消えた5億円の金塊を追え! 日本中の悪がシノギを削る、痛快クライムサスペンス。白昼堂々起こった5億円の金塊強奪事件。

謎めいた社、誰のためとも知れぬ祭から、古代史の新たな真実が浮上する! 奈良・猿沢池の畔に鎮座する春日大社の末社。

1994年冬、北朝鮮・寧辺の核処理施設の査察に訪れた国連職員が目撃したのは、使用済み核燃料の沈むプールの中で泳ぐ二体の謎めいた生物だった――その正体は、戦争によって生まれるエントロピーを糧に成長する四次元生命体〈戦争獣〉。

漂流叛族から選ばれた戦士〈異人(ホカヒビト)〉。

昭和二十五年、静岡県で発生した一家殺害事件、二俣事件。

「おれは首都圏連続殺人事件の真犯人だ」。大手新聞社の社会部記者の許に届いた一通の手紙。

その少女は「かみさま」のなりそこない―― 藤咲藤花の元に訪れる奇妙な事件の捜査依頼。

独ソ戦が激化する1942年、モスクワ近郊の農村に暮らす少女セラフィマの日常は、突如として奪われた。

早川一家は母が泥棒、兄が殺し屋、妹が詐欺師で弟が警察官、そして唯一みなの秘密を知る圭介が弁護士、という奇想天外な家族だ。

「犯人は幽霊なのでしょう?」 宮沢賢治ゆかりの地で起きた連続殺人に浅見光彦が挑む! 人気ミステリーシリーズ登場! 宮沢賢治が「イギリス海岸」と名付けた岩手県花巻の北上川の岸辺に男性の殴殺死体が漂着。

難病の息子を看取る直前、宮本拓実は不意に思い出した。 俺は昔こいつに出会っている――。

「日本殺人事件」(第48回推理作家協会賞受賞)著者が贈る語りの妙味溢れる新作短篇集。

解体予定のビルで、左目を抉りとられた変死体がみつかった。

全篇新作書き下ろし! ! 最強のアンソロジーシリーズ第52巻! 【内容紹介】 豪華執筆陣15名! 今回のテーマは〈狩り〉に纏わる物語―― 井上雅彦 上田早夕里 空木春宵 王谷晶 久美沙織 黒木あるじ 澤村伊智 柴田勝家 清水朔 霜島ケイ

雛口依子は、金髪の葵ちゃんからある依頼を受ける。

訴訟の相談を受ける公事宿・恵比寿屋の主人・喜兵衛のもとに越後から若者が訪ねてくる。

メフィスト賞作家・望月拓海が描く「放送作家」お仕事小説第2弾! 元ヤン青年大城了は最高のテレビ番組作りのため、人前で話せないが企画作りの天才である乙木花史とタッグを組んで「放送作家」として目覚ましい活躍をし始めた! 友情も深まるばかり……と思いきや、二

彩が所属する特捜チームは、強い幻覚症状を引き起こす危険ドラッグ「モンスターレッド」の取り締まりに乗り出す。

江戸城天守閣、焼失。信平は赤坂御門内に拝領したばかりの屋敷を失い、妻・松姫は城下の惨状に心を痛めて寝込んでしまう。

３人組アイドルグループのメンバー・青山柚莉愛。メジャーデビューを目指すも売り上げ目標を越えられず焦る日々。

隅田川を望む旅籠“雪月花”の仲居・お初が姿を消した。女将の里緒や雪月花の者が必死に探すが、見つからない。

お側御用取次・田沼意次のもとには、役職を得るための賄賂を持った大名旗本が毎日のようにやって来る。

東京五輪の陰で密かに進行していた――日本、壊滅の危機! 警視庁外事課が、北朝鮮浸透工作員の摘発に動き出す! 六年前、北朝鮮工作員と目され、公安のSでもあった男、古三沢が糸魚川市内で自死を装って殺された。

三浦しをん氏絶賛のシリーズ最新刊! 「この本の中に謎を解くヒントがあります」ーーすみれ屋の古書担当・紙野君が勧める本で事件が解決!? 名著と料理を愉しめる日常ミステリー!

