ゴルフ場殺人事件

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評判

ゴルフ場殺人事件の評価:

4.25/5点 レビュー 57件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.25pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全80件 1〜20 1/4ページ
No.80
(5pt)

会話劇がおもしろい。

ヘイスティングスの奥様との馴れ初め話になるわけですが、ドラマ版を先に見ていて結構話が違うんだなと思ったものです。
原作のとってもチャーミングなお嬢さん(シンデレラ)とヘイスティングスのポンポンと飛ぶような会話がとても良いです。
惹かれあう二人と仲人なポアロさん、とても楽しく読めました。
ゴルフ場殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: ゴルフ場殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300023
No.79
(4pt)

邦題イマイチだが内容は秀逸。

・安西水丸さんのカバーが欲しくて購入した。
・「ゴルフ場…」って聞くと一気につまらなそう…と連想するが、
中身は秀逸で最後まで一気読みできる。
・サイドストーリー(?)のヘイスティングスの大(珍)活躍が
例によって楽しくコメディタッチで飽きさせない。
(ポアロのツッコミがまた笑える)
・ジロー刑事との鞘当て含めて、謎解きあり、エンタメありの傑作。
ゴルフ場殺人事件(クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: ゴルフ場殺人事件(クリスティー文庫)より
4151310029
No.78
(4pt)

《「すまない、ポアロ。きみには悪いことをしたと思ってる。でも、どうにもならないときもあるんだよ。この先、ぼくは独自の道を行くよりほかない」》p.289 ← おおっ! ヘイスティングズ、やるじゃん。

クリスティー最初期の作品(1923年刊行)ということもあり、出来栄えについては正直あまり期待していませんでした。でも、この作品、予想外に楽しめました。
事件の真相やトリックにさほどの面白味は感じなかったんだけど、語り手であるヘイスティングズと探偵のエルキュール・ポアロとの関係に生き生きとした人間味を感じたのと、ヘイスティングズに思いがけずもロマンスが降ってきたところ、良かったです。わくわくしました。とりわけ、ヘイスティングズがポアロに飛びかかり、押さえつける場面では、「おっ! ヘイスティングズ、やるじゃん」て、心の中で拍手してました。

田村義進(たむら よしのぶ)の訳文。
珍妙な言い回しや台詞で引っかかることもなく、すいすい読んでいくことができました。読みやすい文章でしたね。

あと、文庫本の表紙カバーが、掲載されているものと違ってました。2023年現在、購入した文庫本には、どこかのゴルフ場?ぽいイメージ写真が表紙に使われています。
ゴルフ場殺人事件(クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: ゴルフ場殺人事件(クリスティー文庫)より
4151310029
No.77
(5pt)

アガサが書いたシンデレラ物語

ゴルフ場の砂のバンカーには、死体を埋めやすい。
足跡も消しやすい。
ゴルフ場は殺人にうってつけ。

本書『ゴルフ場殺人事件』は、1923年の作品。今(2023年)から百年前の作品。
1923年と言えば、日本では大正12年、関東大震災があった年です。
アガサ33歳の時の作品。

「第1章 旅の友」で始まり、「第28章 旅の終わり」で終わります。
「旅は恋人を得て終わる」(177頁)
わかわかしくも、にがにがしい、「馬鹿」(11頁)ばかしい物語。

語り手は、「わたし」こと、「アーサー・ヘイスティングズ大尉」(362頁)
「ポアロの友人」

登場人物リストの中ほどに、「シンデレラ」という名前の人物がいます。
いかにも本名ではなさそうです。
「謎の娘」という説明だけがあります。

本書「第1章 旅の友」は、このシンデレラと「わたし」の出会いの場面です。
「カレー急行」の同じコンパートメントの向かいの席にすわっていた娘です。

「カールした黒い髪」(10頁)
「見たところ十七歳くらい」(10頁)の「おてんば娘」(11頁)が突然、
「くそったれ!」(10頁)

そして、最終行。
「“くそったれ!”と、王子さまは言ったんだよ。そして、シンデレラにキスをした」(363頁)

この「はしたない言葉」(10頁)を使い、「可愛らしいが、生意気そうな顔」の娘こそ、
アガサの小説の魅力的な登場人物「シンデレラ」です。
エンジョイ。
ゴルフ場殺人事件(クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: ゴルフ場殺人事件(クリスティー文庫)より
4151310029
No.76
(3pt)

