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そして誰もいなくなった
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【この小説が収録されている参考書籍】
そして誰もいなくなったの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.35pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全409件 1~20 1/21ページ
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このタイトルに辿り着いたときは鳥肌が立ちました。ミステリー/サスペンス好きにとっては、やはり、アガサ・クリスティーは外れないです。 | ||||
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謎解きが気になるというよりも、サスペンスタッチの展開に、ぐいぐい引き込まれた。次は誰に何が起きるのかと、緊張感がだんだん高まっていき、最後まではらはらの連続だった。よく読めば確かにこれしかないんだけど、クリスティの巧みなトラップにはまってしまった。 | ||||
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非常に状態が悪いです | ||||
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正直最後の犯人の解説を読むまで誰が犯人なのかさっぱり分からなかった。個人的に外国人小説は登場人物が覚えられません。それはそうとして、最後の女性体育教師の自殺もなんか後味悪いです。 | ||||
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いい本だった | ||||
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人の名前を覚えるのに最初苦労したが、気づけばのめり込んでました。文章も会話が多くよみやすかったです。 真相を知ったらそんなもんかと少しがっかりしたがそれ以外は抜群に面白いのでミステリー好きは一度読んでみても良いかも | ||||
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誰もいなくなった、そうはいっても結局犯人は生き残るんでしょ、と高を括って読んだら、本当に誰もいなくなって終わったので驚愕したという思い出があります。 え、これで終わるの、結末は、真相は?と思わずページを捲り、もちろん最後には真相が明かされますが、それよりもともかく、高を括っていただけで、本当に誰もいなくなった驚愕は、いまでも忘れません。 しかも、こんな驚くべき展開のミステリが実に読みやすいと来ている。 本当に最高のミステリ、後世に残るのも納得の完成度だと思います。 | ||||
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ここまで高名で、極めつけと賞賛され、ミステリにとっては基軸通貨のごとき存在なので、一個人がなにを言っても言わなくても変わることは何もないので好き勝手に書き散らします(笑)。 筆者、ミステリを思春期にちょっとかじったけどその後30年、人生の盛りの時期にほぼまったく読まなかった人間です。 「頑張っても数人殺すだけでしょ?戦争では10分とかからずに」と桐野夏生がはるかのち「幕の内弁当のように」とミステリの一面を指摘したが、それより原始的かつ無意識的に似た事を直観で感じて遠ざかったのだろう。 青木久恵さん訳の文庫本には赤川次郎の解説がついているが、日本の小説のインフラみたいな赤川作品もほぼ目を通したことがない筋金入り。 その門外漢が見ると「そして誰も」はミステリ以外の世界でもタイトルは知られている(オリエント急行も)稀有の作品で、ではさてどんな作品なの?と読んでみたら解説の通り ・一晩で読み切れる長さ、人間ドラマを否定しないがエンタメはしかるべき長さがあると思う。 ・無理な恋愛や展開を入れない。自分が書くとどれだけすごい事か。 ・登場人物の性格も分かりやすい。 ・人が減っていくにつれて関係性が変わっていく と赤川氏手放しの絶賛の通り、2時間ちょっとで読み終えた。 少年から30年を飛び越え、人生に疲れたおっさんになった目には、アガサ・クリスティの本質は、人が「騙された―!」と憤慨しつつ楽しんでいるのをクスクス笑っているお転婆ムスメじゃなかろうか。 「アクロイド殺し」もそうだった。ご存知の通り「あの」結末。 アガサ女王の膨大な作品の中でも最も高名であろう「そして誰も」「オリエント」「アクロイド」の三作、考えてみれば通常のミステリではない。「虚無への供物」とは別の意味で、ミステリというジャンルの「お約束」を破壊しかねない作品ではないだろうか。 そうしたジャンル自体を相対化する故意ではなくとも悪意、または英国式のねじれたユーモアが、そのもっとも成功した作品で最大限に発揮されているのではないかしら。 タイトルで「不可能を展開します。皆さん、これはアリ?」とアガサちゃん宣言してるので「これはこれで」と思えるかどうかを問われている。 マジメに人間造形とか動機とか、犯人に無理が……そんなことを言う方が野暮なのだ。 シリアスに動機だとか展開を考えて書く人にはそもそも発想からしてご無体なアイデアと展開で、松本清張やレジナルド・ヒルだったら考えついても書かないんじゃないかしら、というか彼らはこうした作品、そもそも思い付きそうにない。 (信長が死んだ年を越えてミステリをつまみ読み、P・D・ジェイムズがフェイバリットだったと気づいた初老。これはこれ、それはそれの使い分けぐらい朝飯前) 明日は出勤、というリアリズムで考えたらこの作品で大活躍する動機も主人公もちょっとどころではなく狂っているのであなたちょっと病院、それもやや専門的な科に行った方が良いんではない?…に近い。 この作品、現実ではさすがに不可能(三人称の最後の部分、最後のくだりは筆者だったらこの選択はしないとはっきり思った)ただしタイトル・ロール「誰も」になるように定められているのでとりあえず絶滅しないといけません。 多少の無理は目をつぶり、だまされる快感に身をまかせ、結末で爆笑するのが正しいと思う。 なので皆様ちらちらと指摘されておられる展開とか結末とかちょっとアレなのでは、という所は「見て見ぬふり」でやりすごし、楽しくだまされました。 2点、問題提起かもと思ったのは ・法律で裁けない殺人がこの世には溢れている。ちょっとした不注意、悪意があったのかもわからない、故意なのかどうかも不明だけれども、絶体に自然死とは言い切れない死がたくさんある。 