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ぼぎわんが、来る
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ぼぎわんが、来るの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全268件 121~140 7/14ページ
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楽しめました | ||||
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一気委に読みました。 家族のために一生懸命ばけものから守るだんなさんが描写されていますが、別の章になると時間がさかのぼりって、妻から見ただんなの描写がされており、それが、実はDVだんなで、妻にとっては本当にどうしようもないだんなだという描写であり、ここの部分はばけものの「ぼぎわん」との対決にとっては不要なのでは? と思いました。 そんな悶々とした、気持ちで「ぼぎわん」との対決を読んでいましたので、いまいち気分が乗らない展開でした。 最後の方で、妻が「だんなは一生懸命家族を守ってくれた」と述べたことで、気持ちが落ち着きましたが、、少し残念でした。家族間のどろどろは要らないのではと思いました。 | ||||
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「ししりばの家」が読みやすかったので、シリーズ第1弾である本作を読んでみました。 文章が巧いのか、先へ先へと読みたくなる文章で、一気読みでした。次々に語り手が変わり、主人公の主観が他の主人公になってみると全然見え方が変わるという構成もよかったです。 また、途中まで続くあるあるの夫婦間のすれ違いが作者本人がご経験されているのか?というほどリアルで、個人的には嫌いななかなかに辛気臭いお話でしたが、私は一体今何を読んでいるのだろう?と途中で疑問や違和感を覚えることもなく、ちゃんとホラー(の中にミステリ要素もアリ)の中の一部として読むこともできました。 ホラーとして怖いかどうかといわれれば…夜中に読んでいても全く怖くはなかったのですが、お話としてはとても面白く読めました。 | ||||
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映画のタイトルが「来る」だったので、最初分かりませんでした。 読み進んで行くと あれ?これと同じ様な映画観たなぁ……… と思いまして 途中まで読んで止めました。 まだ、映画の内容がしっかり残っているので 忘れた頃に読んでみたいと思います。 | ||||
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映画は見ていて、「はぁ?なにこれ?」て感じでした。 監督はお化けや怪奇には興味が無いんでしょう。 映画にガッカリしましたが、原作は満足しました。ダンナの目線、奥さんの目線、そしてライターの目線。 スゴく良くできていて、一気に読み上げました。 実に良かったです。 | ||||
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痛快アクションホラーの王道と言った所でしょうか。 読みやすく、親しみやすい印象を受けました。 クトゥルフ神話の雰囲気もあり、人間の恐ろしさもあり、難しくないけれども、きちんと考えて読める作品です。 ぼぎわんという、化け物の名前の由来が分かると、また面白いですね! | ||||
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ししりばの家で比嘉姉妹を知り。面白さで読んだ2作目でした。展開も早く一気読みできました。 | ||||
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魅力的な登場人物 最初はじわじわと忍び寄りながら目的の人物が見つかってしまうと結構物理的に襲いかかるぼぎわん対抗するため奔走する主人公たちとハラハラさせられっぱなしで一気に読めてしまうというかページをめくるてを止めさせてくれない作品です | ||||
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スピルバーグ製作の「ポルターガイスト」という映画は、 悪霊に狙われた幼い娘を父親をはじめとした一家が守るという映画である この「ぼぎわんが、来る」は同じように娘が得体のしれない化け物に狙われているというのに、 家族そのものがすでに崩壊している、これは単なるホラーではなく「家族」の物語なのだ そして最終的に少女を救うのは、かつて自分の都合で子を堕胎させた男、そして子を産めない女 つまりは家族になりえない男女である、実の家族が救えない(救う気すらなかった?)父母ではなく 家族になれない男女が身を張って少女を守り、救おうとする これから彼らが「家族」になれる保証はないが、これはいわば「裏ポルターガイスト」とでもいうべき傑作である (そういえば作者は「ポルターガイスト2」がすごく怖かったそうである) | ||||
