■スポンサードリンク
すべてがFになる
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
すべてがFになるの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.54pt | ||||||||
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全363件 261~280 14/19ページ
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 過去の両親殺しの為、研究所に監禁されながら研究を続けていた天才女性プログラマ。研究所を訪れていた大学助教授と女子学生の眼前で、彼女の惨殺死体が出現する。しかし、現場はコンピュータで開閉が制御された被害者の個室。ミステリ史上最強の鉄壁な密室は崩れるのか? 自らも大学助教授である著者が工学系統の知識を駆使した、異彩を放つ本格ミステリ。犯人が緻密に計算し尽くした犯行は、岡嶋二人の「99%の誘拐」を彷彿とさせるもので、その周到さには絶句する。 巻頭の登場人物紹介にない重要人物が終盤での核心に迫る段階で登場するのはややアンフェアにも思うが、これは「見方によっては確かに嘘ではない」という叙述でもあるのだ。鮮やかなミスリードが巧い。 理詰めの犀川といい、箱入り娘の萌絵といい、キャラも立っている。実に読ませるエンターテイメントだ。 こういったクローズドサークルの結末はマンネリ化しがちだが、第1回メフィスト賞受賞作の名は、伊達じゃない。冒頭からラストまで飽くことなく読者を裏切り続ける快作に仕上がった。 この空前絶後の殺人鬼に勝てる自信がある人は、どうか挑戦をしてみて欲しい。勝算は全く請け合えないが。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 面白かったんだけど、自分が抱いていた犀川先生や萌絵のイメージと 大分異なり、違和感があった。自分の好きな小説の映画化やコミック化にはよくあることだから、それはしょうがない。 筋は小説で読むよりよく分かって、親切だなぁって思った。コミックから読むのもありかも。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 作者のメジャーデビュー作品である本作品。 理系の人間はあちこちのネタに、にやりとさせられるはず。 書かれた時代のせいか、コンピュータと言えばUNIXだった時代のネタが垣間見えて少し懐かしい気分になった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 評判作なので購入。推理小説としては下級レベル。ミステリィなどと称する物は所詮この程度のレベルなの?メフィスト賞底が知れてしまうというもの。 のっけから始まる、禅問答の如き観念世界の話は、長いというより、はっきり苦痛。さりとて事件とはなんの関係もないのだから呆れる。早い話が、作者の作った真賀田四季なる人物の知能の高さを読者に知らしめん、としたのだろうが、逆に知能の低さをアピールしてしまっている。 作品を読み出して最初の頃は、この真賀田四季なる人物はとっくに殺されていて、テレビカメラを通じて会話しているのは人工無能(若しくは知能)に違いないと信じていた。四季の受け答えは人工無能にありがちのパターンだ。 そういった風であるから、真賀田四季なる人物に知性を感じろと言われてもそれは無茶という物。 犯人は、読んだ人の大抵は当たるんじゃない?て言うか、あんな怪しい人物を疑わない方がおかしいと思うぞ。 中で交わされる会話にはほとんど実がなく、なんか上滑りしている感じ。それでいて伏線などはこれっぽっちもない。 唯一屋上での犯行方法が謎だったのだが……、あれはないと思うぞ。もしああいうことをしたければ、そう言うことをする被害者の動機をちゃんと示しておくべき、と思うが……。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| なんでだろう? テンポが悪くてすぐ眠たくなります。 人物描写が稚拙すぎてキャラクターが生きてないロボットみたいで愛着ゼロだから会話がつまんないキャラクターの動作にしても客観的に描いているから、遠くから見てる感じがテンポを下げてるし出てくるキャラクター1人1人がつまらん少女マンガかロボットみたいな登場人物ばかりでさ。