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少年と犬
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少年と犬の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全318件 1~20 1/16ページ
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読んだ母が泣いていました。次の日娘の私も読んで泣きました。飼っている犬が愛おしく感じた瞬間にう○こをしていたので全ての感動をう○こに押し流されてしまいました。 | ||||
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ネタバレになるので詳しいことは書きませんが、 最後の短篇「少年と犬」の 「光」の最後のセリフに泣きました。 昔我が家で買っていた和犬のことを思い出しました。 「多聞」ほど賢いやつじゃなかったですけれど(笑)。 | ||||
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読書に興味を持ち始め書店を巡っている時によく見かけていた一冊。帯に、「初めての一冊に」と書かれてあり、ものは試しで購入。 読書なんて全く興味がなかった私でも興味を失う事なく3日くらいで読み終わりました。 けっこうのめり混むように読みました。 タイトルの通り、犬と少年。と、なんだかほっこりする内容なんだろうと想像して読み始めましたが、登場する人物像や、物語が犬から想像する雰囲気とは対象的に、闇深いものだったり、時にミステリアスだったり。そんな対比や描写がおもしろかったり、頭の中で背景や人物像の想像がし易くてあっという間に読み終わってしまいました。あまり書くとネタバレになってしまうので内容は割愛します。 私は読書ど素人なので作家さんの事、短編だの長編だの、ストーリー展開がどうだとか、そんな玄人めいた感想や感覚はわからないし、人によって面白い、つまらないもあっていいと思っています。 シンプルに読みやすくて、面白いと思えたのでこれからもいろいろ書物を読みたい!と思わせてくれた、まさに初めての一冊になりました。これから本読み真面目にしてみたい、活字は苦手、みたいな方にオススメです。 | ||||
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犬は遠くにいても気持ちが通じていれば何でもわかってくれているんだ、と思いました。年月も距離も超えて、犬を信頼している人には近寄って助けてくれて、人間の人生を明るく充実した毎日に変えてくれて、寄り添ってくれる、守護神みたいな存在なんだと思いました。 | ||||
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愛犬を看取ったことがある人、自然災害でお辛い目に遭ったことがある方、救われるかもしれません。 | ||||
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馳星周作品のファンである。ハードボイルド小説が好きだ、というのが、馳星周作品との出会いだった。 他の作品も読んできたし、ハードボイルドなテイストがずっと好きだった。 そこに、犬という光が射してきた。 馳星周作品が好きだからこそ、何度も泣いた。あのテイストが好きだからこそ、泣いた。きっと、今までの作品を読んでいなければここまで感動することはなかっただろう。 救いがない部分もある、どうしようもない部分もある、だからこそ、そこに射した光は、たんなる綺麗ごとではない。 | ||||
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一匹の犬をめぐる連作短編集です。犬と人間との暖かい物語を期待して読むとイヤな気持ちになるかもしれません。この作家の作品は初めて読みましたが、第1話を読んだ時点でイメージ通りの黒い作品かと思いました。ただ、直木賞受賞作ということで、イメージとは別の作風にチェンジ(あるいはチャレンジ)したことを期待して第2話以降を読みました。この作家はバーニーズマウンテンドッグを複数頭飼っており、そのために冷涼な軽井沢に移住さえしたと読んだことがあったからです。 読後の感想としては、う〜ん、言いたいことはあるけれど、特に言わないでおきます。作者が犬をよく見ていることが分かる描写ではあります(ちなみに私も犬飼いです)。 読後に面白いなと思ったのは、この短編はすべて『オール讀物』で発表されたようですが、一番早く発表されたのが最終話だったということです。そこから第1話に遡って書いたのか、あるいは全てのエピソードを考えてから、あえて最終話を初めに掲載したのか? ちなみに、中盤の「少女と犬」は少し遅れて発表されたようです。そのためか、物語の締め方が少し違うなと思いました。 | ||||
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読んでいくうちに心が温まるストーリー展開。 何度でもまた読みたくなります。 | ||||
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我が家の犬から人間以上のたくさんの愛をもらい、犬の本を読んでみたいとおもいオーディブルで聴きました。涙が止まらず、このような本を書いて下さりありがとうございました! | ||||
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なぜこんなに高評価? 本当に謎。設定もとっても微妙。どこで泣くの? 登場人物みんな死んで、最後は犬が死ぬんかい。笑 文書もラノベのよう。直木賞って、、、 | ||||
