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罪の声
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罪の声の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.78pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全337件 181~200 10/17ページ
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未解決事件をネットで検索していた所、この小説が紹介されていて購入しました。 結果、久々にここまで骨太な小説を読むことができて、紹介していた匿名の書き込みに大変感謝している所です。 私は平成生まれなのでこの小説のモデルになっているグリコ・森永事件は、その名前とキツネ目の男の不気味な絵くらいしか知りませんでしたが、読み進めて行くうちにこのキツネ目の男が頭に浮かび、読むのが怖くなるほどでした。 この小説自体はフィクションではありますが、おそらく著者は大変綿密な取材を行った上で執筆しています。 その取材の成果が大いに発揮された名作です。 また、最後にはひとつの救いも用意されており、綺麗に物語を締めてくれています。まんまと泣かされてしまいました。 色々御託を並べましたが、平成の終わりに大変良い作品を読むことができました。 本当にオススメです!! | ||||
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この小説が真実ではないかと感じてしまうような内容。 でも加害者は被害者でもあり、結末に行くほど切なかったです。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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真相はこれだったんだ。と思ってしまうくらいよくできている。 事件について、わかっている事実と謎の部分があるが、 謎の部分を綺麗に穴埋めし、見事なストーリーになっている。 もちろん実際の真相はわからないが、未解決事件の真相を知ったような気分になれた | ||||
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絶賛されていますが心に響いて来ませんでした。 ただ、あの家族が切な過ぎます。 | ||||
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とても面白かったので、一気に読んでしまいました。 グリコ・森永事件を下敷きにとても読み応えがありました。 かい人21面相はどこにいるのでしょうか? | ||||
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ドキドキするし、ちょっと悲しくもなるし、最後まで一気に読みきれました | ||||
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官憲は威信をかけ,マスコミはスクープを狙い,一匹狼のトップ屋は臨時収入をあてこみ,みなさま全力を挙げて事件の究明を試み失敗してきた“あの事件” 真相などわかるはずもなく。 ゼロからのフィクションと読めば,大変読みごたえがある力作だと思います。 秋の夜長におすすめの一作です。 | ||||
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グリコ・森永事件を元にしたミステリ ネタバレなしに、これから読む人に役立つよう レビューしてみます。 第7回山田風太郎賞受賞作 「週刊文春」ミステリーベスト10 2016国内部門第1位 と評価が高いです。 本作は、 テーラー(紳士服の仕立て屋)の主人が 「父の遺品から、昭和の未解決事件に自分が関わっていたことを知る」という とても魅力的なプロローグで始まります。 そして、この主人とは別に 新聞社の企画で、事件を調べることになった新聞記者がもう一方の主人公になります。 この二人の主人公が、交互に描かれることで 事件が立体的に解き明かされていきます。 本書の魅力は多いのですが、特に著者との関連でいうと ・著者が主人公たちと同じ年齢で、グリコ・森永事件で利用された子供の声の、子どもたちと年齢が近い ・著者が元新聞記者であり、主人公の描写にリアリティがある という点が本書における著者の情熱を感じたところでした。 長編小説で、登場人物も多く込み入った事件ですが しっかり分からせる構成力が凄いと思いました。 登場人物の一覧というものがないのですが 読んでて、人物関係がわからなくなってきた時には ネット検索して読み進めました。 また主人公の二人が交互に変わりながら 物語が進むのですが、 目次や章題というものがないので 振り返ったときに 「どのページの頃で、物語のどのくらいだったか?」といったものが 振り返りづらいです。 ミステリでありがちなのですが 人物紹介や目次の章題で、 「途中までのネタバレになっている」というのは 興をそがれるので、それならないほうがいいので ”それはそれでアリ”かと思います。 紙媒体では難しいのでしょうが、 ebookであれば ”読んでいる時点での、登場人物一覧”というのもありかと思いますし、 本書のような作品には ぜひとも実装して欲しいと思いました。 さらにいうと、書籍では少ないですが 登場人物一覧よりも人物相関図の方が嬉しいです。 | ||||
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塩田武士さんの新聞記者だったキャリアを見事に生かした題材です。 本書に登場している事件は、まさしく劇場型事件の走りとでもいうべきものでした。 マスコミを利用しながら、警察を翻弄し、取引企業を奈落の底に貶める犯罪でした。未解決事件だったから余計に記憶に残るものとなっています。身近な企業、身近な土地での展開、忘れられない事件です。 当時の犯罪集団を裏側から浮かび上がらせながら、「真相」に辿りつこうとする努力を、大手新聞記者の阿久津と録音された声の当時の子どもの動きをからませながら、ダイナミックな展開を読者に提示してくれました。 真相は闇の中なのですが、小説では一つの答えを提示させています。絵空事ではないストーリーは、事実にはこのような背景があるのでは、と思わせるものでした。とてもよく出来ています。ラストのエピソードでは感動を覚えました。そんな思いも共感できるという感じで受け取りました。 本書を読みながら、実際にローラー作戦でしらみつぶしに聴きこむ当時の警察の熱心さを思い出しました。 この事件に関わるある犯罪に使用されたエリアに当時住んでいたこともあり、府警の刑事が2人で自宅を訪れ「猟銃を持っていませんか。運転免許は。」ほかの質問をしていったことを覚えています。警察の威信もかかっていたわけで、しらみつぶしの捜査の一端を垣間見た気がしました。 迷宮入りは無念だったと思います。 当時の報道状況をリアルタイムで知る者として、塩田さんのストーリーテラーとしての上手さが光る小説だと思いました。 | ||||
