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少年と犬



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【この小説が収録されている参考書籍】
少年と犬

少年と犬の評価: 4.08/5点 レビュー 318件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.08pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全318件 21~40 2/16ページ
No.298:
(5pt)

犬好きには確実にお勧めしたい作品

本書を読み終わって改めて思ったのが「人間の常識では説明できない力を犬は持っている」です。この小説では犬との出会いを通じて、どのようにして登場人物達の行動や心境に変化をもたらすかその過程と結果を描いています。犬が人智を超えた超能力や魔術等を酷使できるとは私は思っていません。しかし、犬に出会ってから自身の精神的なあり方や気の持ち方が変わったという話は現実世界でも決して珍しくないと思います。
私の家族には犬が1匹いますが、私の犬が自身に何をもたらしてくれたのか、犬と出会った事でどういう変化が起きたのかを考える良いきっかけになりました。
少年と犬Amazon書評・レビュー:少年と犬より
4163912045
No.297:
(5pt)

感動しました。

読んでいる途中、何度か泪が出てしまいました。
少年と犬Amazon書評・レビュー:少年と犬より
4163912045
No.296:
(5pt)

なかなか

辛辣なレビューがありますね
皆さん目が肥えてるんですね~

私の母が先に読み、号泣しておりました
今は私が読んでいます
こういった内容の本はあまり読まないにも関わらずページを捲る手が止まりません
まだ読み終わっていないですが、面白いと思います
少年と犬Amazon書評・レビュー:少年と犬より
4163912045
No.295:
(5pt)

不思議な犬「多聞」とそれに関わる7人の人間の物語

私が勤務している病院の患者さんが読んでいた本。
読み終わった彼が『良い本だよ、泣いてしまった』と勧められて早速読んでみた。

短編集なので読みやすい。
ここに出てくる犬の名前は『多聞』

多聞は5年の歳月をかけて震災の被災地から、何故か西南を向いて熊本に向かう。
そこに多聞の家族が、会いたい人がいるのか。
その間で出会う7人の人間との物語だ。

多聞はとても不思議な犬だ。
誰かに飼われていたのか、躾ができていて賢い。
まるで人間の言葉を理解しているのか、
出会った人間に寄り添い続け、彼らの人生や価値観までも変えていく。
まるで守り神のような犬だ。

犬と、それに関わる人間の描写を丁寧に書いている。
犬と人間の物語だ。

「老人と犬」「少年と犬」が印象的だった。
少年と犬Amazon書評・レビュー:少年と犬より
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No.294:
(5pt)

やはり感動と言うか共感できる、小説であろう

この本は、「直木賞作品」であり、6章立てになっているが、一番最後の章が一番初めに「オール読物」で公表され、以下続いているが、本編集において、それが一番最後に置かれている。この編集は成功であろう。したがって、順序良く読むことが良い。
テーマは「犬と人間」であり、「えも言えぬ」人間と犬の関係がテーマであり、設定は東日本大震災から熊本大震災を期間とし、「少年が移動し、犬の波乱万丈から、少年と犬に行きつく」。
犬を愛玩(ペット)ではなく、毎日毎日、朝晩の散歩を欠かさず、その最後まで付き合った人(家族)には、犬のすばらしさと悲しみが共有できるのではないかと思う。
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No.293:
(5pt)

旅の友に最適です。

東京から北海道に下道半分・高速半分でクルマで帰省の際に読みました。一話目は出発前日に読んだのですがこれは微妙にシンクロしていて良い本を選んだなと思いました。電車だったらもう少し味わうように読めたのですが、クルマなので休憩の時とフェリーの待ち時間と乗船後に貪るように…。最後の話は方角は反対になってしまったけど実家についてから落ち着いて読了。北方謙三氏の最高なあとがきも含めて素晴らしい読後感でした。少年時代に自分が飼っていたアイヌ犬(北海道犬)は浦河の親戚の家にクルマで貰いに行ったことや、途中、車酔いした犬に吐かれて生暖かった太ももの感触、静内辺りの浜辺に降りて犬を休憩させズボンを洗ったこと、それから10年後、自分が東京に出る直前、浦河を再訪する途中に地震にあったことなどいろいろなことが思い出されたり、馳氏が浦河出身であることなど…こういう嗅覚みたいなものは犬が教えてくれた感覚なのでしょうか。
そして、帰りの友として札幌の本屋で『ソウルメイト』と『陽だまりの天使たち」を手にしてしまいました。還暦過ぎているちょっと思い込み癖のある老人の感想でした。
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No.292:
(2pt)

飽きます。

同じような内容の繰返しなので、読んでいて、飽きます。
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No.291:
(2pt)

ちょっと不自然。

この程度で直木賞って取れるんですか? 犬も大好きだし、人と犬の心の通じ合いは長年実際に痛感して生きてきました。でも次から次へと作り話のように普通じゃない人に出会い、そのほとんどが死んでしまったりこれは小説とはいえ・・ありえないですね。
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No.290:
(5pt)

「少女と犬」が加わった

これがあの『不夜城』の馳星周か?
この人こういう作風だっけかと読みながら思った。エンタメ性の強い暗黒小説専門かと思っていた。何しろ上記の1.2作しか読んでないのでイメージがかなり違った。

