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そして誰もいなくなった
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【この小説が収録されている参考書籍】
そして誰もいなくなったの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.35pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全409件 261~280 14/21ページ
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一度旧訳を読んだ経験があり、久し振りにとこちらを読みました。 正直、言う程悪くありません。 個人的にはミステリ慣れしていなかった頃に読んだ旧訳より理解できましたし、 根本的にこの話がなんだったのか、という部分はちゃんと伝わってきます。 クリスティ作品の中でも有名なこれをまず読んでみよう、という需要に向けて 分り易くする方向をとったのかな、という印象ですが、もしそうなら成功していると思います。 大御所の作品とはいえミステリ且つ海外小説という条件では、両方のジャンルの初心者には 二重に敷居が高く、実際読んでもよくわからなかった、という結果になりがちですし。 というか個人的な感情としては、この文体をラノベだのジュブナイルだのと言う方は そっちのジャンルを理解する程読みもしないで貶めてないか?と そちらも読む人間としてはちょっと疑問に思うところです……。 このくらいの文体をとる一般文芸書は当たり前に存在しますし。 「クリスティ知らなくて読んでみたいけどなんかレビュー見る限りこの版は駄目なの?」と思って 躊躇している方がいらっしゃるなら、そうでもないですよ。寧ろそういう方向けです。 勿体ないので何らかの形で両方の訳が読める状態が保たれているのが一番望ましかったのでしょうが。 | ||||
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阿賀さの魅力に魅せられそうです。これからたくさんよみたいです。 | ||||
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作者の孫の前書きは不要です。 内容に触れている部分も多いため、せめて末尾に付け、蛇足どまりにすべきではないでしょうか。 いろいろ知らずに読み進め、展開に飲み込まれていくことがおもしろみだと思います。 | ||||
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読後の感想は「なるほどなー」と、いった感じ。 昨今の世の中、これと似た作品は数多とある。 パッと思い浮かぶだけでも三つはある。 しかし、それらの作品の原点がこの「そして誰もいなくなった」 だということは、言わずもがな。 余計な恋愛描写や、スプラットシーンがなく、洗練されたコクのある作品だ。 | ||||
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「懐かしい」に尽きますが、新訳の出来が素晴らしいと思いましたからです。 | ||||
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昔、読んだ記憶が完全によみがえった。とても懐かしく、読むことができました。 | ||||
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期待して読んだ割には中身が薄く、原作を半分ほどカットしてあるのかと思ったくらいだ。 本当に全編載ってる? | ||||
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昔本を購入し読んだけれど、ほぼ忘れています。そして本もどこに行ったのやら。旅行に行く前に購入し、列車の中で読みました。テンポもよく読みやすいし面白かった。 | ||||
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はじめてこの作品を読みました。 私は、アガサクリスティの本にはポアロが出てくるものだと思っていたので、タイトルだけを見て、ポアロが犯人じゃないだろうかと、勝手に先入観を持ちつつ読みました。 あとは登場人物の言動とか、それぞれの心理描写、性格などを見て、怪しい箇所があると前のページを読み直したりしながら読み進めましたが。 結局、惑わされてしまいました。 あらすじから全員に前科があるということだったので、何人も共犯者がいたりするのかな〜とも思いましたが、違いました。 登場人物の言動だけだけ見てると駄目です。 心理描写から登場人物の性格を判断して推理すると、多分、この人が犯人だなとわかりそうです。 殺人現場とか、あまりリアルに書かれていないので助かりました。 段々人が減っていくときの、残された登場人物たちの心境を考えると、精神的に怖いです。 文句なしの名作です! | ||||
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そして誰もいなくなった・・・。 犯人は??? アガサ作品は登場人物が多いため、誰が誰だかこんがらがるところがあり、☆を一つ減らしましたが、すばらしい作品であることは間違いありません。 結末がすごく気になりながら読み進めました。「さすがアガサ・クリスティー!!!」と言える真相が用意されています。 「そして誰もいなくなった」とうタイトルと本のカバーのデザイン(インディアン島の海岸)も良かったです。 | ||||
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アガサ・クリスティは天才 と思った作品のひとつ。 オリエント急行では××××が犯人で、 この作品では全員が死んでしまう。 これまでそんな小説に 出逢ったことがなかったから衝撃的だった。 | ||||
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数十年ぶりに読みましたが、新訳もわるくないのでは? ライノベ調で昔の訳より読みやすくなっています。 原作の不気味さが、翻訳の軽さのためかやや欠けているような気がしましたが、はじめて本作品を読まれる方にはさほど問題はないと思います。 | ||||
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70年も前に書かれた本だというのに全く古さを感じなかった。 新訳のおかげなのかもしれない。 旧訳は読んだことがないので比較はできないが、非常に読みやすかった。 現代の練りに練られたプロットになれてしまうと、 古典を読んだときに「あっさりしすぎている」と感じてしまうもの。 しかしこの作品は現代の小説同様、練りに練られた素晴らしいプロットだ。 わたしは今まで「どうせ古い作品だからプロットも単純で面白くないのでは」と思っていたが、大間違いであった。 現代でも十分通用する名作中の名作だ。 | ||||