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3人の視点から描かれているからか人物描写が浅い気がします。 脇役の親友の行動の動機がどうも不明だったり。 それにしても夫婦でもここまですれ違ってしまうものなのでしょうか?確かに主人公の吐いたセリフには許せないものがありますが。 | ||||
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映画「告白」の演者、スタッフが作った「来る」を鑑賞し面白かったので原作である本書を購入。 どうしても映画のキャラクターが頭に残ってしまいましたが、それでも楽しめました。 映像化するのが難しい内容だとおもいますがラストは映画とは異なるものでしたが、これもありかと。 先に「来る」を見てしまった後でも楽しめるとおもいます。 | ||||
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本は嫌いで夏休みの宿題で読むぐらいで それ以降買おうと思わなかった自分が、映画をきっかけに小説も買うとは思いませんでした。 続きが気になり、活字を読むのが苦ではなく読了して驚いています。 構成がとても面白く、展開にワクワクしました。 あまり怖さは感じませんでした。 | ||||
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※ネタバレあり※ 映画未視聴者からのレビューです。 この作品は「ホラー風美少女異能バトルもどき」です。 2ch洒落怖の地方伝承系コピペを無理矢理引き延ばしまくって、続編を出す為に蛇足を生やした感じの何か。オリジナリティでいえばコピペ以下。 ※以下ネタバレ※ 第一章はまだ、よかったと思う。冒頭のぼぎわん襲撃直前シーンまで、章全体を使って向かっていく感じ、もとい、「ぼぎわんが、こちらに近づいてくる」仕組みなのが良かった。特に、最後の方でぼぎわんに騙されていた、と気づくシーンは怖かった。(その後冗長な説明で台無しになることはともかく) ただツッコミどころは各所にあって、 個人的に一番なんだこれと思ったのが、ぼぎわん=that's bogeyman!! のくだり。英語かよ!テンプラ、カステラ、ボギワン!オビワンみたいな名前しやがって! そのシーンで大学准教授から説明される、「言葉だけ伝わって元からあった怪異に名前がついた説」は、16世紀ごろの山里の人々が、昔から山で起きる怪異になんの名前も与えてないなんておかしいのでは?と首を傾げた。 また、本当に海を超えてやってきた怪異なら、500年くらいかけていそいそ日本語を覚え、時代に合わせて電話、メールを使いこなせるようになったぼぎわんの努力に哀愁の感を禁じ得ない。戸口に立って脅かすだけじゃ、現代人は怖がってくれないんです。貞子だってvhsの衰退を受けてyoutubeに進出する時代、がんばれ、ぼぎわん。 第二章は、一応、ネタばらしパートなので、内容の好き嫌いはともかく、ギリギリあった方がいい内容。叙述トリックみたいなことがしたかったんだろう、とは思う。ただ夫から妻への視点変更という仕組みが先行したせいで違和感というか、一章主人公が引くほどクズとして描写されていたのは、第三章への伏線というか布石だとしても白けた。 そして問題は第三章、個人的にここはいらない。劣化版Tさんコピペ(最強無敵霊能力者美女版)。この本を自分で購入した場合に限るが、三章のページをすべてカッターで切り取った方がホラーとしては完成度が高いとさえ思える。ページの抜けた本って不気味だし。 ただし全体のほぼ半分をこの第三章が占めているという問題があり、スカスカになってしまうのでそれも叶わない。 とりあえず、続編を読む予定はない。 この作品は日本ホラー小説大賞とのことですが、映画の宣伝のために箔をつけた感じが否めない。角川書店だし……。 | ||||
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第二十二回日本ホラー小説大賞をとった長編小説です。 ぼぎわん、という「なにか」に襲われる家族の物語を、少女の父、少女の母、恋人が霊能者だったためにこの件に関わったフリーライターの男の三つの視点から描いた一人称の物語です。 もっとも面白いのはぼぎわん、というものの存在とそれを解き明かしていくストーリーの醍醐味でしょう。しかし、同じ事件を視点を変えて表現していき、そしてそこからさらにストーリーを先に進めていく方法は、重なる部分が冗長で、三人称であれば事足りるのにと思わずにはいられませんでした。ピースが当てはまる爽快感と言うよりも、ただページ数を稼ぐための苦肉の策のように思えました。 確かに三人称にするのには作家としての力量が足りないのかもしれません。 また、テーマともとれる、家族の問題も扱いが魔物の動機付け程度にしか感じられず、もったいないなと思いました。 なんにせよ、新人作家、と思えば工夫にとんだ興味深い面白い小説だなとも思います。 ただ、それでもひっかかるのは、最終的な霊能者の存在でしょうか。これは、反則技のように思います。もちろん、それはそれでそのつもりなら、面白い小説になったでしょうけれど、この物語の進め方では、夢オチに匹敵するほどのしらけ方のように思います。