イングランドの田舎町で発見された、少女の陰惨な全裸死体 誰が何のために――? 美女刑事エミリーと、口髭紳士が犯人を追う。

新型コロナウイルスへの感染が拡大する中、旅行雑誌社に入社した冬美は、「GoToキャンペーン」により、先輩記者の関と東武特急「リバティ号」に乗って会津地方への取材に向かう。

「通過したつらい日々は、つらかったと認めればいい。たいへんだったと口に出せばいい。

北辰一刀流を学ぶもののうちで異端と忌み嫌われる一人の遣い手が、葵新陰流の評判を聞きつけ、徳川竜之助のことを探り始める。

「犯人はここにいる全員です」ーーリゾート旅館の支配人が惨殺され、従業員6人が自首したが、彼らの供述にはあいまいな殺意しかなく、支配人が殺された理由がわからない。

西ノ丸の大手門前で御家人が抗議の自刃を遂げた。

菊池寛の将棋小説への疑問、志ん生のCDに隠された秘密、小津映画の原作をめぐる謎……国語教師の父と編集者の娘が解き明かす。

『満願』『王とサーカス』で「ミステリが読みたい!」「週刊文春ミステリーベスト10」「このミステリーがすごい!」の国内部門1位でミステリーランキング3冠を2年連続で達成。

就職活動がうまくいかず自分を見失っていた大学生の砂羽。

メルボルンの若手画家が描いた一枚の「絵画」。日本へ渡って三十数年、その絵画は「ふたり」の間に奇跡を紡いでいく。

過ちと分かってなお手放せない感情には、どんな醜い名がつくだろうか――。

新婚旅行から戻るなり、 水元憲明と妻・月(ルナ)は離婚を決めた。 まったくそりが合わないことに気づいたから。

ひとりにつき650万円で始末してくれるビジネスライクな殺し屋、富澤。

クワコーが帰ってきた! 「日本のジーヴズ」と讃えられるユーモアミステリ不屈のカムバック。

小説誌編集者・田川美希は本にまつわる謎にてんてこ舞いの日々だ。

昨日までの『きみ』はもう居ない。 恋人、友人、知人に否定された男の奇妙な自分探し の迷宮。

学習塾からアルバイト講師の時間外労働の相談が持ち込まれた。

世の中のすべての悲しみを避けて歩くのも、 なんだか気持ちの悪いことのような気がした。

日課の研ぎ仕事に精を出す小籐次親子の前に現れた貧相な浪人。

眉月に縁がある高麗の陸影を望む対馬へと辿り着いた空也。

神の祟りか、人間の業か。

一九二三年、大震災による未曽有の被害で帝都は壊滅状態にあった――。不安と恐怖から人心は乱れ、治安は荒れるばかり。

首なし死体がすべての始まりだった。 警察組織vs悪魔と呼ばれる男vsカルト教団vs元キックボクサー。

刑事の兄と検事の弟、31年の因縁に終止符が打たれる! 兄弟の父は果たして「冤罪」を生んだ刑事だったのか? 『正義の天秤』『完全無罪』で話題の著者による、ドラマ化原作作品、シリーズ最新刊。

会社主催の朝食フェスの運営に急遽理恵が加わることに。理恵は麻野に声をかけ、スープ屋しずくも出店することになる。

親しい人だけでなく、この国さえも操ろうとした、愚か者がいた。

ドラマ化もされた「大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう」シリーズの最新作! 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が発出される東京を離れ、関口優佳は自宅から200年前の江戸時代へと避難することに決めた。