ヘイスティングス

ベラとシンデレラとか、ぐちゃぐちゃと登場人物が現れ、整理されていない気がする。

スカーレットピンパーネルとか、そういうテイストがあるが、最後はドタバタとしていて、アンクルの女 を観ているかのようだった。

こいつは、ヘイスティングスに尽きる。良かったねえ。しかし、シンデレラは一度も、アーサーと呼ばないなあ、最後まで。
ゴルフ場殺人事件(クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: ゴルフ場殺人事件(クリスティー文庫)より
4151310029
No.75
(1pt)

日焼けがひど過ぎます

廃棄
星はゼロです
ゴルフ場殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: ゴルフ場殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300023
No.74
(1pt)

日焼けがひど過ぎます

廃棄
星はゼロです
ゴルフ場殺人事件 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ゴルフ場殺人事件 (新潮文庫)より
4102135103
No.73
(1pt)

日焼けがひど過ぎます

廃棄
星はゼロです
ゴルフ場殺人事件 (1982年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: ゴルフ場殺人事件 (1982年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J7PA04
No.72
(1pt)

日焼けがひど過ぎます

廃棄
星はゼロです
ゴルフ場殺人事件 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-66)) Amazon書評・レビュー: ゴルフ場殺人事件 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-66))より
4150700664
No.71
(5pt)

ゴルフとは無関係な話

タイトルがゴルフ場殺人事件なのでゴルフの話だと思い、今まで読まずにいたが(私はゴルフに関して無知なので)、読んでみたらゴルフ場は出てくるがゴルフとはまったく無関係な話でサクサク読めた。しかも話が二転三転し面白かった。
ゴルフ場殺人事件(クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: ゴルフ場殺人事件(クリスティー文庫)より
4151310029
No.70
(3pt)

イタリアの秘密結社の連中にきまっていますわw

本書の数年前に出版されたクリスティの先輩、フィルポッツの『赤毛のレドメイン家』でも話に出たように、当時の英国で陰謀を企む組織と言えば、コミンテルン(1919年に活動開始)やナチス党(1921年にヒトラーが議長に就任)よりも、イタリアの秘密結社を思い浮かべるのが普通だったらしいw

 ゴルフ場は英語で golf course であるが、イギリスでは links と呼ぶらしい。
 ちょっとググると、スコットランドの海沿いのゴルフ場を links というなんて書いてあったので、英国人が一般的にゴルフ場を links と呼ぶのかはよくわからない。本作の舞台はスコットランドではなくフランスなので、特にゴルフに詳しいとは思えないクリスティーが、勘違いしていた可能性もある。

 いずれにせよ、邦題はほぼ直訳で間違いないのだが、それでもこの安っぽい題名はなんとかならんかったものか。
 本作早々でポワロを手紙で招いた依頼者は、たしかにゴルフ場造成地のバンカー予定地に掘られた墓穴で見つかる。犯人が掘ったに違いなく、その目的は死体を隠して事件性を消す目的の筈だが、死体に土を被せておらず、そもそもいずれ掘り返されるバンカー予定地に墓穴を掘ったのはなぜか? というのが最初のリーダビリティとなるが、基本的にゴルフ場の出番はこれだけ。
 以前のちょっとした事件として、一度だけポワロの口にのぼる日本の相撲と関するコメントと出番は大して変わらないw

 ストーリーは二転三転あって、デビュー第三作でもさすがはクリスティーに外れなしの基準にあるとは思うが、依頼者=被害者が、「おいでください。後生です!」と念押すほどにポアロを呼び寄せる必要があったとはイマイチ思えないし、ポワロと張合うポジションのパリ警察のジロー刑事はあまりにステロでしょぼい。

 ふと感じたが、本書を男性作家が今書いたとしたならば、さぞやいろいろ差別だと言われることだろう。

 わたしはこの題名から、長らく本書を手に取らなかったふつつか者だが、シリーズファンにとっては外せない作品である。
 語り手のヘイスティングスは、本書で二人の若い女性に出会う。
 冒頭に逢ったシンデレラには、「うつくしい小娘」だけど、「白粉を顔に塗りたくり」唇は「人間でも食べたみたいに」真っ赤だと描写し、数頁あとに見かけたマルトに対しては、「美の礼賛者」である彼が「これまでにこんな美しい娘を見たことがない」とか。
 さすがはポワロに「あなたはトルコ人の情熱をお持ちだ」と評されるだけのことはあるw

 冒頭でシンデレラとヘイスティングスが、スタイルズ荘について話しているのに注目!w
ゴルフ場殺人事件(クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: ゴルフ場殺人事件(クリスティー文庫)より
4151310029
No.69
(3pt)

イタリアの秘密結社の連中にきまっていますわ!

