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そして誰もいなくなった
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【この小説が収録されている参考書籍】
そして誰もいなくなったの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.35pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全409件 241~260 13/21ページ
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読む前に確認したら破れてました… ほんとに嫌なので、クーリングオフして欲しいです | ||||
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今回が何回目かは覚えていませんが、少なくとも、10年を 経過すると、見事なくらいに忘れています。 確かこの人が、とか、この後は確か、とか思う気持ちが、 徐々にスピード感を増して、押し寄せる鉄砲水のように、 登場人物に同化して恐怖している自分がいました。 最初は、何回読んでも覚えられない歌の内容が、否が応でも 頭の中にしみこんで、こびりつく。 こびりついた歌はリフレインして、次の事件を想像させる。 そして、誰もいなくなった。 喉を詰まらせ、夜更かしする。旅して薪を割って、ハチの巣 をいじる。法律を志し、海に行き、動物園で日向に座ったら、 首をくくる。 何も言う必要はないでしょう。クリスティーの名作です。 これをオリジナルとして、日本でも、そして誰もいなくなる、 インシテミルなどの名作が生まれています。 しかし、圧倒的なスピード感、圧倒的な恐怖感、圧倒的な 不思議感。 全てにおいて、面白い、恐ろしい、そして素晴らしい。 そもそも、この10人の人物が、大体にして自分の姿を投影する 誰かがいるという設定が凄い。 自分が何番目に死んでしまうのか、考え、想像する。 100点の二乗。 私は旧訳も新訳も読みましたが、残念ながら、旧訳でどう 訳されていたかなんてちっとも覚えていなかったので、兵隊島と いうロケーションの名前に違和感を覚えたくらいで、新訳の方が、 寧ろすっきりと読み切った感覚でした。旧訳の時は、ここまで のめり込む感覚はなかったような気がします。 訳に不満があるのであれば、オリジナルを読めばいい話。 その時は、アガサのオリジナルは、結構読みにくいことを念頭に 置く必要がありますので、ご注意を。特に、歌の内容は、何を 言ってるのか分からなくて、訳本を見て納得するなんてことが 多くて、私は断念しました。ご参考まで。 | ||||
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以前買った単行本では、兵隊ではなくインディアンだった。私はインディアンの方が恐怖感を煽る気がして好きですが… | ||||
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僕は本当に本嫌いで、中学高校の読書感想文となるとインターネットで剽窃したり、友達の過去作を写あいっこしたりするような、ヤツでしたし、本は買えど、に手が行ったり飛ばし読みしたりして、全く本を読まない人生を送ってきました^^;大学の冬休み、もともと金田一少年とかはすきでしたのでミステリーでも読んでみようとこの本を選びました。 絵本以外読破した事のない僕がついに本を読み切りましたw本当に面白かったです。10人が次々と消えて行くペースが非常に良くて童話の再現がページをめくるたびに、いつ来るのかいつ来るのかとドキドキしました。終わり方も非常に斬新で、迷宮入りした事件を読んだ者しか犯人を知りえないという優越感の様な感じで終劇します(^^)みなさんも是非お試しを!そういえば高校の時の朝読書で図書館に立ち寄り、ABC殺人事件を手に取り、"なにこの作者?もっとましなタイトルつけろよwABCとかなめてるw"って友達とアガサ様とはいさ知らず嘲笑したのを今に思い出して深く反省しております(・・;) | ||||
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今年の後半に「やはり読んでおかにゃならん作品」と認識して手にしました。 ストーリー自体の面白さに加え、初めから日本語で書かれたような自然な言い回しの訳文に モチベを削がれることなく読み進められ、苦もなく一晩でいけました。 途中から「こいつ怪しい」となったロンバート、終盤で凶弾に倒れあれれ?? 結局11人目がいたってことなのかと思いきや・・・ あのタイミングで”真犯人”が消えていたとは・・・。 いやはや参りました。こりゃー大傑作だわ。 にしても、真相書いたのを瓶詰めにして海へって・・・ 「十角館」がそこまでネタを頂いてたとは!で、そこらへんも驚いた。 | ||||