リアリティもないから躍動感もない情緒もない例えるなら一方通行の学校の教科書みたいで非常に退屈です酷評したけど正直な感想です中途半端な作品を書きまくらないで一冊一冊のクオリティにこだわったらどうですか? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 子供の時、「推理クイズ」なるものを熱心に読んでいたときは ”どれほど奇抜なトリックか?”が興味のほとんどだった。 しかし、その後ミステリを読み進めるにつれてそれよりも 物語の世界観や雰囲気そのものを楽しむように変わってきた。 その意味で本書はとても面白い。 理系ミステリと呼ばれる著者の本領が発揮されている。 一般人とかけ離れた感覚の研究者が登場人物として出てくるのだが その描写が読んでいて楽しい。 理系的な哲学問答(現実と幻想、自然の美しさに関する考察)や 時計の文字盤という慣習に対しての批判、そういったディテールそのものが 世界観を作っている。日常的でないので、作り物の世界・リアリティを 感じないと思う人もいるかも知れない。 出てくる登場人物が、一般人の感覚とかけ離れているし 舞台も人工的でその意味ではまったくリアリティがない。 殺人事件だというのに、それほどシリアスになったり神経質にならない というだけでも違和感を感じるかも知れない。 しかし、その人工的な世界観を楽しめるのであれば 自分は理系の人間ということもあるが、この小説によって新しいミステリの 魅力を発見できるだろう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ラジオやレコードなどを用いた小説は数多くあれど、これほどコンピュータを大々的に扱った推理小説はこれが初めてだろう。 この本が発売された1996年といえば、コンピュータがそれほど普及していない時代だ。 それから10年以上の月日が経ち、PCやネットワークが一般家庭にも広く普及しているが、そんな現代においてもコンピュータにそれほど詳しく無い人には敷居が高い作品だと思う。 また、作中で言及している未来像がまさに現在の世界と一致している点も興味深い。 ある程度の知識が無くては100%は理解できないかも知れない、まさに現代を代表する理系ミステリーだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 森博嗣のすべてがFになる。面白かった。 個人的に一番面白いと思ったのは、 すべてがFになる、というキーワード。 この小説の核心にふれる表現でありながら、 読まない限りこのキーワードからは絶対にその根幹には辿り着けない。 その危うさと読んだ後に来る納得感で、 面白さがジワリと湧いてくる。 ただ、二人の主人公のキャラクターが曖昧であったり、 展開のスピード感が足りなかったりして、 物語にのめり込めなかった感はある。 推理物として読もうとすると、工学的な知識が必要になるから若干読みづらいかもしれない。 心理的な描写や展開も少ないので、感情移入のしづらさもある。 しかしながら、逆にその工学的な知識と論理性が、 この小説に比類ない味わいと奥行きを与えていることは間違いない。 この手の小説が書ける人というのはかなり限られてくると思う。 理系の人とか東野圭吾が好きな人とかは、 結構好きになれる作品だと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| これだけの(境界)条件から、科学的に再現可能な他の回答が考えられますか? 物語の終盤での主人公の一言。これがこの小説の特徴を一言で捉えている。 瀬名秀明が巻末で解説している通り、通常ミステリー小説では感情的な動機で殺人が起こる。読者は殺人の動機を探して読み進めるのだが、逆に起こったこと全ての原因をそれで説明しようとして思考停止になってしまう。この小説では殺人に感情的な動機が存在しない。だからいつもと同じ調子で読んでいた私は途中もどかしい気持ちになったが、謎が解けた時、常識、つまり自分の経験から離れる快感があった。 森博嗣の作品はこれが初めてだったので、ミステリー小説の常識の枠で読んでしまったが、頭を柔らかくしてトリックに挑みたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 孤島にある外界と隔絶した研究所の中で、隔離されて生活をしている天才博士、真賀田四季。彼女は14歳の時に両親を殺害した罪で裁判にかけられ、心神喪失で無罪を勝ち取って以後、ずっとそこで生活している。地方の名士の家系である西之園萌絵は彼女に興味を持ち、自分が通う大学の助教授であり、父の教え子でもある犀川創平や研究室のメンバーとともに、この研究所がある島でキャンプを行うことにする。