神様のような清廉潔白な教師、坪井誠造が逝去した。その通夜は悲しみに包まれ、誰もが涙した。

ミステリ作家の冴子は、友人・亜美から恋人タケルを紹介される。

ミステリ作家の西野冴子は、ストーカー扱いされた挙げ句、殺人事件の犯人として逮捕されてしまうが、一切心当たりがない。

もしも殺人を犯してなければ・・・驚愕のパラレルワールドミステリ! 北海道・網走に住む小説家の加納豪は、かわいい妹の彩を溺愛していたが、彩が商社に就職して夕張でひとり暮らしを始め、やがて同期の奥津と結婚することになり悲嘆に暮れる。

深い喪失感を抱える少女・美緒。謎めいた過去を持つ老人・丈太郎。

尾木遼平、46歳、元刑事。

ライター・銀次郎は、元妻・聡美が引き起こした医療ミス事件の真相を探ることに。

ライターの銀次郎が昏睡状態から目覚めると、謎の男が現れた。男は「この病院で目覚めた人は自殺する」と告げる。

森の中の『ハーフウェイ・ハウス』という閉ざされた学園には二十二人の大人びた美しい子供たちが暮らしていた。

怒濤のどんでん返し、一気読み注意!! 強盗犯により密室と化す病院。

平凡だが幸せな生活を謳歌していた香奈子の日常は、恋人・貴治がある日突然、何者かに殺されたのを契機に狂い始める…。

天才的頭脳と、絶望的な孤独。授けられたのは、それだけだった。

ひと気のない公園の池で10歳の少年の溺死体が発見された。

糖尿病の妹・理奈がいる敦士は、妹が群馬県の川で見たイルカを探すため、彼女と友人とともに群馬へ向かう。

森島巧は公立小学校で音楽の臨時講師として働く23歳だ。

著者長江俊和氏が手にしたのは、いわくつきの原稿だった。題名は「カミュの刺客」、執筆者はライターの若橋呉成。

セレブからしか金を獲らない詐欺師・谷川涼一。〝ヒモ歴〟更新中だが喧嘩は負け知らずの松岡捷。

母親を高校の同級生・渡部に殺されたライターの銀次郎。

階段から落ちた恋人・亜矢子は意識不明のまま昏睡状態に陥る。

医師の父、美しい母、高貴なまでの美貌を振りまく双子・梨花と結花。

ライターの銀次郎の同業者、青葉が殺された。青葉が特ダネを追っていたことを知った銀次郎はそのネタを探り始める。

富士樹海近くで合宿中の高校生文芸部員達が次々と殺されていく。

助産院に勤める紗英は、不妊と夫の浮気に悩んでいた。彼女の唯一の拠り所は、子供の頃から最も近しい存在の奈津子だった。

アウトドアが趣味の公務員・沖らは、 仮面の男・黒沼が所有する孤島での、 夏休み恒例のオフ会へ。

美しい母と二人、何不自由なく暮らしていた武田。その母が殺害された。

平凡な家庭で育った小学生の圭輔は、ある不幸な事故をきっかけに、遠縁で同学年の達也と暮らすことに。

1994年、現職の検察官が殺人犯として逮捕され、死刑判決を受けた―2015年、大学生の石黒洋平は、母が遺した写真から実の父がその死刑囚・赤嶺信勝であることを知ってしまう。

一度罪を犯したら、人はやり直すことはできないのだろうかーー。罪とは何か、償いとは何かを問いかける究極の長編ミステリー。

孤独に暮らす老婆と出会った、大学生の総司。

失踪した母、殺害された父。そこから悲しみの連鎖は始まった。

「脳卒中は手術をするな!」を提唱してマスコミの寵児となった脳神経外科医香山和之進。

治安が悪く、地獄のような街で地べたを這いずって暮らしていると考えていた俺は間違っていた。

この不幸は、いつまで続くのだろうか―。平凡な結婚生活の先に待っていたのは、思いもよらぬ夫からの暴力だった。

警察のあきれた怠慢のせいでストーカー被害者は殺された!? 警察不祥事のスクープ記事。

「死刑囚の孫」である二人の女性――出自に縛られ気弱なアキと芯の強いジャーナリストの莉菜は祖父たちの「事件」の真実を追う。

いまだかつて、これほど哀しいホラーはなかった。これほど恐ろしいファンタジーはなかった。

ベテラン刑事・羽田隆信は後輩の鈴木慎平と殺人事件の捜査中、犯人に撃たれ殉職した―はずだった。

大ヒット『神様の裏の顔』著者が仕掛ける、もう一つのどんでん返しミステリ 人気作家・怜子と若手女優・夏希の誌上対談は、和やかに行われた。

ナンパした祥子を情事の最中に絞め殺してしまった19歳の零。だが警察が到着した時には死体は消えていた。

ある日突然、婚約者の里美を事故で失った漫画家の陣内は、衝撃のあまり、連載中の漫画のヒロインを作中で殺してしまう。

東京五輪プレマラソンで大規模な爆破テロが発生。救急救命士の向井圭吾は地獄絵図と化した現場で救助活動にあたる。

その女を、入れてはいけない。入れれば最後、家はたちまち食い尽くされる。

女性誌「フレンジー」の人気連載小説「あなたの愛へ」。

幼馴染の美人双子、優衣と麻衣。僕達は三人で一つだった。

オーロラ。北極基地に設置され、基地の閉鎖後、忘れさられたスーパ・コンピュータ。

第15回『このミステリーがすごい! 』大賞・隠し玉作品は、二転三転する恐怖のサイバーサスペンスです! 麻美が富山に電話を掛けると、知らない男の声が返ってきた。

一九四五年八月十五日、ポツダム宣言を受諾しなかった日本はその後、東西に分断された。 ――そして七十数年後の今。

プロ野球投手として活躍していた倉沢修介は、試合中の死球事故が原因で現役を引退した。

パワハラ上司の不正の証拠を掴みたい先輩社員康子とその片棒を担ぐハメになってしまった新入社員の松尾。

推理力抜群なのに、いつも最後の最後で事態が大逆転、手柄をあと一歩で逃し、同僚に横取りされてしまう押井刑事。

獣医の手島伯朗のもとにかかってきた、弟の妻・矢神楓からの電話。

山深い寒村の旧家・蒼具家では、「盆に隠れ鬼をしてはいけない」と言い伝えられている。

老舗画廊勤務の中田由紀、三十二歳。穏やかで上品な彼女が、一人旅から帰ってきた途端に豹変した。

第16回(2018年度)『このミステリーがすごい! 大賞』優秀賞受賞作が、文庫版で登場! トマトが枯死してしまう疫病が九州で流行し、調査に乗り出した植物病理学者・安藤仁。

殺人事件の被害者と加害者。双方から事件について語られる、異色のミステリー。

田中幸乃、30歳。元恋人の家に放火して妻と1歳の双子を殺めた罪で、彼女は死刑を宣告された。