チュベローズで待ってる AGE22/AGE32



※タグの編集はログイン後行えます

【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

8.00pt (10max) / 1件

7.14pt (10max) / 7件

Amazon平均点

4.54pt ( 5max) / 57件

楽天平均点

3.73pt ( 5max) / 48件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
2pt
サイト内ランク []B総合:1917位
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

75.00pt

37.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2017年12月
分類

長編小説

閲覧回数3,316回
お気に入りにされた回数3
読書済みに登録された回数13

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

チュベローズで待ってる AGE22 (新潮文庫)

2022年06月27日 チュベローズで待ってる AGE22 (新潮文庫)

俺の言うことを聞いて。 どんなことでも。 22歳。僕は歌舞伎町のホストになった。 加藤シゲアキが贈る、甘美で危険なエンタテインメント、開幕編。 就職活動に挫折した22歳の光太は、カリスマホストの雫にスカウトされ、歌舞伎町のホストクラブ「チュベローズ」で働きはじめた。夜の世界の苛烈な洗礼を浴び戸惑う光太だが、客としてやってきた女性、美津子が憧れのゲーム会社に勤めていることを知り、彼女を誘惑して自らの夢に近づくために利用しようとする――。野心と策略が渦を巻く、最も危険なノワール・エンタテインメント、開幕編。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

チュベローズで待ってる AGE22/AGE32の総合評価:9.07/10点レビュー 58件。Bランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

チュベローズで待ってる AGE22/AGE32の感想

『このミス』の紹介で知りました。無意識に一般文芸書として認識していたのか、今まで視界に入っていませんでした。
こういう作品でミステリのランキングに入らないのが勿体ない。そして作家さんの事を調べてびっくり。宣伝先や情報源や読者層が違うのだと思いました。
ミステリとして見事な作品。夢中で一気読みでした。

本書の構成は、AGE22とAGE32の2冊が上下巻ものとして1セットです。
1冊の本ではなく分冊しており、"上巻""下巻"と表記せずにAGEで分けている所は、読者が時代をハッキリ分けて認識させる効果を演出していました。

AGE22の物語は、就活に失敗した22歳の光太がホスト人生を歩む話。
就活失敗の嘆き、自分を落とした会社への不満、家庭のお金の問題、恋人や家族との関わり。負の心情が溢れ返ります。
光太はお金の為に働かなければならず、金の魅力からホストという未知の世界へ入り込みます。この様子は分りやすい動機と共に、視点が読者の目線と合って描かれる為、面白く読めます。
夜のお仕事系のお話ではよくある展開ですが、読みやすさと嫌な感じがしない文章表現によって違った味が楽しめました。で、ホストの世界でとある事件が発生する流れ。
AGE32の物語は、その10年後の話。AGE22から順番に読みましょう。

上下巻もの作品は長くて苦手なのですが、本書は飽きる事無く楽しめました。その要因として謎と解決が何度も発生する事。大きな事件ではなく疑問や関係性の小規模な出来事なのですが、謎としての魅せ方や解決するテンポの良さが巧いのです。さらに、謎が明かされても気持ちが晴れる事なく、新たな謎に翻弄される展開がよい。いつの間にか社会の闇に触れているような怖さを感じました。AGE32を迎え、徐々に見えてくる人間模様や話の関連性は、ミステリ好きには伏線回収やどんでん返しといった姿として映る事になるでしょう。
必然性ある設定の数々が素晴らしかったです。

▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

egut
T4OQ1KM0
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.57:
(5pt)

是非とも32も゙併せて読んで!

はっきり言って始めはあまり期待はしてなかった。でもページを捲るうちに物語に引き込まれていった。野心と策謀が渦を巻く主人公に利用される憧れのゲーム会社に勤めている美津子との関係性を軸に、闇で暗躍する人々が鮮明に描かれていく。そしてラストは衝撃的な結末へと誘われていく。
まだ30半ばと云うのにこれだけの作品をモノにできるなんて、加藤シゲアキは天才だ
このチェロベースで待っている22を読んだ方は、続編の32も゙読まずにはいられないだろう。全ての真実はそこにあるのだから〜
チュベローズで待ってる AGE22 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:チュベローズで待ってる AGE22 (新潮文庫)より
4101040214
No.56:
(3pt)

「誰かのために」は全部自分のため。

後編のAGE32は、近未来SF要素を詰め込みつつAGE22で明かされなかった謎を解明していくミステリーに仕上がっている。誰一人として登場人物に共感できないことが、歪んだ世界の不穏さをより際立たせていたように感じた。終盤の真相解明ターンは驚きばかりでページをめくる手が止まらなかったが、最後は綺麗にまとまり過ぎていたように思う。打ちのめされるくらいの感傷的な余韻に浸らせてほしかった。
チュベローズで待ってる AGE32 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:チュベローズで待ってる AGE32 (新潮文庫)より
4101040222
No.55:
(2pt)

分かりやすくて読みやすいエンタメ作品

困窮した就活浪人生が華やかな歌舞伎町の世界に飛び込み、光と闇の境目を歩きながら成長していく…というエンタメ色が強い作品だけれど、どこかで見たような陳腐さは最後まで拭えなかった。読みやすくて続きは気になるものの、後を引くものはあまりなく。主人公も、衝動的に人を殴ったかと思えば水谷に対して狡猾さを滲ませたりと、自分の意思で動いているというよりは物語に動かされているように感じた。

age32を読めば印象が変わるのかな。
チュベローズで待ってる AGE22 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:チュベローズで待ってる AGE22 (新潮文庫)より
4101040214
No.54:
(5pt)

時間を忘れて読める

著者がジャニーズの方と知り、どんなもんかと軽い気持ちで読み始めました。感想としては面白すぎるの一言。AGE22で華やかでカッコいい印象だったのがAGE32でガラッと変わり、次々と伏線を回収していくのが爽快です。AGE22は現代が時代背景となっていますが、AGE32では近未来が時代背景となっているため、もしかしたらこういうことも可能なのでは、、、というリアリティがあります。
他の本も読んでみたくなりました!
チュベローズで待ってる AGE32 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:チュベローズで待ってる AGE32 (新潮文庫)より
4101040222
No.53:
(5pt)

面白く読めました

意外な展開に惹きつけられました。
チュベローズで待ってる AGE22 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:チュベローズで待ってる AGE22 (新潮文庫)より
4101040214



その他、Amazon書評・レビューが 57件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク