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そして誰もいなくなった
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【この小説が収録されている参考書籍】
そして誰もいなくなったの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.35pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全409件 201~220 11/21ページ
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中学生のころ夢中で読んだクリスティ。 いまも色褪せず新鮮な興奮を与えてくれました。ただ兵隊よりはインディアンのほうが私は好ましく思えます。 | ||||
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最近(2016年12月現在)、NHKのBSでドラマ版が放送開始したのを機に、原作を手に取ってみた。 クリスティー作品は今まで、ポアロやミス・マープル、トミーとタペンス、といったシリーズ物を読んできたが、所謂、<ノン・シリーズ>と呼ばれる作品群は、今作が初めてだった。 読了後、今作の主な登場人物について考えを巡らしてみると、池波正太郎の『鬼平犯科帳』の主人公・長谷川平蔵の一言が脳裏に浮かんだ。 「人間というのは妙な生きものよ。悪いことをしながら善いことをし、善いことをしながら悪事を働く。(以下略)」 古今東西、人間の性(さが)というものは、あまり変わらないのだろう。 | ||||
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フーダニット(犯人当て)の古典的名作。 外部から閉ざされた孤島のなか、 限られた構成員が、一人、また一人と死亡してゆく。 いわゆるクローズド・サークル、限定された構成員の間における、連続殺人。 犯人は、この中にいる。 誰か、それを読者が推理する。 そして、フーダニットの醍醐味は、この点に尽きる。 次から次へと、構成員が減ってゆく恐怖。 一度は犯人と予想された者が死亡することで、自分の推理が外れたことを知り、 再推理を余儀なくされる状況。 そんな、昔からある推理小説の、嚆矢ともいえる作品。 一方、ハウダニット(犯行方法当て)や、ホワイダニット(犯行動機当て)には、重点が置かれていない。 だから、真犯人による犯行方法は、陳腐なものであったり、 どう考えても無理があったり、あるいは、反攻方法が描写されてさえいない場合もある。 とくに密室殺人とか、見立て殺人とか、奇抜な殺人方法などは、ない。 真犯人による動機もまた、特に面白みもない。 いわゆる、ミッシング・リンク(構成員の中における、殺人の動機を握る隠された関係)については、 まずまず面白いかもしれない。 以上より、本作は、これぞ推理小説、というような、ステレオタイプな推理小説、 犯人当てが好きな人向けの読み物となっている。 | ||||
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清水俊二の名訳でもいいし、この新訳でもいいけど、とにかく、畳みかけるような会話文中心なので、あっ!という間に読み終えてしまう。で、犯人の告白文章・解決部分は、全部読み終わってから、2,3日経ってから読むのが、ミステリー愛読者の仁義というもの。 で、英語が少しでもできる読者は、ぜひとも、原書で読んでみたくなること、これまた請け合いなのだ…… この「島」の名前だけど、今のオリジナルでは"Indian Ialand"から"Soldier Island"になっているので、清水訳の「インディアン島」より、新訳の「兵隊島」のほうがあってるんだけどね。そういうことも原書を読めばわかってくるので、原書を是非!是非! オリジナルがリリースされたのが1939年、そう、まだ100年経ってないのだ、そういうことなのだ。 | ||||
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小六の頃に読んだ『なんとなく、クリスタル』のヒロインの彼氏・淳一がクリスティの愛読者で、康夫ちゃんが注釈で「この男が読む本なんてクリスティ程度でしょ」と解説していた。小学生五年の頃に『そして・・・』を読んで大人に近づいたと得意気になってた私は、クリスティって「程度」と言われるような存在なのかと落胆した。 しかし、普通に面白いよ。 | ||||
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東京で岡崎勉明さんがご紹介されていたので読みました! いつもはビジネス書をオススメいただくところ、普通の小説だったので、「結果出されてる方でも、普通の小説も読ませるのだ!」と岡崎さんをより近くに感じます。 内容は、今まで読んだ小説の中でも一番面白いと言っても過言じゃないくらいで、先が気になって一気に読んでしまいました! オススメです。 | ||||
