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すべてがFになる
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すべてがFになるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全208件 1~20 1/11ページ
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言わずもがなの有名な作品ですので、トリックをはじめ、内容は大変楽しめました。 ただ、文章が明らかに粗雑なのが、玉に瑕だと思います。例えば「〇〇は旨い煙草を吸った」というような表現が多数ありますが、煙草は吸ってうまいと感じるものであり、読者目線からすれば「旨そうにタバコを吸った」とかでいいのでは・・・とか一人で突っ込んでしまった。 その他、素人が読んでも表現上改善すべき余地が多々目についてしまい(編集者が指摘してあげればいいのにと思ってしまった)、そのせいで読みにくさを感じてしまったので、星は4つです。 | ||||
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文章の書き方、すごく勉強になります。 | ||||
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初めから、難しい感じがし、とっつきにくいな〜、読むのやめようかなあ〜 って思ってました。 が、話が進むにつれ、読みたい、読みたいが止まらない! いやあ、久々に読後感良し! いろんなジャンルに挑戦する勇気をもらいました。 | ||||
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初めて手に取った森博嗣作品。 1週間かけて、じっくりと言葉の密度と構造の妙を味わいながら読み進めた。 濃密なプロットの中に織り込まれた深い思索。 そして密室殺人という古典的装置の中で解き明かされる謎は、見事な爽快感をもたらしてくれた。 なかでも胸を打たれたのは、博士の言葉だ。 「死んでいることが本来の姿であり、生きていることこそが異常」 この一節が、私の中で眠っていた哲学的思索を強く喚起した。 目の前にあるこの現実は、ありふれているようで実は奇跡的な連続だ。 遥かな時間をかけて築かれた世界の上に、先祖たちが絶やすことなくつないできた「血」があり、その延長線上に今の自分がいる。 生きているという、この一瞬一瞬の“奇跡”。 そしてその奇跡の中で、この作品と出会い、言葉に触れたことの奇跡。 それらがすべて、自分の中で血肉となり、知識の結晶となっていくのを感じている。 博士の天才的な思索と、森博嗣という作家が生み出す言語の深度。 それが、私の内面にじわじわと染み渡ってくる。 その喜びを、今、静かに噛みしめている―― そして、これからも。 | ||||
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理系ミステリーとのことなので興味があり読んでみました。PCのプログラムに携わった事ががある理系の人には特にお勧めします、ホラーぽいところもあり、どんでん返しもあり面白かった。 | ||||
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主人公はとても変わった考えの持ち主。 捕まるのも死ぬことも怖くないのだが、逃げてしまうとか少し矛盾しているようにも感じた。 ただ話の展開や結末が予想外でとても面白かった。 こういう本は初めて。 | ||||
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密室ともいうべき孤島・妃真加島の中の、密室ともいうべきハイテク研究所・真賀田研究所の中の、これは正真正銘の完全な密室である地下2階の窓のない部屋に厳重隔離され、部屋の外に出ることを許されない生活を15年間、送ってきた天才プログラマーにして工学博士の真賀田四季。彼女は14歳の時、両親殺害の容疑で起訴されたが、無罪の判決を得て以来、ここに閉じ込められているのです。 その四季の部屋から、ウェディング・ドレスをまとい、両手両足を切断された死体がこちらに向かってくるではありませんか。 その後、四季の叔父である研究所長の新藤清二、さらに、副所長の山根幸宏の殺害死体が発見されます。 偶然、島を訪れていたN大学工学部建築学科助教授・犀川創平と、その教え子である建築学科1年の西之園萌絵が、この不可思議な密室殺人の謎に挑みます。 半分ほど読み進んだ時点で、これぞ犯人と私は膝を打ったのだが、見事外れでした(涙)。 『すべてがFになる――THE PERFECT INSIDER』(森博嗣著、講談社文庫)は、理系の理系作家による理系人間のための推理小説です。 文系人間である私が大きくのけ反る結末が、最後の最後に待ち構えていました。 | ||||
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舞台設備、トリック、物語の全てが天才真賀田四季を表現するためにあったのだなと思うほどの圧倒的な存在感。このようなキャラクターに出会えてよかった。 文章のクセが強く読み難さを感じた。 | ||||
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これ読んで 名大に行ってくれたらもうけもん 何らかの興味が出るとスイッチはいるかもしれんしー | ||||
