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すべてがFになる
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すべてがFになるの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.54pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全363件 281~300 15/19ページ
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| 理系向きの推理小説と思われがちだが、 それはエッセンスに過ぎない。 魅力あふれる登場人物。 推理小説好きにはたまらないシチュエーション。 本書のおかげでどっぷり推理小説にハマりました。 | ||||
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| S&Mシリーズの第1作めにして、シリーズの根幹となる作品です。大学の助教授や学生が主人公で親近感がわきました。密室殺人なんて所詮作り物というスタンスで、トリックも非現実的、いわばおはなしの添え物です。このシリーズはストーリーより、キャラクターの面白さを楽しむ作品群だと思います。なんといっても美人で天才のヒロイン、西ノ園萌絵のキャラクターが最高です。漫画を読む感覚で発行順に読まれることをお勧めします。 | ||||
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| 有栖川有栖氏をして 「あんなことがトリックに使えるとは。自分なら冗談にしかできなかった」 と、言わしめた森博嗣氏衝撃のデビュー作。 「数字の中で7だけが孤独」であるという謎めいた仄めかしから始まり、 「すべてがFになる」というメッセージに向けて収束していくスマートな構成、 そこに低体温で、ややシニカルな犀川創平のキャラの魅力が相まって、 多くの読者を獲得しました。 その一方で、森氏の作品はともすると〈理系〉というレッテルや 「キャラ小説」としての側面ばかりが語られがちなのですが、 決して従来のミステリの文法が無視されているわけではありません。 本作から始まる〈S&M〉シリーズでは、あくまでトリックを中心とした 本格ミステリの体裁がとられ、テーマとしては一貫して〈密室〉が扱われています。 〈密室〉とは、いわば近代的自我の内面の表象であり、 ミステリでは、その特権的で不可侵であるべき空間が 犯人と探偵によって解体されていく様が描かれます。 森氏は、そこにバーチャル・リアリティの概念を導入することで、 肉体と精神の関係性や人間にとって「内」と「外」とは何かについて、 あくまでミステリの方法論に則った思考実験を積み重ねていくのです。 | ||||
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| 第一回メフィスト賞受賞作。というか、この作品を世に出すためにメフィスト賞が作られたとも言われている。 期待を裏切らない、よくできた作品だと思う。一日で一気に読んだ。 森博嗣は某国立大学工学部助教授(当時)。「よくできた作品」というのは、「よくできた文学作品」というよりは、「よくできた Engineering Work」という感じ。どろどろしたところがなく、スカッと読める。それは例えば、中上健次とか、フォークナーとか、三島由紀夫とかとは正反対の読後感である。同じ推理小説で比べても、例えばポーともぜんぜん違う。別の言い方をすると、伝統的な小説を書くには、(推理小説を含めて) Inspiration が重要だったんだけれども、最近では Engineering が重要なのかもしれない。 ぼくは推理小説の熱心な読者ではないので漠然とした感触でしかないんだけれども、推理小説の結構を支える主要因は、この100年で、犯罪の動機の分析から、犯罪の工学的な実行可能性の分析に移行しているように思う。要するに、動機が軽視されているということである。すごーーく単純化していうと、100年前には、人間はある程度合理的動機を持って行動するものであるという信仰が広く浸透しており、その信仰が(推理)小説の骨組みとなっていたわけであるが、例えばナチスの犯罪とか、日本だとオウムとかそういう現象を経験してきた現代人には、「合理的動機」なんてものが軽薄な概念に思えるのかもしれない。 ちょっと思ったことを書いたけど、まあ別にそんなことを考えなくても素直に楽しめる一冊です。 | ||||
