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すべてがFになるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全351件 141~160 8/18ページ
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様々なミステリー小説を読んでいますが、これだけ種明かしの部分を何回も読み直した小説は無いでしょう。 やたらパソコン初期の単語が多く説明されると感じたのですが、それもそのはず。 私が生まれた二年後に発売されていますから。 しかし、ラストは全く古さを感じさせない、衝撃的な展開でした。 他の方が言われているように、動機がよく分からない、感情移入しにくい、中だるみがあるという意見には私も賛成です。 ですが、森博嗣さんの作品を全て読んでみたいと思えた一冊でした。 | ||||
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ハッキリ言ってつまらなかったです。 自分はあまりコンピュータには詳しくなかったので、そういう意味での不安を感じていましたが、実際読んでいるとコンピュータ云々以前の話でした。 他の方も仰っているように、登場人物に魅力が感じられない。主人公枠の2人と真賀田四季には嫌悪感すら感じました。 色々な小説を読んできましたが、登場人物をここまで嫌悪したのは初めてです。 トリックも大変お粗末で、作中に「天才」という言葉は何度も出てきましたが、はたして天才である必要はあったのでしょうか? トリックを気にせず読めば面白いと仰る方も居ましたが、トリックを楽しめないミステリの何が面白いのでしょうか。 しかもトリック以外の部分も不快にしかならず、終わり方も肌を虫が這いずり回ったかのような気持ち悪さを感じました。 「天才」の思考は凡人には理解できませんが、「天才」というより「頭がおかしい人」という印象でした。 | ||||
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アニメ版の展開が遅いので、もどかしくなって原作本を読んでみた上での感想。 登場人物がとても多いが、物語上必要のない人たちばかり、もちろん「容疑者」になりえない人だらけ。 主人公である萌絵と犀川のコンビは突出した個性はまったくないと言っていい。 強いて言えば犯人がかなりアレなひとであり、その人の個性で物語として成立している。 トリックは意外と言えば意外なのだが、そこまでする動機は不明、やりたかったからやっただけ? アニメを見ていて面白くないと感じたからこそ、叙述のある原作に手を出したのだが、あまり意味がなかった。 ところでなぜ中途半端に古い作品、登場人物に魅力のないものをアニメ化したのだろうか? | ||||
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これ読んで感情移入できない人は東野圭吾 探偵ガリレオ でも読めばいい。 第一理系ミステリでも無いし。 登場人物が理系なだけ。 犀川先生と四季、萌絵、語録を楽しめ。 トリックなんて解こうとせず気楽に読みなよ。 強いて言えば 人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか (新潮新書) これ読んでから読むともっと面白くなる。 | ||||
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アニメが放送され、興味深かったので原作を読みました。 私自身がプログラマーで、学生時代には友人づきあいするより、パソコンを相手にする時間が多かったので、登場人物の心象を理解できる部分がありました。 発売された1996年当時を振り返ると、自作DOS/V機は流通量も多く、Windows95は発売されており、インターネットも普及期になっておりました。UNIX系O/Sも、LinuxやFreeBSDがインターネットからソース・コードごと無償入手できた時代で、しかも日本語化やソースの改良に参加できる環境が整っていました。 さて、以下内容に触れます。 プログラマーの端くれとして、あるいは教育を受けた人間から、「天才プログラマー」が、静的外部変数を用いて、しかもif文を多用するようなコーディングを行うのか?・・・ここが、あまりに稚拙でなさけなかった。上述したオープン・ソースは、世界中の優秀なプログラマがレビューするので、美しくないプログラムは批判の的となります。当然、オープン・ソースとして流通するソース・コードは、アルゴリズムも洗練され、変数名や構造文(ループ、分岐)も美しく、初心者プログラマの教科書になります。 それが初心者向けのプログラミング作法でも指摘されるような、望ましくない実装を、しかもO/Sのソースに・・・ 明示的にif文でunsigned short型の上限値と比較しているような、美しくないソースを想像した瞬間に、おもしろかった本編が急に色褪せました。 なぜならFFになった変数と単純比較するだけなら、unsigned short型でなくても良いわけですから。 どうせなら、unsigned short型の桁あふれや、違う変数型への代入により、作動するようなアルゴリズムのほうが、すくなくとも「天才プログラマーらしかった」と思います。 | ||||