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自分も名大工学部卒ですが、卒業して10年以上経ってはじめて読みました。 ストーリーやトリックももちろん面白かったですが、所々登場する大学の描写に名大あるあるが散りばめられていて懐かしさを感じながら読み進めました。 図書館やグリーンベルト、灰皿のついたゴミ箱など…。先生の大学での実体験を基に書かれているんでしょうね。 萌絵も極端に可愛らしく描かれており、男ばかりの工学部が憧れる女性像を詰め込んでいるのではないかと邪推します(笑) | ||||
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必ずミステリーではこの本がおすすめに出るので読んでみたが事件が起きてからはもう釘付けだった。発売当時に読めたらコンピュータ関連が最新的でもっとワクワク読めたと思うが、それでも古臭さを感じなかった。 犀川がところ構わずタバコ吸うのを見て今なら出来ない表現で面白かった、現代なら遠慮気味にタバコ吸える場所探しにいってたのかな?もしくは家に帰ったりして笑 | ||||
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この人以上の作家に出会えてません。 | ||||
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最高 | ||||
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初読です。思うままにつらつら書きます。 非常に面白かった。特に300ページ辺りからページを捲る手が止まりませんでした。やはりある程度登場人物や設定を理解してからが楽しいですね。舞台は絶海の孤島です。ただ、最先端の研究施設があるという点で、興味深く読めました。また、犀川先生と西之園萌絵のやり取りが微笑ましくて良いです。真賀田四季についても話す内容も口調も知的で、人となりが掴みやすいです。トリックも分かりそうで分からない絶妙なラインだと感じました(実行するのは現実離れしていますが...)。そして何より、 (((ネタバレ注意))) 殺人者の方が一枚上手だというのが面白い。主人公が犯人の才能を自分より認めているのが、より人間味が感じられて好きです。しかし、真賀田博士は本当に孤独だ。そして、美しい。 人は死そのものを恐れているのではなく、死に至る生を恐れている。死の方が生よりも正常なのではないか。凡庸な様ですが、その部分が気に入りました。 僕らは、常識とされているものに、縛られ過ぎている。続きも読みたいです。 | ||||
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噂には聞いていたけど、ほんとに理系ミステリーだった。理系の心をくすぐられる。現実離れしてるけどトリックなど面白かった。また、哲学的な会話も面白い。 S&MシリーズだからScience&murderと思ってたけど、犀川&萌絵だったのね笑 | ||||
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すごく面白い。 ただ、萌絵という登場人物がどうも苦手。 シリーズを通して登場するが、(全部読んだわけではない)肩入れできない。 お嬢様? いや、お嬢様ってもっと他人に気を遣えるから。 他は申し分ないのだけど、これはもう、作者の好みなんだろうな。 | ||||
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●ミステリィのレビューを書くのは難しい。犯人の名前はもちろんトリックも絶対に他言無用です。 「すごい」とか「面白い」では不十分。だからと言って○○○○がすごいとかもダメ。個人的に言え るのは限りなくSFに近いというか、F(ファンタジィ)っぽい密室もの・・・でしょうか。 通信を遮断された孤島即ちクローズド・サークルの本格ミステリィです。なぜスマホが登場しない のだろうと、首をひねり奥付を確認したら、27年も前の作品だったのですね。そう言えばタバコをス パスパ吸っているし(ひょっとしたら著者はヘビースモーカーなのかも)、TVの画面がブラウン管だ ったり・・・。それにしては全く古さを感じさせない新鮮な物語でした。 哲学的で難解な問答に始まった物語は、キャンパスを吹き抜ける爽やかな風のような会話で幕を閉 じる。互いの心のひだを触れ合うような印象的な余韻です。 | ||||
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全作品読破し、所有しておりました。 辞職があり、蔵書全てを手放した為、記念にと再購入しました。森ワールド全開です。シリーズを読まずにはいられなくなると思います。 | ||||
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話題作だけど理数系が苦手で、今まで読んで来なかったのを後悔しました。 久しぶりに世界観にどっぷり浸かりたい小説に巡り会えました。 他のS&Wシリーズも読みます。 四季シリーズも読みたいです。 理数系が苦手でも引き込まれてあっという間に読んでしまいました。 犯人が気になって、途中で辞められないです。 昔の小説なのに、アレクサの様なシステムが出てきたり、時代を感じさせないのが驚きました。 | ||||
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タイトルは随分前から知っていた。ドラマ、アニメ等、次々と映像化されていたから。でも幸か不幸か、結末までは知らなかった。ミステリー小説ランキングの上位にいつも君臨していることが気になり始め… とても素敵な作品でした!夏の読書ににうってつけだと思います。天才の思考回路って、やっぱ凡人には理解しにくいんだけど、、だからこそすべてが新鮮で、オモシロイ!!理系好きも、ミステリー好きも満足できる作品だと思います。 | ||||
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