スカイ・クロラ
- スカイ・クロラ シリーズ (6)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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飛行機好きの森氏がとうとうパイロットを題材にした作品を描いたのが本書。シリーズ物となっており、短編集を含む5作が発表されている。 | ||||
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本格飛行機小説。森さんらしい詩的な表現が多く、一気に読めた。これが時系列でシリーズの最後らしいので理解するためにも2作目以降も読みたいと思う。ただ、この1作だけでもミステリではないけれど森さんらしい美しい小説だなあと感じた。映画もまだ観ていないけど、、シリーズ全作読んでから観ようかな。飛行機に詳しくないので、特に空中戦を映画で観てみたいと思った。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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これしかない!という終わり方をしてくれたので、評価を一つ上げました。終盤までぼんやりしてたら満足できなかったと思う。 | ||||
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生と死、大人と子ども、敵と味方の差異を描き、読者に残酷さを提示する。 あなたは何もわかっていない、と。 読みながら、 カズオ・イシグロの 「わたしを離さないで」 を思い出した。 | ||||
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スカイ・クロラシリーズは時系列に、1 ナ・バ・テア→2 ダウン・ツ・ヘヴン→3 フラッタ・リンツ・ライフ→4 クレィドゥ・ザ・スカイ→5 スカイ・クロラ→6 スカイ・イクリプスの順に読むと楽しく、理解しやすいです。 | ||||
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面白い | ||||
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"ヘッドライトをつけると、ボンネットの先に蛾が飛んでいた。二匹。車は、二人を駐車場から連れ出す。どこからでもいい、どこへでもいい、きっと、連れ出してほしい二人だっただろう。"2001年発刊の本書はシリーズ1作目として"ここではないどこか"で繰り返し戦う永遠の子どもたちの物語。 個人的には押井守による劇場アニメ作品を先に観て『レシプロ機が空を舞う世界』というので、どこかジブリ的、非日常的楽しみを勝手に想像して【あっさり裏切られた!】そんな記憶があった事から、原作となる本書をあらためて理解のために手にとってみました。 さて、そんな本書は現実とはやや違う世界を舞台にして、永遠に生きることを宿命づけられた“キルドレ”と呼ばれる創られた子どもたちが民間軍事会社による"ショーとしての戦争”で戦闘機に乗って戦い続ける日々が、新しく着任したパイロットであるカンナミ・ユーヒチを語り部にして描かれていくのですが。 物語としては、戦況に関する説明もほとんどなく、終始淡々と展開していくてはいえ、まず本ならではの魅力と言える、各章毎の冒頭に引用されるサリンジャー の『ナイン・ストーリーズ』。著者による改行も含めて、どこか【詩的。繊細かつ乾いた文章構成】に魅力を感じました。(同じ著者による理系ミステリィの『すべてがFになる』とも、また違った印象) また本書を読んでもう一度、劇場アニメを観てみたのですが。本作は非日常的な刺激を求める観客に意図的に『繰り返しの日常を』しかも、同監督の『ビューティフル・ドリーマー』の『祝祭的な日常』ではなく、あえて『退屈な日常』を見せることで【それでも自分なりに生きろ】というメーセッジを込めていたんだな。とようやく理解が追いつきました。(ラストの改編も、アニメの終わり方の方が本書よりスッキリ感はあります) とにかくレシプロ機が登場する作品が好きな人、また宮台真司の『終わりなき日常を生きろ』ではありませんが、退屈で繰り返される日常を描く作品が好きな人にもオススメ。 | ||||
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