■スポンサードリンク


ぼぎわんが、来る



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
ぼぎわんが、来る
ぼぎわんが、来る (角川ホラー文庫)

ぼぎわんが、来るの評価: 3.96/5点 レビュー 275件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.96pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全275件 201~220 11/14ページ
No.75:
(5pt)

琴子さん ある意味強すぎです

病室で煙草って凄すぎです
所轄を蹴散らす
その強さに 笑いが止まりませんでした
ぼぎわんが、来るAmazon書評・レビュー:ぼぎわんが、来るより
4041035562
No.74:
(3pt)

そんなに怖いかなあ

怖い、怖いと評判だったので、期待して読みましたが、ゾクゾクするような怖さは感じませんでした。エンターテイメント性が高いので、面白いですけど、夜中にトイレに行けないことはありませんね。でも、家に一人でいるときに、○○さんはいますか、と声がしたら、怖いかなあ。
ぼぎわんが、来るAmazon書評・レビュー:ぼぎわんが、来るより
4041035562
No.73:
(4pt)

家父長制 ※ネタバレあり

面白かったです!一気に読めました。
家父長制をモチーフにしたホラーですね。男性にも読みやすいと思うのでぜひ読んでほしいです。
伝承を古来の社会制度に結びつけて膨らましたということで、怪談のセオリーに則った作りです。
レビューでは最後のおはらい?みたいなところが不評のようで。
個人的にはクライマックスはおはらいのところじゃなくてその少し前、
秀樹の親族になにが起きていたかを詳らかにすることで怪異の正体は日本旧来の家父長制だった、
ってのが読者に提示されるところだったと思うんですね。
その後のおはらいのところが妙にちゃちくさかったのは
読者へのメッセージとしてあえてそうしているんじゃないかな、という読み方もできますね。

そういえばあれですね。
たとえ寝たきりでも壮年男性が一喝したらすごすご帰宅したのに
女子供、子供には容赦なくグイグイくる物の怪、
まさに家父長制の象徴とも読める。
ぼぎわんが、来るAmazon書評・レビュー:ぼぎわんが、来るより
4041035562
No.72:
(4pt)

最終章が残念

第1章第二章は秀悦!
だが最終章で内容が薄っぺらく大雑把になり尻窄み感が否めない。
ただ話をぐいぐい引っ張るストーリー性、構成力が素晴らしくそういった意味で星四つ!
ぼぎわんが、来るAmazon書評・レビュー:ぼぎわんが、来るより
4041035562
No.71:
(4pt)

面白かった!!

とても読みやすくて、程々に怖い作品でした(^^)ただ、ホラー作品に慣れ親しんでいる人には少し物足りないかも。あまり読まない、読んだ事ない人は楽しめると思います。シリーズものらしいので、次作も読んでみます!!
ぼぎわんが、来るAmazon書評・レビュー:ぼぎわんが、来るより
4041035562
No.70:
(5pt)

洒落怖や三津田信三の短編ホラーが好きな人におすすめです。

知らない人が来ても玄関を開けてはいけない、返事をしてもいけない。けれど幼かった主人公は返事をしてしまった。というのが大好きなのでこのお話も一気読みしました。
祖父があれが来ても開けてはいけない、答えてもいけない。と言い、主人公にあれは何?と聞かれても今は言えないと答えるのもツボで引き込まれました。
第1章に出てくるパパはまとめサイトによくある勘違いSNS好きオフ会好きパパだし、後半に出て来るお姉さんの設定が寺生まれのTさんと少し似てるし、ファブリーズのところもウケました。
ダラダラしてなくて読みやすいし怖いし楽しみました。
ぼぎわんが、来るAmazon書評・レビュー:ぼぎわんが、来るより
4041035562
No.69:
(3pt)

今後に期待大!!

