禁猟区
- 半グレ (23)
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最後まで興味深く読めました。ただ、結婚生活においての二人の関係があまり共感できなかった。やはり男性作家が書いた話だなと思ってしまいました。夫は地方のホステスと不倫して、妻にばれたから一方的に関係を清算した上、最後に一回やらせろとその不倫相手の女性を殴ります。そんな男と夫婦を続けて行こうと思う妻がいるのかな?それも、自分も同時進行で不倫中。好きで仕方ない相手がいる。夫に執着するような描写が全く共感できませんでした。最後に自分の不倫相手にあっさり恋愛感情を失くすところは、すごく理解できました。 | ||||
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この石田先生の作品は、最初はどんな展開になるのかな、と探り探り読んでいました。 序盤、パーティーがあって、中年の女性と、若い男性が惹かれあう・・・。 そうして、その中年の女が不倫をして、やがてはその旦那も不倫をして、結局のところ別れる事になる。 最後には、夏生と文美子がいい関係になる。 まさに、すったもんだの物語でした。 これを読んだ自分は、うん十年前の、「不倫は文化だ」・・・死語ですね(笑)というフレーズを思い出しました。 でも、男女関係というものは、飽きてくると魔が差すものなのかな、と、そこはかとなく思いました。 そして、自分も(フィクションかもしれませんが)気をつけなければならないな、と思いました。 あくまで、異性に対する際の自分の行動には、関係が悪くなる事を想定して行動した方がいいな、と勝手に感じました。 石田先生の作品は、所々官能的なところもあり、ボクは先生を尊敬しております。 しかしながら、今回は中途半端な感じがしたので、★三つとしました。 | ||||
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経済的に独立して家庭も築きプライベートも充実していた主人公が夫との確執で初めて結婚生活の崩壊を意識した瞬間の描写が、怖いくらい迫ってきました。文美子ほどのステータスも華やかさにも私の生活とはかけ離れているけど、長く仕事を続け、職場での位置も確立する一方、家事に追われるものの、仕事も家庭も頑張る人と言われています。友人もたくさんいて、この人生、自分自身もまんざらではないと感じ、自信もある程度つけてこれまで生きてきました。今子どもの不登校、夫との不和を抱え、自分の自信が足元から崩れています。どのピースが欠けても自分でなかった。思い通りにならない人生をどう生きるか今問われていて、他人事ではないと感じました。 文美子の娘への目線が冷静すぎ、家事をやってるとか、四六時中子どもに向き合う…そんなにお世話してる?って箇所は気になりました。 | ||||
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今まで誰かとまともにお付き合いをしたことがほとんどないほど自分の生活において恋愛は優先度がかなり低いものでした。 しかし、不倫を題材にした小説であるものの恋することの悦びをまた味わいたいなと思えました。 相手のどんなところにどのようにときめくか主人公文美子の気持ちが丁寧に描かれていることで恋愛の幸福感が深く伝わり、自分にもある大切な恋愛の思い出たちを思い返すことができました。 また、ライターならではの冷静な考察も加わることによって頭と心と身体がそれぞれバラバラに感じてることも伝わり本当に胸が痛かったです。 池袋ウエストゲートパークシリーズにも毎回と言っていいほど出てくる石田衣良先生の季節や天気、気温、街並みの描写が大好きです。いつも淡々と過ごす日常は、実は毎日変化していることをよく表していると思います。 女性の心理描写をこんなにも細かく男性作家がかけるのが凄いなと思いました。 もし、自分が男性の主人公の話を書いたとしてもこんなに細かく心理描写は書けないと思います。 いいなぁ、目にしたもの、触れたものを噛み砕き文章にして表現することができるなんて。世の人々をどう見ているのか石田先生の頭の中を知りたいなって思いました。 | ||||
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フリーのライターとして、家族も収入も一定の幸せも手に入れた文美子。 でも、それだけでは物足りず年下の俳優と燃えるような関係を持ってしまう。どうしようもない複雑に入り組んだ人間の恋模様はさながら芝居のよう… セックスの描写や男女の絶妙な感覚の違いは共感出来るものがあり、読みやすい反面、後半は若干無理のあるテンポで話が進んでしまう。 1つのドラマを見てるように一息で読める作品だが、読了感は若干足りないと感じた。 | ||||
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