<ネタバレ注意>
 ゴルフ場は英語で golf course であるが、イギリスでは links と呼ぶらしい。
 ちょっとググると、スコットランドの海沿いのゴルフ場を links というなんて書いてあったので、英国人が一般的にゴルフ場を links と呼ぶのかはよくわからない。本作の舞台はスコットランドではなくフランスなので、特にゴルフに詳しいとは思えないクリスティーが、勘違いしていた可能性もある。

 いずれにせよ、邦題はほぼ直訳で間違いないのだが、それでもこの安っぽい題名はなんとかならんかったものか。
 本作早々でポワロを手紙で招いた依頼者は、たしかにゴルフ場造成地のバンカー予定地に掘られた墓穴で見つかる。犯人が掘ったに違いなく、その目的は死体を隠して事件性を消す目的の筈だが、死体に土を被せておらず、そもそもいずれ掘り返されるバンカー予定地に墓穴を掘ったのはなぜか? というのが最初のリーダビリティとなるが、基本的にゴルフ場の出番はこれだけ。
 以前のちょっとした事件として、一度だけポワロの口にのぼる日本の相撲と大して出番は変わらないw

 ストーリーは二転三転あって、デビュー第三作でもさすがはクリスティーに外れなしの基準にあるとは思うが、依頼者=被害者が、「おいでください。後生です!」と念押すほどにポアロを呼び寄せる必要があったとはイマイチ思えないし、ポワロと張合うポジションのパリ警察のジロー刑事はあまりにステロでしょぼい。

 ふと感じたが、本書を男性作家が今書いたとしたならば、さぞやいろいろ差別だと言われることだろう。

 わたしはこの題名から、長らく本書を手に取らなかったふつつか者だが、シリーズファンにとっては外せない作品である。
 語り手のヘイスティングスは、本書で二人の若い女性に出会う。
 冒頭に逢ったシンデレラには、「うつくしい小娘」だけど、「白粉を顔に塗りたくり」唇は「人間でも食べたみたいに」真っ赤だと描写し、数頁あとに見かけたマルトに対しては、「美の礼賛者」である彼が「これまでにこんな美しい娘を見たことがない」んだと。
 さすがはポワロに「あなたはトルコ人の情熱をお持ちだ」と評されるだけのことはあるw

 冒頭でシンデレラとヘイスティングスは、スタイルズ荘について話しているが、よもや数十年後に彼らの娘がスタイルズ荘で新たな殺人事件に巻き込まれるとは夢にも思わなかっただろうww
ゴルフ場殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: ゴルフ場殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300023
No.68
(3pt)

イタリアの秘密結社の連中にきまっていますわ!

<ネタバレ注意>
 ゴルフ場は英語で golf course であるが、イギリスでは links と呼ぶらしい。
 ちょっとググると、スコットランドの海沿いのゴルフ場を links というなんて書いてあったので、英国人が一般的にゴルフ場を links と呼ぶのかはよくわからない。本作の舞台はスコットランドではなくフランスなので、特にゴルフに詳しいとは思えないクリスティーが、勘違いしていた可能性もある。

 いずれにせよ、邦題はほぼ直訳で間違いないのだが、それでもこの安っぽい題名はなんとかならんかったものか。
 本作早々でポワロを手紙で招いた依頼者は、たしかにゴルフ場造成地のバンカー予定地に掘られた墓穴で見つかる。犯人が掘ったに違いなく、その目的は死体を隠して事件性を消す目的の筈だが、死体に土を被せておらず、そもそもいずれ掘り返されるバンカー予定地に墓穴を掘ったのはなぜか? というのが最初のリーダビリティとなるが、基本的にゴルフ場の出番はこれだけ。
 以前のちょっとした事件として、一度だけポワロの口にのぼる日本の相撲と大して出番は変わらないw

 ストーリーは二転三転あって、デビュー第三作でもさすがはクリスティーに外れなしの基準にあるとは思うが、依頼者=被害者が、「おいでください。後生です!」と念押すほどにポアロを呼び寄せる必要があったとはイマイチ思えないし、ポワロと張合うポジションのパリ警察のジロー刑事はあまりにステロでしょぼい。

