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すべてがFになる



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すべてがFになるの評価: 3.56/5点 レビュー 351件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.56pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全351件 21~40 2/18ページ
No.331:
(4pt)

面白いんだけど

すごく面白い。
ただ、萌絵という登場人物がどうも苦手。
シリーズを通して登場するが、(全部読んだわけではない)肩入れできない。
お嬢様?
いや、お嬢様ってもっと他人に気を遣えるから。
他は申し分ないのだけど、これはもう、作者の好みなんだろうな。
すべてがFになる (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:すべてがFになる (講談社ノベルス)より
4061819011
No.330:
(5pt)

SFやFのようなミステリィ

●ミステリィのレビューを書くのは難しい。犯人の名前はもちろんトリックも絶対に他言無用です。
「すごい」とか「面白い」では不十分。だからと言って○○○○がすごいとかもダメ。個人的に言え
るのは限りなくSFに近いというか、F(ファンタジィ)っぽい密室もの・・・でしょうか。
 通信を遮断された孤島即ちクローズド・サークルの本格ミステリィです。なぜスマホが登場しない
のだろうと、首をひねり奥付を確認したら、27年も前の作品だったのですね。そう言えばタバコをス
パスパ吸っているし(ひょっとしたら著者はヘビースモーカーなのかも)、TVの画面がブラウン管だ
ったり・・・。それにしては全く古さを感じさせない新鮮な物語でした。

 哲学的で難解な問答に始まった物語は、キャンパスを吹き抜ける爽やかな風のような会話で幕を閉
じる。互いの心のひだを触れ合うような印象的な余韻です。
すべてがFになる (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:すべてがFになる (講談社ノベルス)より
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No.329:
(5pt)

森ワールドへの入り口

全作品読破し、所有しておりました。
辞職があり、蔵書全てを手放した為、記念にと再購入しました。森ワールド全開です。シリーズを読まずにはいられなくなると思います。
すべてがFになる (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:すべてがFになる (講談社ノベルス)より
4061819011
No.328:
(3pt)

構成は緻密だが、知識の抜けは多い。あと、ちょっと鼻につく

時代を感じさせる描写がいろいろあるけど、それは了解して読んだ(最先端の研究所に勤める研究者が当時既にあった携帯電話を持っていなかったことにも目を瞑った)。でも、主人公の独りよがりや、それほど賢くもない自分を賢いと思っている言動は、どうしようもなく鼻についた。間違ったこともたくさん言ってるし。脇役の女子大生も「頭がよい」という説明の割には、やること言うことが単なる女子大生だった。四季も天才なのかどうか、変わりものには違いないが。たいして頭のよくない登場人物3人が、互いに「頭がよい」と褒めあっているのが滑稽だった。トリックは、骨端も閉じていない14歳と成人を間違えるのは、いくらお抱えのぼんくら医師でもありえない。監察医ならなおさら。3人目が殺された状況も無理があり過ぎる。何の抵抗も受けず瞬殺した点には目を瞑っても、痕跡や臭いは残るだろう。殺して運んだ時に汚れた服はどうしたのか?「トロイの木馬」トリックも現実的ではないし(食物の量も記録してなかった?)、それが可能なほど隔離された状態では人は正気を保てない。構成は確かに凝っていたが、いろいろ抜けというか知識不足が目立ち、のめりこめない話だった。
すべてがFになる (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:すべてがFになる (講談社ノベルス)より
4061819011
No.327:
(1pt)

プロットだけ読まされているような味気なさ

登場人物はプロットを説明するだけのために出てくる。無味乾燥で書き割りみたい。
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4061819011
No.326:
(5pt)

昔の小説とは思えない面白さ

話題作だけど理数系が苦手で、今まで読んで来なかったのを後悔しました。

久しぶりに世界観にどっぷり浸かりたい小説に巡り会えました。
他のS&Wシリーズも読みます。
四季シリーズも読みたいです。

理数系が苦手でも引き込まれてあっという間に読んでしまいました。
犯人が気になって、途中で辞められないです。
昔の小説なのに、アレクサの様なシステムが出てきたり、時代を感じさせないのが驚きました。
すべてがFになる (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:すべてがFになる (講談社ノベルス)より
4061819011
No.325:
(1pt)

泣いた

梱包雑で泣いた
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No.324:
(5pt)

天才とは…

タイトルは随分前から知っていた。ドラマ、アニメ等、次々と映像化されていたから。でも幸か不幸か、結末までは知らなかった。ミステリー小説ランキングの上位にいつも君臨していることが気になり始め…

