大正銀座ウソつき推理録 文豪探偵・兎田谷朔と架空の事件簿
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胡散臭い文豪探偵を中心にキャラクターのコミカルさが面白いです。 ストーリーもよく練られていて、推理しながら読む楽しみと、それをひっくり返されて翻弄されるというミステリーならではな楽しみが味わえました。 世界観も魅力的でその当時のことを筆者さんがしっかり調べて書いていらっしゃるのが伝わります。 それでいて古臭さを感じないセンスのよさ。 ほんのり切なさを残しつつ爽やかに締めくくる読後感の良さもとてもよかったです。 | ||||
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依頼の内容と、依頼人すら気づいていない心からの望み、そこまで深読みして関係者が傷つかない道を探る。優しさと共感に満ち、同時に報酬と自作の探偵小説の営業に余念のない俗っぽさも併せ持つ作家兼探偵兎田谷朔。 各章ごとに「裏」で書生の烏丸視点で本当の真相解明をし、「裏」を目次に掲載しないのも心憎い演出です。 子供時代の思慮の浅さが成長と共に烏丸の心を苦しめる、子供たちが事実と正面から向き合い踏みにじった人の思いを受け止めることができるようになるまで待った赤日男爵の懐の深さ(登場はラストだけですが)。 関東大震災後の復興期の銀座の人々の温かさ。 得体の知れない恐ろしさの雰囲気を醸し出しつつ、隠された人の思いを描き出す。読み進めるほど面白さが増していく作品です。 | ||||
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