 ふと感じたが、本書を男性作家が今書いたとしたならば、さぞやいろいろ差別だと言われることだろう。

 わたしはこの題名から、長らく本書を手に取らなかったふつつか者だが、シリーズファンにとっては外せない作品である。
 語り手のヘイスティングスは、本書で二人の若い女性に出会う。
 冒頭に逢ったシンデレラには、「うつくしい小娘」だけど、「白粉を顔に塗りたくり」唇は「人間でも食べたみたいに」真っ赤だと描写し、数頁あとに見かけたマルトに対しては、「美の礼賛者」である彼が「これまでにこんな美しい娘を見たことがない」んだと。
 さすがはポワロに「あなたはトルコ人の情熱をお持ちだ」と評されるだけのことはあるw

 冒頭でシンデレラとヘイスティングスは、スタイルズ荘について話しているが、よもや数十年後に彼らの娘がスタイルズ荘で新たな殺人事件に巻き込まれるとは夢にも思わなかっただろうww
ゴルフ場殺人事件 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ゴルフ場殺人事件 (新潮文庫)より
4102135103
No.67
(3pt)

イタリアの秘密結社の連中にきまっていますわ!

<ネタバレ注意>
 ゴルフ場は英語で golf course であるが、イギリスでは links と呼ぶらしい。
 ちょっとググると、スコットランドの海沿いのゴルフ場を links というなんて書いてあったので、英国人が一般的にゴルフ場を links と呼ぶのかはよくわからない。本作の舞台はスコットランドではなくフランスなので、特にゴルフに詳しいとは思えないクリスティーが、勘違いしていた可能性もある。

 いずれにせよ、邦題はほぼ直訳で間違いないのだが、それでもこの安っぽい題名はなんとかならんかったものか。
 本作早々でポワロを手紙で招いた依頼者は、たしかにゴルフ場造成地のバンカー予定地に掘られた墓穴で見つかる。犯人が掘ったに違いなく、その目的は死体を隠して事件性を消す目的の筈だが、死体に土を被せておらず、そもそもいずれ掘り返されるバンカー予定地に墓穴を掘ったのはなぜか? というのが最初のリーダビリティとなるが、基本的にゴルフ場の出番はこれだけ。
 以前のちょっとした事件として、一度だけポワロの口にのぼる日本の相撲と大して出番は変わらないw

 ストーリーは二転三転あって、デビュー第三作でもさすがはクリスティーに外れなしの基準にあるとは思うが、依頼者=被害者が、「おいでください。後生です!」と念押すほどにポアロを呼び寄せる必要があったとはイマイチ思えないし、ポワロと張合うポジションのパリ警察のジロー刑事はあまりにステロでしょぼい。

 ふと感じたが、本書を男性作家が今書いたとしたならば、さぞやいろいろ差別だと言われることだろう。

 わたしはこの題名から、長らく本書を手に取らなかったふつつか者だが、シリーズファンにとっては外せない作品である。
 語り手のヘイスティングスは、本書で二人の若い女性に出会う。
 冒頭に逢ったシンデレラには、「うつくしい小娘」だけど、「白粉を顔に塗りたくり」唇は「人間でも食べたみたいに」真っ赤だと描写し、数頁あとに見かけたマルトに対しては、「美の礼賛者」である彼が「これまでにこんな美しい娘を見たことがない」んだと。
 さすがはポワロに「あなたはトルコ人の情熱をお持ちだ」と評されるだけのことはあるw

 冒頭でシンデレラとヘイスティングスは、スタイルズ荘について話しているが、よもや数十年後に彼らの娘がスタイルズ荘で新たな殺人事件に巻き込まれるとは夢にも思わなかっただろうww
ゴルフ場殺人事件 (1982年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: ゴルフ場殺人事件 (1982年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J7PA04
No.66
(3pt)

イタリアの秘密結社の連中にきまっていますわ!