とても素敵な作品でした!夏の読書ににうってつけだと思います。天才の思考回路って、やっぱ凡人には理解しにくいんだけど、、だからこそすべてが新鮮で、オモシロイ!!理系好きも、ミステリー好きも満足できる作品だと思います。
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No.323:
(5pt)

個人的に好きな作家さん

以前に読んで楽しめたので知人にプレゼントしました。
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No.322:
(1pt)

ただただ退屈

おもしろみのない文章がだらだらと続き読み進められない。
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No.321:
(5pt)

いい

様々なジャンルに精通している人の文章だいろんなものにつながる
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No.320:
(4pt)

伝統的どろどろクローズドサークル+IT

著者のデビュー作にして、S&Mシリーズの第一弾ミステリ。そして第一回メフィスト賞受賞作でもある。

本作品は、国立大学助教授の犀川創平と、犀川の恩師の娘同大学一年西之園萌絵が、密室殺人の謎を解くクローズドサークルものである。

犀川研究室の面々と萌絵が旅行で訪れた妃真賀島。そこは、若き天才プログラマ真賀田四季をようする高度にIT化された真賀田研究室のみが存在する孤島であった。

四季と知己である萌絵に促され、研究所を訪問した犀川。何人も入室できない四季の部屋から出てきたのは、四肢を切断され自走ロボットに乗ったウェディングドレス姿の四季であった…。

外部との通信が遮断された中、犯人探しをするはめ(!)になった犀川と萌絵。研究所の面々から施設の仕組みを聴くにつれ、これが如何に不可能な犯罪であるかに気づいていく。

14歳の頃両親を殺害した多重人格の四季、腹にいちもつありそうな犀川、天真爛漫な萌絵など、個性的なキャラが登場する。シリーズの幕開けとして、派手さといい、その後の展開が気になるひっぱり方といい申し分ない。

ヘリで四季の妹未来を連れて研究所に到着した進藤所長。到着間もなく進藤は刺殺されてしまう。混迷を極める連続殺人。犀川が手がかりを掴んだ時、第三の殺人が…という展開。

1996年の作品で今ほどIT化が進んでいない状況であるものの、時代が追いついてきたようで、違和感なく読むことができる。トリックも反則技にならない絶妙な仕掛けであり、感心してしまった(タイトルの意味はプログラマとしてはお馴染みではある)。伝統的などろどろの人間関係に猟奇殺人、それに最新のITを組み合わせたプロットが面白い。犯人の意外性も良い。 

ただ、凄惨な死体の状況に、いち女子大生が前のめりになるのは疑問が残る。まぁ、パティものなので、大目に見るべきなのかもしれないが。

続きが気になる…かも?
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4061819011
No.319:
(1pt)

なぜこんなに高評価?

絶賛されるほどではなかったのですが。
後半は割と苦痛でしたが、最後にどんでん返しがあるのかと思っていたけどそれもなし。
もう早く真相だけ教えてくれよと思いながら読んでいたが、真相を聞いてもすっきりしない。

256×256とか意味がわからない。
15歳と29歳が入れ替わるのは無理では?
しかも警察による司法解剖済みで(呆)
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4061819011
No.318:
(4pt)

こんなことが‥

とても興味深い大作でした。ただトリックには無理な点があります。例えば死体の年齢が14歳も違って、警察の解剖でわからないはずがないだろう‥など。それらの点をスルーして読んでも十分面白く、そして恐ろしい話でした。
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4061819011
No.317:
(3pt)

98年にびっくり

ネタバレあり
登場する用語が古臭く感じていたら98年発売と見て驚いた。当時の読者はこの世界観に物凄くワクワクしただろうと思う。トロイの木馬というキーワードから展開していくのも面白かった。
しかしトリックはエンジニアが自分が作ったプログラムにウイルスを仕掛けていたというだけの話で、Fになるの真実もだから何?という感じだった。天才少女が「誰にも悪いと教わらなかったから」と自分の叔父さんと子作りしたのも謎。叔父さんが彼女を操り夫妻を殺害した動悸もよくわからないし……。刺された後で演技してたっていうのは無理がありすぎて笑えてしまった。
また主人公が人間嫌いのヘビースモーカークールな天才だったり、ヒロインがこれまた天才の世間知らずなお嬢様、だったりする設定も別に魅力があるわけでもなくストーリーに生きてくる訳でも無く……いや当時は映える設定だったのかもしれないですが。
長編を読ませるパワーはありつつも端々に消化不良な部分がありました。
すべてがFになる (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:すべてがFになる (講談社ノベルス)より
4061819011
No.316:
(5pt)