これではストーリーテラーというよりご都合主義でしょう。 映画化されているようです。活字では怖くても、映像では軽く、浮いたようになってしまう。 家族の問題に焦点をあてるとその霊能者の存在が邪魔になります。物語の構成を根本から変えなければならないでしょう。優れたアイデアが必要になります。並大抵の作家では無理でしょう。 霊能者に焦点を与えるなら、刺激的でかっこいいものになるかもしれませんが、日本映画じゃ予算が合わないでしょうね。 この小説通りの流れにすると、バランスの悪い滑稽な映画になってしまうように思います。社会問題を取り入れながら掘り下げないストーリー、表面をなぞっただけの薄いキャラクター、物語を終わらせるためのスーパーヒーローvsモンスターの構図。でもそれもすべて引き受けるなら、違う意味合いで傑作となるかもしれません。でもそんなセンスある演出家って日本にいるのかな? 機会あれば観ます。 まぁ、ここまで言っといて、ナンですが、「ぼぎわん」という存在は刺激的で面白いです。それが玄関から来るというのが、まさにホラーで、ゾクゾクします。霊能者姉妹もかっこいい。でもこの二つを合わせるには作り方がこれで良かったのかと思います。 長編では無く、霊能者も無敵っぽい描写を押さえて何らかの形で最初の方に紹介するようにして、三人の一人称も重なる部分はもっと短く簡潔に描写して、中編くらいにしたほうが良いように思いました。 どうしても長編なら、この家族への呪いの起源に対する推理をもっと楽しめるようにした方が良いと思いました。もちろん三人の一人称は没、ですね。やっぱり新人さんではしんどいかなぁってことになるのかな。もったいない・・・。 それにそんなじゃ、けれん味がなさ過ぎて小説のコンクールで一等はもらえないかもね・・・。 | ||||
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昨年に実写映画の「来る」を観賞し、原作も読んだみたところ映画以上に面白く、良いものでした。 他の比嘉姉妹シリーズもとても面白かったので興味のある方は是非そちらもご覧あれ! | ||||
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琴子がなんせカッコイイ、人間がやっぱり一番怖い。 | ||||
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『来る』をdvdで観て、面白かったので原作も読んでみました。原作と映画で多少の設定変更があるものの、同じような構成で、いまいち理解できなかった部分も「そーゆーことか!」と納得できました。私は頭が悪いのでいまいち理解できなかったところもあります笑。ちなみに『ずうのめ人形』も面白かったです。 | ||||
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久しぶりにゾクっとくる作品に出会えた。 作者のホラー小説への深い造詣を垣間見る文章が数多く散見出来る作品だった。 グロ系ではなく、本当に怖い系を読みたい方にオススメ。 | ||||
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今まで、人外のものが出てくると急に冷めるのですが、今回は分かって読みました。 でもやっぱり妖怪では、少しも臨場感を感じられず、登場人物にもあまり共感できませんでした。 最後の戦いでも、好きなように理屈つけて終わらせられるので、少しの怖さも感じませんでした。 それこそ、貴志祐介さんの「黒い家」や五十嵐貴久さんの「リカ」のように人間離れした人間の方が、 ずっと素敵な恐怖を見せてくれていました。 ただ、スピード感はよかったです。 ずうめも読むか迷います。 | ||||
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映画「…来る!」をきっかけに、この「ぼぎわん」から始め、比嘉姉妹関係を全部とりあえず読みました。 で、結局これが一番面白かったかな。 自身が漫画を描くので、面白い小説はすぐ、漫画にしたらどうか、という目で読みます。これが発動した段階で「面白い小説」というジャンルに、自分の中で入れています。この作家さん作品では、一番早く発動したのがこれだったかと。 きちんとホラー。そしてちょっとヒロイック。ただまぁ…漫画だとしたら比嘉姉妹が弱すぎるかなぁと思います。他作品ではもっと弱いものなぁ。 ただこの作品には一箇所、「比嘉琴子かぁ!」と「連中」が騒然とするシーンが有ります。 いいです。活劇の前のフリはバッチリだぜ、というシーンです。 物語として見た時に、ホラー、謎解き、ヒロイック、活劇のバランスが整ったのが本作であるかと。 映画では、映像にする気がどう考えても無かった「ぼぎわん」本体ですが、本作ではきちんと描かれています。比嘉姉妹は非常にそそられるのですが、彼女らの魅力が発揮されるのが本作以外、そうないのが残念です。 取り敢えず、コレは読んどけば良いと思うよ。 | ||||
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