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まず文章は、とくに地の文は “理系” 畑の作家だからか、情緒のない無味乾燥なもので、シンプルで読みやすい反面、味気がない。ときにナンセンスながらも気の利いたようにも見える会話があるのだけれど、「文体」で読ませる作家ではないという印象。 キャラ造形は全体的に浅い。端役はおろか、主要登場人物の外見的特徴さえさほど記述されていないので、頭のなかで各キャラの具体的イメージを形成することができず、キャラクターに感情移入しづらい。主人公ペアは若き国立大学助教授と傑出した才能を持つ令嬢ということなのだが、キャラクターに襞がないので、“ものすごく頭のいい人”、“ものすごくお金持ちの人” というマンガ的なキャラクターの域を出ていないように思う。 ミステリとしては、トリックがかなり大がかりなため、かなり無理がある。それでも一番目の殺人トリックは “机上” でしか成立しえないものだとしても、きちんと計算されているため、おもしろかった。しかし、そのわりに二番目の殺人トリックがかなり運任せで場当たり的に見える。最後に主人公が犯人のトリックがいかに優れているのか説く場面があるのだけど、あまり説得力を感じられなかった。 そのほかにも本作の設定や世界観が1990年代のテクノロジー事情を多分に反映しているので、今見ると古くさいところは否めない。同時代に読まないとおもしろさが半減する作品だとも思う。 けれども分量が多いわりに読みやすく、会話にはられた伏線の回収の仕方もうまい。“理系” 的なネタがふんだんに散りばめられているけれど、それらにあまり通じていなくても、文章をなんとくなく理解するだけで話を読み進められるように書かれてもいる。本格ミステリや社会派ミステリとしてではなく、肩肘はらないミステリとして読む分には十分楽しめた。 | ||||
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デビュー作で天才を自在に表現する作者こそ天才だ。 天才が書いた天才理系ミステリーだが本をあまり読まないおバカな自分にも読みやすく引き込まれた。 ”死を恐れている人はいません。 死に至る生を恐れているのよ。 苦しまないで死ねるのなら、誰も死を恐れないでしょう?” | ||||
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kindleで買って3年くらい未読のままでしたがなんとなく読んでみました。 面白い。 その会社以外に人がいない無人島と言える孤島による密室 さらにその会社が窓一つない外界と閉ざされた密室 さらに殺人が行われた部屋の密室 と3段構えの密室トリックをものの見事に作品にしています。お見事 ただ登場人物が小説の人物と言うより漫画やライトコミックのような設定は ちょっとねぇ。と言うところ。特にお金持ちの財閥のお嬢様って 手垢つきすぎ。その他の登場人物も名前のつけかたもいかにも 漫画やアニメって感じがします。 動きのある漫画やアニメならそういう個性的なキャラを使うのも わかりますが小説だとかなりきついですね。小説って一人称ですから 誰かの目線で語らないといけない。 でもミステリーとしては満点でしょう。 | ||||
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体裁は推理小説だが、トリックの謎解きが強引すぎ、あまりにも無理がある。この作者のほかの推理小説も全部そう。 | ||||
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人が死ぬミステリーは普段あまり読みませんが、評判が良かったので読んでみました。 『理系ミステリー』と呼ばれるそうで、パソコンシステム等の難しい話や桁外れの天才が出てくる割に読みやすく、続きが気になって一気に読みきりました。 飛行機や新幹線の長時間移動にいいかもしれません。 自分なりに映像にした時に犀川と萌絵をどの俳優にするか考えてみましたが、もうドラマになっているんですね。 私は犀川=西島秀俊、萌絵=有村架純と思ったけれど、西島秀俊はちょっと年が上過ぎるのかぁ・・・小説の犀川のイメージにぴったりだと思ったのですが。 1つだけ物語とは関係のない事で物凄く気になったのが、カタカナ語の最後の伸ばす棒がなぜか小さい’イ’で表記されている点。例)エネルギーではなくエネルギィ、ロビーではなくロビィ等。なぜなのか異様に気になりました。 それから、物語の中で印象に残った部分があります。 犀川先生が、海辺で花火をしてはしゃぐ学生を見ながらふと思う場面、 「大きな岩が長い年月をかけて砕かれ、こうして海から吐き出され、浜に集まってくる。 水を吸うことを覚え、流れることを覚え、変化することを覚えるごとに、小さくなるのだ。 自分はどうだろう、と犀川は考える。」 (228ページ中盤) これから社会に出て染まっていく学生と浜辺の石ころを重ねながら、さらに自分自身の人生を振り返るシーンがいいと思いました。 犯人等、意外性があって面白かったですが、個人的には犀川と儀同世津子の関係に最後、一番衝撃を受けました。 人が2人も死んでいるのに、どうしてこの人たちはこんなにへらへらしていられるのだろう、と多少の違和感はありましたが、それでも最後まで楽しめたのでおススメです。 | ||||