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誰かに、この小説の何が素晴らしいかと問われれば、真っ先に読みやすさだと答えるだろう。さらにこの小説は登場人物がしっかりしていて、ミステリーとして余計な要素(恋愛、友情、深い動機)などが用いられていない。エンタイテイメントとしてのミステリー小説の中では、紛れもなく頂点に位置する作品だろう。長さもちょうど良く、一晩で読み終えるのに適している。このことは赤川次郎も述べていることで、アガサクリスティの小説を書く才能がどれだけ優れたものだったかが分かる。今では目新しさのないトリックかもしれない。しかしそれは、この小説を目指して書かれたものが多いことを意味しているのだ。オマージュとして書かれた作品をあげていったらきりがないほどだ。それだけ、この作品が完成したものであるということだろう。 出来ることなら、発売された当時に戻り、今まで読んだミステリー小説の記憶をすべて消してから、アガサクリスティの最高傑作、そして誰もいなくなったを読んでみたいと思う。そして、それから周りの人に感想を求めてみたい。そうすればきっと、今とは違った話が聴けるだろうから。 | ||||
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色々な方のレビューから、有名だし物凄く面白いんだと期待ワクワク。 あまりにも期待しすぎて、えっ?ってなりました。 でも、推理小説として良く出来たお話です・・・って私が言うのも何だか・・・すみません、私には向いてなかったです。 | ||||
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自身、ミステリーの中で屈指の作品です。 全体的に読みやすかったし、最後の最後まで読者をひきつけ、離さない。 まさにミステリーの模範となるような名作。 飽きがこないので、誰にでもおすすめできると思います。 旧訳が大変評価されているみたいですね。 書店には新訳版しか置いてなかったので、機会があれば旧訳のほうも読みたいです。 ※ 一つだけ読みづらさを感じたのですが、ダッシュとリーダーがやたらと多いです。 旧訳のほうはどうだったのでしょうかね? | ||||
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テンポよく、エンターテイメントとして完成されたミステリーだと思う。 飽きることなく一気に読んでしまいました。 名作は色褪せないということを納得できます。 | ||||
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読んで本当に面白かった。アガサクリスティーの歴史に残る名作。 | ||||
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他の方も書かれていますが、旧訳に比べると新訳は作品の良さを殺しているように感じます。 旧訳に比べページ数も増えてしまい、スリルが間延びした感じでちょっとがっかりです。 また「インディアン」が差別用語なのか「兵隊」に改められていますが、それならばインディアンが書かれているカバーの絵を用いる必要もなかったのではと思います。 映画などの放送では、不適切な表現だとしても、作品の雰囲気を壊さないよう、オリジナルのまま放送することがあるのですから、ここは旧訳のままの表現にして欲しかったです。 もし旧訳が手に入るのならば私はそちらをおすすめします。 | ||||
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ご都合主義的なところもあるが、エンターテイメントとしてみるなら、充分たのしめた。 最後の最後まで、犯人はわからない。 | ||||
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届くのが少し遅くて心配しましたが、 状態もきれいで無事届いたのでよかったです。 | ||||
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見事に騙されました。 読み返せばあやしかったなって場面がありますが一度ではなかなか見抜けない 2回目も、楽しく読めます。 | ||||
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初めての海外作品だったのですが、一気に読んでしまいました!! | ||||
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ミステリー小説の名作言われる、この作品 読めば読むほど、作品の面白さに虜になります! そして?どうして?誰もいなくなったのか・・・。 推理しながらとても楽しめました! | ||||
