UFO大通り

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評判

UFO大通りの評価:

3.16/5点 レビュー 19件。 C ランク

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平均点3.16pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全51件 41〜51 3/3ページ
No.11
(4pt)

本格ミステリーの理念の集成。

もしあなたがホームズを、エラリー・クイーンなどと比べ、伏線などにおいて不十分だからミステリとして一段劣るという評価を疑いなく下すなら、自然この作品への評価も下がる筈だ。本作品は、新本格というヴァン・ダインスクールから外れた作法により構成された本格ミステリーだからだ。ファンから観れば、確かに既視感をさそうところはある。しかし20年以上のベテランなのだからそれは当然。島田にとってこの手法とテーマは骨絡みなのだ。なぜか初期作品を過剰に誉め讃える往年のファンは、後期の仕事を認めようとしない。この“日本人”の謎にあなたも向き合ってほしい。それは本格の未来にとってきっとよい結果をもたらす筈だ。
UFO大通り Amazon書評・レビュー: UFO大通りより
4062135647
No.10
(1pt)

これ以上名前汚さないようにリタイヤさせてください。

もうこの人には素晴らしい本は書けないのでしょう。興味があることを無理やり推理小説に押し込もうとするよりも、売れないかもしれないけどノンフィクションで出版してほしい。そうすれば、著者も好きなことが書けるし、読者も無駄な期待とお金を使わなくても良い。
UFO大通り (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: UFO大通り (講談社文庫)より
4062767716
No.9
(1pt)

これ以上名前汚さないようにリタイヤさせてください。

もうこの人には素晴らしい本は書けないのでしょう。興味があることを無理やり推理小説に押し込もうとするよりも、売れないかもしれないけどノンフィクションで出版してほしい。そうすれば、著者も好きなことが書けるし、読者も無駄な期待とお金を使わなくても良い。
UFO大通り Amazon書評・レビュー: UFO大通りより
4062135647
No.8
(1pt)

もはや古い

コリン・ウィルソンじゃないけど、「名探偵の時代は過ぎ去って、組織捜査の時代になった」ことを感じました。
問題点は3つあって、一つは2編とも中核のアイデアが同じで、使い回し。
これは「執事が犯人のミステリ」を続けて読まされたようでうんざりする。
第2に、CSI:科学捜査班を視聴した現代の読者には、ストーリー展開と物証の扱いがとろくていらいらする。日本ともグリッソムとキャサリンなら何が現場で起きたのかあっさりと証明して、犯人にたどり着いていたと思う。
第3に、不可思議状況を作るためにストーリーがわざと過ぎる。
蛇足だが二作目に御手洗が「僕は占い師じゃありません」と言う台詞が出てくるが、「お前はたしか占星術師だったよな」と突っ込んでしまった。
UFO大通り (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: UFO大通り (講談社文庫)より
4062767716
No.7
(1pt)

もはや古い

コリン・ウィルソンじゃないけど、「名探偵の時代は過ぎ去って、組織捜査の時代になった」ことを感じました。
問題点は3つあって、一つは2編とも中核のアイデアが同じで、使い回し。
これは「執事が犯人のミステリ」を続けて読まされたようでうんざりする。
第2に、CSI:科学捜査班を視聴した現代の読者には、ストーリー展開と物証の扱いがとろくていらいらする。日本ともグリッソムとキャサリンなら何が現場で起きたのかあっさりと証明して、犯人にたどり着いていたと思う。
第3に、不可思議状況を作るためにストーリーがわざと過ぎる。
蛇足だが二作目に御手洗が「僕は占い師じゃありません」と言う台詞が出てくるが、「お前はたしか占星術師だったよな」と突っ込んでしまった。
UFO大通り Amazon書評・レビュー: UFO大通りより
4062135647
No.6
(3pt)