1.2章は文句無しに面白いです。演出も良いし、これは良作だ!と思ったのですが...。3章で、最強霊媒師のホラーバトル物になってしまったのが残念でなりません。ぼぎわんとの闘い方もなんかごり押しすぎて、どうにも説得力がないような...。
また、素人目線ですが、全体を通して文章に蛇足的な部分が多いような気がしました。決戦前の牡蠣のくだりとか...。
ぼぎわんが、来るAmazon書評・レビュー:ぼぎわんが、来るより
4041035562
No.68:
(3pt)

疑問点がいっぱい。

3/4までは面白く一気に読みましたが最後の種明かしは「ん?ん?」、ほか疑問点複数残り、何度も終盤読み返しましたがどうしても理解できず。霊媒師は、化け物が何故人をさらうか納得していましたがわたしには分からずもやもや。自分の理解力が及ばずがっかり。化け物の正体も怖さがなく、歯が一杯並んでべろが何本も垂れ下がっていて顔は見えず大きな口しか分からない絵を想像すると、子供の頃読んだ妖怪っぽい(._.) アプローチと中盤は面白かっただけに、化け物の所以の納得の行かなさが残念で仕方ない気持ちでいっぱい。「得体が知れない」のは怖いと思うけれど、得体は知れているが疑問点がいっぱい残って不消化な感覚の読み終わり。
ぼぎわんが、来るAmazon書評・レビュー:ぼぎわんが、来るより
4041035562
No.67:
(2pt)

主人公が高飛車

そんなに怖くなかった
得体の知れない化け物をもっと空気感というか
本当にあるかもしれないと思わせる感じじゃなく何処ぞのB級映画ばりの描き方に疑問を
感じた。
映像なら分かるけど文章で怖がせる
せっかくの文章が死んでしまってる

あと
せっかくの大学准教授が調べてくれてるのに
謎の上から目線
藁にもすがる思いの主人公が
何を偉そうにしてるのか?
正直酷い目にあっても良いかなと
全く主人公に共感出来ないし

特に酷いのが
妖怪がメールをするって....
せっかく、古来からの民話で伝わる妖怪だと
分かったのに
その設定を潰すとか
汚い言葉を使うと「馬鹿じゃないの?」と
正直思ってしまう。

これが角川ホラー文庫大賞?
よっぽど他も作品が酷かったのか
審査員の適当に選んだのか
どちらかだと思う

1/3しか読まずに辞めてしまったが
時間の無駄だと思い辞めました。
ぼぎわんが、来るAmazon書評・レビュー:ぼぎわんが、来るより
4041035562
No.66:
(4pt)

玄関のチャイムが鳴っても出たくなくなった

まず何と言っても名前からしておどろおどろしく不気味である。遠くからやってくるアレ、「ぼぎわん」は思ったよりいや想像以上に狡猾で極めて凶悪、極めて執念深い。更に極めて強い(文中)。中途半端な霊能者など返り討ちに合ってしまう。玄関から○○さんいる?と呼ばれても返事してはいけない。返事したら最後、山へ連れて行かれる。果たして「ぼぎわん」の正体は?何故自分が狙われるのか?
 「リング」や「パラサイト・イヴ」の様にその正体を科学的に分析・説明しているので(対策の取りようがあり)まだ納得できるのだが、本書のようなオカルト的な妖怪は恐ろしさが半端なく、精神的不安感が消えない。いつ復活するかも
しれない余韻が始終まとわりつく。

(蛇足)「来る」というタイトルで映画化進行中です。
ぼぎわんが、来るAmazon書評・レビュー:ぼぎわんが、来るより
4041035562
No.65:
(2pt)

1、2章は怖いが3で台無し

ネタバレ注意

怖がりには、1、2章はかなり怖かった。
それはある程度リアリティーがあったから。

3章はそれをブルドーザーで破壊していく勢いで、突然バトル系のラノベに変貌してしまった。最強権力持ち女霊媒師登場!!→血まみれで格闘→鏡を取り出した→なんかめっちゃ効いてる!!→お前は消してやるぜ!!……もう3章だけスピンオフで独立させて、お姉ちゃんと野崎のバディものを書けば良かったのでは(そのほうが一貫性ある)。前章との流れが感じられないため、違和感が強烈だった。

