■スポンサードリンク


罪の声



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
罪の声
罪の声 (講談社文庫)

罪の声の評価: 3.78/5点 レビュー 337件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.78pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全337件 121~140 7/17ページ
No.217:
(1pt)

疲れました。

読み終えるのになかなか苦労しました。とっつきは面白そうで良かったのですが、しだいに無駄な描写が目につくようになり、ストーリー自体が進んでいない割に登場人物とその背景等が広がりすぎて、読むのに時間がかる分、登場人物の相関関係まであやふやになりました。盛り上がる山場が無いのも魅力に欠けた理由でしょうか。散々読ませた挙げ句、最後に犯人が自分で全て細部まで語ってくれちゃったり。今までの苦労は何なの?と思います。そして最後の最後は、母子の再会物語?! ミステリーかと思って読んでいたのに。
罪の声Amazon書評・レビュー:罪の声より
4062199831
No.216:
(3pt)

犯行の同期がガッカリ

テイラーの息子が子供の頃の自分の肉声が録音されたテープを発見し、少ない手がかりを元にどんどん深層に迫っていく様子と大日新聞の記者の取材の日々に途中まではかなりドキドキワクワクしてページをめくったが、イギリスにいる叔父の告白が始まる辺りからトーンダウンして面白さにかけてしまった。
昭和の大事件の犯人像とその動機がそんなくだらない理由だったのか、、、と。
罪の声Amazon書評・レビュー:罪の声より
4062199831
No.215:
(5pt)

その声は罪じゃない。未来に助けを求める声にならない叫び声だ。

最近小説を読むことはあまりなく、ビジネス書を読むことが多かったのですが、
蔦屋書店で手に取り、冒頭だけを読んで「これはハマりそうだな」と感じて棚に戻し、
一月ほど我慢していたのですが仕事がひと段落したことを言い訳にやっぱり買ってしまいました。

500ページ超の本なのに、買ってから週末1日・平日1日の二日で読み切ってしまいました。
骨太な題材を選択しているだけあって、まるでドキュメンタリーのように克明な描写が続き、
思わず事件に引き込まれるのですが(思わず実際のグリコ森永事件の年表を紐とき、当時の
記事を読み返してしまいました…)、この本を一貫して貫いているテーマは「子を想う親の愛」です。

もちろんこれは「そうあって欲しい」という筆者の願望であり、そんなに綺麗なストーリーであるわけはない
(実際にはこの事件の犯人たちは、金の前では子供を子供とも思わないただの獣達であり、巻き込まれた3人
の子供達がその後平穏な人生を送れたとはぼくには思えない)のですが、少なくともこの本のようにいつか
救われていたらいいのにと思わずにはいられません。

事件の筋書きを作った主犯の罪の告白の際に、事件に至った理由がちょっと軽薄でその点は残念でしたが
実際には「金が欲しかっただけ(+混乱に乗じて目立ちたかった)」程度の浅はかな理由くらいしかない
と思うので、そんなものなのかとも思います。

終盤に主人公阿久津の上司である鳥居の言葉が出てくるのですが、その言葉は「記者としての信条」を表している
のだと思うのですが、もっと広く解釈すると全ての仕事でそうあるべきだよなと思い、胸襟を正す思いがしました。
その言葉もよかった。
罪の声Amazon書評・レビュー:罪の声より
4062199831
No.214:
(1pt)

稚拙な物語運び

事件そのものへの考察はとてもレベルが高く面白いが、物語全体の構成は推理小説と呼ぶには稚拙すぎる。
例えば、事件に重要な人物の詳細を、主人公の上司が何の説明もなく突然持ってきて謎が解明するとか、場面が変わってすぐに回想に入って読者置いてきぼりとか、そもそも似たような性格の似たようなキャラクターがダブル主人公である必然性もほとんどなく、どちらの目線なのか分かりづらいだけ。
また最大の矛盾は、犯人が事件後すぐに渡英してるなら、時効迎えてないだろということ。
筆者のインタビューで、表現力がついて満を持して書きました、みたいなことが書いてあったけど、ただただ構成力の低さが露呈して、読んでてツッコミがとまらないだけの作品でした。
罪の声Amazon書評・レビュー:罪の声より
4062199831
No.213:
(5pt)