古き良き横浜時代の御手洗さんと石岡くんだが・・・

1981年」、1993年とまだ御手洗さんが石岡くんと横浜に住んでいた頃に起きた、二つの事件を収録している。
もっとノスタルジックな懐かしさを喚起されるかと思いきや、
どうもあっさりとした印象で話が終わってしまって、全体的に話も地味で物足りなさを感じる。
ほんの少しの手がかりから、思いも寄らぬストーリーを描き出す御手洗さんの思考の気持ちよさや
愚鈍な刑事(「UFO大通りでヤクザ風の刑事が登場する)をやりこめる痛快さはあるのだが、
それも御手洗ものではよく読む展開を因襲しているなあ、という感じ。
住宅街に現れるUFOの神秘性や、雨の中、道路で傘を車に轢かせようとする女性の不可思議さというものがあまり伝わってこず、残念に思った。
そして最大に残念に感じたのは、「UFO大通り」の猪神刑事にしろ、「傘をさす女」に登場する祖父江宣子にしろ、
人物描写が極端に単純化されており、その扱いがあまりにも乱暴に過ぎると感じられた点だ。
特に刑事は、彼の一人称で文章が始まるだけに、その思考と行動との乖離が余計に気になった。
この文章で読まれるような事実認識をこの刑事がしているなら、こういった行動にはいたらないであろうと思われた。地の文章でしているような事実認識が彼の思考ならば、こんな乱暴な言動はしないだろうと思ったのだった。
こうも長く愛され続けているシリーズだと、自然読者の目は厳しくなる。
自戒はしているが、やはり島田荘司ならもっと、という期待してしまうのも愛読者ゆえとご容赦いただきたい。
UFO大通り (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: UFO大通り (講談社文庫)より
4062767716
No.5
(3pt)

古き良き横浜時代の御手洗さんと石岡くんだが・・・

1981年」、1993年とまだ御手洗さんが石岡くんと横浜に住んでいた頃に起きた、二つの事件を収録している。
もっとノスタルジックな懐かしさを喚起されるかと思いきや、
どうもあっさりとした印象で話が終わってしまって、全体的に話も地味で物足りなさを感じる。
ほんの少しの手がかりから、思いも寄らぬストーリーを描き出す御手洗さんの思考の気持ちよさや
愚鈍な刑事(「UFO大通りでヤクザ風の刑事が登場する)をやりこめる痛快さはあるのだが、
それも御手洗ものではよく読む展開を因襲しているなあ、という感じ。
住宅街に現れるUFOの神秘性や、雨の中、道路で傘を車に轢かせようとする女性の不可思議さというものがあまり伝わってこず、残念に思った。
そして最大に残念に感じたのは、「UFO大通り」の猪神刑事にしろ、「傘をさす女」に登場する祖父江宣子にしろ、
人物描写が極端に単純化されており、その扱いがあまりにも乱暴に過ぎると感じられた点だ。
特に刑事は、彼の一人称で文章が始まるだけに、その思考と行動との乖離が余計に気になった。
この文章で読まれるような事実認識をこの刑事がしているなら、こういった行動にはいたらないであろうと思われた。地の文章でしているような事実認識が彼の思考ならば、こんな乱暴な言動はしないだろうと思ったのだった。
こうも長く愛され続けているシリーズだと、自然読者の目は厳しくなる。
自戒はしているが、やはり島田荘司ならもっと、という期待してしまうのも愛読者ゆえとご容赦いただきたい。
UFO大通り Amazon書評・レビュー: UFO大通りより
4062135647
No.4
(2pt)

島田氏の作品の中では駄作の一つ。

まったく感心できなかった。トリックが、あまりに偶然に頼りすぎている。
しかも、収録された2作品が両方とも似たような系統。うんざりというか、がっかり。本格のボスがこんなものを書いていたら、名が廃る。
御手洗ものも、十数年前の話を掘り起こした形で話をつくっていくのは、いい加減無理があるように思う。
中途半端に古臭く、感情移入ができなくなってきている。このままでは一部の熱狂的なファンに支えられるだけに成り果ててしまいそうな、嫌な予感すらしてしまった。
UFO大通り (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: UFO大通り (講談社文庫)より
4062767716
No.3
(2pt)