一応調べてみたが直木賞は7度目の候補で受賞なのだとか。
直木賞を取りたくてこれを書いたとは思わないが、やはり文学者はいつかはより文学的なのを書いてみようと思うんだろうな。

さて本作だが犬を飼ったことがある人はかなり心を揺さぶられるだろうと思う。5年をかけて震災の被災地から熊本に向かった多聞という犬の奇跡の物語である。7編の連作長編になっているが7人(1組夫婦がいるが)の人生のある局面に多聞がかかわる。犬のもつ不思議な力はこういうこともあるのかなと決して話が出来すぎとは思わない。

文庫化するにおいて「少女と犬」が加えられている。事故で両親と片足を失ってしまった少女が自殺まで考えるが多聞との出会いよって再生してゆく。この一編が加わり尚一掃この作品の価値が高まっている。4話目にこの話が出てくるのだが、これがあるかないかでは作品の印象が随分変わってくる。単行本しか読んでない方はこの一編の為に文庫本を手にする価値がある。

北方謙三が解説を書いているが犬との関わりがかなり長かったみたいで、犬の持つ不思議な力とか、馳星周の作家としての変貌について触れている。何しろ直木賞の選考委員の一人で7度の当落にかかわっているのだから思い入れも強いのだろう。(今年で選考委員は引退だそう)
この作品での受賞には大御所もかなりご満悦だったのだろうと思う。
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No.289:
(5pt)

感動しました

とてもよかった。周りの人にもすすめて、みんな良かったと感想をくれました。
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No.288:
(5pt)

面白かった

短編集なので読みやすく面白かった
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No.287:
(4pt)

少年と犬

近所の書店が無くなり購入。今までの作者の小説とは違う、優しくも切ない、そして美しいお話でした
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No.286:
(4pt)

馳星周の新しい一面。

馳星周の新しいストーリーテリングぶりを見せてもらった。意外にまともな感性なのにはびっくりだった。
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No.285:
(5pt)

感動

犬の本能なのか、元の飼い主を求めて日本を縦断する賢さに感動しました。また、途中で会う人の優しさにも心打たれました。我が家もトイプードルを飼っており、一層愛しさを感じました。
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No.284:
(5pt)

現実にあり得るかも

現実にあり得るかも知れない!でも小説の中の話だと、胸を撫で下ろす読後感もある。
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No.283:
(1pt)

あり得ない

本屋にあったので直木賞作品ということで読んだ。
なんで、こんなあり得ないストーリーの数々で単純すぎるこの作品が直木賞とれるのかわからない。
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No.282:
(5pt)

ペットの愛情

読み始めの頃は迷犬マジック風かとも思いましたが違ってました中々良い
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No.281:
(1pt)

死神犬物語

一人目の飼い主=震災で死亡
二人目の飼い主=殺される
三人目の飼い主=殺される
四人目の飼い主=崖から落ちて死亡
六人目の飼い主=恋人を殺した殺人者
七人目の飼い主=熊と間違われて射殺される
何この設定。
そもそも1才の仔犬が、短期間たまに遊んだ子供を探して
仙台から熊本に普通行く?
他にも多数ありえへん設定の数々に閉口。
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4163912045
No.280:
(5pt)

20万人以上の読者に感動の涙を流させた人と犬とが紡ぎ出した名作。

犬は、神から、人を癒す大きな力を与えられている。東日本大震災で、飼い主を亡くした多聞が、5年掛けて、各地で様々な人生模様の登場人物に出会い、彼らの心の中の善なる心性を引き出しながら、癒しを与え続け、最後は、東日本大震災で息子が失語症となったことで、熊本へ移住して農業を営んでいた夫婦に出会う。実は、東北の街で、多聞と彼らの息子の光とは日常的に接触があり、再会が実現する。
 主人公の犬の名は本来は多聞なのだが、出会う飼い主の好みで、タモン、ヤマト、トンパ、クリント、ノリツネ、マックスと異なる名前で呼ばれる。学生時代に感動した米国のオー・ヘンリーの短編『賢者の贈り物』『最後の一葉』を思い起こさせるこの上ない短編。どうしようもない不幸な人生を送っている人々への作者の眼差しが温かく、その気持ちを主人公の多聞の動作や行動に仮託している作風は見事だ。
 東日本大震災、熊本大地震、そして、コロナと厄災続きの日本人にとって、政府の財政的支援もさることながら、本作品は、小説という形で、多くの読者に感動と癒しを与えてくれた。時代状況が必要とした作品である。内容のわかりやすさと多聞と登場人物の魅力から、英訳されて、世界中で読まれ始めていることも納得である。英語版も是非読んでみたい。
 各短編の中では、私は、やはり、主人公と年齢が近いので、老いた猟師が主人公の作品「老人と犬」にはもっとも共感を覚えた。ヘミングウエーの『老人と海』を思い出した。人前で読んでいて涙を誤魔化すのに随分と苦労した。文庫本でハンディなのがよい!
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4163912045
No.279:
(3pt)

出来すぎ

いい話なんだけと出来すぎ感があるかな
犯罪現場まで犬連れて行くかな?ちと強引かな
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4163912045

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