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実在のグリコ森永事件をモデルに描かれたミステリーの本作。 もちろん実話ではないが、有名なキツネ目の犯人像など、実際のノンフィクションさながらに迫っていて面白かった。 世代的に、小学校時代に新聞を拾い読みしてみたグリコ森永事件。 新聞でみた脅迫文に書かれた青酸ソーダや、裸のオンナを連れてきてどうだこうだという文面に得体のしれない恐怖を感じたのを覚えている。 なんだか良くわからないうちにうやむやになったのだが、その時期は日航機の墜落やらいろいろとあったのだなぁ。 なんだか、光と闇を感じる昭和である。 それはそうと、犯罪に巻き込まれた周辺の人々(主に子どもたち)がメインにあるのだが、犯罪は当事者だけでなく、周囲の人生をも破壊する。 新聞やメディアには載らないところに人生を翻弄され、台無しにされた人々が必ずいる。そういったテーマが明確に描かれている良作であった。 犯人はフィクションだが、案外に巻き込まれた人々のたどる悲劇は正確に描かれているのではないだろうか。 | ||||
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綿密な取材とともに、それを家族愛などに落とし込む作風に心打たれ、最後は涙した。 | ||||
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昭和の未解決の大事件である、 グリコ・森永事件をモチーフにしたフィクション小説。 グリコ・森永事件について丹念に調べ上げ、 独自の視点で犯人像に迫っていく。 実際に起こった(であろう)内容については、 臨場感があり引き込まれた。 作者の考える犯人像については、 一部は十分に考えられるものであった。 しかし、登場人物についての掘り下げが不十分であり、 特に事件を起こした理由については納得できなかった。 また、「○○〇目の男が〇人いる」という内容については、 リアリティーに乏しく困惑した。 さらに、後半の犯人の告白については、 事件自体は時効とはいえ話し過ぎであった。 | ||||
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とにかく全てが冗長。描写がダラダラと長い、不要な場面なども多い。この場面はあとにどう繋がるのかと思ったら何もつながらない、そんな場面がダラダラと冗長な文章で続く。非常にテンポの悪い作品。よく最後まで読んだと自分でも感心してしまう。 グリコ・森永事件の特に目新しい犯人像などはまったくない。目新しい視点はテープの子供はその後どうなったのかということくらい。しかしそれもただの想像で描かれているので、はぁそうですかくらいの感想しかない。ノンフィクションならともかく小説を書くような実力はこの作者にないのだと思う。 | ||||
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面白かった。昔の事件、でも未解決。多くの人を傷つけ忽然と姿を消した犯人たちを追った小説でした。 丁寧に取材をして、一歩一歩真実に近づいていく様子に夢中になって読み続けました。 一つ一つピースが組合わさっていき、真実が見えてくる。 大人たちの身勝手さの陰で苦しんだ子供たちの悲しみに思わず涙しました。 | ||||
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時間がたっぷりあるとき一気に読むことをお勧めします。最後の数ページは涙が止まりませんでした。 | ||||
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ページをめくる毎に衝撃的な展開が続き、一気に読んでしまいました。 | ||||
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初項からずっと面白いのですが 半ばからは明らかになる事実に 心苦しくなるものが多くなり だからこそ読み応えも増して ミステリーとしても奥深くなり もっと知りたいという 読書欲も刺激されるのです さらにはミステリの範疇を超えて ヒューマンドラマ、人情物語としての 作品性が高まり 予想を上回る名作だと 昂奮を覚えながら最終章へと 読み進みました。 いい仕事したな塩田さん! と一人感謝を込めて 絶賛しております。 | ||||
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最近は実用書ばかり読んでいたので平坦な文に慣れてしまっていたのか、この本は良い意味でも悪い意味でも衝撃を受けたようです。他人ごとのように書いたのは日中は何も感じませんが、眠ると悪夢にうなされるようになったからです。自分は傍観者で子供が嫌な目に遭うという最悪な悪夢。大抵この手の本はそこそこ評判が良くても、途中から白けてきたり終わりが見えてしまったり物語が破綻してしまいラストがチープになって結局後になって、結末が思い出せないというような本を多く読んできましたが、この本にはそれが無く、最初から最後まで実にリアルで、記憶に残るグリコ・森永事件そのものなのでは?と思ってしまえるほどでした。気掛かりは千代子さんのちゃんとした独白だけが無かったことです。悪夢は見たくないですが塩田武士さんの作品は引き続き読みたいと思います。 | ||||
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怪人21面相はホントにこうだったんじゃないかと思えるくらい迫真の表現。どんどん読み進めました。 | ||||
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