先見の明すぎて震える

最初に読んだ時、夢中になって、たぶんドラマも見たので、ところどころの情景が残っていて、でも忘れているところも多いので、ワクワクして読めた。時限操作プログラム、ロボットAI、オンラインミーティング、VRの中だけど空飛ぶ車。これ初版1996年。恐るべき森博嗣。
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4061819011
No.315:
(5pt)

共感はできないけど楽しめた

IT用語が多いので、初めはいろんなワードで引っかかってしまいなかなか読み進める事ができなかったけど、途中からどんどん面白くなって引き込まれました。難しいことがたくさん書いてあるけど、全て理解しなくても十分楽しめました。専門知識がある方にはもっと違う面白さも感じられるのかな。
この本が1996年に出版された事にびっくり。今ようやく世の中がこの小説の中の世界観に追いついてるのかも。
すべてがFになる (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:すべてがFになる (講談社ノベルス)より
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No.314:
(4pt)

天才には勝てない

友人に薦められて購入。読んで少ししてから、昔読んだなと気付きましたが、細かいトリックなどは忘れており、最後まで楽しめました。場面展開があまりなかったり、事件現場が窓のない密室だったりで、何となく彩りに欠ける部分がありますが、萌絵ちゃんの可愛らしさがそれを補完してくれます。天才のトリックを、普通の人にも分かるように丁寧に説明してくれ、最後は全て納得出来ます。読了感もいいし、また他の作品も読もうと思いました。
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4061819011
No.313:
(5pt)

面白かった。

十数年前かな?ドラマを見て面白いと思った記憶があり今回あらためて小説を読み直した。すっかりストーリーを忘れていて、よくこんな種明かし考えられるよなと当時と同じくらい新鮮に楽しめた。
すべてがFになる (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:すべてがFになる (講談社ノベルス)より
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No.312:
(4pt)

(2023年―第57冊)一気に読み切った……ただし動機の解明はされなかった印象が残る。

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 N大学助教授の犀川創平は西之園萌絵ら学生を引率して妃真加島へゼミ旅行に出かける。そこには民間のハイテク研究所があり、天才工学博士・真賀田四季が少女時代から軟禁生活を送っている。彼女は幼い頃に両親を殺害したが、心神耗弱を理由に釈放された後、親族の配慮もあってこの島に長年隔離されてきたのだ。そして密室状態の四季の部屋から両手両足を切断されてウエディングドレスを着せられた彼女の死体がロボットに載せられて現れる。殺人博士として著名でもあった人物の殺人事件に、犀川と萌絵が挑む……。
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 1996年に発表され、今も人々の口の端にのぼることの多い著名なミステリー小説ですが、今回初めて手にしました。そういえば発表当時、私の親しい友人が興奮気味にこの書に言及していたことを思い出しました。

 俗世間とは隔絶した孤島、猟奇的な密室殺人、「すべてがFになる」という不可解なダイイングメッセージ――こうした禍々しい舞台設定もさることながら、執筆時はウィンドウズ95発売前でありながら登場人物たちがメール、チャット、VRを介してやり取りを進めるというサイバー空間を駆使した先進性がなんといっても目を引きます。30有余年前に紡がれたことがにわかには信じられないほど、現代にも通ずるストーリーです。

 そして500頁に及ぶ大部の著でありながら、そのリーダビリティの高さにも目を見張ります。90年代半ばにインターネットに関する知識が浅い状態でコンテンポラリー作品として読んでいたら理解が追いつかなかったかも知れませんが、さすがに21世紀も20年を過ぎた今は、お話に十分ついていけます。それでこそ古臭さは微塵も感じられません。
 Fの意味こそ少々理系度が高いので読んでいて少しまごついたことは否めませんが、2000年問題に多少の恐れを抱いた経験のある身としては全くの五里霧中に終わることはありませんでした。

 むしろ大きな謎として残った感があるのは、真犯人の動機です。犀川自身、犯人を突き止め、さらにその巧妙なトリックを解き明かした後ですら、その犯人に向かって「何故、あんなことをしたのか」と率直な疑問をぶつけます。そして相手から返ってきた答えに納得できない犀川の戸惑いが、読者である私自身の心に重なりました。

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すべてがFになる (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:すべてがFになる (講談社ノベルス)より
4061819011

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