読みごたえありました。

映画化の前に原作を読んでみようと思って購入しました。
グリコ森永事件を思い出させるような展開でした。先を読みたくていつも近くに置いて読みました。とても読みごたえがありました。
罪の声Amazon書評・レビュー:罪の声より
4062199831
No.212:
(4pt)

先に漫画を読んだので…

先に漫画を読んでから文庫本を購入。
漫画では丸ごとカットされている部分もあり、何度も読み比べてしまいました。
個人的には漫画の方が好き。
カットされてる部分は確かに不要かも?これだとなんか俊也がマザコンみたいに感じるし、情けなく思う。
映画化されますが、映画だけの展開があるのか?今から楽しみです!
罪の声Amazon書評・レビュー:罪の声より
4062199831
No.211:
(4pt)

後半の臨場感がすごい

初めの方は正直吸い込まれる感じはなかったが、後半は事件の真髄に迫る感じが凄まじいです。
罪の声Amazon書評・レビュー:罪の声より
4062199831
No.210:
(1pt)

無駄に長いです

テンポが悪く途中で読むのをやめました。
とにかく、無駄な表現や冗長な説明が多すぎます。
罪の声Amazon書評・レビュー:罪の声より
4062199831
No.209:
(4pt)

懐かしい...

グリコ・森永事件はちょうど自分が物心ついて、深いところまではともかくも一般的に大人の話す内容にも語学的についていける頃に起きた事件で、毎日学校から帰って、「3時に会いましょう」や「3時のあなた」で現場レポーターがあの川の小屋からマイク握っていた姿をブラウン管テレビから祖母と見ていたこと、懐かしく思い出しながら読みました。
確かにある日から突然、お菓子に安全検査済みみたいなロゴが印刷されたビニール包装がされたのも覚えてます。
そういった懐かしさの後押しもあって、最近なかなか本を読み切れなかったけど、これは読破できました。

犯人の反体制的思考動機はもちろんフィクションですけど、ベトナム戦争があって、70年代の安保闘争、学生運動、浅間山荘事件、よど号etc...あそこらへんの時代の社会の激動や若者の行動の勢いって、善悪は抜きとして行動力自体本当に今だと考えられないくらい活動的で、何冊か本読んだりはしたけれどもっと知りたくなりました。
罪の声Amazon書評・レビュー:罪の声より
4062199831
No.208:
(1pt)

金の無駄

つまらなすぎ

原因は、①犯人の動機が薄っぺらい②話の流れが悪い、遅い③関西弁のしょうもないギャグが入る等、不要な記述が多く冗長な文が多い④主人公がちょっと聞き込みした位で犯人につながる手がかりが見つかる等、ご都合主義の展開
が考えられる。

読書経験が浅い学生なんかはいいんだろうけど、ある程度経験がある人には、非常に稚拙なものに思える。読む価値ナシ。
罪の声Amazon書評・レビュー:罪の声より
4062199831
No.207:
(2pt)

まあ

本当にあった事件をここまでつまらなく仕上げるとは、肩透かしにあった。
罪の声Amazon書評・レビュー:罪の声より
4062199831
No.206:
(3pt)

長い

うーん。長いわりに満足感にかける印象。
罪の声Amazon書評・レビュー:罪の声より
4062199831
No.205:
(4pt)

フィクションがリアルを超える感じ。

完全なフィクションだがグリコ森永事件の本当の裏側はこうなっていたのか…と思わせる精緻な取材と独自の視点で一気に読ませてくれますが、冗長な部分が多く少し不満も。誘拐事件は金の受け渡しの時点で絶対に成功しないのでどうするか…。書かれています。
罪の声Amazon書評・レビュー:罪の声より
4062199831
No.204:
(2pt)