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| もう4年以上前に本書を読んだ。その時もあまりのインパクトと読みやすさで、一気に後の森博嗣氏の作品を読み漁ったが、最近改めて読み返してみた。 やはり・・・凄すぎる。4年以上も経っているから詳細は覚えていなかった。一部覚えている部分もあったが、2週目の読書で新たな点がたくさん発見できて凄く新鮮だった。 結果、かつて読んだとき以上に森博嗣作品が好きになってしまった。 【理系ミステリー】なんて言われているが、内容に理系的な部分があるだけで文章としては非常に読みやすい。自身を持ってオススメできる作品。 | ||||
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| とりあえず、トリックには驚いたので、しかも、最後のほうでも騙されたので、 読んだことは後悔しませんが、ちょっと長かった気がします。 ドキドキするシーンもありますが、基本的に登場人物たちが自分の推理を話し合う場面で構成されているので、この尺は長すぎたんじゃないかと思います。 もうちょっと短かったら、星四つです。 | ||||
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| 感動ですねこの本は。 ミステリーの真髄とも呼ぶべきではないでしょうか。 この研究所で基本となるのが「レッドマジック」と呼ばれるソフトです。 密室モノだったらハード系が普通なんですけど、このレッドマジックによってソフト系の密室を作り上げちゃってます。 これはもう森博嗣にしかできないと思います。 あと出てくるのが、15冊目までしかない本など研究所の数々の謎。 ミステリー好きには堪らない本だと思います。 | ||||
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| 何と言っても見所は、絶対にあり得ないと思わせる密室殺人の謎解きです。 真実が明かされた時、視界が魚眼レンズのように歪んでしまう程の衝撃がありました。 ただ残念な事に中盤が少々中だるみしてます。 そこさえ乗り越えれば仰天する事間違いなしです。 | ||||
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| 森博嗣の作品は好き嫌いが別れやすい。 それは皆さんのレビューからも良く分かる。 「説明不足」 「感情移入できない」 など、批判意見も頷けるものばかりだ。 しかし、どうだろう・・・一度で良い。 広い心で、どっしりと構えて、何度も西野園萌絵にイラっとしながらも(笑) この作品を読んでみてくれないだろうか? とことんはまるか、とことん嫌悪するか 貴方はどちらだろう? 私は前者だった。 そうして貴方がうっかりはまった時には それ(説明不足・描写の甘さ)自体がクセになっているだろう。 「分からない」という感覚が楽しくて仕方なくなった時、 貴方はもうすっかり Fの一員だ。 | ||||
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| 推理小説だが、1,2ヵ所、考えさせられる言葉が出てくる。たとえば、現実とは何か?−そう萌絵は犀川に問いかける。彼は、それは私たちが現実について考える時だけ思考の中に現れる幻想にすぎないという。さらに彼は言う。将来、現実は夢に限りなく近づいてゆくと。私はこの言葉に違和感を覚える。仮想世界の体験と、現実の体験とは似て非なるものである。それは、グレードの違いはあるが、テレビで見るプロ野球と現実の球場で体感するものとの違いに似ている。投手や打者はテレビのほうがよく見えるし、応援や解説なども聞くことができる。しかし、実際の球場で見られるもの−観客の歓声、守備のシフト、応援の熱気−そういったものは、決して仮想世界では味わうことができない。そして、TVやVRでは得られない現実に触れた感覚こそが、人間を成長させてくれると私は思う。百の知識より一の経験が重要なのである。この著者の考えでは、これからの社会はどんどん人との現実の接触が少なくなって、人々は仮想世界のようなところで生きることになるらしい。確かに、一部の人々はそうするだろう。しかし、人間どうしの現実的なふれあいは決してなくならないはずだ。人間が人間らしく生きたいと思うのなら。 ストーリー自体は面白い。物語が2転、3転し、密室トリックも思いもよらないものである。しかし、気に入らない箇所がひとつある。それは、殺される天才プログラマーの行動だ。密室トリックにも関わってくるのだが、彼女が思いもよらない行動をとるのである。普通の人間なら絶対にしないような行動を。この小説では、それを彼女が天才だからという理由で説明している。しかし、天才というレッテルを貼ってどんな奇妙な行動もそれで説明してしまうのは、安易すぎる。その点で、この小説は少し説得力に欠けている。 | ||||