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50前のこの年まで未読だったがやはりこの名作を読まない訳にはいかず、新訳版を手に取ったが…。訳文の「軽さ」については、旧訳を知らない筆者にも少なからざる違和感はあった。「超馬力」やら「つばをゴクリと飲んだ」やら…。ただ、それ以上に残念だったのが肝心のトリックの不自然さ。「殺された」判事を寝室に運ぶのは医者一人では無理だし、他に男がいたのに不自然すぎる。誰かが手伝えば死んだふりなのはすぐに分かったはず。また、判事が「ベッドで」撃たれたのに、女教師の日記には「応接室で」撃たれたことになっているはずでは?更には撃った後の拳銃(かなり重いはず)をベッドからドアまで飛ばすには、相当強いゴムをしっかり縛る必要があり、しっかりトリックの証拠が残ってしまうのでは?等々。そして2階から落としただけで屈強な男の頭を潰すとはどれだけ大きな置き時計で、それを命中させるとは判事はどれだけ馬鹿力なのか…。言い出せばキリがないが、最も残念なのは事件の舞台という重要な地名や、トリックの中核を占める「詩」の語句を勝手に変えてしまう出版社の無定見・無節操さ。横溝正史などの作品にも「現代的見地」からはおよそ認め難い差別用語が見られるが、文学的価値を保つために敢えてそのまま残している。何故翻訳にはそれが認められないのか?「言葉狩り」の罪はかくも重い。 | ||||
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10人のインディアンの男の子、食事に出かけた‥‥ 童謡マザーグースの「10人のインディアン」は、まるで女の子が母親に語りかけるようにはじまる。まだ、大人のような道徳心が備わっていないが故の、ある種の残酷性と差別感。それに驚愕する大人達、我々読者。童謡の語り手は、イギリスの女の子アガサクリスティ。彼女は第一級のミステリーテイラーでもあった。新訳には旧訳にあった、重々しさが欠けている、という。たしかに、本作は重厚なミステリーとして読める。しかし、本作は童謡マザーグースの「10人のインディアン」をベースにしている(だからIndianの訳語はインディアンでなければならないのだが)。頭をひねって読むようなものではない。童謡になぞらえて、童謡殺人が展開されるので、読者はなんとなく展開を予測できる。次はあの人‥‥サスペンスと恐怖は読者の脳内で勝手に自己増殖しはじめる。『そしてだれもいなくなった』は、夜、母親と子供が気軽に読めるような童謡小説でもある。旧訳はミステリーファン向け、新訳は致命的な欠点はあるが一般向け。 新訳の致命的な欠点(用語の変更) 旧訳「インディアン」→新訳「兵隊さん」 旧訳「インディアン島」→新訳「兵隊島」 この時点で旧訳のほうが優れているといえる。なぜなら本作は童謡マザーグースの「10人のインディアン」をベースにしているからである。「10人のインディアン」はもともとはTen Little Nigger Boysと言われていたが、Nigger(黒んぼ)にかなり差別的なニュアンスがあるので、Indianに歌詞をかえたという経緯がある。現代ではIndianに差別的なニュアンスがあるため、ある種の配慮から日本語では「兵隊さん」「兵隊島」に変更したのだろう。これは「改悪」といえる。原著の記述はIndianであるのだから、原著の記述に従うべきである。作品の時代背景、古典としての歴史的・文学的な意味を尊重するなら、「インディアン」を使用すべきであった。現代の風潮に迎合したことで、本作が積み上げて来た古典としての価値が凋落した(少なくとも日本で)。何より作者アガサクリスティの意図を完全に無視したハヤカワ文庫の功罪は大きい。今や天国にいるアガサクリスティが変更を要求しているのなら、話は別だろう。和訳にも彼女の意志を反映させるべきだろう。いったい早川書房はどのようにして彼女の意志を知ったのだろうか。ただ単に時代に迎合し、作品の価値を凋落させたのだろうか。出版社として時代に迎合することは致命的な過失である。これに関しては訳者に責任はない。これは個人的な改悪を超えている。近い将来、JapanやAmericanが差別語になったとしたら、なんと訳するのだろう。兵隊さん? 馬鹿馬鹿しい。本作のIndianはインディアンだ。アガサクリスティの作品を愛する読者なら、即急に変更を求めるべきだ。作品を冒涜しているのだから。 | ||||
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旧版は未読なので比較はできませんが、 自分のように昔に翻訳された海外小説のような文体が苦手な人にはむしろおすすめできる訳だと思います。 読みやすさから雰囲気が台無しになっているという風にも感じませんでした。 結末も非常に納得のいくもので名作と言われるだけのことはあるなと思いました。 | ||||
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アガサクリスティ最高傑作といわれるだけあり面白かったです 自分はミステリーはほとんど読まないのですが、読みやすく、また鮮やかなネタばらしでした | ||||
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