傑作『白昼の悪魔』の3番目の日本訳
クリスティの最高傑作が何かは、当然読者によって、ファン、マニアによって違うだろうが、読む前に結末・トリック等を知っていて読んだか、知らずに読んだかで大きく左右されると思う。それで、私は、知っていて読んだ『アクロイド』『ABC』は今でも最高傑作に入れたくない。
『オリエント急行』は真相がわかったとたん、世界がひっくり返るような衝撃を受けた、『白昼の悪魔』はポワロの言葉に背筋が凍り付いた、一方、例外的に『そして誰も』は真相をかなり知っていたが感動した。それで、私にとっては『オリエント』『白昼の悪魔』『そして誰も』がクリスティの最高傑作である。
それで、本書は『白昼の悪魔』の新訳であり、3番目の日本語訳である。本書の解説にもあるように、初訳は1951年の堀田善衞訳(世界傑作探偵小説シリーズのちにポケミス)、2番目が1976年の鳴海四郎訳(ハヤカワノベルスのちに文庫)である。
ポケミスの堀田善衞訳は直訳調やや古風な訳で、鳴海訳ノベルス本(かなり売れたと記憶している)が出たときは、鳴海訳が新鮮な訳文感がしたものだが、いまポケミス本を読み返すと、この直訳調やや古風の堀田訳がとても愛おしい。
ノベルス本のあとがきには、「今年に入ってついに作者クリスティ女史の訃報が伝えられました」と書かれている。つまり、クリスティ生前からの日本のクリスティファンは皆、堀田訳で『白昼の悪魔』を読んできたはずである。またEVIL UNDER THE SUNに『白昼の悪魔』という素敵な題を付けたのも功績である。(題は編集部が付けたのかもしれないが)。
それで、本書は、49年ぶりの新訳とのことである。堀田訳に比べると砕けた感じであった鳴海訳をさらに砕き(原文から離れてはいない)、ちょっと古くなった語を現代感のある訳語に変えていて、読みやすい。
たとえがエミリー・ブルースターは原文では、a woman who could always rise to an emergencyであるが、堀田訳では「いつも急場に強い女」になっている。これを鳴海訳では「いざというときにいつでも対応できる能力をもった女性」とし、本書では「優れた危機対応能力の持ち主」と訳している。
最近話題の女性言葉訳語も興味深いが、たとえば、元女優アリーナの会話一人称は堀田訳では「わたし」であったのだが、鳴海役は「あたし」にしてしまった。それを本書では「わたし」に戻している。
語尾については、本書も「わ」などの典型的女性会話語尾(一般読者が女性らしいと思っているが、現実の日本女性はほとんど使わないらしい会話語尾)を取り除くのは無理だったようである。
白昼の悪魔〔新訳版〕 (クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 白昼の悪魔〔新訳版〕 (クリスティー文庫)より
4151310207
No.44
(1pt)

新訳版とかいらん

新訳版とか出すなら、1冊でもよいので新作を出してくれ。
出してほしい本が出さず、高価な新訳版を出す意味が分からないです。

エイドリアン・マッキンティ、トム・ウッド、ジャック・コグリン、ジョー・イデ、ドン・ベントレー、ジャック・カー、好きだったのに続編を絶たれてしまった作家だらけ。
白昼の悪魔〔新訳版〕 (クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 白昼の悪魔〔新訳版〕 (クリスティー文庫)より
4151310207
No.43
(1pt)

ハヤカワ文庫、高すぎますね

最近の早川の文庫ってなんでこんなに高いの?
この前出た、上下巻で5000円近くする文庫を見て、たまたまこれだけかと思っていたんだけど、これも、ほぼ2000円。。。。
いくらなんでも高すぎでしょう。
白昼の悪魔〔新訳版〕 (クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 白昼の悪魔〔新訳版〕 (クリスティー文庫)より
4151310207
No.42
(5pt)

クリスティ一流のミスリードが冴え渡る

割合外部と隔離された状況で、避暑地のホテルに集まった人々。名探偵として有名なポアロも含めた人々の様子が描かれるのだが、なかなか辛辣な人物像もあって、面白く読ませるのは、流石クリスティ。中でも、美貌で男を射止める、美人女優が、強烈なキャラで、夫もいる身なのに、夫婦者の夫を蕩らし込んで、寝取ってしまう、見事なビッチぶりを発揮。すると、彼女が絞殺されて、死体になって発見される。居合わせた人々は誰もが怪しく容疑者となり得るが、各自の証言から、皆アリバイが成立して、警察の捜査は難航する。そこへポアロが進み出て、見事な推理で事件を解決に導くーこういうストーリーだが、事件が発生するまでの、悪意に満ちた人物描写が、クリスティ一流の小説作り。

 しっかりミスリードをされるので、読者はなかなか真犯人にたどり着けない。ポアロの推理が、素晴らしく感じられ、大胆なトリックにも、ただただ感嘆するばかりだった。

 無駄なく最小限で、描き上げた極上のミステリー。クリスティ一流のミスリードが冴え渡っている。数多いクリスティの作品でも、最上位にランクされる傑作と思う。
白昼の悪魔 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 白昼の悪魔 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300201
No.41
(5pt)

クリスティ一流のミスリードが冴え渡る

割合外部と隔離された状況で、避暑地のホテルに集まった人々。名探偵として有名なポアロも含めた人々の様子が描かれるのだが、なかなか辛辣な人物像もあって、面白く読ませるのは、流石クリスティ。中でも、美貌で男を射止める、美人女優が、強烈なキャラで、夫もいる身なのに、夫婦者の夫を蕩らし込んで、寝取ってしまう、見事なビッチぶりを発揮。すると、彼女が絞殺されて、死体になって発見される。居合わせた人々は誰もが怪しく容疑者となり得るが、各自の証言から、皆アリバイが成立して、警察の捜査は難航する。そこへポアロが進み出て、見事な推理で事件を解決に導くーこういうストーリーだが、事件が発生するまでの、悪意に満ちた人物描写が、クリスティ一流の小説作り。

 しっかりミスリードをされるので、読者はなかなか真犯人にたどり着けない。ポアロの推理が、素晴らしく感じられ、大胆なトリックにも、ただただ感嘆するばかりだった。

 無駄なく最小限で、描き上げた極上のミステリー。クリスティ一流のミスリードが冴え渡っている。数多いクリスティの作品でも、最上位にランクされる傑作と思う。
白昼の悪魔 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1‐82)) Amazon書評・レビュー: 白昼の悪魔 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1‐82))より
4150700826

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