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| 【概要】 森博嗣先生のデビュー作にして、 犀川創平・西之園萌絵の活躍を描いた「S&Mシリーズ」の第1弾。 孤島のハイテク研究所を舞台に起こる殺人事件に、 犀川・萌絵の師弟(?)コンビが立ち向かう。 【感想】 読んでみた印象を端的に表現するとすれば 「理系」 の一言に尽きる気がします。 ″スピーカ″とか″エレベータ″とか… 語尾を延ばさないところからして理系な感じ全開です。 いろんな意味で理系人間の私にはピッタリな本だった気がしてます。 文系の方には「ん?」っていう言葉がちょっと多いかも… 私自身、まさか推理小説で ″命題″・″境界条件″ なんて言葉を目にするとは思いもしませんでしたから… でも登場人物の相関も面白いですし、何よりトリックには圧巻。 理系の方でなくても十二分に楽しめる内容だと思います。 | ||||
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| “F”も“7”も“BとD”も全然理解できなかった私が言うのも僭越なのですが、 「誰もプログラムに手を加えてないのに、システムが異常を起こしている」と聞いたら、「○○だからじゃない?」と思うと思うのですが 理系の人は「こうでこうでこうだからこうしてこうなって、○○しかありえない」と説明するためにこんなにぶ厚い本を書くのか・・・ というのが感想でした。 その説明にカタルシスを感じられる人にはたまらない作品なのだろうと思います。 でも、文系人間には、感情移入できるキャラがいなくてハマれませんでした。 動機も必然性もよくわからなくって・・・。 せめて、十五年前に所長と四季がなぜあんな判断をしたかの話を書いてくれれば、凡人にも納得できたと思うのですが。 理解できない人間に作品の質の良し悪しは言えないのですが、ミステリーに人間ドラマを求めている方には この本は読むのがちょっとつらいかと思います・・・。 | ||||
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| それなりに飽きずに読めはするのですが… 読後はなぜかトリック含め特に印象に残る感じではなく、 読んでしばらくたつ今となっては、「で、トリックって 何だったっけ?」という感じです…。 何よりも人物像がイマイチ頭に浮かびませんでした。 博士の天才ぶりの描写も、プロフィールは克明なものの じゃあどんなとこが天才?というエピソードの具体性には 欠ける気がします。 事件の謎を解く犀川助教授のイメージもつきにくかった。 説明は詳細にあるんですが…雰囲気が伝わってこないんです。 (かっこいい部類に入れるべきなのか否か、最後まで 掴めませんでした(笑)) シリーズ第1作とのことなので、他を読めば面白くなってくるの かもしれませんね! 小説の構造しかり、人物描写しかり、ディテールは面白いのに、 全体として伝わってこないもったいなさを感じます。 | ||||
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| 作品の良し悪しはひとそれぞれなのでおいとくとして。 タイトルの「すべてがFになる」というのは犯人が残したキーワード。で、これがトリックの 鍵になるのだが、種明かしされてもこれが理解できるのは理系の人間、またはプログラマなど に限られる(かくいう自分もUNIX系のSEだったが、種明かしされるまで全然気づかなかった)。 文庫本でかなりのページ数があるが、途中途中「これって意味あるの?」と疑問を抱くシーン もいくつかあり、そのうちの半分は意味がなかったように感じた。50ページくらいは省略でき るのでは?と思っている。でも真賀田博士の様々なエピソードが最後にすべて伏線だったのが 明らかになった場面は結構快感だった。 人物描写については、主人公の犀川は典型的な理系人間で人付き合いが嫌いなタイプ。でも 思考ルーチンはあくまで理知的で交換持てた。 ヒロインの萌絵はまぁ悪くはない。今後の二人の進展はちょっと興味あり。 | ||||
