■スポンサードリンク
罪の声
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
罪の声の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.78pt | ||||||||
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全343件 341~343 18/18ページ
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| グリコ・森永事件をモチーフにした小説ですが、下手なドキュメンタリーより真実に迫っている気がします。構成も展開も、実に見事で、圧巻です。新聞記者出身の作家は無数にいますが、記者の体験をうまく消化(昇華?)した成功例だと思います。やや冗長かなあと思うような風景描写も、文章のリズムがいいのか、すっきりと読み進められました。著者の作品を初めて手に取りましたが、これだけのものを書ける同世代がいるのか、と驚き、尊敬しました。自信をもっておすすめします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| グリコ森永事件に関し、著者の独自の視点から事件の真相を推察していく。 結論から言うと、とても面白かった。 個人的には事件に関し、あの有名なキツネ目の男の似顔絵を知っているという程度の知識しか持ち合わせていないにも関わらず、である。 物語は、偶然幼少時の自分自身の声が録音された脅迫テープを見つけてしまった主人公と、あるきっかけから事件を追う若手新聞記者との二者の視点から進行する。 前半から中盤にかけては、時系列順に実際の事件の概要の説明も盛り込まれる。 著者の新聞記者という経歴を生かしたものか、丹念に取材し、また、事件に関する地道な検証を真剣に重ねた形跡が伝わってきて引き込まれる。 そう、著者の本作にかける熱意というか、本気さがビシビシ伝わってきて、読後感がたまらなくよかった。 読み終えたとき、この事件の真相はきっとこの通りなのかもしれない、と自分自身の中で納得できるのである。 ぜひ色々な人に読んでほしいと思わせる力作。 この作品にとどまらず、今後の作品にも期待をしたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 本作は「グリコ森永事件」を題材とした小説です。いまさらグリ森、しかも作者は30代。 まあちょっと手に取ってみるか、程度の感覚で読み始めたのですが…。 小説とは思えないほどのリアリティと迫力に圧倒されっぱなしでした。 物語は、グリ森事件を追う若手記者と、グリ森事件の「犯人の子ども」の二人の視点から展開していきます。 前者は資料や関係者の証言に徹底的に当たり、実際の事件についての解説の役割を担います。 後者の視点を通じてグリ森事件の犯人家族の「その後」を辿ることで、事件に巻き込まれてしまった人々の哀しみが描かれます。 いわば前者が「ノンフィクション」、後者が「フィクション」となっているのですが、新聞記者の丹念な取材によって 事件の詳細と「新たな疑惑・仮説」が描かれることで、後者の物語も「実際に、こうだったのではないか」と 思わせる説得力を帯びていきます。 結果、途中から「これは本当に小説なのか。著者は本当の事実に辿りついており、それを小説の形で 発表しているのではないか」とリアルと虚構の境界線が消滅します。最終的に記者は「核心」に辿りつくのですが、 それを読み終えたあとには、「グリ森事件とは、そういうことだったのか」という強烈な錯覚に襲われました。 筆者は元新聞記者とのこと。取材経験を活かして過去の資料や証言に徹底的に当たったのでしょう。 それゆえの推理力と説得力。この作者にしか書けないグリ森事件の「真実」がここにあります。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!