この本は一体何が言いたかったのか……
男のエゴに振り回され、忌まわしいものを呼び寄せ、自らも危険にさらしてしまう哀れな女たち……の、業のスパイラルかと思ったけど、それにしては、2章ラストの「あの人は命をかけて守ってくれた」は再び美化という名の呪縛に陥ってしまったよう。

ぼぎわんは結局、どういう法則でターゲットを決めていたのか? なぜ目に見えない攻撃を仕掛けることができ、親しい者の声を真似るのか? なぜ問いかけるように呼び掛けてきて(自信が持てないってどういうこと?)、それに答えてはいけないのか? 目的はリングのように増殖することなのか?
最も大切な設定が手抜き、もしくは流されているため、1、2章を良質ホラーとして成立させた「期待」は3章で一切解決されることなく、リアリティーと明瞭さを失って崩壊する。

結局、満足のいく謎解きはなかった。
ぼぎわん=ブギーマン(外来語)、西から来た化け物……なんて、そんな怖くない設定のはずがない。途中、口減らしで呼ばれた土着の……という説明が入るので、いくつかの不可解な単語と一緒に、ぼぎわんの名前と正体が明かされるものだと期待して一気読みしたのが……まさかの、ぼぎわんも元は子供で、増殖する?
そもそも、女のDV夫への呪いがなんで、口減らしで差し出された子供や老人を喰っていた魔物を呼ぶことになるのか、納得がいかなかった。

途中でてくる文献やら語源を出したのは、民俗学的ミステリー感を出すための小道具でした。
DV、口減らしというテーマも繰り返し示されるが、作中で事実以上の意味がなかった。何を主張したかったのかが伝わってこなかったのが残念。
ぼぎわんが、来るAmazon書評・レビュー:ぼぎわんが、来るより
4041035562
No.64:
(5pt)

ファンになりました

読んでる途中に現実でインターホンが鳴り、恐くて泣きそうになりました。久しぶりに体の芯が冷える思いをできて、とても面白く恐い小説でした。
ぼぎわんが、来るAmazon書評・レビュー:ぼぎわんが、来るより
4041035562
No.63:
(3pt)

ぼぎわんとは

面白くはあった。ホラーシーンも迫力があり、緩急やミステリー的な仕立ても効いていたと思う。唯一気になったのは肝心のぼきわんの妖怪?としての独自性があまり感じられなかったこと
ぼぎわんが、来るAmazon書評・レビュー:ぼぎわんが、来るより
4041035562
No.62:
(5pt)

ストーリーテラー

久々におもしろいホラーを読みました。
ぐいぐいと引きずりこまれて読む快感を覚えました。
すごいストーリーテラーですね。
第1章での悲劇を、第2章でどんでん返し的にひっくり返して見せるアイディアもいいです。
第3章のクライマックスが映像的なのもいいです。
映画化されないものか、と思いました。
ぼぎわんが、来るAmazon書評・レビュー:ぼぎわんが、来るより
4041035562
No.61:
(5pt)

気をつけろ。ぼぎわんがやって来る!