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他の方も仰っているように、登場する人全てが無機質。 感情という感情が伝わってこず、天才の考えることは…を繰り返すことでも余計に非現実感が増しました。 トリックに関しても、無理があるかなあと… はたと思い付いた衝撃的なシーンを描くための後付けかな?と感じてしまいました。 無機質な登場人物。 誰ひとりとして感情移入できず、少し物足りなさを感じました。 | ||||
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すべてがFになる 結末を聞いても納得できん 天才博士が残した謎にしては中途半端だし もっと単純な意味の方が物語的にも面白かったような この事件を起こした動機が中途半端だし 私は人形の意味も現実に考えるとどういう状況と理解しがたい。そんな意味深な設定は本当にひつようだったの? 天才だからこう考えた、天才だからこうした、が多すぎ。 本当に最高の天才ならばそう考えるかなー 魅力的なキャラではあるので星2個 ミステリーの内容としてはかなり残念 | ||||
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なんかトリックとして微妙 動機もよく分からない 他のレビューに壮大なトリックとか書いてあるけど そんな壮大でもない | ||||
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理系ミステリーと聞いてガッツリ文系の自分に理解できるだろうかと思い、気になりつつも長らく積みっぱなしだった本。 予想に反して文章自体は堅苦しくなく非常にわかりやすい。 トリックに関しても鮮やかでまったく見破れなかった。 ただ登場人物がことごとく無機質というか、感情の機微がほとんど感じられないのが残念。全員が全員トリックを成立させるために台本通り動いてるといった感じ。 殺人事件が起きて外部に連絡が取れず犯人も捕まっていないのだからもう少しあわてふためいてもいいのでは?と思ってしまい、始終冷静でのほほんとしている登場人物たちに共感はできなかった。 四季博士以外の天才ではない人々に関しても何故そういう行為をするのかという説得力が欠けていた点が多々あり、人間同士の感情面では正直☆1でも多いくらい。 しかしミステリー小説として肝心要なトリックには唸らされるのでその分の☆3です。 | ||||
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よかったです。本紙もきれいで、気に入っています。また購入したいです。 | ||||
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大変よかったですFの意味について感心しました。星の数の評価です。 | ||||
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読み始めからああ昨今ウケそうな感じの非日常的なシチュエーション、漫画っぽい登場人物たちの意味深な会話、ガジェットにげんなりし、速読モードに。プログラミング関係に興味のない人間にはこの本、おもしろくないと思う。時々のぞく、研究に携わっていた著者らしい独特のものの見方や、著者らしい密室トリックはこういうのもありか、と惹かれるものがありますが、核はクリスチアナ・ブラントの「はなれわざ」の変形というか。複線もないのにこういうクライマックスは、納得できないというか、安っぽく感じます。実社会からみたらややかけ離れた常識の人間のなす世界に読者が同調するのが前提なので、実社会の常識のまま読んでいると、殺人の動機が納得のいくように書かれていないのもイマイチです(そのあたりが新鮮に見えて逆にウケた部分もあるのかもしれないけど)。知的で緻密にした海堂尊というか、結局好みでないだけかもしれません。 | ||||
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普段活字は読みませんが人の勧めもあり読むことにしたところ、 読み終わることができなくなる位にハマりました。 ドラマ化された時にドラマも観ましたが、絶対に小説の方をお勧めします。 星5で良いのですがマイナス1は表紙が俳優だからです…。 文庫本の時のシンプルなデザインにして欲しかったです。 森博嗣氏の本の中で一際浮き立ちます。 | ||||
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TVのドラマから興味が出て買ってみました。 最終回を見逃してしまったので最後がどうなるのかドキドキしながら通勤中に今読み進めています。 | ||||
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この作品が、十六年前のものだと知らなかった時分を恥じます。この小説の世界に、一気に引き込まれてしまった。 | ||||
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