島田氏の作品の中では駄作の一つ。

まったく感心できなかった。トリックが、あまりに偶然に頼りすぎている。
しかも、収録された2作品が両方とも似たような系統。うんざりというか、がっかり。本格のボスがこんなものを書いていたら、名が廃る。
御手洗ものも、十数年前の話を掘り起こした形で話をつくっていくのは、いい加減無理があるように思う。
中途半端に古臭く、感情移入ができなくなってきている。このままでは一部の熱狂的なファンに支えられるだけに成り果ててしまいそうな、嫌な予感すらしてしまった。
UFO大通り Amazon書評・レビュー: UFO大通りより
4062135647
No.2
(5pt)

あまりにもすばらしいプロット

2006年8月31日リリース。『UFO大通り』と『傘を折る女』の中編2編からなり、短編ミステリーの天才だった故鮎川哲也に捧げられている。
今年は島田荘司は大量に作品を発表する雰囲気だ。既に『帝都衛星軌道』と『溺れる人魚』がリリースされているが、驚くべき事に『犬坊里美の冒険』というシリーズを開始するらしい。里美はついに司法修習生になった、ということらしい。龍臥亭の頃の登場から成長する島田文学の典型みたいな彼女である。それ以外にも季刊島田荘司04に掲載されていた『最後の一球』もリリースされる。
さて本作だが横浜時代のミタライ&石岡君が大活躍するファンはたまらない2編だ。どちらもプロットが格別でいかにも島田荘司らしい作品に仕上がっている。僕は特に『傘を折る女』の組み立てに唸ってしまった。白いワンピースを着て、雨の中を傘をさして歩いていた女が突然傘を閉じ、車にひかせるようにし向けた。かくて傘は轢かれ骨は曲がった。何故女はそんなことをしたのか。というおそるべきそんなのないだろシーチュエーションからミタライの論理的構築がスタートする。実に見事。
島田作品の登場人物はみんな熱い血が通っているのが感じられる。『警察官は日本の免疫です』というミタライの台詞が不思議なくらい心に渦巻いた。
UFO大通り (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: UFO大通り (講談社文庫)より
4062767716
No.1
(5pt)

あまりにもすばらしいプロット

2006年8月31日リリース。『UFO大通り』と『傘を折る女』の中編2編からなり、短編ミステリーの天才だった故鮎川哲也に捧げられている。
今年は島田荘司は大量に作品を発表する雰囲気だ。既に『帝都衛星軌道』と『溺れる人魚』がリリースされているが、驚くべき事に『犬坊里美の冒険』というシリーズを開始するらしい。里美はついに司法修習生になった、ということらしい。龍臥亭の頃の登場から成長する島田文学の典型みたいな彼女である。それ以外にも季刊島田荘司04に掲載されていた『最後の一球』もリリースされる。
さて本作だが横浜時代のミタライ&石岡君が大活躍するファンはたまらない2編だ。どちらもプロットが格別でいかにも島田荘司らしい作品に仕上がっている。僕は特に『傘を折る女』の組み立てに唸ってしまった。白いワンピースを着て、雨の中を傘をさして歩いていた女が突然傘を閉じ、車にひかせるようにし向けた。かくて傘は轢かれ骨は曲がった。何故女はそんなことをしたのか。というおそるべきそんなのないだろシーチュエーションからミタライの論理的構築がスタートする。実に見事。
島田作品の登場人物はみんな熱い血が通っているのが感じられる。『警察官は日本の免疫です』というミタライの台詞が不思議なくらい心に渦巻いた。
UFO大通り Amazon書評・レビュー: UFO大通りより
4062135647