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少年と犬
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少年と犬の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全318件 301~318 16/16ページ
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あまりにも犬と出会う人が不幸すぎる…。 途中までしか読んでいませんが、テンションは、かなり下がります。特に、体調がわるい日なんかに読んだら悲惨です。私は、最後まで読める自信がないですね。その犬のことを皆んな守り神だとか言いますが、私としては死神だと思いますけど…。 泣けるとありますが、全く持って泣けないです。 | ||||
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最終章の表題作がまず初めに書かれており、その前日譚として一匹の犬をめぐる5つの奇縁小編があるわけなんですが、この犬を保護して飼い主になった人は災害、事故、事件で次々と死亡してしまいます。 表題作は震災で宮城から熊本に移住したトラウマを抱えた少年と、飼い主を津波で無くした犬の感動の再会話なのですが、最初から読むと怖い話 | ||||
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作者は、小説の形で犬に対して礼を言っているように思える。礼のすがたは様々なパターンがあり、6編に化けた。 はじめからおわりまで無駄な文がない。前の文が次の文を運んできて、文末まで心地よく導く。これ以上短くできないのではないかと思えるほどに、適切に文が集まって小説になっている。伝えたいことを旅行用の圧縮袋に入れたような感覚に近い。 犬と共に生きることがどんなに有益なことかが大変良く描かれている。少し読むとあらすじが想像できる短編もあった。しかし、どの短編も味わい深く結末が潔い。小ざっぱりとした浴衣で静かな庭園を散歩している気分になる。孤独と日常と犬の組み合わせ。 結びの「少年と犬」は2つの大震災が出てくる。避けては通れない現実。まだ終わっていない事実。震災で人生が変わることは絶えることのない苦労を伴うことだけど、それでも生きていかなければならない。「むごたらしさの中で生きていくための一筋の光が犬だとしたら、あたなはどう思う?」と作者に問いかけられている気がした。 | ||||
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馳星周の本を読むのは不夜城以来。まさかこの手の本を書いているとは、思いもしなかった。結論から云うと素直に面白かった。最後は泣いてしまった。一匹の犬を巡る連作短編小説。所々に馳星周らしいノワール感も多少感じる部分もあるが、直木賞にふさわしい楽しめる小説です。 | ||||
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馳先生らしいスピード感のある文体、展開にグイグイ引き込まれてしまい、あっという間の読了でした。我が家にも老犬がおりますので、数々の出会いと別れの場面に、我が身を投影してしまいました。良くない点は見つけられませんでした。 | ||||
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読みやすい文章ながら、深くそれぞれの登場人物の描写も簡潔に素晴らしく、とても優れた作品だと感動しました。 ラストは涙涙ですね。 | ||||
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各場面の風景、情景が感情の動きがよく見える描写が、非常に簡潔(概ね一行程度)に納められているので、物語のスピード感・ドライブ感を全く損ねず同時に感情移入して最後まで一気に読めた。くどくど書くより余程難しい技術だと思う。「田んぼにさざなみが立った」だけでその風景と感情がありありと見えて驚くと同時に小説の醍醐味を感じる事ができました。 | ||||
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世界の中心で愛を叫ぶ、でしたか。あの騒動のおかげでハーラン・エリスンもだいぶ有名になったと思いますが、また同じタイトルの作品が世に出ましたね。複雑ではないタイトルなので偶々かとも思いますが。SFでも無いし。 | ||||
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主役の犬、多聞が少年の光を守って亡くなる場面からエンディング迄、涙が止まりませんでした。 | ||||
