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スカイ・クロラ
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スカイ・クロラの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.05pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全124件 1~20 1/7ページ
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これしかない!という終わり方をしてくれたので、評価を一つ上げました。終盤までぼんやりしてたら満足できなかったと思う。 | ||||
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生と死、大人と子ども、敵と味方の差異を描き、読者に残酷さを提示する。 あなたは何もわかっていない、と。 読みながら、 カズオ・イシグロの 「わたしを離さないで」 を思い出した。 | ||||
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スカイ・クロラシリーズは時系列に、1 ナ・バ・テア→2 ダウン・ツ・ヘヴン→3 フラッタ・リンツ・ライフ→4 クレィドゥ・ザ・スカイ→5 スカイ・クロラ→6 スカイ・イクリプスの順に読むと楽しく、理解しやすいです。 | ||||
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面白い | ||||
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"ヘッドライトをつけると、ボンネットの先に蛾が飛んでいた。二匹。車は、二人を駐車場から連れ出す。どこからでもいい、どこへでもいい、きっと、連れ出してほしい二人だっただろう。"2001年発刊の本書はシリーズ1作目として"ここではないどこか"で繰り返し戦う永遠の子どもたちの物語。 個人的には押井守による劇場アニメ作品を先に観て『レシプロ機が空を舞う世界』というので、どこかジブリ的、非日常的楽しみを勝手に想像して【あっさり裏切られた!】そんな記憶があった事から、原作となる本書をあらためて理解のために手にとってみました。 さて、そんな本書は現実とはやや違う世界を舞台にして、永遠に生きることを宿命づけられた“キルドレ”と呼ばれる創られた子どもたちが民間軍事会社による"ショーとしての戦争”で戦闘機に乗って戦い続ける日々が、新しく着任したパイロットであるカンナミ・ユーヒチを語り部にして描かれていくのですが。 物語としては、戦況に関する説明もほとんどなく、終始淡々と展開していくてはいえ、まず本ならではの魅力と言える、各章毎の冒頭に引用されるサリンジャー の『ナイン・ストーリーズ』。著者による改行も含めて、どこか【詩的。繊細かつ乾いた文章構成】に魅力を感じました。(同じ著者による理系ミステリィの『すべてがFになる』とも、また違った印象) また本書を読んでもう一度、劇場アニメを観てみたのですが。本作は非日常的な刺激を求める観客に意図的に『繰り返しの日常を』しかも、同監督の『ビューティフル・ドリーマー』の『祝祭的な日常』ではなく、あえて『退屈な日常』を見せることで【それでも自分なりに生きろ】というメーセッジを込めていたんだな。とようやく理解が追いつきました。(ラストの改編も、アニメの終わり方の方が本書よりスッキリ感はあります) とにかくレシプロ機が登場する作品が好きな人、また宮台真司の『終わりなき日常を生きろ』ではありませんが、退屈で繰り返される日常を描く作品が好きな人にもオススメ。 | ||||
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シリーズ全編読んで、読み返して、謎を噛み砕いて、考察して初めてどういう話なのかが分かるかと思います。淡々と読んでいるだけでは話は伝わってこない作品だと思います。 | ||||
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アニメ映画を観てから読みました。もし小説から読んでいたら、もっと難しく感じたかもしれません。忠実に映画化されている訳ではないですが、答え合わせができるような場面もあり、どちらも楽しめました。苦しい場面もありますが、きれいな空色が見える澄んだ作品です。初めて読んでから月日が経ちましたが、切り取られた世界・次元に生きる少年少女のことをふと思いだし、読み返したくなります。続編も読み進めたいと思います。 | ||||
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まず、小説としては読みやすかったです。 今の目で見ると、それ程難しい部分も無く、アニメ映画の原作になるほどの事はあると 感じる内容でした。また、任天堂wiiのゲームもあり、 ゲームは映画版を基準に作られていますが、この原作が無ければ作られていないでしょう。 ストーリーは、ハッキリ言ってしまうと、よくあるともいえます。 ですが、のちに続く続編にも期待できる内容でした。 話の内容は、恋愛や戦闘に重きを置いた感じで、子供でも読みやすいと思います。 私は今の所、続編には手を出していませんが、機会があれば読んでみたいと思わせる小説でした。 | ||||
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グライダーでも何でも良い パイロットになった人間には解る感覚 | ||||
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映画にもなった有名な本だと言うので読んでみましたが…、淡々とし過ぎて「こんなもんか?」という感想しか湧きません。 さらに、空中戦の場面は違和感バリバリです。この世界のパイロットは、編隊の相互支援も一撃離脱も知らないらしいですね。 | ||||
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無駄な時間を潰す理由にもならない小説。 無為な時代に出るべくして出た薄っぺらな小説。 外見ばかりが然もったらしく、フタを開けると何も入っていない。 そんな方法論で「空虚さ」を表現できるとでも思っているのか? 人生経験の少ない人間が、技術的な面だけで作家として認められている。 そして「不完全」で「無為」で「血の通わない」作品を垂れ流している。 これほど「不条理」なことはない。 | ||||
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淡々と登場人物が言葉を交わすだけで無為にページをめくっているような感想を持ちました。 行間を読まないと面白くないのかな、と試行錯誤しましたが全然読み取れません。 主人公たちがやっていることの臨場感も、話の盛り上がりも、感情移入もできなくて何も面白くありません。 最後まで読める人尊敬しますわ。 | ||||