本レビューは結末、また細部まで触れています。一読後に読まれる事をおすすめします。

 気をつけろ。この本を読み始めたら最後だ。恐らく寝ることは不可能だし、続きが気になって食事も喉を通らない。若竹七海が『この町の誰かが』を称した言葉を引用してオマージュしたが、本作はそれほどの傑作だ。
 タイトルにもある通り、「ぼぎわん」というのは「ブギーマン」である。ウィキペディアを参照すればいかなる特定の外見もない。この設定が後々、物語の「謎」として機能する事になるので、後記とする。
 本作は章立てて進行していく。
 最初に田原家の長である秀樹が直面する恐怖が描かれる。この辺はキングやクーンツといった外国産モダンホラーの影響が大きい。このスピード、展開、強烈な力業のパワー。日常が非日常に変換される瞬間の恐怖はどうだ。
 続く章では夫の隠された一面が妻の香奈の視点から描写される。
 急な視線転換に戸惑う読者も多いだろう。ホラー、というよりも手法的にはミステリーのそれだからだ。
 物語は田原家の内面に存在していた「歪み」や「溝」を明らかにしながら進んでいく。人間の営みは一見しただけではわからない――平和に見える家や友人たちの間にこそ、「呪い」は存在し、道具として使役される。「きれい事」ばかりが素っ裸でSNSを走り、表で大声をあげる世の中の、人間の本当の姿を見せつけられた気分だ。
 彼らに手を差し伸べるのは霊能力者・比嘉真琴だ。彼女の登場から物語は新たな真相と謎に直面する。
 何故、「ぼぎわん」は現れるのか。
 何故、主人公たちを執拗に狙い続けるのか。
 それが明らかになった時に見えてくるのはモダンホラーの命題「人間の怖さ」である。「呪い」や「人外の者たち」は確かに恐ろしい。だが「呪い」や「人外の者たち」を作り、利用してしまうのもまた人間なのだ。その事実に蓋をして「ぼぎわん」や「呪い」を自分たちの仕業ではなく、触れてはいけない神の領域、「禁忌〈タブー〉」にしていた。
 巡り続ける因果の応報に、恐怖の正体が何であるのか、我々はようやくたどり着く。そして真琴の姉にして最強の霊能力者・琴子の登場と共に我々は「ぼぎわん」と対峙する事になる。終局に至ると物語は加速し、ページをめくる手も熱を持つ。作者・澤村が十年に一度、現れるか現れないかわからないページターナーだという事は一ページ目から明らかになっている。それだけではなく読者の寝食を奪う罪深き優秀なエンターテイナーだという事実にも向き合わなくてはならない。ボキャブラリーは無限にも思える。
 最初は面白かった映画が途中からがらりと作風が変わって急に熱が冷めた――。期待値の大きい映画や小説ではよくありがちな現象だが、作品世界を支える澤村の筆はそこをよくわかっている。作者の読書遍歴が透けて見える様だ。クライマックスでは細部に渡る描写や伏線、設定が、かち、かち、とはまる。全てが収縮するラストは見事としか言えない。筆者の気のせいだろうか、これだけの大傑作を書き上げてもまだ、文章に余裕が感じられるのは。物語はもちろんだが、作者の懐の深さにも背筋を震わさざるを得なかった。満場一致で第22回日本ホラー小説大賞〈大賞〉を受賞したという事実も頷ける。
 
 最後にもう一度、念を押さなくてはならない。
 気をつけろ。この本を読み始めたら最後だ。恐らく寝ることは不可能だし、続きが気になって食事も喉を通らない。あなたは「ぼぎわん」に追われながらページをめくる手を止める事はできない。
 極上の恐怖を持つ傑作だ。星五つじゃ足りない。この本が売れなきゃ嘘だ。
ぼぎわんが、来るAmazon書評・レビュー:ぼぎわんが、来るより
4041035562
No.60:
(3pt)

怖くはない

昔の怪談話とか言い伝えによるオカルト小説として読んだほうがいいかな。設定からしてリングを思わせるかもしれなくもないが、怖さからはほど遠い。リングの場合は読んでいて、体の隅々に女の人の髪が巻き付いてくるような得体のしれない怖さがあった。7日間に解決しなければ死ぬ。
実際にあったら、精神崩壊するほど恐ろしいだろうな。というようなありそうでなかった新しさと怖い要素が逸脱だと感じられましたが、この作品からは感じられない。
ぼぎわんが、来るAmazon書評・レビュー:ぼぎわんが、来るより
4041035562
No.59:
(3pt)