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『そして誰もいなくなった』は、ミステリファンとしての自分の原点である。というような人は、世界中に山ほどいるのではないかと思う。僕もその一人なのだが、このたび30年の時を経て久しぶりにこの名作に再会した。いろいろ発見や思うところがあったので、それらについて書きたい。 ミステリの一ジャンルを形成するクローズドサークル物は、今日に至るまで百花繚乱の様相を呈している。その嚆矢とされる本作は、そうであるがゆえに、「島である必然性が今ひとつ弱い」などと槍玉に挙げられることも多い。実際、映画化作品には、雪山の山荘や砂漠のホテルに設定が変更されているものもある。しかし今回読んで気づいたのは、本作の舞台が実は本土から1マイル(約1.6km)程度しか離れていない沖合の島であることだ。現代ならすぐに橋を架けたくなる距離である。だからこそ登場人物たちは、U.N.オーエンなる人物からの招待に応じたのだろう。つまり、警戒心を抱かせない広義の密室状況をつくる、ということが本作の本当の「必然性」だったわけだ。これがとんでもない秘境だったら、彼らは渡航を躊躇しただろう。 こうしてつくられたクローズドサークルの中で、一人また一人と殺されていく。しかもマザーグースの童謡に合わせて…。この強烈なサスペンスに、初めて読んだティーンエイジャーのときは心底打ちのめされた。しかし大人の僕は犯人を知っているので、果たしてこんな連続殺人は可能なの? とクリスティーには悪いけれど、トリックを精査するような読み方になってしまった。犯人が仕掛ける最大の偽装工作は…ネタバレになってしまうため詳しくは書けないが、うーん、これは正直「そんなにうまくいくかなあ」という気がした。いささか子どもだまし、である。1945年製作のルネ・クレールによる映画化では、その辺をややユーモラスに処理してあって、「このお話はあくまで嘘ごとですよ。まあ目くじらを立てずにお楽しみあれ」という大人のムードが感じられた。 今回読んだのは、青木久惠氏による新訳である。どうもこの新訳、昔ながらのファンには評判がよろしくない。確かに、ちょっと軽いかな、と思わせる表現が多いのだけれど、これは青木氏によって先にジュニア版が訳出され、それをベースに大人版として改訳された、という経緯があったせいではあるまいか。このことは、奥付を見るとジュニア版が2007年に、大人版が10年に発行されていることから推察できる。そして改訳に際しては、ジュニア版の表現がけっこうそのまま残されているのだと思う。「…と、○○は、きいた」とか平仮名や読点がやたら多いし、「へいちゃら」「妙ちきりん」「てんやわんや」といった変に可愛い言葉づかいが全編にあふれている。青木氏は若い人なのかな? と巻末の経歴を見たら、1966年大学卒となっているので、しっかりしたベテラン翻訳家みたいだ。 なお、旧訳では「インディアン」となっていた人形や島の名前が、新訳では「兵隊(ソルジャー)」と変更されている。これは原書自体の改変に合わせたものだが、作者が故人なのに勝手なことしちゃっていいんですかクリスティー財団さん? と少し気がかりだ。しかし『そして誰もいなくなった』という作品が今なお売上を伸ばし、映画化やドラマ化もされ続けていることを考えれば、ポリティカルコレクトネスの考えを柔軟に取り入れることは大事なのだろう。ちなみに、15年にはBBCによってミニシリーズのドラマになり(日本では16年冬に放映予定)、さらに、米20世紀フォックスではモルテン・ティルドゥム監督(『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』)によって映画化の企画も持ち上がっている。何だかんだいっても、いつの時代も人々を魅了してやまない名作なのだなあ、と思わずにはいられない。 | ||||
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登場人物を覚えるのに4回は読まないと100%の理解は難しかった。 元々日本語ではないので言葉の表現が分かりやすい部分と遠回しにして欲しい部分があった。 | ||||
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少ししみはありましたが、ほとんどきれいでした。 そしてものすごく面白かった | ||||
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同じクリスティの「アクロイド殺人事件」はフェアかアンフェアかで意見が分かれますが、私はまあフェアだと思います。しかし、こちらの「そして誰もいなくなった」はフェアじゃないですね。誰が犯人だろうと推理しながら読んでいたのに、死んでなかったなんていうのありですか?「頭を撃ち抜かれている。即死だ。」って登場人物の一人に言わせ、読者はこれ以外に判断のしようがない。もう一度言いますが、こんな犯人探しの推理小説ありですか?それとも私が、この作品を推理小説のジャンルなのにと考えるのが間違っているんですか?犯人を推理しながら読んじゃダメなんですねぇ。あと、やはり兵隊島という訳はおかしいでしょう。表紙の絵もインディアンのままだし。ニガー→インディアン→兵隊ですね。インディアンも兵士だということで逃げるのかしら。ところで、このまま行くと近い将来、兵隊というのも差別用語になるんですかね、ハハ。星なんて本当は一つも付けたくないです。 | ||||