新宿中央公園で突如ドローンが爆発、死者一名、重軽症者十数名を出す惨事が起きた。

心は昭和なお嬢様作家、事件をおっとり解決 東京は世田谷区、固定資産税がバカ高いお屋敷町に住む森野楓子さんは、アラフィフシングルお嬢様。

小学三年生の娘と二人暮らしの私立探偵・矢能。久しぶりの仕事は「二億円の商品取引」の交渉人。

架空の青春の記憶を植えつけられた青年は、その夏、実在しないはずの幼馴染と出会う。これは、始まる前に終わっていた恋の物語。

“サマーゴースト”という幽霊が現れるという。 夏、使われなくなった飛行場、花火をすると、彼女は姿を現すらしい。

百五十年の時は、過ぎてみれば一瞬。感動の終幕へ、そして新たな始まりへ。

あいつらが来ると、人が死ぬ。

生体移植か、脳死移植か――。コロナ禍の今、日本人の「死生観」が問われる。

徳川の治世。戦世は遠くなり、政は将軍の意をくむ老中たちの掌中。

いつか終わる恋をしていた私。不意の病で人生の選択を迫られた娘。

平家落人伝説の地に住む老漫画家と姪の気象予報士。

大正最後の年。かの天璋院篤姫が名付け親だという一色乕児は、渡辺ゆりにプロポーズした。

小説家、逢坂剛、77歳。

幻に終わった1940年東京オリンピック。 代わりに計画された、新たな国際競技大会。

逃走劇の先にある衝撃の真実とは――。 人を殺しても、逮捕できないヤツがいる――。

【第166回直木賞受賞作】 どんな攻めをも、はね返す石垣。 どんな守りをも、打ち破る鉄砲。

普通とちがうって、なんて大変なことなんだろう。

怪死体や猟奇殺人事件を捜査する“奇特捜”に所属の刑事・一之瀬朱理には、一つの噂がある――彼の担当した事件は必ず【被疑者死亡】で終わると。

ついに明かされる羽間の秘密 。 物語はさらなる闇の中へ――。

この現実は、すべて虚構だ。価値観を揺るがす連作奇譚集! 元デザイナーで小説家の「僕」は、知人友人からよく相談を受ける。

限りなくロジカルで、理不尽で、グロテスクな恐怖――。単著未収録短編集! わたしは20年前の記憶に苛まれ続けていた。

ラノベ作家の杉浦李奈は、新進気鋭の小説家・岩崎翔吾との雑誌対談に出席。

没後40年記念復刊! 横溝正史の傑作長編ミステリ! かけ出しの小説家松原浩三は、ふとしたことからとてつもない恐ろしい事件に巻き込まれていった。

孤高の検事の気概と執念を描いた、心ふるわすリーガル・ミステリー! 検事・佐方貞人は、亡くなった実業家の書斎から高級腕時計を盗んだ罪で起訴された男の裁判を担当していた。

宿敵・七瀬美雪に晴香が拉致!? 大人気シリーズ、物語は最高潮へ! 八雲の宿敵・七瀬美雪の手により、晴香が拉致されてしまう。

金沢東部署刑事課長の比留は公私ともにがんじがらめの大ピンチ。妻を病気で亡くし、娘は高校を不登校。

季節バイトをしに北海道に集まった七人の男女。ある晩一人が遺体となって見つかり、荷物から脅迫状が発見された。

武士道と云うは死ぬ事と見つけたり 武士道の神髄を描く、圧巻の歴史巨編! 藩内の諍いに巻き込まれた佐賀藩士の田代陣基は、武士の意地を見せるために切腹を決意した。

舞城王太郎がすくい取る、不条理で愛しい人間たち。

直木賞作家が５年間苦しみ抜いて到達した祈り。再生と救済の長篇小説。

人質は国民八〇〇〇万人。日本崩壊のカウントダウンが迫るなか、全ての鍵を握るのは、“無傷"の首なし死体。

1958年、無名の青年が大学在学中に書いた作品が雑誌〈宝石〉に一挙掲載され、大反響を巻き起こす――大藪春彦の鮮烈な登場は、まぎれもなく日本ミステリ史上の事件であった。

高知を走る観光特急車内の殺人事件で容疑を受けた三杉克郎。

法では裁けぬ悪を始末するという、伝説の暗殺者集団・歌舞伎町セブン。

東日本大震災により甚大な被害を受けた天ノ島で、NPO法人の代表が復興支援金を使い込む横領疑惑が発覚。

町田そのこ 2021年本屋大賞受賞後第1作目は、すれ違う母と娘の物語。 小学1年の時の夏休み、母と二人で旅をした。

殺し以外のことならば、あらゆる厄介事を引き受ける男、名前はジョーカー。

妖怪達の知恵の神である岩永琴子のもとには日々、彼らの悩みごとが持ち込まれる。 美しき雪女から届いた依頼もそのひとつ。

二十年前に死んだ美少女を偲び、孤島「和音(かずね)島」に集う男女を襲う惨劇。

あなたの「過去」は、大丈夫? 美しい「思い出」として記憶された日々――。

思い込みと手柄のため暴走する警察。

規格外の新主人公(ニューヒーロー)誕生! すべてを失った男に舞い込んだシンプルな「超難問」 「娘が幸せかどうか確かめてきてほしい」 1億円の行方と、謎の女と、仕掛けられた過去。

兜市の秘書課に勤務する比南子は困っていた。「会いに行ける市長」宍戸は、時間が空いていればどんな来客でも応対する。

帝国陸軍がマッカーサーより奪い、終戦直前に隠したという時価200兆円の財宝。

「わたし、水原勇気になりたかったの」-離婚後のリスタートで、娘の香織を連れて草野球を始めたアラフォーの洋子だが、やはり現実は厳しい。

悪魔のウイルスの名は「サリエル」。

憧れの耕書出版に就職した高屋誠は、中高校生向け占い雑誌に配属される。 編集部は大阪支社で、住まいも未定。

サトミが通う高校に転入してきた、変わった少女・シオン。

「これでみんな、共犯者ね」 秘密を抱える4人の少女。 その仮面がはがれる時、 校舎で事件は起きる――。