ネット時代のホラー

ジャパニーズホラーブームも去って久しいですが、あの中島哲也監督が本作を豪華キャストで映画化と聞いて、どんなものだろうと読んでみました。
なるほど、映像化に向いていて面白くはなるだろうな、と思います。
特にこの話は音声が付くと多分無茶苦茶怖い。

話としては洒落怖系とでも言えばいいのか、近年ネットを賑わす怖い話のフォーマットを踏襲。
つまり、情報化に取り残されたようなド田舎に、ググっても出てこないようなヤバイ化け物やら呪いやらの伝説が残っていて、それが主人公に執拗に襲いかかってきて殺されそうになるけど、たまたま知り合った住職やら霊能者が守ってくれる、と。
このフォーマットは漫画チックでチープはありますが、やはり現代人の感覚に合って面白いですね。
さらにウェブホラーと違ってこちらは文章も丁寧なので、クオリティは高いです。

個人的に不満だったのは、謎解き部分。
タイトルのぼぎわんというインパクトのある意味深ワードで読者を釣っておきながらも、「いやあ、この言葉の由来はよくわかんなくって。外国語かな?多分…」じゃあ読者は納得しませんて。
さらに怪しげな温泉まで出てきて、実際にいろいろ文献や現地調査をする割りには、そこにも大した秘密が隠されていないのがなんじゃそりゃ。
結局化け物の弱点も何も知らんまま真っ向勝負しとるやないかい、と。
この辺の作者のズボラさがリアリティーdown、怖さdownに繋がってしまっています。
まあ、例えば貞子の圧倒的リアリティーでフィーバーを巻き起こしたリング等、過去の名作にはなかなか勝てないことは分かっているので、謎解きの面白さを追求するのではなく別路線を模索したということでしょうが。
ぼぎわんが、来るAmazon書評・レビュー:ぼぎわんが、来るより
4041035562
No.58:
(1pt)

全然怖くない *ネタバレ注意

本当に全く怖くないです。
人によって好き嫌い別れると思いますが、走行している新幹線から子供諸とも消え去ったり、姿が肉眼で見えているときもあればいつの間にか他人がいる喫茶店の中で人の腕を噛みちぎったりと、本当に「化け物」という感じがして全く怖さを感じません。
特に、別レビューでも拝見しましたが、超能力者の姉が警察の偉い人に目をかけられていたり化け物とバトルをしたりと、ラノベ感がぬぐえませんでした。
漫画を原作に小説化したという感じで、現実味がなく感情移入をすることも場面に入っていくこともできず、中二くさいなぁという後味が残りました。
あとこれは個人的な印象ですが、奥さんの田原香奈は最終的には如何に自分たちを苦しめた夫といえど最後は自分たちを命がけで守ってくれた、と納得していますが、私からすれば「妻子を命がけで守ろうとするオレって格好良い!」にしか見えず大変に不快でした。
ぼぎわんが、来るAmazon書評・レビュー:ぼぎわんが、来るより
4041035562
No.57:
(1pt)

陳腐

なんか中高生あたりが好きそうな文章、展開だなと思いました。本好きな人には軽過ぎて向かないです。
ぼぎわんが、来るAmazon書評・レビュー:ぼぎわんが、来るより
4041035562
No.56:
(4pt)

独特の雰囲気のホラー作品

ぼぎわんと言われる異界のものにつけ狙われる一家。本作品は、彼らを救おうとする姉妹の活躍を描いたホラーだ。

端的に言うと妖怪退治ものだが、襲われる家族に隠された憎悪や醜さを掘り下げている点が、他の同じテーマの作品と異なる。

ぼぎわんが現れるまでの怪異現象は、都市伝説的なものを取り入れながらゾっとする展開。そこに家族の中の問題が絡み合いながら独特の雰囲気を醸し出しす。後半のアクションシーンはなかなかの迫力だ。

デビュー作で続きを予感させるワードがばらまかれていて、そのあたりに著者の思惑を感じたりして。
ぼぎわんが、来るAmazon書評・レビュー:ぼぎわんが、来るより
4041035562

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!