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日頃から、動物と人間の交流とか、感動ものなどにあまり興味もなく、共感もできないのでハマらなかったという側面はある、という前提の上で。 犬がどうなるのか、という興味はあり、最後まで読了。 多分、一周まわって、飼い主の元に戻るんじゃないかな、きっと飼い主はなんらかの理由で、居ないとかかな~と思ったら、半分ぐらいは当たっていた。 だけど、他にも書いてい方が居たが、関わる人が不幸過ぎる。 犬のせいではないけれど、なんとなく、不幸の手紙、ならぬ、不幸の犬か、と思ってしまう。 そして、ところどころ、納得がいかない、というか、確かにこういう人は世の中にいるだろうけれど、そうなる?そういう展開になる?と、なかなか共感しづらいところもある。 もっとも、やっぱり動物ものにそもそもあまり興味がないというか(犬と猫なら犬が好きだし、親戚の家で飼っていた犬には情も沸きましたが、単体で可愛いと思う対象はあっても、一般的な動物全体は特に好きではない)、感情移入しにくいから、という理由からかもしれないが。 最後も、賢い犬とか、運命の絆と言われたらそうなのかもしれないが、そこまでの経緯を読んできて、あまりにも突然過ぎる、 もっとも、少女漫画とかに出てくる男女の恋愛ではよくあるパターンかもしれない。 イケメンで、モテモテで、でも本心は伺いしれず、誰か一人にハマることはなく、でも、そんな男性がたった一人気を許して本音を見せる特別な女性がいて…みたいな。 そう考えれば、犬好きにはたまらない、というのは、わかるような気がする。でも、だとしたら、そうとうベタな展開。 | ||||
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シェパードの雑種犬:多聞。出会いと別れを繰り返しながら、東日本大震災の地、釜石からひたすら南・西を目指します。 5つの短編で語られる、男・泥棒・夫婦・娼婦・老人。それぞれが懸命に生きている、簡単では無い人生を多聞によって救われ。 「人にとって犬は特別な存在なのだ~人という愚かな種のために、神様だか仏様だかが遣わしてくれた生き物なのだ」 最終章、少年と犬で明らかになる、多聞と少年の絆。 最後まで、多聞は特別でした。 佳作。 | ||||
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レビューも良いし直木賞ノミネートだし、かなり期待して読んでしまったのがダメだったのか私にはそこまで物語に入り込めませんでした。 連作短編となっていて、一匹の賢い犬が様々な人たちを通り過ぎながら魂で繋がった少年のもとへ辿り着くまでを描きます。 たしかに世の無常感は殊更に感じますが、犬が出会う人たち、不幸すぎません?どのエピソードも「え?」って感じで不幸が襲う。言ったら最後の最後までスッキリと幸せにはならない。無情であり非情。たしかに世の中そんなにうまくはいきませんが、「心に生き続ける」からいいわけじゃないなぁ、と…。犬と少年の話だからこそ、もう少しどの話にも希望が垣間見れる物語であって欲しかったです。 | ||||
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「ノワール」「クライム」「ピカレスク」の巨匠も前作『ゴールデン街コーリング』あたりから根っからの善人、悪人になりきれない犯人などが織りなす心情小説の要素がひじょうに色濃くなってきました。 犬には眼と態度だけで語らせて、ある意味「勝手に」臨時の飼い主側が解釈し続けるという連作集なのでもう1作目から結末予想はつきますし、船戸与一的な主人公(ほぼ)全員死亡もお約束ではあります。 しかし、それを補って有り余る「主人公犬=多聞」の優しさ、真摯さが身に沁みます。個人的には「戦死」する人物と臨時の犬の名前が自分と一致をしており、偶然よりも「読む必然」でした。 「ぼく、多聞を感じられるから。今だってすぐそばにいるよ。」がまさに10年前に実家のミックスをなくしてからの実感です。さあ、直木賞いよいよですかね? | ||||
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読み始めら止まらなくなり、一気に読みました。それぞれのエピソードで大泣きしました。 | ||||
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泣いた | ||||
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一気に読み終わってしまいました。 もう少し、一話一話長く読みたいと思わせる本です。 | ||||
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犬が主人公の内容なので、予約して買いました。 | ||||
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馳さんの犬ものの最高傑作です。すごいですよ。 | ||||
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