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数年前「空飛ぶタイヤ」という作品が直木賞に選ばれた時、本来なら漫画の様な作品が選ばれる時代になったかと、少し落胆しました。賞を得た作品は一年以上を空けてから読むことにしていますので、この度この作品を読んでみましたが、やはりがっかりさせられました。どうにも昨今の直木賞は、「そろそろ年齢と実績的に、この人にも・・・」という様な、作家達の配慮と身内意識から選ばれているのではと、心配しています。これは自分の偏見でしょうか? 本作に関しては、先ず設定と展開があまりのもお粗末です。各章の全員が、一匹の犬に同じ様な感慨を簡単に持ってしまい、瞬間に生き甲斐となってしまう。確かに「神」の様な存在と何度も書いてはありますが、誰もが一匹の犬にすぐに癒しを求めてしまうという設定はあまりのも安易です。昔から動物と子供を主人公にすると安易な物語となることは明らかでしょうに。 兎も角、文章が軽く月並みで慌ただしいの一言で、味わいと深みがありません。淡々ではなくタンタカ・タンという風な調子で進んでいくと言えば、お分かり頂けるでしょうか?それでも最初の1章はまだ読めましたが、泥棒と犬の章では、主犯となる外国人があまりに好人物過ぎるし、トラックの運転手はあまりにあっさりと「兄弟」扱いするのが不自然過ぎます。まあ、ここまではまだ我慢できますが、夫婦と犬・老人と犬の章では延々と人物描写がなされるのは、一体何のためか、そして死に方の不自然さ・・・同じことを描いているだけという風に感じたのは自分だけでしょうか?そして最後の章、犬の死はよいとして少年が「ここにいる」という風に胸を叩くのは、この少年の陥っている心理状態からは、あまりのも綺麗ごと過ぎます。作者はきれいな感動物語を書きたかったのでしょうか?それとも大人向けの童話を?バイオレンス作品に素晴らしい筆致を振るった著者の、ふと陥った気まぐれ作品と考えますが、個人的には子供じみたとさえ感じる期待外れの残念な一作でした。 | ||||
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この作品は6編の短編からなる連作のようです。オール讀物が初出ですが、順番が入れ替えてあって、最初に掲載された少年と犬が、今作では最後になっています。このため、少年と犬のラストが最初の話、男と犬に繋がっていくので、循環している関係になります。 男と犬→泥棒と犬→夫婦と犬→娼婦と犬→老人と犬→少年と犬となるわけですが、少年と犬以外ではこの犬と関わった人が全て亡くなります。(ただし、娼婦と犬は娼婦本人ではなく、娼婦の愛人が死にますが…)次々に死んでいくので、この犬は死に神なのかと思ってしまうほどです。 多聞天からとって”多聞”という名の犬ですが、それにしては出会う人を死へ導く不吉な犬です。もちろん、最後の少年と犬だけは、人が死にません。これ以上書くとネタバレになるのでやめておきますが、これだけ人が死ぬ話で、感動しろと言われても無理です。 文体は簡潔で短い文を連ねているので、非常に読みやすいです。こういうシンプルな書き方は、意外と難しいと思います。連作は一般的にはストーリーテラーとなる人物が登場しますが、この作品は犬がその役割をします。毎回、違う登場人物の話であっても、同じ犬が毎回出てくるので、話の連続性が途切れません。ましてや、初出の段階では最初に書いた少年と犬をラストに持ってきて、最初の男と犬に戻るような企みが成功していると言えます。 できれば、一時的に飼い主になる方が死なずに、次の飼い主へと渡される展開にして欲しかったです。小説とは言え、飼い主が次々に死ぬのは気持良い良いものではありません。 | ||||
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最初この犬と絡むとみんな死ぬので不幸になる犬なのかなぁと思った。南へ南へ向かう理由もわかったけど、そうなんだ、という感じでそんなに感動もなかったですが… なんか可哀想な犬と思いました | ||||
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常に、人と犬の関係があるなかで、話が進みます。少し残酷な展開になることもあり、最後どうなるのかなと思いましたが、動物と人が関わることの重要性を感じられるような本でした! | ||||
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多聞と出会う様々な人間が直向きに生きようとして、望みを持ち儚くも散りつつも後悔なく生きる様に心打たれ、たった一匹の犬から紡ぎ出す人間模様に人は一筋の光に縋りついて、前に進もうとする強い意志をもつものだと感じた。 最後の少年と多聞の出会いにより、共に分かち合い、多聞の真っ直ぐな愛で少年のわだかまりを溶かしていく 最後の少年の心強い言葉に胸を打たれ、自分も強く生きるべきとちからをもらえたそんな作品だった。 | ||||
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東日本大震災を、初めて少し消化できた気がする。最後、不意に涙が出た。 | ||||
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初めのうちはあんまり好みじゃないかな~って読んでましたがラストは涙出てきました。こんな賢い犬なら頼もしくっていいですよね。私は断然猫好きなんですけどね。たまには犬の本も読むかくらいな気持ちだったんですが。情けない犬が嫌いでね。良く吠える犬も嫌いなんですが、こういう犬ならいいですよね。でも好みの本ではなかったですけどね。少年と犬っていうのでもっと全然違う話かと思ったら大人のお話でしたから。 | ||||
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家内が読んで感動しました。 | ||||
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直木賞受賞作品。東日本大地震で飼い主を失った犬が新たな出会いとその人の人生を巡り繰り広げられるストーリー。読みやすいが短編のため特別深みは感じにくい。 | ||||
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良い作品だと思います。ただ、この作者に期待していたものとは異なる作風だったので、もう少しエッジの効いたものが欲しかった人には少し期待はずれかもしれません。。。 | ||||
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