卓見に思う。 なにを以て殺人と言えるのか。これは根源的な問題だと思うが、しかしまたそれが裁けるか、というと無理だろう。 21世紀の今「そして誰も」を書くとしたら、これはサイコホラーかサイコパス、或いはサスペンスか法廷もののように、人物の(ことにそれを考える人物の)内面をきちんと書くシリアスな作品になってしまいそうだ。 ・三島由紀夫「豊饒の海」をショートショートと評したのは島田雅彦だが、筆者はアガサの「そして誰も」は多くの読者より意識的に「コメディ」として読むことを選んだけれど、三島に対する島田の評価には与しない。ショートショートにしては三島はきちんと葛藤を描写しているので、「そして誰もいなくなった」は読者にシリアスとコメディ、ジャンルをからかって楽しむパロディの線引きと定義をどこに置くの?と世界認識の線引き、現実感の境界線について問いかける。 もちろん筆者は笑い転げる方を選んだ、という訳だ。 赤川次郎は「解説」でこの作品をベストとして推奨している。 その態度は、すなわち赤川文学を解明するカギにもなると思う。 筆者は「堪能した。でも一度でいいや」でした。 「アクロイド殺し」は再読したいな、と思って現に再読したこともあるが、女王様の他の作品と比べ「シリアスとコメディの線引き」について思いを巡らした次第だった。 読むときはマナーに則って、心から楽しみ、喜んで騙されたが、同じショックは二度とないし、登場人物は死ぬことが必要だから召喚された書き割りのごとき平面的な人物たちで、もう一度読んでも楽しいかは懐疑的。 「読むからにはだまされるふりをする礼儀はあるけど、小説にはもうちょっと意味とか内容も求めるのよね」というスタンスだった、という訳で「為にする面白さ」の小説でもありました。 でも読んで良かったです。 なにしろミステリにとってはインフラストラクチャーみたいな作品ですし! | ||||
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ほかにも書かれている方がたくさんいらっしゃるが、 日本語訳が...正直これはひどいですね。 訳された方には申し訳ありませんが。 読むに堪えませんでした。最後まで読めませんでした。 他の方が訳されたので読み直してみようかと思います。 | ||||
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最初、他の洋書のように一人一人の背景から始まります。 気がつけばぐいぐい読まされていました しかも、読者側にまで「謎解き部分」をかなり期待させる状態にまでして これは面白い | ||||
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とても面白かった。2つぐらい気になる点はあったけど、矛盾とかはほとんどなくて面白かった。ただやっぱり2つぐらい非現実的な作業があったので、そこだけ割り切った。そこだけ気になるけど、割り切れる範囲内だったので、いい作品だと思う | ||||
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1939年に生まれたのは驚いた まさかの戦前 | ||||
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映画を見てからこれを見ました。面白い。 | ||||
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10角館の殺人を見て、この作品のオマージュだということを知り、読んでみたいと思って読みました。 最初は、読みにくいのかな?と心配でしたが、そんなことなくサクサクと読み進めることができました。 名前、罪状などを覚えておくのが大変で、読み直ししながら読んでいました。笑 一回読み終えても、もう一回読んだらもっと面白いです。 | ||||
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アガサクリスティの本はたくさん読んでいたので名作と名高いこの本を読んでみたのですが、 ちょっと合わなかった感じがします、なぜこれが名作と言われているのか理解できない 読み終わったときに、これはないわーというのが感想です 非常にもやもやするし面白くもないしなんだかなー 期待値が高かっただけにそうとうがっかりしました! | ||||
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私は予め、電子書籍で読んだ後に小説の方を購入し、読ませて頂きましたが、初めて読む方々は、1〜7ページ迄は物語の重要素ともなる箇所がネタバレのように書かれており、8ページ目から読む事を強くオススメします | ||||
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作家さん数人の対談で、今までで1番の作品はと聞かれて複数がこれと答えたのを見て遅ればせながら読んだ。初めて読む人が羨ましいと皆さん言っていたが本当にそうだと思う。 | ||||
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前書きで本書のネタバレを著者でないひとに語られ 不愉快な気持ちになった マシュープリチャードの本書に寄せた言葉は わざわざ本編前に差し込むべき文章か疑問である。 許さない。 | ||||
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傑作です。読書に興味を持った娘や、友人にもプレゼントしています。間違いなく面白いので読んだことない方へ贈るのはありだと思います。 | ||||
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「24」や「LOST」など、サスペンスドラマ好きの私は素地があったのかもしれないが、普段小説を読まない自分でも面白くて一日で一気読みしてしまった つまり、それが全てかと… 名前だけ聞いたことがあるアガサ・クリスティーさん まさか戦前の作品とは思わずでした 無駄のない展開、次から次に起きる殺人 そして、島に来た人たちの共通点が徐々に明らかになり、その人々の心理描写も大変見事でした とにかく「ミステリ小説ってすげぇ!」と思わせてくれることは間違いない ミステリ小説初心者にもオススメです! <ここから下ちょっとネタバレ注意> 個人的に唯一気になった点は、あれだけこだわった計画を立てた犯人が一番最後に残った人の自発性に任せた仕上げをしたのはちょっと賭け過ぎるのではと思いました 細かい話なのであくまでも個人の好みですが… | ||||
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