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新訳と旧訳がある事を読み終わってここを見て初めて知りました。 私が読んだのはどうやら旧訳の方のようです。が… ごめんなさい…全くもって好感を持てませんでした。 外国人作家のものは登場人物の名前が覚えられなくて敬遠してますが、一度ぐらいは読んでおこうと思いこちらを選びました。が、やはり読みにくい!非常に読みにくい!! まず、登場人物の名前がやはり覚えられず、しかも名前の書き方が定まってないから余計わからなくなって何度も確認をしました。 そして、翻訳がオカシイ…。翻訳アプリなどで翻訳したような日本語でなんか変。誤字もある。よって意味がわからない時もチラホラ…。 私の読解力や理解力のなさからか校正ははっきり言って最悪!!! 内容については…誰が犯人であるかはわからなかったものの、どう言うカラクリであるかは想像がついてしまいました。 やはり色んなミステリーを読んでいるとだんだんわかってきてしまうものなのでしょうか… 某日本人作家の館シリーズ1作目の方がよっぽど私は衝撃を受けたし、面白かったです。 斬新な結末のミステリーに出会いたいです。。。 | ||||
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他の方も書いていらっしゃいますが、訳がとにかく下手です。 言っちゃ悪いですけど、素人以下。 「これでお金もらってるの?」って思っていたら、他にも訳について書いているかたがいらっしゃったので 「やっぱり・・・・・」と。 これだったら、辞書ひきひきでも原典を読んだほうがまだ理解できるのでは? 独特なおどろおどろしさ、というか、横溝正史とはまた違ったおどろおどろしさがいいのに・・・・ なんだか、本を投げ出したいような、でもそれでも読み進めてしまう、あの「なんか喉に塊がつっかかっているような気分」で 読むことを強いられるあの感覚が「ミステリミステリしてて」いいのに・・・・・・ この訳には一切それがありません。 アガサ・クリスティー女史に対する冒涜。 内容は素晴らしいので、ぜひ旧訳でお読みください・・・・・・。 | ||||
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到着してすぐに読み切りました。 本自体もきれいだったし、内容もとても面白かったです。 | ||||
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読み応えがありました。さすが名作という感じでした。読み返そうかな。 | ||||
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これぞ推理小説の古典と呼べる作品だった。 現代のクローズドサークルものを読む前に読んでほしい作品です。 | ||||
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息子が突然、読みたいと。 1日で読み切っていたので、たぶん面白かったようです | ||||
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確かに上手い。 大量に出版されている。 メディアも大々的に、取り上げ、沢山の人を楽しませた。 でも、この本は、面白くない。 メチャクチャ。 ガッカリした。 | ||||
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久しぶりに読みましたが、やっぱり怖かったです。誰ですか、新訳は怖くないなんて言うのは(泣)。 クリスティー作品の醍醐味のひとつは、最後に犯人が誰であるかが判明した時、その人物の邪悪さにぞっとする、というところだと思うのですが、この作品はそれが超弩級。最初から最後に至るまで、姿を表さない、見えない犯人が実に怖い。そして、サイコホラーなだけではなく、最後にはきちんと論理的。 よくよく考えながら読んで行けば、途中で犯人が分かってしまう、という批判があるにもかかわらず、クリスティーの最高傑作と評されているというのも頷けます。物凄い完成度です。 以前読んだことがあり、犯人も物語展開も知っていた私がもう一度読んでも、やっぱりハラハラしたし、全編が劇的で素晴らしかった。 何度読んでも面白い。これが、クリスティー作品の凄いところですね。 | ||||
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読み進むにつれ、一体誰が犯人なのか知りたい気分が強くなり、一気に読んでしまった。 | ||||
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読みたかっただけあって、内容にも満足!本が好きな人には絶対気に入ってもらえると思います。 | ||||
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