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余程、シェイクスピアに似ている。 次々に死んでいく犠牲者達、島には准えられた歌、逃げ出すことの出来ない孤島。 推理小説としての観点からは、序盤こそ展開が早く、多数の人物の視点から描かれる為面白い。 しかし徐々に登場人物が減っていくことで、この面白みが失われる。 また最後の最後で犯人とトリックが明かされるが、それらを解明するためのヒントがあるだろうか。 推理小説としてこれは必ずしも傑作ではない。 犯人の動機も無理があるとまでは言わないが、それならば他の人物のが余程、動機は持ち得ただろう。 増して、そんなことの為に、わざわざこんな大掛かりなことを・・・と、個人的には純粋に感じる。 けれども、そんなこの作品を文学的な、シェイクスピアの様な戯曲として捉えられれば、見方は一変する。 犯人はあのリチャード三世以上の大悪人である。 大掛かりな仕掛けも、多数の魅力的な登場人物も、そしてその残忍さも。 終焉に向かう場面は実に美しい。 美しく、残酷である。 総ては戯曲なのだ。 | ||||
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翻訳されている海外小説は翻訳独特の癖があって読みにくいというかたも多いはず。 自分もその一人。 実際、翻訳されているので日本人の(現代人の)慣れている文章からすると不自然な言い回しも多く 読み辛く感じる箇所も多々あった。 が、それを補ってありあまるストーリーの読ませる力がすごい! ミステリ定番のクローズドサークルが舞台となっており、ミステリの古典ともいえる作品だが 現代の感覚でもまったく古く感じない、設定の緻密さと人物の背景作りが素晴らしい作品です。 細かい話をすると、やはり古い作品なので登場人物の動作や考えに違和感がある箇所もいくつかあり、当時の文化や風俗、歴史(軍人が出てきたり戦争の話が多く出てくる)に理解があるとより楽しめるかも。 本格ミステリの元祖といわれているだけあって半世紀以上前の作品なのに素晴らしい完成度。 | ||||
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今から122年前の1890年9月15日、われらがアガサ・メアリ・クラリッサ・クリスティはイギリスで生を受けて、1920年のデビューから36年前の1976年に85歳で亡くなるまでの56年間ものあいだ、ミステリーの魔力にとりつかれて推理小説を書き続けた人。 およそアガサ・クリスティと名がついた長編66作・中短編156作や戯曲15作を中学高校でほとんど読みつくした私は、表むきはトーマス・マンの『トニオ・クレーガー』の芸術的苦悩のすばらしさとか、ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』の愚劣な残虐な不誠実な混濁した世界においても人は真実を貫き通せるのかなどといった口当たりのいい、でも歯の浮いたような純文学的話題を口にしていましたが、本当のところは、あの殺人のトリックやこのアンドロイドの苦悩の方が気になって気になって、つまり片一方で怒涛のごとくSFとミステリーにのめり込んでいった時期でもありました。 U・N・オーエンという人物から招かれて英国デヴォン州沖の孤島インディアン島に集まったのは、一面識もない10人の男女。当の招待主が不在では心落ち着かず、しかもその初晩餐に際して、いきなり彼方から全員の過去を暴露する声が響きわたり、そして童謡『10人のインディアン』のフレーズに合わせた連続殺人がスタートする。一人殺されると同時に一体ずついなくなってしまう人形達。はたして最後に残るのは誰なのか? これは童謡殺人の最高峰といってもいい傑作で、クリスティ好みの(昔の私好みの!)犯人当てミステリの基本的なものを含んで、しかもスリルとサスペンスに満ち溢れた、そして演劇・映画的な視覚的効果も十二分に発揮されたとてもダイナミックな小説です。多作だった彼女ですが、これ一作でも歴史に残る作家として君臨したことでしょう。 それとこの本の表紙で、ひときわ光彩を放っているのが日本SFの同伴者である真鍋博の鮮やかなイラストです。彼は、星新一のみならず黎明期の日本SFの動向に呼応して、本の中の挿画や表紙のイラストにSF的な独自のタッチの描写・表現を創出して、日本SFをより豊かにそして深く実りあるものにしてくれた大恩人でもあると思います。試みに、1970年代前後のさまざまなSF本を並べて、真鍋博とその他の人たちの絵柄と比べてみれば一目瞭然で彼のすごさがわかります。 | ||||
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翻訳が子供っぽく改悪されたのが、とても残念。 せっかく文字を大きくして、高齢化社会を見据えて老眼の人にも読めるようにしているのかと思ったら、この幼稚な訳はいただけない。読者を馬鹿にしているのだろうか。 しかも冒頭にはご親切にもクリスティの孫によるネタバレまで掲げられている! 他の方のレビューにもありましたが、初めて読む人は旧作を読まれることをお薦めします。 原作は間違いなく最高傑作です。 | ||||
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言わずと知れたミステリーの金字塔。 原作者による戯曲化、そして映画化も果たされた作品ですが、舞台設定や話の進行は勿論のこと、登場人物が立っていて物語の緊張感が最後までだれずに読み進める事が出来るのも、再読に耐える良著の証だと思います。 ともかく、あらゆる要素のバランスが絶妙。 至高のエンターテイメントの一つでしょう。 | ||||
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この作品は、間違いなくミステリーホラーの金字塔と言えるでしょう。 好きか、嫌いかはさておき、どんどん人が殺されていく。それも、マザーグースの童歌になぞらえて…。 見立て殺人の元祖と言われているこの作品ですが、注意深く読んでいくと、何となく犯人が分かります。 ただ、もしかしたらこの作品は、日本人は特に好きかもしれません。 この犯人の殺人動機は、自分の欲求と義憤だったわけですから。 ただ、私は、彼アガサ・クリスティーが作り上げる「そんな理由で!?」というような殺害動機の方が好きなので、好みかどうかと言うことをふまえてこの評価にしました。 | ||||
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この本は現代のミステリーに凄く用いられる事が多いと思います。最近だと「人数分の人形が」というだけで殺人劇の舞台と印象つけようとする本もあるし。ドイル、クリスティと巨匠は多々いますが、元ネタが多いのはこの本が断トツかもしれません。ミステリーを読み進めるなら最初に手にした方がいいかもしれませんね。 | ||||
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