<ネタバレ注意>
 ゴルフ場は英語で golf course であるが、イギリスでは links と呼ぶらしい。
 ちょっとググると、スコットランドの海沿いのゴルフ場を links というなんて書いてあったので、英国人が一般的にゴルフ場を links と呼ぶのかはよくわからない。本作の舞台はスコットランドではなくフランスなので、特にゴルフに詳しいとは思えないクリスティーが、勘違いしていた可能性もある。

 いずれにせよ、邦題はほぼ直訳で間違いないのだが、それでもこの安っぽい題名はなんとかならんかったものか。
 本作早々でポワロを手紙で招いた依頼者は、たしかにゴルフ場造成地のバンカー予定地に掘られた墓穴で見つかる。犯人が掘ったに違いなく、その目的は死体を隠して事件性を消す目的の筈だが、死体に土を被せておらず、そもそもいずれ掘り返されるバンカー予定地に墓穴を掘ったのはなぜか? というのが最初のリーダビリティとなるが、基本的にゴルフ場の出番はこれだけ。
 以前のちょっとした事件として、一度だけポワロの口にのぼる日本の相撲と大して出番は変わらないw

 ストーリーは二転三転あって、デビュー第三作でもさすがはクリスティーに外れなしの基準にあるとは思うが、依頼者=被害者が、「おいでください。後生です!」と念押すほどにポアロを呼び寄せる必要があったとはイマイチ思えないし、ポワロと張合うポジションのパリ警察のジロー刑事はあまりにステロでしょぼい。

 ふと感じたが、本書を男性作家が今書いたとしたならば、さぞやいろいろ差別だと言われることだろう。

 わたしはこの題名から、長らく本書を手に取らなかったふつつか者だが、シリーズファンにとっては外せない作品である。
 語り手のヘイスティングスは、本書で二人の若い女性に出会う。
 冒頭に逢ったシンデレラには、「うつくしい小娘」だけど、「白粉を顔に塗りたくり」唇は「人間でも食べたみたいに」真っ赤だと描写し、数頁あとに見かけたマルトに対しては、「美の礼賛者」である彼が「これまでにこんな美しい娘を見たことがない」んだと。
 さすがはポワロに「あなたはトルコ人の情熱をお持ちだ」と評されるだけのことはあるw

 冒頭でシンデレラとヘイスティングスは、スタイルズ荘について話しているが、よもや数十年後に彼らの娘がスタイルズ荘で新たな殺人事件に巻き込まれるとは夢にも思わなかっただろうww
ゴルフ場殺人事件 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-66)) Amazon書評・レビュー: ゴルフ場殺人事件 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-66))より
4150700664
No.65
(2pt)

ページが飛んでいる

158ページの次が197ぺーじです。面食らいます。1273から1282までまた飛んでいました。字の大きさでページ数は変わるでしようが、相当のページ抜けがあることに変わりありません。キンドルはこういうときに苦情を言うことができないのですね。
ゴルフ場殺人事件(クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: ゴルフ場殺人事件(クリスティー文庫)より
4151310029
No.64
(5pt)

カバー目当て

カバー目当てで購入
ゴルフ場殺人事件(クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: ゴルフ場殺人事件(クリスティー文庫)より
4151310029
No.63
(5pt)

タイトルで損をしています

地味で面白くなさそうなタイトルなので、全く期待してなかったのですが、ところがどっこいめちゃくちゃ面白いではないですか。
これ絶対にタイトルで損してます。

複雑な人間関係に加えて、伏線やら仕掛けやら様々な謎がどんどん出てきて、さらには過去の事件まで関係してきて、読み進めれば進めるだけ事件は複雑な様相を帯びてきます。
それにも関わらず後半にある怒涛の畳み掛けが見事で、最後まで飽きる事なくのめり込めました。

ただ、物語の展開上、関係者全員を集めてトリックと犯人を暴くシーンが無いので、クライマックスの高揚感があまりなく、推理対決のカタルシスも無いまま終わってしまい、少々物足りなさを感じました。

そして、己の色恋のためにヘイスティングズがとんでもないことを仕出かして、ポアロの足を引っ張ったのはとても残念でした。
私はドン引きしたというのに、許してしまうポアロは寛大すぎる。

上記のような物足りない点や残念な点を除けば、アクロイド〜などの傑作と比べても遜色ない出来ではないでしょうか。
ゴルフ場殺人事件(クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: ゴルフ場殺人事件(クリスティー文庫)より
4151310029
No.62
(4pt)

熊倉一雄氏の解説

テレビドラマから入ったので読んでいくと原作とは結構異なっているんだなと。頭にある程度知識があるので1つ1つ確認しながら読み進めていく。最後のポワロの熊倉一雄さんの解説がよかった。
ゴルフ場殺人事件(クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: ゴルフ場殺人事件(クリスティー文庫)より
4151310029
No.61
(4pt)

普通

普通にまあまあなお品でした。
ゴルフ場殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: ゴルフ場殺人事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300023