その夜、彼女に会うために研究所を訪ねると、そこで見たのは、ウェディング・ドレスをまといながらも、両手両足を切断され、ロボットで移動する彼女の死体だった…。いわゆる密室ものに分類される作品です。 ボクはあまりミステリーを読む方ではないので間違っているかもしれませんが、多くのミステリーでは、読者は犯人に対して共感なり、反感なりを抱きます。探偵役はそこに至るために、異常な状況を理解できる状況に置き換えます。この際に、動機の解明ということが行われるわけです。 しかし、この作品では、このような動機の解明にはあまり重点が置かれません。そもそも、探偵役が状況を異常と思っているかどうかも疑問です。事実として死体があって、それを実現するにはどうすればよいかを、日常の論理で理解してしまう訳です。まあ、必ずしも読者がそれを理解できるとは限りませんが、それは天才の所業なので凡人に理解できないのも仕方ない。 では、登場人物たちが魅力的ではないかというと、決してそんなことはない。それぞれの思考方法や背景などが随所に埋め込まれ、それが彼らを彼らたるものにしています。個人的には事件と直接関係ないこれらの会話などの方が面白いとも思う。すでに世間的に十分評価されている作品なので、こういったことは十分語りつくされていると思いますが…。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 私は理系ではないが、たまたま「境界条件」という言葉を知っていた。 この本だったか、シリーズの他の本だったが忘れたが、 小説の中で、「境界条件」という言葉を見て、新鮮だった。 何かを考えるときに、どこまでを所与と考え、どこからが操作可能なのかを 考えることができない知人にこの本を読ませて、あとからちょっとした解説を したら、前よりも考え方がスマートに変わった。 読んで楽しく、考え方に関する軽い入門書にもなってよかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ミステリー小説でこんなに面白くないデビュー作は初めて。面白かったら二作目を買おうと思っていたけど、もうこの人の本はこれで最後にしよう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 舞台設定とトリックが大掛かりでスケールの大きなミステリーである.密室トリックに部屋やら鍵やらをチマチマと細工したりしないオリジナリティのあるトリックで,真相はなかなか衝撃ものだ.この辺は今風のミステリーらしい. 残念な点は,登場人物に魅力がないことである.天才という言葉が繰り返し出てくるが,天才を表現するのに,ただ天才と書いても仕方がない.天才らしい言動や振る舞いで表現する必要がある.犀川や萌絵も天才近似者ということになっているが,単に理屈っぽくて人間嫌いというだけだ.作者も工学博士らしいが,理系の人間に対して偏見があるのではないか? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 本書に関するレビューは多々あり、私も星4位には楽しめたという感想を抱いたのですが。まさか、読み終えた後で評価が変わるとは自分でも想像できませんでした。本書を読んだ上で、是非、同著者作の四季を読んでみてください。各作品間の世界観はもちろんのこと、本書においてさほど重要な意味に思えなかった文が四季では見事な伏線になっています。著者の構成力の素晴らしさに圧巻させられます。ですので、星5に修正です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| Fの謎は数学ファンやコンピュータファンにはすぐ判るだろうが、 密室のトリックは絶対ロボット絡みだと思い、 見事に騙されました。 本格推理として見事に騙されて気持ちいいが、 エコものとして、 思想的に大傑作だよね。 主人公の探偵が、 若くて綺麗な女にモーションかけられても、 キスさえしないキ○ガイなのも良かった。 SFではないが、 地球(自然)と人類と機械の理想の未来のビジョンを提示した素晴しい本。 SFファンは必読だな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 私にはよく分からないと感じる事が多い作品でした。 主人公2人、四季ともに天才であるらしいがそれの描写があまりない。 登場人物に共感出来る部分や魅力を感じられ無かった。 