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順序が逆と言われてしまえばそれまでだが、押井版のアニメが面白かったので読んでみたら、違うもんが出てきて弱った。 本書「スカイクロラ」がシリーズの完結作ということになるのだが、4巻にあたる「クレイドゥザスカイ」で、シリーズ全体が森博嗣版「ドグラマグラ」だったことが判明して弱った。案の定、検索したらファンが延々考察していたりする。そういうのが好きな人向け。 私はアニメ版を”30歳くらいのシングルマザーが若い恋人に元夫を殺しに行かせる話”と観て面白がっていたけれど、原作にそういう要素は無かったので残念がって☆3。(このアニメの見方が正しいかどうかはともかく)。 | ||||
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映画から入り読ませてもらった。 本では一人称で語られていて、淡々と日々が過ぎて行く。内容が劇的なものであっても、登場人物に期待しうる感情の変化はない。 映画もその空気はあったが、本からはそれ以上にただ在るものとして、現象として伝わってきた。 だからこそなのか、文中の「少なくとも昨日と今日は・・・・それだけのことなのに」が心に刺さる。 | ||||
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色んな意味で半端だと思う。 浸る程の世界観でもないし、詳細である部分にも価値は無い。 他の作品がいいだけに、つい全ての作品に期待してしまうが、 その思いを少し冷静にさせてくれるもの。 往々にして作家自身が最高傑作だと思う物とは、そう言う物だろうか。 | ||||
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おもしろかった!というわけでもなく、つまらなかった!というわけでもない。 ただ読み終わった後に、上手く表現できない何かが残った。 今までこんな感覚を味わったことがない、不思議な作品でした。 | ||||
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主人公視点の一人称で一切説明なく進められていく手法と、上手いこと言ってるのかいまいち解りにくい比喩とポエムじみたくどい繰り返し、全体的に斜に構えたスノッブ臭ただよう文体が合わなかった 半分以上読んだところで、これは作家によっては20ページ位で済んでる内容だなと思い、感情移入できないまま最後まで行ってしまったのでラストもただただ「?」という置いてけぼりな感じ (どちらかというと簡潔でスピード感で読ませる文体が好きなので個人の嗜好の問題です) 他の方もおっしゃってますがこれを森先生作品の入門に選んだのは間違いだったかもしれない | ||||
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スカイ・クロラを初めて読み終わったとき、こんな本があるのかと感動しました。独特なリズムの文章、インクで塗りつぶされることなく贅沢に使われる頁、上手く想像できない、けれど押し通される迫力。一人称視点ということもあり、主人公の生活を疑似体験しているから、ということもあるのでしょう。疑問や、もやもやとした処理できない感情を抱えているというのに前の頁に戻ることなく続きを促されてしまいます。けれどそれでいいのでしょう。主人公は過去のことを引きずったりはしませんから、その彼となって読み進めている我々も過去の頁へ戻る必要はないのです。 さて、本当に伝えたいのはここから。スカイ・クロラシリーズを読了したあと、僕はとても疲れました。恐ろしく体力をもっていかれます。そして心地よい疲労感を感じました。けれど、心が満たされません。いえ、十割は満たされているのです。しかし、森さんならさらに二割は満たしてくれるはずという期待があったのです。でも満たされない。この乾きは何なのだろうとネットを漁ったところ、森さん本人のブログが答えをくれました。どうやら、この乾きや満たされない感情を読者に植え付けるのは計算の上らしく、飢えた読者たちがネットなどを通じて自らの意見を発信、受信してもらうことによってより深く作品に触れてほしいと考えていらっしゃるようです。 ミステリーなどによくあるような最後の最後に全ての謎が解けて爽快感に包まれる、という手法とは真逆。全てが終わったあとに未だ解けない謎が残る。読者は考えるでしょう。終わりと思わせておいて何年かしたら答え合わせをしてくれるんじゃないか、他の作品や作者のブログにヒントがあるんじゃないか。それは罠です。森さんが売れるため、作家を仕事として捉えたうえで編み出した営業術でしょう。そして、僕は判っていながらその罠に自らはまりました。きっとこの謎は一生解けないのでしょう。しかし、それで正解なのかもしれません。それも含めて森博嗣の本なのだと思います。 | ||||
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2008年カンヌにノミネートされた話題になったアニメの原作です。シリーズの最初の作品として書かれましたが、実は最終巻なので、作中わかりにくい部分があります。戦闘機パイロットの「僕」を中心に、上司の草薙水素などとの日常を淡々と描きます。 戦争会社って何?そもそも何で戦争してるの?という疑問がわくのですが、そんな事情には一切触れられません。 「僕」や草薙などやパイロット(全員か一部かは不明)がキルドレという、特殊な人間であること。彼らが永遠の子供で、戦争でしか死ねないこと、「死」に対して怖れがなく願望に近いものをもっていること、というようなことが書かれ、そこからくる葛藤がラストシーンに繋がるんですが、登場人物が死んでも、本当に死んだのか?生き返るのではないか?という想像を掻き立てるようになっています。そしてそのことが、「死」さえも現実感のないものに表現していきます。 映画と小説ではエンディングが全然違うそうなんで、DVD借りなくちゃね。 | ||||
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ポエムがいらない。 内容が分からなくなるほどの糞ポエム。 パイロットはこんな女々しい馬鹿じゃなれない。 糞ポエムでページ数稼いでるだけで、自分の感性に溺れるナルシスト。 そしてその感性は鋭くも深くもない厨二病の痛さ。 読みにくい、内容のチープさに挫折する。 まとめて全巻買って損した。 でも読んでここに何が悪いか書き足します。 工作員でもいるのかと思うくらい☆が多く評価されているが、下手な文章と言うことは確か。 小説なのか詩集なのか、どちらにしてもど下手。 | ||||
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