微妙というか、途中でしんどかった。

とてつもなくテンポの悪い小説です。ここのレビューは読後に確認したので、先入観なしの感想です。他にもそう指摘している方がおられるとおりの感想です。
感性の違いもあるのでしょうが、骨太というよりは、ぎこちない。ここでその描写はいらないでしょと思わず突っ込みたくなるほど、登場人物の「気持ち」を読者に読み取らせようとする筆者の努力(あるいはお節介)が幾度も幾度も、かえって筆者自身の影を作中に無駄によぎらせてしまっています。
ストーリーは一生懸命に一本道を進んでいくだけで、ひねりというものは正直なかったように感じられました。
ラストも、予定調和的に持っていっており、ああここで泣かせられるんだろうなと予期できる一本道。
しかしそれはそれで乗せられてちょっとウルっときたのが星2つの理由です。
物語に入りきれない理由は、他にも。
登場人物たちがあっさりとよくしゃべることしゃべること…題材上、生きている人物が真相を語るしかないのかもしれませんが、それにしたってあの方は初対面の記者にあっさりと全部を自己開示し吐露しすぎじゃないかと。二時間ドラマで最後に犯人が語りまくる姿が連想されました。ここでもテンポが悪い。
そしてあれだけ最初から最後まで主軸となり物語を動かしたにもかかわらず、なぜか心に残らない主人公格の二人…。
個人的には、今年のマイベスト10冊を選んで知人にお勧めするならこの本は入れないかな…と思っての星2つでもあります。
辛口で申し訳ありません、いろいろけっこう冊数だけは読んでいる人間の正直な感想です。
罪の声Amazon書評・レビュー:罪の声より
4062199831
No.203:
(4pt)

良い本

グリコ森永事件というものがどういう事件であったのか、今の時代の人に教えてくれる良い本だと思いました。関係者は相当高齢化ないし死亡しているでしょうし、新情報よる新展開が生まれる可能性があるのは本当にもうあと数年で最後なんでしょうね・・
ただ、記者取材を美化・正当化しすぎている感は否めません。偏向報道や切り取り報道ばかりで、きちんとした記事を書かず、若い世代からは馬鹿にされている既存のマスメディアの実態とは離れているのではないでしょうか。
罪の声Amazon書評・レビュー:罪の声より
4062199831
No.202:
(4pt)

犯罪に巻き込まれた子供たちの悲惨

グリコ事件をモチーフにした小説だが、大事なのは、30年前の事件をどう描くかというのが、本書の醍醐味だ。人は齢を重ね、顔貌が変わっているだろうし、人の記憶は曖昧で、都合のいいように書き換えていてもおかしくない。時間と言う物理的な距離を埋めるべく、小説の中の登場人物は悪戦苦闘する。
 もう一つは、犯罪に巻き込まれた子供のその後である。著者は、これでもかと言うくらい、子供に苦難を強いる。大人は衰え、場合によっては寿命が尽きる。子供には長い人生が待っている。訳のわからないことで人生を翻弄され、そして陥った地獄をさまよう。著者の表現は、ここまで書かないと、著者の思いは描けないのかと思うほど、激烈である。胸を潰される思いで、読み進めた。それを受け止める覚悟で読まないと、本書の大事な部分を取りこぼすことになる。そのつもりで読んでほしい。
罪の声Amazon書評・レビュー:罪の声より
4062199831
No.201:
(3pt)

目の付け所はいいのです。

昭和の大事件、グリコ森永事件をベースにした作品で、確かに目の付け所はいいと思います。
ただ、事件以外のこと、俊也のテイラーへの描写のこだわりがちょっと読みにくくしているように感じました。

作品としては、まとまっていて、リアル昭和で事件の衝撃を受けた人間としては評価できると思います。
罪の声Amazon書評・レビュー:罪の声より
4062199831
No.200:
(5pt)

小説を超えた事件を記者が記した小説

いいわ、この本。
45歳以上で世に関心があり現代史に興味があるのなら楽しめる本です。
特にグリモリ、キツネ目の男、空き缶の中。ここいらの言葉にピンと来るならマストです。

闇に消えた怪人 が一ッ橋の新聞社なら、こちらは79年生まれの神戸の新聞記者、記者の冷静なルポとエンターテイメントが融合した良い本です。
罪の声Amazon書評・レビュー:罪の声より
4062199831
No.199:
(5pt)

ほろ酔いレビュー

元ネタとなる事件はよく知りませんでしたが、1984年3月、兵庫県西宮、ロンドン、などなど奇しくも自分と関連性の高い要素がおもしろいくらいに登場し、それだけでどっぷりと世界観に浸ることができるシンクロニシティを感じてしまう作品でした。
推理小説としての内容も緻密、かつ登場人物の心理描写を軽快かつ共感を得やすい表現で描かれており、素直に面白かったです。
罪の声Amazon書評・レビュー:罪の声より
4062199831
No.198:
(4pt)

面白い

ハラハラドキドキしてとても面白かった。
本もきれいで気持ち良かった。
罪の声Amazon書評・レビュー:罪の声より
4062199831

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!