所員にコンピュータにはエラーや手落ちが無いとあれだけ言わせたが、トリックはコンピュータの仕組みがらみ。そのトリックだと記録が残らないって言われても納得できません。 犀川が煙草を吸う描写の異常な多さ、そこまで必要だったのか。モエが妹へ嫉妬するのもいらなかった。 所員なら客を「ゲスト」として迎え入れられるシステムにしたのなら、イレギュラーな来訪者が訪れる事も予測するべき、天才であるなら。 タイトルの「すべて」は何を指していたのか。すべてって言うほど数が多かった気がしない。 理系ミステリらしいのだがどこが理系だったのか、16進数とコンピュータの話だから理系という訳では無いと思う。 謎解きもスリル感も哲学的っぽい会話も、どれを楽しもうとしても中途半端に感じた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 全体的な感想としては、まあまあ面白かったというところ。少し長い。 会話やキャラがいいと思う。ミステリとして読むとがっかりするかも。 【良かった点】 ・真賀田四季のかっこよさ ・THE PERFECT INSIDERの意味するところ ・・・この点だけは、なるほどっ、と思った。 ・真賀田四季や犀川が絡む会話の面白さ、薀蓄 【悪かった点】 ・不必要に長い ・動機の説明が全くない ・感情移入しにくい ・・・四季はともかく、主人公2人のどちらにも感情移入できないのはちょっと。。。 ・謎解きであまりすっきりしない ・・・個人的には、一つのトリックで全ての謎が解決できるのが最良だと思う。が、本作は謎とその説明がバラバラで、謎解きされてもあまりすっきりとしなかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| とても面白い作品なので、お勧めできます。 ですが、シリーズとして、これを第一作にもってきたのはよくなかったと思います。 せっかくの流れが台無しになっているように感じました。 修正が入ってない、もともとの話を読んでみたいです。 星は作者に5つ、編集者に-2。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| エッセイ集以外のほとんどを読んでいる私が森作品の中の最高傑作と言うのだから間違いない。 といいたいところなのだが、世間の評価は分かれる。私のようにこれぞ森ミステリィと評価する人が いる一方森ファンの中でも評価しない人は多い。 評価しない人の主な言い分はなぜ犯人がああいうトリックを使わなければならないのかということだ ろう、犯人がそういうことをする現実感に乏しい、つまりある結果をえるためになぜわざわざそんな ことを行う必要があるのか理解に苦しむ、ということではないだろうか。 森作品を評して理系ミステリィという人がいる。だから理系の人には面白く、文系の人にはおもしろ くないと言う人がいる。だがそれは違うと思う。文系理系は関係ないと思う。 森ミステリィの基本のトリックは古典的トリックの応用だ、それに理系的味付けをしてある。 では、どんな人が読んで面白いのか。それはその人の感性による。 で、その感性とは?島田荘司の代表作に斜め屋敷、夕鶴、占星術があるが、これらのメイントリックを「すごい、よくぞこんなトリックを考えついた」という人には多分面白いと思う。一方「なぜ人を殺すのにわざわざこんなことをしなければいけないのか納得がいかない、現実感がない」という人には確実に面白くないと思う。 ただ、あくまで私の個人的見解としたうえで述べるとこのS&Mシリーズはミステリィ仕立ての恋愛 小説という側面もあるのでできればシリーズを当作品から出版順に全作読むことをお勧めする。 ただ主人公二人のキャラクタが特異であるので感情移入できない人はできないという難点がある。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 題名にやけに惹かれて買ってみました。 途中までの内容は結構面白く、近未来的な理想 などが感じられましたが オチがひど過ぎて・・・。このオチのために分厚い本を読んだと思うと 微妙な気がしました。数字が関係してくる点について万人向けではないかな。。 文系の私は理系の人を尊敬しますから読んでて途中投げ出すこともなかったが 最後のオチが、がっくり。『天才プログラマー』ならなんでも出来て 神並みレベルにコンピュータトリックを持っていかなくても・・・と思いました。 理系な文章で施設環境も面白い点で☆3つです。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!