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| とりあえずこれだけ読んだ感想。 推理小説としては破綻・・・というか最初から推理小説の形態は意識されていませんね。 今読んだからかもしれんが基本的にトリックの部分が何でもありなのであんま考える余地は無い。 理数系の書いたスペクタクルというかサスペンスというか。 理解出来ない人には全く理解出来ない現実が全てコンピューターにという話の真剣なやりとりとかもう所々に振り落とし場所が満載。 最初から続き物として構成されてる内容でキャラ付けやシリーズがどこに向かうかとかいう指標は凄くしっかりしてる。 今から読むとしたら一気にシリーズ何冊か読んだ方が面白くなりそう。 一冊で評価するとなると中途半端な近未来が古い時代と同居する変なSFという感じ。 | ||||
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| ―発端は単純にして明快― ―手順は単調にして繊細― ―動機は短絡にして必然― 犀川助教授と西之園女子、そして天才真賀田四季のこれからの事件の数々の原点にして出発点の事件。客観性を重んじ、人という者に論理を当てはめようと画策している。 日常では決して現れないであろう、天才との会合を、あなたも楽しんでみてはいかがだろうか。 | ||||
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| 当初書かれていた作品の時系列ではないので多少違和感があります。シリーズ最初にこの作品を最初に持ってくるようにしたのは正解。冒頭のあのシーンから始まらないならここまでブレイクしなかった筈です。二人の面談シーンが「有限と微笑のパン」までシリーズを牽引。専門用語に違和感があるのかどうかは疎いので不明。違うと萎えてしまう場合と「作品」の範疇である場合があるからです。作者仕様の人物造形と文体にも好き嫌いが分かれます。ごく個人として人物たちは身の回りにいないし想像の範疇にもないので興味深くあり、嘘のようですが「まとも」に見えました。 | ||||
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| 科学者(某国立大学助教授)である著者が、登場人物たちを通して見せる独特の価値観が面白い! シリーズ全編に渡る謎の出発点。 まさに「THE PERFECT INSIDER(全てはこの1冊に)」←誤読(笑) | ||||
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| 犀川シリーズの第1段。本シリーズは人気シリーズとなったが、第1作の出来、犯人のカッコ良さが要因になっていると思う。最初に断っておくが、私はプロのプログラマーである。その目から見て、部屋脱出のトリックは甘い。また、特定の日付に、プログラムを誤作動させるのは作成者にとっては容易であり、逆に何十万ステップのプログラム(作品ではUNIXライクのOSを想定しているらしいが)中でそのような箇所を検出するのは事実上不可能である。それをいかにも犯人が天才のように書くのはフェアではない。そして題名である。Fは「0xff」のことだろうが、これではオーバー・フローしない。もう一つ進んで「0x00」になった時、オーバー・フローするのである。作者は、最先端のコンピュータ技術を作品に盛り込むことで、作品及び犯人のカッコ良さを狙ったのだろうが、もう少し正確に書いて欲しいものだ。 | ||||
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| この小説は、他の小説とは大分異なるように思えます。 というのも、私がこの作品に見た最大の魅力は、物語そのものではないからです。 正直、トリックには誰の目にも明らかな欠陥がありますし、文書力も極めて低いです。 が、森氏がこの作品を書くにあたって最も表現したかったことは、「天才とは何か」ということにあると思います。 世間一般に考えられている種の「天才」とは一線を隔す、「真の天才」を彼は描こうとした。その体現者として真加田四季という人物を描いた。 私はそう思うのです。 そして、真加田四季は頭が良いから天才、というわけではありません。 森氏の考える「天才」は実に面白い! この天才像に一度触れてみることは非常に価値のあることだと思います。 この小説を読んだのは大分前ですが、当時の私にとっては「理想の人物像(=真の天才)」はそのまま真加田四季のことでした。 そして今も、わずかに変わってきてはいますが、私の中にある天才像の基礎としてあり続けています。 それだけのインパクトが、真加田四季という人物にはあります。 一読する価値は必ずあります。 | ||||
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